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2010年08月22日 イイね!

小さめのパトカーたち

小さめのパトカーたち"引き籠もり推進月間"となっている8月は、とにかくブログのネタが枯渇気味。
「そこまでして書くか?」という話もありますが、エントリ日付としては1~2日遅れ気味の掲載になってしまいますが、取り敢えずは毎日分の記事を書き続けていこうと思っているわけです。

そこでネタに困ったときに重宝するのが、私にとって唯一にして最大の趣味(?)とも言える"ミニチュアカー"の話題。
いつかも記したかと思いますが、何といっても24時間、いつでもどこからでもネット上で簡単に予約や購入が出来る時代ゆえ、コレクションは増加の一途をたどっています。

今日、手元に届けられたのはトミカをベースに独自の塗装やディテールアップで商品力を向上させた「トイズドリームプロジェクト」の最新作。
「こだわりパトカーコレクション2」は6車種のパトロールカー仕様のミニカー、1個630円とレギュラー品のトミカよりは高価ですが、"こだわり"を謳うだけあってなかなか興味深い出来ばえに仕上がっています。

このシリーズは今回で2回目のリリース。前回の「こだわりパトカーコレクション」に対して、今回の「2」では機動隊車両の割合がとても増やされました。
ところで6車種が同時に発売となり、私の場合は各1台づつ購入しています。しかし、シリーズとしてはセット販売ではなくあくまでも6車種それぞれが単品の扱い。ゆえに人気、不人気の差も出ると思われるのですが、果たしてどれがもっとも人気を集め、逆に売り場で寂しく売れ残ってしまうのはどのモデルなのでしょうか。

あくまでも個人的な感想としては、人気No.1は「三菱パジェロ警視庁現場指揮官車仕様」かと思います。実車を小さく限られたサイズの中で忠実に再現しようという努力の跡が見られますし、実際に出来ばえはとても良いものです。
逆に余り人気が出ないように思われるのが「トヨタマークX覆面パトカー仕様」。やや安直な作りですし、リアリティという面でも実在する警察車両に対して整合性の取れていない部分が目立ってしまっています。

ところで今年はトミカの誕生40周年という記念すべき年。
20日(金)から29日(日)までは、千葉県の幕張メッセで「トミカ博 in TOKYO」も開催されており、40周年を記念して造られた「プラチナトミカ」「純金トミカ」「うるしぬりトミカ」なども展示されています。

プラチナトミカは非売品ながら、なんと700万円相当とされる逸品。GINZA TANAKAの職人が約1ヶ月がかりで完成させたもので、日産フェアレディZ432はドア開閉やタイヤが動くなど一般のトミカと同じアクションを備えています。
"純金"と"うるしぬり"も非売品のようですが、思い返せば10年前に30周年記念で純金のトミカが限定発売されています。この時はブルーバードSSSクーペで、100台を限定発売。価格は100万円とされていました。

そして今回の40周年記念としては、「超微細加工アルミ製トミカ」が発売になりました。株式会社入曽精密とコラボレートして削りだされたモデルは、60分の1スケールで日産フェアレディZ432を再現。やはりドア開閉やサスペンション可動といった、トミカならではのアクションもしっかり再現しています。
さらに凄いのは、砲弾型のフェンダーミラーまでも削りだしている点。内装も全く手抜かりなく、シートやステアリング、インパネの細かいメーターまでをも再現しています。10
これで価格は20万円、100台限定の完全受注生産。

去る20日から予約受付がスタート、タカラトミーの公式ショッピングサイト「ToyHobby Market」でオンライン予約が可能です。
もっとも20万円と高額の商品ゆえ、さすがに私もそうそう予約は出来ませんが・・・。まだ限定数量には達していないようですので、ぜひみなさん、この機会におひとついかがですか?
 
 
MiniCar|トイズドリームプロジェクト こだわりパトカーコレクション2 (1)
MiniCar|トイズドリームプロジェクト こだわりパトカーコレクション2 (2)
MiniCar|トイズドリームプロジェクト こだわりパトカーコレクション (1)
MiniCar|トイズドリームプロジェクト こだわりパトカーコレクション (2)
 
Posted at 2010/08/26 00:27:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年08月21日 イイね!

