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2018年07月19日 イイね!

コダワリのコメ

買いこんでいたコメが切れたので、仕事帰りに買ってきた。

この時期ならまだ死ぬほど暑いので、無洗米ではなく普通のコメで良い。
そんなわけで今回選んだのがコレ。

信州こしひかり 長野県たてしな産 御泉水米

いつもだったらコシヒカリじゃつまらんと言ってあきたこまちを買っているのですが、今回は産地と名前に惹かれて買ってみました。
立科と言えば、佐久盆地南部で八ヶ岳の北麓。標高が6~800mとあるので、八ヶ岳に近いところなのでしょう。
となれば、名前からして地下水を使用している米だと思われます。
地下水の専門家をやっており、いくつも八ヶ岳方面で井戸の掘削や調査に携わってきた身としては、八ヶ岳の地下水の旨さをよく知っているつもりです。
自信を持って旨い水と言える地域の一つが八ヶ岳。
特に、自分が過去飲んだ地下水の中で最強レベルに旨い水がこの地域にあります。

八ヶ岳北麓の井戸の多くは、八ヶ岳起源の火山噴出物層である八千穂層群から採水しています。
ここで豆知識。
なんで火山噴出物で地下水?
地下水とは、地層中の間隙を流れる水を差します。
要は、砂礫層など、隙間のある地層の所じゃないと地下水が無いってことなんですね。まあ裂カ水など岩盤中の水もあったりしますが。
そしてこの有効な間隙を持つ地層の一つが溶岩層なんです。
溶岩と言えば、火山から噴出したばかりのドロドロのものを想像するかもしれません。
確かに、それも溶岩の一面ではあります。
ただ、冷えて固結した溶岩と言うのは結構スッカスカなものなんです。
理由はいくつもありますが、分かりやすいものとしては『冷えて固結するときに、キュッと締まって隙間ができる』、『内包していたガス成分が固結する際に抜けて空隙ができる』と言ったものがあります。
溶岩自体、火山の中地下奥深くにあるときは膨大な圧力にさらされており、それが解放されることで膨張したりします。火山の標高を考えれば、その上にどれだけの地層が乗っているか想像つくかと思います。その圧力はかなりのもので、それが無くなるだけでかなりのエネルギーが解放されてしまうものなんですよ。火山の水蒸気爆発は主にこの原理です。地下水がマグマの熱で沸騰して爆発するタイプもあったりしますが。
とまあこんな感じで、溶岩層は有力な帯水層足り得るんですね。

上記の最強にうまい水も、八千穂層群が水源です。トンデモナイ量を汲める最強クラスの井戸で、その味も抜群。
このコメの水も、おそらく農業用水として地下水を使っていると思われます。標高の高いところであれば、有効に使える河川水も少なかったりしますしね。もちろん場所に寄りますが。
そのため、今回は地下水的な観点からこのコメを買ってみた次第です。

当然、信州産であることが大前提。
愛国者でもあり愛県者でもあるので、信州産にはこだわりがあるんです。
他県産に惑わされたりしません。

さてさて、どんな味なのか。
炊き上がりが楽しみですね♪
Posted at 2018/07/19 20:04:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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