年度末。まあどこも忙しいですよね。
うちも例外ではなく、人数が足りて無いこと、工期が集中してることもあり、ひたすら深夜まで会社でパソコンとにらめっこ。
休日も無く、泊まり込んで作業する日もありました。
もうくったくたです。
疲れ果てたsinano氏(代理)
そんなわけで、癒しを求め、そして0.2%の差で勝ちを持って行かれそうになっていることへえの対抗心も燃やしつつ、燃費と相性の良い北陸へ行くことにしました。
sinano「れ゛ぇぇいぢぁぁ~ん」
玲「トトロですかw」
sinano「ま、5月じゃないけどな」
玲「はいはい。それで、どうしたんですか?」
sinano「ようやく仕事一段落着いたからさ、どっか行こうかと思って」
玲「あら、この間の1タンク1000kmチャレンジでそこそこの記録出たからもう今月は良いや、とかいってませんでした?」
sinano「そうなんだけどさ、これ見ろよ」
玲「あら山ありさん・・・って、負けてるじゃないですか。しかも0.2%の差って」
sinano「この間のチャレンジはそこそこ無理してたのもあるけど、この差は悔しいじゃんね」
玲「確かに。十分巻き返せそうな記録です」
sinano「だからさ、もったいないとは思うんだけど、売られたケンカは買ってやろうと思うのよ」
玲「なるほど。確かに、これは対抗心煽られますね」
sinano「水平対向エンジンだけに、ってな」
玲「それでなんですけど」
sinano「どした?」
玲「いきなり走り出しちゃってますけど、今回はどこへ行くんです?」
sinano「ああ、北陸だよ。正確に言えば、いしかわ動物園」
玲「あら、カピバラやトキがいる所ですね」
sinano「そそ。ほら、今回は対抗心むき出しってのもあるけど、大前提として癒しを求めに行くってのがあるからさ」
玲「なるほど、動物の癒し効果は馬鹿にできませんものね。クルマである私にはできないこともありますし」
sinano「拗ねんなって。玲も今回の癒しドライブの大事な主役だよ」
玲「ホントですか?」
sinano「ここ最近遅くまで仕事してたり、会社で寝泊まりして作業してたこともあって全身バッキバキでさ。座椅子に座ってるよりかは、玲のこのスポーツシート座ってる方が姿勢良くできるから矯正的な意味でもいいんだ。それに、単純に運転するの好きだしね。このスムーズな感覚。もう最高だ」
玲「ふふっ。ありがとうございます、マスター」
sinano「さ、行くぞ。いざ北陸の地へ」
玲「イエッサー」
sinano「って、雪降ってんじゃねーか」
玲「これ、積もりそうな勢いですよ」
sinano「天気予報ちゃんと見てくるべきだったなぁ。大丈夫か?」
玲「今の所路面は大丈夫ですけど・・・油断せず行きましょう」
玲「とうちゃーく。さ、行きましょマスター・・・ってあれ?」
sinano「zzz」
玲「ふふっ、疲れてる中、深夜ドライブしてきたのですものね。少し寝かせてあげましょうか」
暫くの後に
sinano「―っはうぁ!?」
玲「ビックリした。妙な声出して飛び起きないでくださいよ」
sinano「今何時?」
玲「えっと、10時ちょっと過ぎですね」
sinano「もうオープンしてんじゃねーか。なんで起こしてくれなかったんだよ」
玲「あれだけ眠そうにしてて何言ってるんですか。フラフラのまま園内行かせるわけにはいかないでしょう?」
sinano「・・・それもそうか」
玲「まあ、食事タイムとかのイベントはまだまだこれからです。目が覚めたところで、早速見に行きましょう」
sinano「おう」
目的地その① 「いしかわ動物園」
sinano「さぶい」
玲「夜中も寒かったですからねえ。信州に比べて暖かいこちらでも、やっぱり寒いは寒いですよ」
sinano「見てみなよ。みんな寒いって寄り集まってる。丸くなってるのも居るなぁ」
玲「ホントだ。こっちのワオキツネザルたち、暖かいライトの下に集まってます。みんな寒いんですね」
sinano「元気そうなのも居るが」
玲「レッサーパンダですね。確かに、これくらい体毛あると暖かそうです。ふふっ、可愛い」
sinano「こっちのちっさいのもな」
玲「みんな良い表情してますね」
sinano「まあ、外は寒いけど中は暖かいよな」
玲「警戒心ゼロですね」
sinano「うちの実家のネコでも、・・・いや、こんな寝相してることもあるか」
玲「ふふっ、どちらもネコ科ですもの。大きいだけで、やっぱりネコなんですよ」
sinano「ネコの名前の語源は、良く寝るってことから寝子ってのがあるらしいしな」
玲「まんまですね。というか、昨日までのマスターもこんな感じでしたよ」
sinano「マジで?」
玲「で、一番見たかったカピバラさんは?」
sinano「お、風呂入ってるww」
玲「ホントに入ってるんですね。初めて見ましたよ」
sinano「暖かいのかな、アレ」
玲「どうでしょう? 地獄谷のニホンザルは、時期も時期なのかもしれませんけど、ちゃんと湯気が立ってて温泉に入ってる感がありますが」
sinano「湯気経ってないもんなぁ」
玲「でも、気持ちよさそうです。いい顔してますよ」
sinano「確かに」
sinano「
」
玲「はい?」
sinano「
」
玲「いやだから」
sinano「
」