日本車の礎

日本車の礎当ブログでもこれまでに何度もご紹介してきている、私のミニチュアカーコレクション。ミニチュアカー収集を趣味としている方は多いと思いますが、それぞれに自分流の集め方というのがあるのではないでしょうか。

例えば特定メーカーの実車をミニチュア化したものを全て集めているという方。フェラーリやランボルギーニといったスポーツカー系モデルは熱心なファンの購入が多そうです。
メーカーではなく、自分の愛車を含め、特定のモデルについて収集しているというケースも多いでしょう。こちらはスカイラインのように長い歴史を歩んでいる車種や、トヨタ2000GTのような今でも多くのミニチュアカーメーカーが製品化している車種のファンが見受けられます。

また車種は問わず、ジャンルで集めるという方も多いでしょう。レーシングカーやラリーカーを集めたり、ル・マン24時間やSUPER GTなど特定のカテゴリーについて集めたり。私の場合は特定のカラーリングが施された特にラリーカーを集めていますが、こうした拘りがあると趣味としては長続きするものです。もっともその分、苦労も多かったりするわけですが。

さて、私の場合は前述のラリーカーもありますが、なにより最近では警察車両のミニチュアが激増中。ではごく普通の車は集めないのかというと、そんなことはありません。このブログでも何台かをご紹介してきていますが、一般車については存在感のある車種や自動車史におけるエポックメイキング的な存在となった車について収集しています。

例えば「ロールス-ロイス ファントム ドロップヘッドクーペ 」。存在感という点では文句無しにダントツの車ですが、それはミニチュア化されても同様でした。言うなれば"無駄の極致"みたいな存在ですが、こうした車を必要とする社会は間違いなく存在しており、その存在は否定されるべきではないと思うのでコレクションに加えています。

また「日産グロリア・シーマ」は、バブル景気を背景にした日本の急速な経済発展に伴い、社会現象とまで謳われた存在になりました。この好景気そのものが虚像的な面もありましたが、日本の高級車市場にとって完全専用3ナンバーボディを展開した先駆者という大きな存在になりました。

そんな感じで増え続けているコレクションに、今回加わったのはEBBROの製品。もしかすると私が同社の製品を購入したのは、これが初めてのことかもしれません。
車種は1958年式のトヨペット・クラウン。現行で13代目を数えるクラウンの初代モデルであり、純国産乗用車として現在の日本自動車産業にとっては礎になった一台です。

この車をコレクションに加えたのは当然と言えるでしょう。ちなみに1/43サイズながらフェンダーにバックミラーが装着されていません。これは当時はバックミラーが義務化されていなかったため、その状態を再現しているからだと思われます。
実は私のコレクションには、この初代クラウンをモチーフに2000年に限定発売されたトヨタ・オリジンのミニチュアがあります。元祖となるトヨペット・クラウンがここに来てようやく加わったことで、ひとつの形になりました。

MiniCar|トヨペット クラウン DX 1958年式 (RS21)
MiniCar|トヨタ オリジン
 
Posted at 2010/08/23 21:50:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年08月04日 イイね!

ぎりぎり及第点の"こだわり"

ぎりぎり及第点の"こだわり"ネタ切れ気味になると登場する、ミニカーコレクションご紹介のエントリ。
今回はトイズドリームプロジェクトの第29弾「はたらくトミカコレクション2」です。

このシリーズは、トミカをベースにして細部の塗装やオリジナルのバリエーション車両を展開しているもの。販売数量限定の受注生産を謳っており、価格はレギュラー品のトミカよりも若干高めですが、人気のシリーズとなっています。
今回のテーマは、名称にもあるように"はたらくくるま"。6車種がラインナップされ、2010年の4月にリリースされました。

この中で個人的に気に入ったのは「国土交通省 河川パトロールカー」と、「NEXCO 衛星通信車」。それぞれレギュラー品のトミカに対して実車同様の塗装を施し、赤色警光灯などを装備させることで実物の雰囲気を巧く再現しています。
一方で、ちょっと残念だったのは「ハイエース 交通鑑識車」と、「日産ディーゼル クオン ミキサー車」。前者は実車の雰囲気を出そうという努力の跡は見られますが、仕上がりとしてはどうも一歩リアリティに欠ける印象。後者は確かにレギュラー品と比較して細部の塗装などを充実していますが、なにか全体的には"スペシャル感"に乏しくレギュラー品との価格差を見ると割高感も覚えてしまう感じです。

