いろいろ取り付けたので、その効果を検証するべく遠出してきました。
今回の行先は富山県氷見。
以前冬に一回行ったんですが、その時は温泉だけで何もできなかったので、今回は何か美味しいもの食べたいな~、ということでの選択です。あと、距離と方角がちょうどいい。
長くなりそうなので、弄りと旅の内容で②分割とします。
ではまず何を弄ったのかを紹介していきましょう。
①REWITEC 燃焼エンジン用コーティング剤『PowerShot®』
https://minkara.carview.co.jp/userid/2471517/blog/38337838/
前にも投稿したエンジンコーティング剤です。これはまだコーティングの距離稼ぎの途中なので、今回は紹介だけで。
入れたのが前回オイル交換してから2500㎞の段階なので、4000㎞になったらおおむねコーティング完了になります。あと600㎞程ですかね。
②デッドニング
思うところあってやらなくてもいいかと思っていたデッドニングに挑戦してみました。
しかし、写真を撮ったと思ったらカメラにメモリーカードが入っていなかったというオチが・・・
なので製品情報だけ載せておきます
主にこの2つ
【2396】デッドニングキット オールインワンモデル
http://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=2396
【2405】ボディデッドニングキット
http://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=2405
ボディデッドニングキットは主にリアトランクを取り外した所(ジャッキとかがあるスペースです)に貼り付け、届く範囲で後席ケツ下にも貼っておきました。
③噂のトヨタ式アルミテープ術
何度かブログでアップしたアレです。
今までは作業終了が日没後であることがほとんどで写真を撮るに取れなかったのですが、今回氷見に行ったついでに貼り付け場所の写真も撮っておきました。
ここに貼ってあります







今回のテストは上記3つの効果検証が主になります。
それと、せっかく遠出するので群馬で果たせなかった燃費アタックも決行してみました。
①のREWITECはまだコーティング途中なので何とも言えません。それに今回は条件が複合的過ぎてよく判らないというのもあります。保留!
②のデッドニング
音は良くなったと思います。・・・たぶん。なにせ自分耳が良くないもので
一つ言えるのは重たくなった、ということですね。なにせ制振材が重い重い。キットの重量の大半はこれではないでしょうか。
その重さがいくつか面白い効果を発揮しているようです。
○ドアが閉まりやすくなった
静音化シリーズでドア用のモールを追加してあるので、ドアはやや勢いを付けないと半ドアになることが多かったんです。それが嘘みたいに小さな力で閉まるようになりました。ドアに重りが付いているようなものなので、勢いが付きやすくなったんでしょう。
・・・ただ一個不思議なのは、窓を開けていると上記のように良く閉まるのですが、窓を完全に締め切ると半ドア率がかなり高くなるようです。もしかして、デッドニングによってドアの気密性が上がり、それが影響しているのかもしれませんね。
○不快な振動が減った
足をKYBに交換し、インチアップによって扁平率が80→65になっているのでやや路面の振動を拾いやすかったんです。しかし、ドアとリアトランク下に制振材と言う名の重りを追加したので、良い感じに振動を重さで押さえてくれてる感じがあります。
・・・まあ制振材で振動が減ったのをそう勘違いしているだけかもしれませんが。
なんにせよ、思いもよらず乗り心地が向上しました。ヤッタネ!
○巡行性が増した
制振材を追加するということは≒重量が増加する、ということでもあるわけで、それが結構巡行性に影響を与えているみたいです。
具体的には『発進時、いつもより重たく感じる』『一回勢いをつけたらかなりスピードに乗りやすくなる』と言った感じです。
まあ逆に言えばストップ&ゴーの多い町中区間が余計に苦手になった(燃費的に)というわけで、今までよりもさらに長距離巡行に性能を振った感じになりました。まあこれはこれで目論見通りなわけで。発進時がちとめんどくさくなったくらいで、個人的には良い感じ。
しかし、見事にハイブリッド車の思想と逆をいく仕様になっていきますなw
○経済巡航速度が変わった?
