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2018年05月29日 イイね!

第一次乗換計画 第六章 二つの"レガシィ"

今まで口だけであった乗換計画。これを本格稼働させてきました。
土曜に、先日のブログで挙げた保険屋に紹介してもらった中古車センター併設のスバルDに行き、話をしてきたからです。

さて、話してきたことは以下のつ。
①今のクルマと使用状況
②なぜ乗換を考えているのか
③数ある車の中で、なぜスバルなのか
④スバルの中で、どの車を選んだのか


①について
これは普段自分のブログを見てくれている方には言わずもがなですね。
低燃費長距離特化仕様。普段使いは一切無し。長距離ドライブ専用。燃費アタック競技用。
軽オフロード車の定番パジェロミニとしては盛大に間違った使い方。
まあでも、おそらくパジェロミニ界では全国最強クラスの低燃費車両にはなれたと思います。
これを話すのが一番楽しい。
スバルの人だって、このクルマが燃費悪いのは半ば常識として知っているでしょうからね。
あの驚きようを見るのが面白いんです。

②について
これは過去の第一次乗換計画のブログで散々挙げている通りです。
10年10万キロを目前としていること。
今の車中泊込の長距離ツーリング専用という使用条件において、明らかに今のクルマが適していないこと。
実質一人乗りであり、誰かを乗せて走りに行くことがほぼ不可能であること。
これが乗換を考えている大きな要因ですね。
要は、車が今の状況に付いていけなくなっているということです。

③について
まず大前提として、『ステーションワゴン』『フルタイムAWD』『2Lターボ』。この条件が挙げられます。
この時点で、選べるクルマは数あるものではなくなります。
比較的マトモなワゴンがあるのは、スバル、マツダ、トヨタ、三菱。(日産は論外。あそこの車を選ぶのは自分の良心が許せない)
そして、2Lターボで絞るとマツダが抜けます。あそこはディーゼル押しですし、排気量が中途半端なクルマも多いので。
一番問題になるのがフルタイムAWD。ここで自分が一番言いたいのが、フルタイムAWDにも種類がたくさんあるということ。広義には普段二駆で必要に応じて四駆となるAWDもフルタイムに含まれるということ。単純にカタログ上でのAWD(4WD)という言葉を信用することはできないということです。
ここで光ってくるのが、スバルのVTD-AWD方式とAYCやACDに代表される三菱のAWC。
常時四輪駆動をを前提とした上で、曲がりやすさと安定性を両立するシステム。これこそが自分の求めているAWDなのです。
二駆で懲りたので四駆にしようとしているのに、普段二駆とか意味がないですから。
この時点で残るのはスバルと三菱。しかし、三菱には自分の求める『GT』が無い。
長距離を快適かつ安全に走るためのクルマ。その定義の上でステーションワゴンであること。
三菱にはエボワゴンがありますが、あれは車両特性的にスポーツ性に振り過ぎており、スパルタン過ぎるのです。タンク容量も小さいですし。
そんなわけで、スバルを選んだという訳ですね。
特にVTD-AWD。コレのために選んだと言っても過言ではありません。

スバルのAWDには大きく分けて4種類あります。
○ビスカスLSD付センターデフ方式
一番基本となるAWDですね。駆動力配分は50:50。ただし、MT車のみ。
○アクティブトルクスプリットAWD
AT車での基本となるAWD方式ですね。いわゆるスタンバイ式に分類されるシステムです。
ただし、他のスタンバイ式と異なるのは、常時四輪駆動を前提としているシステムであるということ。
60:40の駆動力配分を基本とし、100:0~50:50まで可変配分します。ただし、このような極端な駆動力配分となることはあまりないようです。
FFに近い安定性を重視したAWDということですね。
○DCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)方式
みんな大好きWRXに搭載されているシステムです。複合遊星歯車(プラネタリーギヤ)式センターデフ+電磁式LSD+トルク感応型の機械式LSDというかなり複雑なシステムとなっており、自分で駆動力配分を変更することができます。もちろんオートもあり。
41:59を基本としており、詳細は面倒なので省きますが、デフをフリーから直結までターンインから立ち上がりまで変化させて積極的に曲げることを目的とした、実戦でコンマ一秒早く走るためのシステムですね。
○VTD-AWD
ヴァリアブルトルクディストリビューションの略で、不等&可変トルク配分電子制御AWDの意です。複合遊星歯車(プラネタリーギヤ)式センターデフ+電子制御LSD(油圧多板クラッチ)という構造を持ち、45:55という後輪寄りの駆動力配分を持つシステムです。こちらもAT車用。
ちなみに、国産車ではほとんど類似システムの無いスバルの独創的なメカの一つです。
AWDでも曲がることを目的としたシステムで、初代はアルシオーネSVXから6気筒やターボなどの高性能車に搭載され続けているスポーツ志向なシステムですね。とはいえ、低ミュー路面では直結状態に近くもなり、VDCからのデータも併せて制御しており、スロットル開度やエンジン回転、車速、前後輪の回転差などから車の状態に合わせてトルク配分を連続可変制御。こちらは45:55~55:45間で制御しており、確実な四輪駆動と安定性、曲がりやすさを兼ね合わせています。
特に後輪寄りの駆動力配分をしているところが良いですね。以前SJ型フォレスターを運転させてもらいましたが、あちらはターボでもアクティブトルクスプリット。運転間隔は前輪が特に引っ張って行っている感覚がよく分かりました。
普段乗っているのはパートタイム式で基本後輪駆動なパジェロミニ。いろいろとどうしようもないところはありますが、縦置き4気筒エンジンと後輪駆動の組み合わせは自然そのもの。この感覚は構造的に決して前輪駆動で味わえるものではなく、AWDにするにしても、後輪寄りの駆動力配分という点は重視したいのです。

