先日装着したドアスタビライザーモドキ。




新潟県立自然科学館に行ってきたので、往復500km分の走行テストができました。
さて、この日は先日の大雨の後で、朝方の気温がかなり低い状況だった。
白馬で1度と言う表示を見たくらい。
その上、日本海は荒れており、途中にあった吹き流しによれば、ざっと風速8~10mクラスの風が吹き荒れていた。
当然、そんな状況では燃費が出るはずもないので、それ以外の点での評価を。
また、前日にアライメントとタイヤのバランス取りをやってもらい、アライメント、特にトーは可能な限り0にしてある。空気圧は前後2.8.タイヤは225/45/R18のレグノGR-XⅡ。
ドアスタビモドキを装着直後から感じていたが、やはり車の動きが軽い。シュッと加速する。
トーをコンマ以下までキッチリ0にしてもらっているので、転がり抵抗は最小限のはず。(タイヤ自体の性能を除く)
それもあってか、ホントに良く加速する。
シュッと加速して、アクセルを抜いて低燃費巡航モードに入れる。これが燃費走行の秘訣。長々と加速していては、ロックアップしないのか、燃費ゲージはプラスに振れてくれない。
最も、今回は往路が追い風でよかったのだが、復路が向かい風で酷い目に遭った。
さて、ドアスタビモドキでのこの変化。
前にも書いたが、前後方向につっかえ棒が入ったようなもので、それによるボディ強化が効いているのではないだろうか?
今まで入れていた車体強化系のパーツは、STIのフレキシブルパーツ3点セット、COXボディダンパー、赤骨(フロントショックアッパーサポート、リアロアアームサポート)の3種。
赤骨は、主に足回りに効かせるパーツで選定している。フロントのは、Fサスをしっかり動かすため。リアのは、リアサスのよじれを抑えてまっすぐタイヤを動かすためである。
フレキシブルタワーバーとCOXボディダンパーで横方向に補強が効いている状態だった。
そこに加えたドアスタビモドキ。
これは、ドアとピラーを密着させることで、ドアそのものをつっかえ棒の役割としてボディ強度を出すもの。モノコックボディだからこそ余計に効く。
横方向に加えて前後方向に補強したことで、箱モノとしてボディ剛性が相当上がった状態になっていたと考えられる。
これだけ聞くと良いように思えるが、大きな欠点が浮き彫りになった。
それは、乗り心地の悪化。
フレキシブルパーツを入れる前のような、足の硬さを感じる。
アライメント調整後に担当してくれた店長が試乗した際に『レヴォーグってこんなに硬かったでしたっけ?』と言っていたので、自分の錯覚ではない。
足が硬いことによる路面の細かい振動を拾う。
そして、段差があると、『ガンッ』というボディに響く衝撃が。
これらは、フレキシブルパーツ投入前に感じていたのと同じようなものだ。むしろ、それより硬いのではないかと感じる。
*フレキシブルパーツ投入から半年。それ以前の感覚は忘れつつある。正確な比較はできないが、『ガンッ』と言う衝撃は同じような感じ。
フレキシブルパーツ投入によって、乗り心地は劇的に改善していた。
『ガンッ』と言う衝撃は無くなり、足の硬さは感じるものの、ボディで衝撃を受け止めるのではなく、足がしっかりと動いて衝撃を受け止めている感覚があった。
これが全くもとに逆戻りしてしまった。
フレキシブルパーツは、必要な場面では踏ん張るが、それ以外の場面では力を『いなす』ようにできている。
これは逆に言えば、力が逃げている状態になっているのではないだろうか。
地面からの反動だけでなく、エンジンパワーも逃げている。そう感じる。
取付が11月だったということもあるが、以来全く燃費が出ない状態が続いている。20km/L(達成率150%)には遠く及ばず、燃費の良いはずのルートに行っても130%しか出ない。もっとも、今年は気温が低い為、と言うのもあるが、どうにも燃費がイマイチ伸びない感覚は取付以来ずっとである。
加速フィーリングが良くても、この衝撃は耐えられない。
ボディ各部にダメージが行きそうな気がする。
そんなわけで、解決策を見つけるまでは、撤去しておこうと思う。
もしくは、撤去した状態のままでも、力をしっかりと伝える方策を見つけるか、である。
乗り心地を落とさずに、あの加速フィールを実現したいものである。
Posted at 2021/05/04 15:06:56 | |
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