今までは経済巡航速度は6~70km/h位だと思っていたのですが、今回の旅ではもうちょい上の80㎞ちょっとまで出しても燃費が伸びていることが確認できました。重くなったことで巡行性能が良くなったとことがこんなところにも影響しているようです。
ただ、どんな速度でもスピードに変動があると燃費には良くないようで、なるたけ一定速で走ることが望ましいようですね。
つまりは、燃費向上運転のコツが『3000回転縛り』と『経済巡航速度60~70㎞/h』から『キックダウン防止』と『一定速度走行』に変わってきたわけです。
『キックダウン防止』・・・これをやると一気に燃費が落ちます。登りはある程度仕方ないかもしれませんが、それでも勢いをつけて何度もキックダウンを繰り返すような走りをやめ、また発進時にもなるべく少しずつゆっくりと踏んであげることでキックダウンさせないようにしてあげることが大事って訳です。とはいえ、これがなかなか難しい。インチアップしてタイヤの幅が広くなったことでキックダウンまで結構粘るようにはなっているのですが、ホンの数ミリ踏むだけでキックダウンしてしまうこともしばしば。これをいかに防ぐかという、ATのくせにひっじょーに微妙なアクセルワークが大事になってくるわけです。難しいですが、なかなかどうして遣り甲斐がありますヨ!メンドクサイですけどw
『一定速度走行』は上に書いた通りです。
③のアルミテープ
実は昨日の時点で少しだけテスト走行していたんです。その時はデッドニングによる重量増加が目立ち、『なんか重いな・・・』という感想を持っていました。
しかし、今日走ってみると不思議と動きが良い。
昨日と今日の違い・・・そういえば昨日は雨が降った後で、ボディが濡れた状態でした。今日は気温も高く天気も晴れで、思いっきりボディも乾いていたので、それが影響していると思われます。『静電気を逃がして帯電を減らし、ボディからの気流の剥離を提言する』という技術なので、濡れていない方が確かに効果はありそうですね。
このアルミテープの効果で以前から取り付けてあるボルテックスジェネレーターがより効果を発揮しているようにも感じます。ボディからの気流の剥離を低減し、それを整える。まさしくうちの相棒は空力マシンと化した訳です。
この効果には感動したので、その辺のアルミテープを使って一部裏返して表裏の導通を図って・・・とめんどくさいことをやるのではなく、ちゃんと表裏で導通が取れているアルミテープを注文しちゃいました。これで接触面積が増え、更に効果が期待できるかも。届き次第もっと多くの場所に貼り付けてみたいと思います。
そして最後に燃費アタックの結果をば。
まず出発前。半分くらい残っていたので富山で給油すればいいかな、とか思っていたのですが、せっかくなので先に給油して燃費アタックをやりやすくしてみました。
8/21 朝 263.5km 68846km SynergyF-1 19.32L @126円 13.64km
・・・最悪でした。予想以上に燃費が伸びていません。
今回は群馬からの帰りとこっちでの町乗り分なので、確かに燃費条件的にはよくはないんですけど、どうしようもないですね。
んでもって旅の終わりに再給油。半分ちょっとの減り具合です。
8/21 夜 390.6km 69236km SynergyF-1 22.20L @126円 17.59km
お、もうちょっとで給油量ぞろ目、とか思っていたらかなりの高燃費です。てかまたもや最高記録の更新となりました。
行きに富山市街地まで到達した時点での『今回の燃費』表示が17.8くらいで、18の壁が厚いな~と思っていて、帰り道は国道8号を良い感じに走っているときで『今回の燃費』表示が16ちょっとだったのであまり期待してなかったんですけどね。とはいえ確かに燃料ゲージの減り方はいつもより少ないな、とは感じていました。
うんうん、いいねいいね。これぞうちの相棒の真骨頂だよ。
そうそう、自分がいつも話している燃費系の表示というのがこの『今回の燃費』になります。要はエンジン起動~現状(エンジン停止まで)の燃費を表示しています。そのため、走り始めは距離を稼いでいないのであまり正確に出ず、ある程度距離を走ることでストップ&ゴーや上り下りなどの条件が平均化されて実燃費に近い値になっていきます。そのため、全体的には短距離では燃費が悪く、長距離で燃費が良く表示される傾向にあります。
行きは射水港までノンストップで走っていったので、こちらの方がより実燃費に近い値だったようです。とはいえ、信州~富山だと行きは基本的に下りで帰りが上りになるのでこの17.8と言う値は下り補正がかかっているもんだと思っていましたが、案外これくらい走っているようですね。何よりです。
このように正確性と言う意味では少々疑問符のつくこの燃費表示ですが、キックダウンしたり上りで踏んだりしていれば一気に値が落ちてくるので、なるべく落ちないように走るように心がけていればいい燃費に繋がるということで一つの参考表示として使っています。
弄りと燃費アタックはこんなところです。
ではその2 旅の内容に続きます