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2018年08月16日 イイね!

燃費を考察する

思い付きでいろいろ並べてみた。

対象は、低燃費仕様を開始した2016年6月からの燃費記録。
これ以前は燃費を気にしてないため、対象としていない。

まず、対象期間の燃費記録一覧を並べ、季節との相関性を考察してみた。
altaltalt
一番上の画像に示したが、1~3月を赤、4~6月を青、7~9月を黄、10~12月を緑とし、大まかな季節と区分した。
これをグラフに直すと以下のようになる。
alt
オレンジのラインがカタログ燃費である。
これを見ると、カタログ値を下回るような低い燃費は、秋からスタッドレスに履き替えた冬に目立つ。
16年は夏場も下回る記録がいくつか出ているが、当時は低燃費に試行錯誤していた時期であるため、やむを得ないかもしれない。
詳細は毎回の燃費記録記事に譲るが、山へ行ったり、群馬へ行ったことが多く響いているようだ。
17年冬は、車の修理があったため、ほとんど燃費記録を投稿していない。これも例外であろう。
冬場のスタッドレスで燃費が悪くなる理由は、17年冬までは15インチサイズの重い車外ホイールを使用していたことが大きな原因として挙げられる。ただし、データが少ない為参考。

逆に、燃費が伸びる季節を考えると、黄色の夏場が目立つ。
ここで言う良い燃費とは、17km/L(カタログ燃費達成率:118%)以上を指すものとする。
最近もそんな傾向を感じていたが、やはり気温が高くなる方が燃費が伸びるのかもしれない。
18年期は春先も燃費が良いが、これは全体に気温が高かったことが関係しているかもしれない。
気温データを入れようかと思ったが、移動距離が大きくどこの気温を参照するべきか定かではなくなるため、あえて入れていない。
エコから杯参加者のコメントを見ると、『春先から秋口の比較的涼しい季節に燃費が伸びやすい』と多く見受けられるが、ことこの車においては、部分的にしか当てはまらないようだ。

夏場に燃費が伸びる理由を考える。
一つは、長距離を走ることが多くなることが挙げられるかもしれない。
一般に長距離を走った方が燃費は伸びやすい。
そこで、季節ではなく、走行距離と燃費の関係をグラフにしてみた。
alt
これを見ると、17㎞//L以上が出ている航続距離は、300~400kmの区間に多い。
これは、夏場600㎞程度を安全航続距離とするうちの車においては、50~66%の航続距離である。
16km/Lまで基準を落とすと、その範囲は全域に広がる。

距離に注目するならば、600km以上の航続距離が目立つだろう。
この区間になると、ほぼすべての記録が17km/Lを越えてくる。この航続距離となると、間違いなく給油警告灯が点灯している。
給油警告灯が点灯する航続距離で区分するなら、550km程度まで入る。この航続距離を入れると、15km/L台もあり、あまり良い記録とは言えなくなる。ただし、これはスタッドレス履き替え前後の季節に長距離を走行した場合も含まれる。

ここで一つ注意。
この航続距離とは一給油区間におけるものであり、一ドライブ単位ではないということである。
一ドライブ単位ならば、一泊三日で1000㎞以上走行することもある。
この場合、給油区間が400~600km程度で分割されるため、上記の300~400kmの航続距離で燃費が良くなる理由の一因となっている。

距離の目安だが、300kmとは上越までの往復、400㎞は氷見までの往復、500㎞は金沢エリア(特にいしかわ動物園)や新潟市付近(マリンピア日本海など)までの往復、600kmは坂井市~加賀市付近までの往復となる。
概ね、金沢や能登島までは無給油往復可能距離であり、福井や京都(舞鶴)方面まで行くときは、分割給油となる目安である。
良く行く区間は、500km前後が多い。

また、大前提としてこの2年間はチューニングに費やした期間である。
その場その時のチューニング内容も大きく燃費に影響している。


総合すると、自分のパジェロミニは、夏場の気温が高い時期に400km前後or600km以上を走行した時に燃費が良い傾向にある、ということだろう。
まとめるのが難しい結果である。
いろんな意味で特殊な車なのであろう。

そもそも、パジェロミニで燃費を追及することそのものが間違っているのかもしれないが。
今でこそ少数居なくもないが、基本誰もやらないからこそ、結果を出してしまったからこそ、自分がやるしかないと思ってやっている。
19km/L、カタログ燃費達成率130%以上の燃費を達成した今、このクルマの低燃費は一つの区切りを迎えて、攻略法は概ね確立したと言える。
このクルマで十二分以上に燃費でケンカができている事実があるのだから。

このクルマで学んだことは多い。
ターボ車の燃費における優位性、後輪駆動の操縦性の良さ、デッドニング等音響チューニングの効能・・・挙げればきりがない。
だが、目指す方向性は定まっている。
『ターボエンジンを使用した低燃費』
これが今のテーマである。カッコつけて言うならば、『ターボ系低燃費マイスター』を目指す、ということだ。
次のクルマ選びも、これを基準にして選んでいる。
今のこの特殊な車で学んだターボ系低燃費理論がどこまで通じるのか、楽しみだ。
Posted at 2018/08/16 14:17:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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