2016年11月02日
タイヤには適正空気圧というのがある。運転席のドア開けたBピラーの下にシールで記されている。なぜその値が適正なのかは、知るすべはない。使用者はその値に合わせればいいだけなので、特に問題はない。
では、その値をから外れるとどんな問題があるのか考えてみよう。
よく言われるのは、低過ぎると高速運転時にスタンディングウェイブ現象が起きる危険性があると言われている。それに、タイヤが必要以上にしなってしまって、ロードノイズと燃費が悪くなる。タイヤの摩耗も進んで耐久性も落ちる。
では、空気圧は高い方がいいかというと、走行中の熱で温度が上がって圧も上がってくる。負荷がかかり過ぎてゴムがヘタルと思われる。それに、パンパンになったタイヤは路面を跳ねるように転がるので接地面積が減ってグリップも落ちるし、乗り心地も悪くなる。では、どうするのが望ましいかと言うと、冬はやや高め、夏は規定値に、出発前に調整するのがいい。高速運転主体なら、上げ過ぎず下げ過ぎず、街乗りだけならやや高めに。
これだけ気を付けるだけで印象が変わって快適なドライブになること請け合いです。
峠やサーキットで攻める走りをするときには、やや下げるのがセオリーだが、日常は規定値を下回らないように心がけるのがスマートなドライバーだ。
Posted at 2016/11/02 21:54:00 | |
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