昨日アップした第2回1タンク(ほぼ)1000kmチャレンジと、約1年前の第1回とを比較して、脳ミソノータリンですが考察してみたいと思います。
あ、うちのレヴォーグは、B型VMGです。
2.0Lのハイパワーターボの低燃費の真実をお伝えしたいと思います。
まずは分かり易く、いつもの記録を並べてみましょう。
表にしてみました。
同じところ行ってるのに距離がびみょーに違うのは、測定誤差もあるとは思いますが、ルートがちょこっとだけ違います。
第1回は、時間的制約の関係で往路は、糸魚川~朝日、小松~舞鶴東、復路で朝日~糸魚川で高速を使っています。富山は往復ほぼ同じ。帰路で福井を越前海岸通っています。
第2回は、往路で糸魚川~片山津、復路で滑川~糸魚川で高速を使い、往路復路共に越前海岸を通るルートを走っています。
越前海岸通るとそこそこ遠回りになるので、これが距離の違いの原因かなと。
まあ、1.3kmの差なので、誤差みたいなもんですけどね。
距離と言えば、ODOメーター。
計算すると、前回から18430km。これは、燃費の年間記録まとめた時に計算した、年間総走行距離とほぼ一致しますね。
給油量ですが、第1回は、糸魚川付近(869.3km)で給油警告灯が点灯していました。
このため、点灯してからずっと登りで燃費が伸ばせる状況に無く、いつもの塩尻のスタンドまで燃料が持たないと判断されたため、安曇野のスタンドで10Lを指定量で給油し、最終的に給油した給油量との合算値で計算しています。
第2回では、大町木崎湖付近(904.5km)で点灯していました。ここから松本市街地までは、しばらくずっと下り勾配であり、大町までの登り勾配で失った燃費を回復することができるボーナスステージ。概ね18km/L台後半~19km/L台の燃費が出せます。経験上、レヴォーグの給油警告灯点灯は、残燃料10Lで点灯しているようであるため、150km以上走れます。
今回、差は約4L。おおむね70~80kmほど走れる分です。
これが給油量の大きな違いになっているのでしょう。いくら燃費のいいうちのレヴォーグであっても、登り勾配では燃費ガタ落ちですから。
糸魚川までで、以下に燃費を伸ばしておけるか。これがキモなんです。
もっと言えば、下りでどこまで燃費を稼いで、マージンを取れるか。
カタログ燃費達成率は、第1回のこの数字が長らく超えられない壁として君臨していました。
夏場に整流板を入れるまで、気温が高くなってもなぜかこの数字を超えられず、120%台をウロウロして悩んでいた時期がありました。
それに比べたら、今は130%台を出すのがそう難しくなくなっているので、大分燃費が伸びたものです。
ちなみに、第1回時の最終的な燃費計の値がこちら。
*10L給油前の表示です。
第2回時がこちら。確実に伸びています。
燃料価格は、一時高くなって150円台とかありましたが、最近は落ち着いてますね。
これくらいなら許容範囲です。
それに、レヴォーグで燃費記録みてると、1.6L、2.0L問わず、大体13km/L以下の記録ばかり。
その中で、悪くて14km/L台、普段から普通に16km/L以上が出ているうちのレヴォーグなら、ハイオクにした差額を余裕で取り返せるので、何も問題ありません。
では、中間燃費の話をしましょう。
第2回では、往路下りでこんな数字が出ていました。
これが内陸民の特権であり、ハンデでもありますね。
内陸で標高高いとこに住んでれば、往路は下りで燃費爆上がり。
その分、復路でひどい目に会いますが。
舞鶴到着時点では、さすがに20km/L台を維持することは叶わず、19.4㎞/LのMFD燃費でした。
ここから道の駅みくにに到着した時点でここまで燃費が落ちているのですが、風呂晩飯休憩で道の駅越前に行くまでに、舞鶴出発時に落ちた燃費を回復する場面がありました。
このことから、地形要因もあると思いますが、19km/L台で巡行が可能であると判断されます。
以前は考えられなかったことです。
第1回時の中間燃費の写真が残っていないのでここで証明はできないのですが、確実に燃費は伸びています。
経験上、MFD表示燃費が落ちたばかりならば例外ですが、基本的に一度道の駅やコンビニなどに駐車すると、再発進時に0.1km/L燃費が落ちます。
目的地などだと、駐車場から出るときの混雑などで、0.3km/Lほど落ちることも珍しくありません。
これがNA、ターボ車の欠点ですね。再発進時は、モーターアシストもしくはモーター走行モードのあるHVが有利です。
