土日は母校信大の院にいる友人と二人で温泉旅に行ってきました。
1日目
研究で買っている虫さんたちの世話があるとのことで、午後につくように友人(いもむ氏)の居る上田へ。
もちろん、経由するのはいつもの道青木峠。ホントここの道は景色も良いし、程良く峠してるので走っていて楽しい道です。
そうそう、今回新たにエーモン『風切り音低減フィンセット』をもう1セット購入したので、それをボルテックスジェネレータとして使う実験も兼ねてます。これについてはまた後でピックアップした記事を挙げたいです。
旅のお供はフィンセットと一緒に購入したCD。マクロスΔのOPEDの入ったワルキューレのファーストシングル。OP「一度だけの恋なら」、ED「ルンがピカッと光ったら」、挿入歌「いけないボーダーライン」、これら三曲が入ってますが、なかなかどうしてこれが中毒性が高い曲で、何度も繰り返し聞きたくなるような曲でした。
マクロスシリーズは高校時代に深夜の再放送で初代『超時空要塞マクロス』を見てVF-1にハマって以来全シリーズ視聴してますが、今作『マクロスΔ』は曲の完成度がかなり高いのでお勧めです。
話が脱線しました。
友人宅に着くと衝撃の事実。『明日の虫の世話無くなったから、明日は一日フリーになった』とのこと。
元々今回の温泉旅は炭酸泉に行きたいということで御嶽方面を考えていたのですが、虫の世話があって午後からしか行けないということで上田佐久方面に変更した経緯があります。しかも、それの通知が来たのはお昼チョイ過ぎ。ちょうど自分が青木峠でヒャッハーしてる時です。
・・・もっと早く言ってくれ。
まあ明日はさておき、今日どこへ行こうかという話になって、せっかくなので温泉以外にもどこか行こうということになりました。
それで思い付きで決めた行先が佐久PAに隣接する佐久スキーガーデンパラダ。ここの昆虫体験学習館です。
http://www.saku-parada.jp/
行ってみるとこれまた朗報。ちょうどこの期間だけ入場料が無料とのこと。
中は博物館というにはちょっと狭いですが、多くの昆虫にの標本が展示されており、また実物に触れられる体験型の内容がなかなか面白いです。そして何より珍しいのが、サナギの抜け殻の標本が飾ってあったことです。成虫の標本は全国に数多ありますが、サナギの抜け殻の標本というのは綺麗に採取するのが難しいらしく、なかなか見かけないものです。
・・・っていもむ氏が言ってました。
昆虫館と堪能したらなかなかいい時間。せっかくだから静穏化の効果を堪能させてやる、ということで佐久ICから中部横断自動車道へ。いもむ氏はノーマルのTA型パジェロミニのVR-Sに乗っているので、この静音ぶりに驚いていました。
中部横断自動車道と言えば、佐久から南下して山梨へと向かう路線。松本から北アルプスを抜けていく中部縦貫自動車道と名前が逆だと思うのは自分だけでしょうか・・・?
夕方でいい感じに日が暮れてきた頃に目的地の温泉に到着しました。
望月温泉みどりの村です。
http://www.midorinomura.jp/
林に囲まれた温泉で、露天風呂からの眺めがまたいい感じ。宿泊施設もあるとのことで、信州に遊びに来られた方は一度行ってみてはどうでしょう?
温泉を堪能したら次の日の計画を立てました。
せっかく明日フリーになるのなら、御嶽方面へ行ってみようじゃないか、と。
そんなわけでいもむ氏宅にて夕飯を作って食べたのちは、二台そろって自分の家へ。
御嶽方面となると自分の家が中信で中継地点になるので、彼の帰りの足を確保するという意味で二台で行きました。



途中のコンビニにて。いもむ氏とは付き合い長いですが、二台並んだ光景を見るのは初めてです。
TA型VR-Sと前々期ABA型リミテッドエディションVR。
形式による違いもありますが、カラーリングから来るイメージの差が大きいですね。
今度はどこかで明るいタイミングで並べて撮ってみたいものです。
二日目
今日も我がパジェロミニを駆って二人旅です。
天気もばっちり。いいお出かけ日和でした。
松本盆地を抜けて一路木曽路へ。
ここは知ってて思ったのですが、いったいどこまで塩尻市が続くのだろうか。市町村合併でよほど各市が大きくなったんですかね。上高地行っても松本市ですし。
最初の経由地点は御岳湖の東端牧尾ダム。



青々しいダムの色と山々の緑のコントラストがいい感じ。
そしてまたダムの手前にかかる橋が良い。←橋フェチ
ここだけでしばらく時間がつぶせそうです。
牧尾ダムを後にして御岳湖に沿って西進すると次の目的地御岳自然湖です。

西進中の道。この狭い感じがまたいいですね。
マウンテンバイクの大会をやっていたらしく、各所に汚れたマウンテンバイクに乗ったライダーたちが走っていました。

この御岳自然湖、昭和59年9月の長野県西部地震で発生した御嶽山の山体崩壊。それでせき止められた王滝川にできた湖です。
カヌーで散策できるみたいですが、今回はその用意もしてきてませんし、予約もしてないのでまた今度ですね。
しかし良い光景です。癒されますねぃ。
お次の目的地。
まあほとんどノープランだったので、この辺の紹介が書かれていたHPを参考に滝越地区へ。
ここの水交園に立ち寄ってみました。
ここにはかつてこの地で王滝森林鉄道として活躍していた通学列車やまばと号の機関車と客車が保存されています。



お昼はここで手打ちそばを食べました。
うどんと違ってそばは作り手の個性がはっきり出るもんですよね。以前体験で自分で打った時は、その後のちゃんとしたそばと比べると実に残念な出来だったことを思い出します。
そばといえば、食後の蕎麦湯ですが、皆さんはこれをどう飲みます?
いもむ氏はそのまま飲む派、自分はつゆに入れて飲む派です。
午後は御岳湖の周りをドライブした後、お楽しみの温泉にGo!
・・・の途中でやっぱり寄り道。


看板によると清滝とのこと。奥に神社のようなものがあり、白い服着た団体さんが水を汲んでいたり、滝での修行場が整備されてりしてました。


滝の水しぶきが良い感じですね。
でも、地質屋としては「御岳だから火山の溶岩なのかな~」とか「どんな変成作用受けてるのかな」とか、こっちにも目が行ってしまうのはもう性ですね。

そして寄り道その2
そういえばまだちゃんと御嶽拝んでなかったと、御嶽の良く見えるポイントで写真撮影。



そして寄り道の先が目的地の一つ『おんたけ高原温泉こもれびの湯』です。
http://ontake-kyukamura.net/spring/
かなり強い炭酸泉で、館内外にある飲泉の蛇口からは天然サイダーを飲むことができます。
ただ、味の方はというとかなりエグみがあるので、完全に人を選びます。w
ただ、かなり炭酸のシュワシュワ感があるので、口に含んでみると面白いですヨ。
そしてもう一つ。
二本木温泉 二本木の湯
http://www.nihongi-spa.com/
ここもかなり強い炭酸泉です。飲泉はできませんが、湯につかると体中に無数の泡が付くこの感じがイイ!
今回は入りませんでしたが、近くに足湯もあるそうです。
これらの炭酸泉に入ることが今回の旅の最大の目的でした。
湯につかった瞬間から体に着く無数の気泡のシュワシュワ感。以前氷見で入った温泉で経験してから病みつきになったこの感覚をいもむ氏にも体験させてあげたくて企画したのが始まりだった程です。
信州では木曽方面に多いこれら炭酸泉。
信州に来られたら一度は入ってみてはいかがでしょうか?