「高所高圧放水車 警視庁仕様」は絶版となった旧いレギュラー品の塗色を替えた点が主ですが、車体そのものが旧いものなので塗装も機動隊車両カラーの旧塗装となっている点は悪くないと思います。「函館バス パトカーバス」は、ローカルな話題性のある車両に目をつけた点はなかなかユニークな存在です。

思ったことを勝手気ままに書きつらねてみましたが、トミカと言ってもこのシリーズは子供のおもちゃとしてではなく、コレクター向け商品といった位置づけにあります。
ゆえに、先日のエントリにも記したように"はたらくくるま"について書籍の監修業務も担っている身としては、少々厳しい評価軸で見てしまうのでした。

※写真はイメージ。

MiniCar|トイズドリームプロジェクト はたらくトミカコレクション2
Posted at 2010/08/08 17:11:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年08月02日 イイね!

これが最後のスポーツ・パトカー?

これが最後のスポーツ・パトカー?毎度お馴染みすぎる感じもしている、実在する警察車両をミニチュアモデル化している「RAI'S」。
7月の終わりにリリースされたのは、高速道路を舞台に全国で7台と言われている台数が活躍を見せた、マツダRX-7の制服仕様パトロールカーです。

日本が世界に誇るロータリーエンジンを搭載したピュア・スポーツ「マツダ・RX-7」。ふり返ってみると初代のSA22、二代目のFC3S、そして最終モデルとなった三代目のFD3Sと、歴代の各モデルが警察車両として採用されてきています。
その活躍の場は、一貫して高速道路が中心。各本部の高速道路交通警察隊に配備されたRX-7は高速道路の安全を守ると同時に、時には各本部を代表するパトロールカーとして交通安全啓蒙活動をイベント展示などで展開してきました。

個人的には初代・SA22C型が記憶に鮮明に残っています。当時、トミカダンディでもモデル化されていましたが、単筒式と流線型を組み合わせた三連の独特な赤色警光灯の配置や、後続車両に指示を出すためのリアフェンダーに後ろ向きに取り付けられたスピーカーなどが印象に残っています。また、確か島根県警察に配備された車両だったかと思いますが、「はさぶさ」という愛称がつけられて車体にも記されていたと思います。

二代目は警視庁のみで採用された、パトロールカーとしては稀少な存在。現役の時代に私も首都高速道路でその姿を見たことがありますが、この後継にあたる存在が現在実践配備されているマツダ・RX-8のパトロールカーです。

さて、話は戻って今回モデル化された三代目となるFD3S型のマツダRX-7。
今回は千葉県警察群馬県警察の各高速道路交通警察隊に配備された車両がモチーフとなっています。

群馬の車両については晩年の姿を再現したようで、速度取締用レーダーを搭載していないプレーンな赤色警光灯を装備している姿。一方、千葉の車両は東京モーターショーなどへの展示でもお馴染み、レーダーを装備した国費導入オリジナルの姿をしっかり再現しています。

当時はRX-7のほか、三菱GTOやR34型スカイライン・クーペ、R34型日産スカイラインGT-Rなど、ピュアスポーツタイプのパトロールカーが国費や県費で各本部に導入されて活躍を見せていました。
しかし導入から年数が経った現在では大半が退役したり最前線を退いています。

このようなスポーツカーのパトロールカーは、今後はなかなか現れてこないような気がします。
例外的には最近になって栃木県警察がZ33型・日産フェアレディZを導入しましたが、これは寄贈車ではないかと言われています。
圧倒的に目立つ存在感は交通安全の啓蒙活動などでは効果的かもしれませんが、やはり実用性という面ではクラウンなどに遠く及びません。違反告知も狭いスペースで、場合によっては相勤員は"後方警戒"という名目で車外で待たなければならないなど、現場では不評だったのではないかと容易に想像できます。単なるパトロールでも一日に数百kmを走るわけですから、大人2人がヘルメットを被って乗るには窮屈すぎるようでは、隊員の職場環境としてあまりにも劣悪といえるでしょう。

