5/2 延長戦三日目
この日の朝は、見事な快晴。

この旅始まってようやくのちゃんとした晴れ空です。
ここ道の駅センザキッチンもなかなか面白そうなところですね。次来たとき、食べに行ってみましょ。
さて、この日は、この記録からスタートです。
さて、朝ごはんも早々に、帰路の旅を開始。
晴れたさわやかな朝の海沿いルートのドライブは、最高に気持ちいいんですよね。
窓全開、サンルーフ全開でオープンカー気分。
・・・とか言いつつ、この山陰道は、変に中に入ったり海沿いになったりするんですけどね。
妙な小さな峠もたくさんありますし。
今後に備え、どっかにスタンドないかな~、と走っていたのですが・・・山陰道にセルフのエネオスは無い。
結局、出雲市に至るまで給油できないままに走ってしまいました。
もちろん、休憩も無し。
5時間くらい何とも思わなくなりましたね。
で、出雲のエネオスでこの旅二度目の給油。
記録はまた後で記載します。
出雲を出たら、ひたすら東へ。
出雲からR431で海沿い行こうかとも思ったのですが、結局そのままR9で行っちゃいました。
暫くは問題なかったのですが(相も変わらずクソ遅い流れの障害になる軽はたくさんいましたがね。)
問題は鳥取。
白兎神社から鳥取砂丘の観光地ルートを以下に回避するかが課題でした。
そこで採った解決手段は・・・地元っぽいクルマに付いていく、でした。
途中看板が出ていて知ったのですが、どうもこの辺はシーズンの渋滞が常態化してるらしく、回避ルートが指定されているらしいです。
それが、県道21号線。これで湖山池を周り、千代川から、県道318で鳥取大橋の渋滞を回避しつつ、R9へ。
これが最良のルートでしょう。
この辺り、海沿いの方が混雑区間になるので困ったものです。
さて、鳥取市から先R9は内陸に入っていきます。
単純にそのまま進んだのでは、往路と同じで面白くないし、何より勾配区間があるのが嫌。
そんな訳で、どうせ時間あることですし、R178で海寄りのルートで行く事に決定。
この辺りも走ったことないエリアなので、こういう所走る方が楽しいです。
京丹後は、パジェロミニ時代に、京都在住の友達と一度走ったことがあるので、どこがどこだったか探しつつ走りました。
この日二回目の休憩は、京都府舞鶴。
ここでも変わらず7時間300km無休憩ノンストップです。
必要に応じてクルコンで一息つけるのが良いですね。
電動シートで微調整効くのもGood.
こういう疲れないクルマづくりも、スバルならではですねえ。
で、舞鶴です。
ここでは、以前京都の友達と会った時に入った温泉、たかお温泉光の湯でお風呂休憩。

ジャグジーあるし、露天風呂もある。
泉質もさっぱりするのでいいですね。
さて、ここの温泉では、併設の食堂でこの旅始まって初の海鮮を食べることに(下関のアサリを除く)。
どうせ日中最低減しか休憩しませんし、ここを逃すと食べる機会ないでしょうからね。
というわけで、舞鶴海鮮丼です。

なんとなく、海沿い来たらこういった海鮮丼食べたくなります。普段食べる機会ないですしね。
お腹いっぱいになったところで、本日の目的地越前まで出発です。
ホントはここの温泉入りたかったんですが・・・なんとなくの予想ではだめですね。間に合いませんでした。
ここからは、深夜の越前海岸です。
でも、意外に交通量あるんですよね。みんなどこ行くのかしら←人のこと言えない(笑)
で、到着した道の駅越前も妙に車の台数が多い。道向かいの魚市場の駐車場にもパンパンに止まってました。
なんかあるんですかね。
5/3 延長戦四日目
疲れがたまっていたのか、朝まで大爆睡してました。
この日も、朝は良い天気でした。

朝食にサラダを食べて、早速発進。
この記録からスタートです。

そう、ここの越前海岸の朝のドライブが気持ちいいんです。
福井まで来ると、山陰で嫌になるほどあった変なアップダウンがほとんど無くなり、ほとんど平らになるので楽ちん楽ちん。あの小さな峠が頻発する区間、ストレスたまるんですよね。
で、遅くなってお昼、小松まで到着しました。

このまま素通りしようかと思ったのですが、運転しっぱなしの今回の旅、ぶっちゃけ華が無い。
そのため、寄り道しちゃいました。
寄ったのは、小松空港すぐ隣にある航空プラザ。
入館無料で入れる空のテーマパークです。
しかも、屋内の博物館。
雨の日に、良く子供連れで賑わうそうです。
さて、中に入ると、早速こんな機体がお出迎え。
ピッツS-2B。所謂曲芸機ですね。
中に入ると、名物YS-11のシミュレーターと空港について解説したコーナーがあり、その奥が機体の展示場になっています。入って早々出迎えてくれるのは、ピラタスPC-6ターボ・ポーター。

