はーい、またわからんヒトはおいてけぼりなラジコンのお話ですよ~(汗)。
DF03Raにユニバーサルシャフトを入れてみました。
今回は社外品を用意。
まぁ魔改造ロングダンパーにした時点で公式戦には出られませんしね。
結局39mmあたりを使用する感じで。
シャフトが路面に対して平行になる車高で、多分一番長い長さなのがこの39mmになるかな?。
でも車高を上げる限界もあります。
フルバンプでは問題無いんですが、一番脚が伸びる位置で、ドライブシャフトが稼働限界位置を超えて外れてしまう事がわかりました。
ロングダンパーのストロークを長いままで使ってるからそうなるんですね。
ダークインパクトのダンパー長のままRaで使用してはいけないと言うことです。
てなわけでストロークを5~6mm短く設定してやります。
空中でスロットル入れてやったときに、シャフトが暴れなければokです。
ま、バンプ側のストロークがあればここまでロングでなくても良いと思うので、ノーマルダンパーステーと、TB04(タイトル画像、公式より引用)などに付いてるショートダンパーに、エンドだけ少し長いものを使っても良かったのかも?。
シャーシを擦らない事も大事ですけどね。
シャフト車ですが、DF03もトルクステアをあまり感じない良いマシンだと思います。
トルクステアと言えば現行ではTB05なども出るのでしょう(ダート車じゃないけども)。
その点だけで言えば、TB04はとても優秀なマシンでした。
今回はTB04を少しだけ語りましょうか。
(あくまで私が個人的に感じた事です)
私も2013~15年あたりはTB04をメインに使用してました。
シャフト車なのですが、横置きモーターだったのでベルト車と同じくアクセルオンで反トルクによりリアトラクションが出る特性でした。
勿論ベルト車とは違う運転が要求されましたが、TB03など、TB04以外の、縦置きモーター式のマシンに比べればスロットルをガンガン握ってしまう私のような人には比較的優しいマシンではありました。
プロペラシャフトの回転方向はTB03やTT02と同じ方向なので左捻りな走らせ方が通用しますし(TB05Fは逆)。
メリットとデメリット
うーん。カーボン混入素材を入れれば入れるほど沼にハマる感じだったかな?。
何も考えず工夫せず入れていいカーボン混入部品はリアスティフナーくらいかな?。
ミッションケース、デフキャリアは入れたいパーツだけど成形が甘いので加工が必要。
シャーシはノーマル一択だったなぁ。
ノーマルでも捻れて成形されてるのにカーボン混入になるとその捻れが戻りにくい。そのうえ走ると車が曲がらない。
真夏でも堅すぎな印象しかないですね。
カーペットならよかったのか?。
熱入れて整形しなおさないと駄目ですが、やはり鍋で煮て、焼きなます感じにした方が材質が柔らかくなって曲がる感じでしたかね。
ぶっちゃけポンダー固定用エリアは無駄だったのでは?と思いますが…くりぬいて03Sアンプを埋めてた人も居ましたし。
強化ギアはノーマルより長持ちしないので丸1日のレースでは使いづらい…。
なので、殆ど素の状態の構成が良かったかな?。
当時なので、TRF418のロアアームと、通常の長さのTRFダンパーを組むのが良かったかな?。
殆どTB04Rの構成に近い感じか。
感覚としては、精密機械として組む必要があり、セット次第でかなり戦闘力が高い。
ただしギア関係が全て長持ちしないので車両の維持に苦労する。
ランニングコストと手間がかかるイメージ。
タミヤグランプリでの運用では、決勝までにギアの磨耗が進んで音が大きくなる事も(真夏)。
そんななか、全日本公式戦タミヤグランプリでは結構ガチャガチャと、遠慮なくぶつけてくる勢が多いのですが(スタート直後の1コーナーは特に酷い)、オカマ掘られるとギアが死にやすかったですね。
TB03ではデフのリングギアのモジュールが違うので、当たり方によってはリタイヤです。
状態維持が完璧なら運転はそんなに癖も少なく、アーム類交換とギア比さえ合えば良いマシンです。
TB03or05に比べると横置きモーターのためにカウンターギアがあり、少し抵抗がある程度。
ま、バックラッシュ管理する場所が多いって事なんですが…。
2016年にTA07がデビューするまで使用してました。
パッと乗り換えた時の感覚は、兎に角メンテナンスがめちゃめちゃ楽と言うこと。
TA07での管理は、クラッシュした場合は別として、各ベアリングの駆動とデフオイルとベルトの状態とモーターのKV値だけ。
TB04ではその他に各部のギアのバックラッシュ管理、デフキャリアの状態(割れる事がある)、シャーシの捻れなどが含まれます。
ちゃんとやろうとすると、TB04の方が何時間も必要とするんですね。
敢えて使うとしたら、少し速いクラスで運用する方がいいかな?。
つか、ギア比オープンクラスならTA05ver.Ⅱだってまだまだやれるので、どっちが?とは言えないかな。
TA05の弱点はステアリング周りにあるので、この辺だけ今時の形式になるだけでTB03もTA05もバケるんですけどね。
TB04はだいぶ今時のステアリングリンクに近い形状してますが、フロントスティフナー周りのシャシーフレックスが硬目なので、ボルトを変えたり抜いたりして微調整してましたね。
設計上、フロントがしなるとステアリングが渋くなる傾向なのであまりしならせられない面もありましたが。
それで行くと、発展系のTB-EVO.6などは結構イケたのでは?と思いますが…。
ミッションケースの剥き出しの樹脂カウンターギアが削れるのは無くならないので、その辺がネックだったようですが…。
やはり、抵抗が少ないマシンとしてはTB03、05あたりに軍配が上がるんでしょうが、
さらにもっと抵抗が少ないTT02と言うマシンもありますので、今時のタミグラのSTクラスみたいな比較的ロースピードなクラスでは有利なマシンはどれ、みたいなのは言えないかな。
抵抗が少ないマシンはレース後半までヘタリにくいので、運用次第で勝ちが見えたりします。
ま、ギア比優遇の有無で優劣出やすかったりしますが、精度の高い組み立てで抵抗を極限まで下げる努力をすべき、と言う衝動にかられます。
ベアリングも洗って抵抗さげて…ってすると、またランニングコストが上がっていきます。
でもま、TB04は正確に組み上げる訓練には最も向いたマシンの一台かと思います。
修行できますよ~。
TB04をちゃんと静かな動作がさせられるようになれば、大体のマシンは組めると言うことになります。
ま、初めてのマシンとか、2台目のマシンとして新車で買って…はオススメは今ではちょっと…個人的にはできかねますけども。
機構は面白いです。
要点だけ押えれば長持ちするとは言えますが…。
まぁTA05とかTA07などのベルト車をオススメしますけどね。メンテナンスが簡単なので。
その他、グリップの低い路面はベルトの方が楽。大パワーなモーターを積んだとしてもベルト車の方が楽ですね。
シャフト車の有利なシチュエーションもありますので、是非使い比べてみて欲しいですがね。
それぞれに魅力のあるマシン達です。
タミヤさん次回はアッパーデッキ無しのベルト車ですって。
オプションで付けるようにするんだろうけど無しじゃアクセルオンでシャーシしなるのでは?。
まーよーわからんw