最近は全国どこでも、街中から高速道路まで"ゼロ・クラウン"だらけというパトロールカー事情。
ちょっと辟易する部分もありますが、思えばアメリカなども特定の車種がパトロールカーとしては広い分野で活躍しているのですから、"はたらくくるま"としてある程度の車種集約が進んでいくのは当然なのかもしれません。

ところで「RAI'S」シリーズ、この春から毎月2台ペースで新製品をリリースしてきています。
まだこのハイペースが続きそうな雰囲気なのですが、集める方としてはついていくのが大変です・・・。
 
MiniCar|RAI'S マツダRX-7 Type RS 1998 群馬県警察高速道路交通警察隊
MiniCar|RAI'S マツダRX-7 Type RS 1998 千葉県警察高速道路交通警察隊
 
Posted at 2010/08/06 19:23:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記
2010年07月11日 イイね!

パトカーだってエコの時代

パトカーだってエコの時代2010年7月5日付のエントリでは先代・日産キューブのパトロールカーをモデル化した、RAI'Sの最新作をご紹介しました。

実はこのキューブと同時にもう一台がリリースされていますので、今回はこちらもご紹介します。
そのモデルは二代目のトヨタ・プリウス。三代目がデビューした現在では廉価仕様として「プリウスEX」を名乗って継続生産されているモデルですが、もちろん警察車両として採用されたのは二代目として現役バリバリだった2004年のことでした。

モチーフとなったのは兵庫県警察の所轄署に配備された車両。小型警ら車に分類される仕様で、街中のパトロールなどに活躍していました。実は私自身、神戸市内でこの車がパトロールしている現場に遭遇したことがあります。夜だったのですが、後方から低速で接近してきた同車はモーターのみで走行していたので、間近に迫ってきてからビックリした覚えがあります。もちろんこの場合のビックリは「車が近くにいてビックリ」と、「現行プリウスのパトカーでビックリ」という二つのビックリが同時にやって来た訳ですが。

ところで警察車両には高い信頼性が求められます。
ゆえに最新機構はなかなか全国的に一気に大量採用とならない傾向があります。オートマチック化も比較的最近のことですし、一時期は直噴エンジン搭載車の大量導入でトラブルが続出して大変だったという話もありました。
当然、最先端の機構であるハイブリッドシステムを軸とした車両は、まずその信頼性や実用性が試されるところ。ゆえにこの車両も警察庁予算による国費導入車ではなく、県警本部予算による県費導入車であることは間違いないでしょう。

一般的にこのような車両は本部のシンボル的な存在とされ、イベントなどでの広告塔的な役割を与えられることも珍しくありません。
しかし前述のように私自身がごく普通にパトロールしている場面に遭遇しましたし、おそらくは日常的に一般の小型警ら車と変わらない使われ方をしていたのではないかと想像します。

さて、ここに来て警察車両の世界には一気にハイブリッドの波が押し寄せてきました。
既に国費でのハイブリッドカー導入は始まっており、各地で目撃情報も発信されるようになってきています。これはハイブリッドカーが本当の意味で普及を始めたことの現れであり、警察車両やタクシーなどといった過酷な使用条件下でも問題ない耐久性と信頼性を備えたことの証であると言えるかもしれません。

愛知などで配備例がある初代プリウス、千葉で排気ガス測定などに使われた二代目エスティマ・ハイブリッド、そしてこの二代目プリウスなどは、まさにエコ・パトロールカーの先駆者的な存在としてミニチュアモデル化に値する存在ではないかと思っています。
 
MiniCar|RAI'S トヨタプリウス(NHW20) 2004 兵庫県警察所轄署警ら車両
Posted at 2010/07/14 02:55:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニチュアカー | 日記

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各種取材やウェブサイトを中心とした制作業務を行なっています。 主なテリトリーは自動車/モータースポーツ、飛行機などの交通関係。 自動車は乗用車からトラッ...
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