玲「分かんないですって」
sinano「しゃーねーな。日本語に訳すと『あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~』」
玲「・・・」
sinano「だまんないでww」
玲「何を言うかと思えば」
sinano「いやだって、ウサギだぞ。ぴょんぴょんするだろ」
玲「分からなくもないですけど、でもマスター、ごちうさ難民じゃないでしょう?」
sinano「うん。見たことないw」
玲「じゃあなんでそのネタ」
sinano「いやまあ鉄板だし」
玲「ちなみに、みなさんマスターが言っていた上の言語分かったりします?」
sinano「お、トキ里山館は入れるようになってる」
玲「子育てシーズンだとかで公開停止になってたんでしたっけ」
sinano「うん。入るのは久しぶりだ」
玲「でも、どこにいるんでしょう?」
sinano「あそこじゃね?」
玲「裏から見れそうですね。でも、子供ってどれでしょう?」
sinano「わからん」
sinano「いや~、いろいろ楽しめた」
玲「動物は良いですね」
sinano「写真撮るにも面白いからな。触りたかったが、まあ今回はパスで」
玲「色々ありますからね。ただでさえ、花粉症がひどいですから」
sinano「花粉なんて滅んでしまえばいいのに」
玲「まあまあ、そう言わずに。それで、次の目的地はどこですか?」
sinano「最終的には氷見に行こうと思うが、その前に寄り道」
玲「というと?」
sinano「行ってのお楽しみだ。入れるかどうかわからんしな」
玲「分かりました」
本編未採用の写真はこちら
目的地その② 「千里浜なぎさドライブウェイ」
sinano「よっしゃ入れた!」
玲「わ、すごーい」
sinano「微妙に曇りなのが惜しいな。これは前回のドライブと同じか」
玲「逆光ですしね」
sinano「でも、これはこれでいい写真が撮れそうだ」
玲「ふふっ、よろしくお願いします」
sinano「はい、おねーさん。こっち視線お願いします。そうそう、片腕挙げて、足はこう前に出して」
玲「・・・なんか言い方いやらしいですよ」
sinano「すまんw」
玲「満足しましたか?」
sinano「ふぃ~、もうお腹いっぱい」
玲「綺麗に撮ってくれたなら良いんですけど」
sinano「後で見せるよ。さ、次行こう。あんまり遅くなると、氷見で飯が食えなくなる」
玲「りょーかいです」
目的地その③ 「道の駅氷見」
sinano「間に合ったか」
玲「いろいろ食べられそうですね」
sinano「どうすっかな~。氷見だとうどんも良いし、氷見牛もいいなぁ」
玲「私はます寿司食べたいです」
sinano「お、良いね。お土産に買っていくか」
玲「はい」
sinano「食った食った」
玲「氷見牛のハンバーグ、おいしかったですね」
sinano「ラーメンも捨てがたかったが、閉まっちゃってたもんな」
玲「仕方ないです」
sinano「それで、だ。風呂なんだが、もうちょっとしてから入ろうかと思うんだ」
玲「あら、なぜです?」
sinano「まだ日が高い。どうせなら夕方に入りたいじゃんね。景色見れるわけでもないけど、なんとなく」
玲「そうですね。ではどうやって時間潰します?」
sinano「実はちょっともう限界なんだ。後ろで寝かせてくれる?」
玲「でも、車中泊セット持ってきてないでしょう?」
sinano「毛布ありゃ寝れる。枕は、そこの厚手の上着折れば良いし」
玲「朝早かったですものね。分かりました。お腹いっぱいになったことですし、ひと眠りしますか」
sinano「おう。夕方になったら起こしてくr――zzz」
玲「寝ちゃった。よっぽど眠かったんですね」
sinano「―はにゃ?」
玲「zzz」
sinano「暗い・・・暗い? もう夜じゃねーか」
玲「・・・ますた?」
sinano「玲も寝ちゃってたか。時間は・・・まだ問題なく風呂入れるな」
玲「あ、ごめんなさいマスター。起こすの忘れちゃってました」
sinano「眠かったのはお互い様か。ま、しゃーない。風呂入って目を覚まして来ようぜ」
玲「はい。・・・てか私お風呂(温泉)入ったら錆びちゃいますけどねw」
sinano「メタい発言禁止」
玲「え~」
sinano「ふぃ~、さっぱり」
玲「良い温泉でした」
sinano「さて、眼が冴えてるうちに帰ろう。冷えると一気に眠くなる」
玲「了解です」
sinano「フムン、燃費はこんなもんか」
玲「あれ、ここで書かないのですか?」
sinano「うん。この記録は来月分に持ち越すことにする」
玲「その意味は・・・まあアレですね」
sinano「後のブログでアップするのでお楽しみに」
sinano「帰る前に寄り道」
玲「会社に寄ってどうするのですか?」
sinano「洗車だよ。この時間じゃスタンドやってないからな」
玲「あ、なるほど」
sinano「海岸どころか、砂浜走ったからな。しっかり落としとかないと」
玲「そうですね。錆びるのは嫌です」
sinano「車の方の玲ちゃんは、こっちのシャワーなら平気だからな」
玲「ふふっ。じゃあよろしくお願いします」
とまあこんな感じで、癒しを貰いつつ3時に帰宅。
強行軍なドライブでした。
良い写真撮れたし、満足ですよん。
うん、満足。