
埼玉県羽生市で開催されたイベントに、行ってきました。
ブログアップはしていませんでしたが、実は昨年も行ってます。
そうしたら、みん友の「くうねるくるま」さんも、行かれていたとブログで知りまして・・・
しからば今年はと、同行させて頂きました。
それでは早速、クルマのご紹介をば。
いすゞ ベレット 1600GT
このクルマも、当時とは状況が異なりまして。
希少車だったGT type Rばかりを、イベントで見掛けます。
当時は年1回見られたかなぁの、希少車だったんですけど。
今では逆に、GT type R以外のベレットが希少です。
ベレットは10年以上のモデルライフを誇る、長寿モデル。
それ故に、バリエーションが非常に豊富です。
フロントグリルの変遷も、多種多様。
最近はGT type Rの影響もあり、丸目4灯のイメージが強いです。
ですがそれ以前の丸目2灯も、シンプルでカッコいいですね。
ベレットと言えば、日本初の「GT」。
私もよく混乱するので、この機にまとめておきます。
日本で初めて「GT」を冠したクルマは、ベレット 1500GT。
1963年10月のモーターショーで発表されました。
市販時には1600GTとなり、1964年4月から販売開始です。
対して、日本で初めて市販された「GT」は、プリンス スカイライン GT(S54A-Ⅰ)。
これは1964年の日本グランプリ、参戦用ホモロゲモデルです。
既存のS50(1500cc 4気筒)のボディを改修し延長した、100台の限定生産でした。
これの発売日は・・・あれ? 1964年5月1日!
ということは、発表も発売もベレットの方が先じゃないですか?
通説では、スカイラインが1ヶ月早いとされているんですが・・・
どうやら、3月にカタログは完成していた模様。
結局、4月以前に発売した記録は、見つけられませんでした。
どなたか、スカイラインの発売が早かった件をご存知あれば、ご教示願いたいです。
よろしくお願いします。
ホンダ アスコット イノーバ
このクルマをイベント見る日が来ようとは・・・
「日陰のホンダ車ランキング」があれば、かなり上位に来るはずです。
元々は名前の通り、初代アスコットの兄弟車です。
・・・と言うよりも、欧州アコード、ローバー600の兄弟? というよりは双子です。
初代アスコットが販売されたのは、バブルど真ん中の1989年。
販売の思惑は、アコード/アスコット(直4) > アコスパ/ビガー(直5)
・・・でした。
ところが、フタを開けてビックリ!
高額な直5系の方が、バンバン売れる!
そうですよね、マークⅡBROSが売れまくっていた頃ですから。
そこで実直で華のない直4系には、販売のテコ入れが急務。
アコードを扱うクリオ店には、アコスパがあるの良いのですが、アスコットを扱うプリモ店には、頼みの直5がない!
そこで1992年に投入されたのが、プリモ店専売のイノーバです。
で、結果というと・・・
みなさんの記憶にはないクルマ、ということは・・・
アスコットBROS、残念ながら共倒れとなってしまいました。
あれ? メーターが水平ゼロ指針ですね。
ちなみに初代アスコットは、普通に7時がゼロでした。
ホンダ車で水平ゼロ指針の記憶は、ほとんどありません。
なぜイノーバだけ?
桜井スカイライン教信者の私は、このメーターが見やすく感じます。
日産 プレーリー
これもイベントでは、初めて見ました。
良くぞ残してくれたものです。
発売は1982年。
当時はサニーがFRからFFに転換された頃。
まだまだ「ポストセダン」なんて概念はなく、セダン安泰の時代です。
そこへ来て、背の高い3×3×2の8人乗り。
前列3人乗りなので、これはベンチシートのコラムシフトです。
しかも、このクルマはマニュアルでした。
後席には、乗降に便利なスライドドア。
これこそ、正に現代のミニバンですよね。
まさに、うちのフリードはそっくりです。
37年も前に誕生したクルマの先見の明には、感服させられます。
このクルマの開発主管は、R32スカイラインも担当された伊藤修令(ながのり)さん。
伊藤さんも、まさか21世紀には世の中プレーリーだらけになっていようとは、当時想像もしなかったでしょうね。
日産 スカイライン GT-R (KPGC110型)
伊藤さん繋がりという訳ではありませんが、ケンメリ、しかもGT-Rです。
販売台数は、わずか197台。
歴代GT-Rの中で、もっとも少ない台数です。
普段であれば、GT-Rの写真は撮りません。
おそらく、どなたかが取り上げるでしょうから。
これがケンメリ バンだったら、私の領域なんですけどね。
そんなGT-R、なぜ写真に収めたか?
理由は、これです。
このサインです。
「mary」とあります。
これは初代メリー役ダイアン クレイさんのサインなんです。
凄いなぁ、これがあるってことは、きっと逢われているんですよね。
こんな貴重なものが見られるとは、驚きました。
この日は結局、ダベりながらのブラ歩きで都合4時間。
ひとりだったら、2時間くらいで帰るのですが。
いろいろ話ながらだと、話題が尽きません。
でも、さすがに帰路のジェンマは、疲れました。
今月はまだイベントがあるので、楽しみが続きます。