山岳地や雪上での運用ができるよう、高いSTOL性能と丈夫な機体構造の角型断面の胴体。
いきなりこんなのが出てくるんです。
さらに、奥に進むとけだまさん大好きF-104や、T-33やT-2ブルイン仕様機などが並んでいます。

光の関係で非常に撮りにくいのですが、奥まったところには俺の大好きなF-2のモックアップ(機種のみ&ミサイル)があります。
うん、この曲線美がうちゅくしい。

更に展示機を見ていくと、玲ちゃんの遠いご先祖様たるT-3が。

これ、エンジンはライカミング製IGSO-480型。水平対向6気筒エンジンです。
そういう意味でも、ご先祖様なんでしょうね。
で、そのT-3の二つ隣にいるコイツです。

ドルニエDO28A-1
この見た目。
誰ですか、設計したヤツ。
二階に上がると、航空機発達の歴史が紹介されています。
また、そのつながりで飛行機の動翼系統についても紹介されているのですが・・・なぜか解説役の機体はエアバスA380.

空飛ぶサンパチ君ことオール二階建て旅客機です。
いまや、そんな機体が必要な需要ある路線が無いということで、引退が進んでいる機体なんですね。
(あのB747すら需要無くなって引退しまくってますから)
しかし、もっとメジャーな機体もあったでしょうに。なんでA380・・・。
また、二階展示室には、シミュレーターがいくつか設置されています。

ヘリ・旅客機・F-15と選べて、1プレイ200円です。
ここで金取るんですね。
ちなみに、一回にあるYS-11シミュレーターは1回500円。ホントはこっちやりたかったのですが、予約がいっぱいで諦めました。
で、F-15シミュレーターなのですが、小松空港から能登空港とあったはずなのですが、なぜか指示されるのは未確認紀の追跡。てか普通に旅客機。
説明が少なすぎです。てかなんで内容変わってるんですか。
ワケワカメ。
これなら、うちにあるPCのYSFlightSimuratorやってた方が楽しかったです。うちにもジョイスティックありますしね。
また、模型が多数展示されているのも特徴の一つ。
その目玉がコイツでしょう。

X-2(当時はATD-X)のスケールモデルです。
要するにラジコンですね。
大体の形を作って、実際に飛ばしたらどうなるか、というテストに使われます。
う~ん、たまらんですな、こういう形。
また、各時代の飛行機の模型も展示されています。時代別や、旅客機のグループ。寄贈品?のコーナーもあります。
大体はマトモな展示なのですが、やっぱり変なのが居ます。
コイツとかコイツとかコイツとか。

変態ですね、担当者は。
また、ちゃんとA-10が居たり、F-8が居るあたり、集めた担当者はよく分かってらっしゃるようです(笑)

でもやっぱり、T-2CCVとか、F-2、Su-27とか好きですね。自分としては。

旅客機と言えば、このB787。

このエンジンナセルに色々とヒントがあります。
まあこのエンジン、パワーあるしエコなのはいいけど、本体そのものがデカすぎて、西側機だと外側カバーをバラさないとB747輸送型でも運べないという、色々やベーエンジンなんですがね・・・。
このエンジン噴射口。ギザギザになっているでしょう。
これは、IHIが技術論文を公開しているシェブロンノズルというもので、若干排気抵抗が増える代わりに、騒音を減らすという効果があるものです。
理想的には、中にボルテックスジェネレーターを装備したものの方が抵抗が増えずに騒音減らせるらしいですが。
というわけで、航空プラザはこれで終了。
帰路の旅を続けます。
順調に、と言えるのは、金沢を回避して能登半島の付け根にたどり着くまで。
問題はその先。
小矢部にはアウトレットが存在しており、連休中ということもあって大混雑なんですね。
回避案として能登半島を少し北に進んで氷見から帰る、という案が無くも無かったのですが、こっちも結局混むんですよね。
という訳で、何とか小矢部を抜けた後は、高岡の道の駅で時間をつぶすことにしました。

晩御飯に、富山のブラックラーメン。

その後、車の中で仮眠です。
因みに、ここではスバルの法則発動。
同じレヴォーグの隣に停めさせてもらいました。

後期型GT-S。中をアイドリングストップのスイッチがあったので1.6Lですね。
というか、レヴォーグを見かけたら、大半は1.6だと思っておけばまず間違いはないです。
うちの玲ちゃんのように、2.0Lは少数派なんです。
夜20時ごろまで爆睡した後、再び出発。
やはりこっちは平坦で良いですね。余計なアップダウンが無い。
ま、夜の富山は信号に引っかかりまくるのが欠点ですがね。
結局、家に着いたのは日付を超えて深夜1時半頃になっていました。
仮眠してたんで仕方ないですね。
この日は、最低限の片づけと選択だけして寝ることにしました。
残るお片付けと大雨のせいで汚くなっていた玲ちゃんの洗車は、また翌日。
というわけで、三泊四日、総走行距離2100kmの車中泊旅はこれで終わったのでした。
つづく