その分、ターボが有利なのはエンジンを回している高速やバイパス等での巡行時。この条件なら、モーターの使い方にも寄りますが、基本的に排気からエネルギーを回収しているターボが最も輝く場面です。
逆に言えば、運用に制限があるということです。燃費を出したいなら。
だから、信号が点滅モードになって引っかかりにくい深夜帯で、かつ信号の少ないルートを通ることが必要になります。
地図を読み、地形と道を把握してルートを構築する能力。これが必要になってくるんですね。
高速? 時間的に使うこともありますが、全編使うのは負けだと思ってます。
基本的に下道で燃費伸ばしてナンボですよ。
浮かした燃料代が飛んでっちゃいますから。
ドライブの目的にも寄りますけどね。ケースバイケースです。
今回のドライブで、ルート的な問題点が浮上してきました。
それは、越前海岸です。
いままで、信号と交通量が少なく、勾配も多くないということで越前海岸を通るルートをよく使ってきました。
このルート、確かに信号がほとんど無く、上手くいけば燃費も伸ばせるんです。
伊かのような問題点が出てきました。
①片側交互通行
最近土砂災害が多く発生しているのか、単に年度末によるお役所の散財的なものなのかよく分かりませんが、多くの斜面補強工事を行っていて、片側交互通行箇所があります。
これの繋がりが非常に悪く、青になって進めたと思ったらすぐ次の片側交互通行箇所の信号に引っかかったりします。
②漁村部
越前海岸は、古くからの漁村部や旅館が立ち並ぶ所を国道が通過するコースになっています。
人がほとんどいない深夜帯ならまだいいんですが、時間を間違えると漁業関係者のクルマが多く通るようになりますし、旅館関係なのか路駐が相当多くなっていたりします。
他に道通すところが無いのでしょうがないんですが(こっちは、通らせてもらってる外様で、優先は地元の方にあります)、これに捕まると燃費は伸びません。
安全第一です。
③地形と勾配
比較的平坦ではあるんですが、とはいえ海岸沿い。
急カーブも多く、小規模な勾配が多々あります。
これが地味に燃費に響くんです。
今のうちのレヴォーグのチューニング状況では、そういう細かいカーブや勾配が繰り返される所の燃費は伸びません。
多少勾配が急でも、直線的なルートの方が燃費が伸びます。
空力が効いてると思うんですが、下りで結構伸びるんですよ。今までよりも伸び幅が大きいんです。パワーも上がっているんで、上り坂による影響が少ない。
まだ試してないですが、越前海岸に行かず、国道8号を通った方が良いのかもしれません。
ただし、坂井から福井鯖江と市街地を抜けるコースになるので、信号が多い。時間帯を間違えるとかなり混雑します。難しい判断ですね。
そういえば、パワーが上がったせいなのか、燃費が伸びる目安としていたアクセル開度5%以下をキープするのが難しくなってきました。
ちょっと踏むと多めに開いちゃうんですよね。
またアクセルペコペコやって、スロットル開度を補正掛けてあげないといけないかもしれませんね。
踏むときに低開度側を細かくやって学習させるかな・・・。
俺の踏み方が悪くなってきているのかもしれませんが。
基本的に雑でいい加減な人間ですからねぇ(笑)
右足クルコンが狂ってきたかな?
舞鶴編はこんな感じですね。
1タンク1000kmチャレンジやろうとすると、場所の候補難しいんですよね。
舞鶴は、片道480kmと程良く、かつ燃費も狙えるルートなのでちょうどいいんです。
他に考えられる行先としては、こんな所でしょうか。
①秋田
往復で狙うなら、以前のエコからオフで行った秋田県の秋田ふるさと村で片道540km。これを行くなら、糸魚川もしくは上越で一旦満タンにして再度帰路上越もしくは糸魚川で給油するのが良いかもしれません。1000km届かないですけど。でも、途中給油無しだと多分届きません。行けなくもないけど、ギリギリ過ぎる。
②Karonさんち
去年のGWにお邪魔した現在のエコから最大のライバルたる某猫さんが住むKaronさんち。
うちから片道960~1030km。下道ならね。
高速で行くなら、北陸回りにすればちょうど1000kmで行けそうです。
聞く所によると、nekyoさんがリベンジに燃えてる(燃えてた?)そうなので、これを行ってみても面白いかもしれないですね。
高速だと面白くないけど、時短のためにはアリかな・・・。
現地で給油すれば、後捨て燃費にして玲ちゃん乗ってもらいながらいろいろ巡って、帰りにまた給油の後にチャレンジとかできるし、これはこれでいいな。
遠いのが問題と言えば問題だけどね。最低3日必要になる。
相談してみよう。