④について
スバルの中で上記の必要要件を満たしている車は今のところ2車種。レガシィツーリングワゴンとその後継車種となるレヴォーグ。
レガシィであれば、BP5型2.0GT系列。理想的にはアイサイトVer1搭載車。妥協点はSIクルーズでしょうか。
レヴォーグなら2.0GT-S。1.6では、走行性能のすべての面で性能が不足しており、自分には不要です。STIスポーツはあの内装が気に入らない。乗り心地の良さはとASP標準搭載なのはいいんですけどね・・・。



さて、これらの希望に対し、担当者さんとの話は次のようなものでした。
①レガシィは厳しいのではないか?
開発にかなりの資金が投入されており、非常に完成度の高いクルマであるのは認める所だが、いかんせん古い。今からしたら10年前のクルマになってしまいます。そのため、何かと修理費用が掛かってくることが予想される、とのことでした。それに、エンジンがEJ20であるためタイミングベルトの交換が必要。それもお高い。そして、その修理費用は、工賃はまあまだともかく、パーツ台が年々値上がりしている点が注意ということです。半年ごとに価格が見直されていますし、そもそも開発に金を掛けただけあって一つ一つのパーツが高い。
それゆえ、2~3年でいいから乗りたいというのであれば止めないが、今後5年~8年と長期間乗ることを考えると、特に初めてのスバル車であるということもあり、年齢的にも勧めない、とのことでした。
それにそもそも、球数が思ったより少ない。人気だっただけあり、状態良い個体であれば尚手放さないということだそうで。

②レヴォーグの方が現実的には探せるけど、やっぱりこっちも球数が少ないよ
レヴォーグの販売比率は、1.6:2.0で9:1位。みんな1.6なんだそうです。
その中でカラー指定(1位ブルーグレー、2位ホワイト、三位ラピスブルー)だとさらに少ない。
2.0Lを選んでいる時点でやんちゃというか、あまりブルーグレーのような落ち着いた色は出ないんだそうです。リセールバリューが悪くなることもあり、新車販売の際にも止めておいた方が良いと言っているとか。現実的にホワイトですかねえ。それも好きなのでいいんですが。
ちなみに、A型は却下。最低でもB型、理想的にはC型が良いですね。後席の居住性が改善されていること、ガラスの板厚アップとウェザーストリップの二重化(ちゃんとやるならD型インプからリアを流用するべし)等、静穏化が進歩していること。そしてアドバンスドセイフティパッケージが選択できるようになっていること。この点が良い所です。探すのはこちらでお願いしておきました。

③大穴S4はどう?
これがまた意外なお話でした。
以外にS4が安く手に入るということなんですね。
世の中常に最新を求める客層が一定数居る様で、かつMTがダメでターボだとS4という選択肢が出てきます。ワゴンよりセダンの方が剛性が高いから、ということで選ぶこともあるようです。
その結果、S4はかなり型落ちでの値落が大きいらしく、同じ条件ならより安く買えるんだそうです。
まさかの大穴。もしどうしても希望に合う車種が無いならS4を検討に入れてもいいかもしれません。一応、トランクスルー構造になっているので、後席を倒せば足伸ばして寝られますからね。


ざっと、話してきたことはこれくらいです。
後は、オイル交換(レ・プレイアード・ゼロ0W-30)の予約をしてから帰宅しました。
帰宅後友達が遊びに来ていたこともあり、ややうろ覚えになってしまっていますが。
何というか、ここにきてレガシィよりもレヴォーグが上に上がってきましたね。

せっかくなので、両者の特徴をまとめてみましょう。
【レガシィツーリングワゴン(BP5・2.0GT系列)】
○良い点
・EJ20ターボ
・VDC搭載
・VTD-AWD
・車重1500kg切と軽量
・タイヤサイズが215/45/17
・サッシュレスドア
○悪い点
・アイサイト(Ver1)車は超希少
・最終型で9年前であり、経年劣化による故障が予想される
 その場合、修理費用が高額
・タイミングベルト交換に費用が掛かる
・状態の良い球がかなり少ない
・ヘッドランプがHID

【レヴォーグ(VMG・2.0GT-S)】
○良い点
・FA20DITで300馬力、タイベル交換不要
・アイサイトVer3
・VDC搭載
・VTD-AWD
・ヘッドランプがLED
・サッシュレスではないこと
○悪い点
・タイヤサイズが225/45/18
・車重が1500kgオーバー
・2.0GT-Sは球数がやや少ない(レガシィよりかは現実的)


こんなところでしょうかね。
まあ妥協ではなく、現実的判断をすると思います。
どちらにしても、自分にとって良いクルマであることは間違いありませんから。

まずはオイル交換。
そして中古車探しは巡り合い。良いものが出てきてくれることを願いましょう。
Posted at 2018/05/29 18:55:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「奥様のムーブカスタム、SOHが56%とヘタりまくっていたので交換。古河のウルトラバッテリーのアマゾン版UB.ACIES M-42に交換しました。
さすがの性能ですよね、明らかにエンジンの周りもいい。リアクターテープをちょいと貼っておきました。」
何シテル?   12/08 07:48
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