とかタイトル付けてますけど、要するに日本海までスタッドレスの皮むきを兼ねて温泉に行ってきた、というお話なのでございます。
出発は朝8時。
気温はマイナス5度。
車もカチンコチンです。でも大丈夫。
フロントガラスに雪用のカバーをかけておいたんですね。(写真撮り忘れたけど)
もっとも、サイズ足りて無くて、上下幾らかはカバーしきれないのですが。
これをアイサイト部分に合わせて掛けておけば、朝一の出発も問題なしです。
とはいえ、FA20DITは温めないと回りが悪いとDで言われてきたので、幾らかのアイドリングが必要です。
このアイドリング、結構燃料食うみたいです。信号待ちとかもそうなのですが、エアコン点けてなくても結構食う。
ターボであるが故、ビフォア―&アフターアイドリングはタービン保護のために必須です。
ちょっと対策が必要ですね。
走り出して思うのは、やっぱりトルクが太い。
以前のEJ20をあまり知らないので、昔のスバル車との比較ができないのですが、ホント低速からモリモリトルクで乗りやすい。
良いですね。
さて、今回が初の中距離ドライブで、県外に出たことになります。
そこまで走ると、いろんなことが見えてくるんですね。
行きはアイサイトを積極的に使って走行してみました。
全車速追従クルコンと、Ver3からの機能であるアクティヴレーンキープ。
この機能は、信号の少ないバイパスでも有効です。
ただ、一般道の定め、両側の境界線がハッキリしない所が多く、積極的に使えるかと言われるとちょっと怪しいところもありますが。まあ新しめの道ならレーンキープがつかえます。
これ使うとホント楽なんですよね。
前の車に追従して停車までするし、発進はちょこっとアクセル踏むか、スイッチを入れるだけ。
走ってる間は、レーンキープもあって、手を添えてるだけ。
超楽です。
ただ、これで燃費が伸びるかと言われると、ちょっと疑問符が。
アイサイトの制御では、加速が早いんですよね。グワーッと加速するんです。
もっとゆっくり加速してあげないと燃費は伸びません。
また、追従時は、前の車に引っ張られた加速をするので、これもまた良くない。
さらに、一定速度を常に維持しようとするので、地形の勾配で加減速が多くなる。
この辺は、ある程度ファジーな操作のできる人間の方が上ですね。
多分、高速みたいに加速・勾配変化の少ないところで使う分には有効なんだと思います。
下道ではまだまだ、自分の右足の方が性能は上ですね。
あ、でも疲れた時は有効ですね(笑)
足はやっぱり固いんだと思います。もちろん路面によるので一概には言えませんが、ふんわりゆったりした乗り心地の良さとは別次元の足のセッティングです。
これで乗り心地が悪いかと言えば、そうじゃないのが面白い。
確かに跳ねますし、路面の状況を良く拾うのでガタゴト言ってます。
でも、これの良さは、路面に吸い付くような乗り味なんです。
多少勢いよく曲がってもほっとんどロールしません。
STIスタイルパッケージが入っているのもあり、まさにオンザレール。
その曲がる時も、VTD-AWDとアクティヴトルクベクタリングによって気持ち悪い位ぬるぬる曲がります。
お主FRか!?
そういいたくなるくらいです。でも、FRより間違いなく安定しているので、ちっとも破たんしません。
乗ってて笑いが止まらなくなりました。
そうそう、このクルマにはサンルーフが付いています。
行きの午前中は寒くて開けられませんでしたが、午後に使ってみました。
いやー、これの開放感良いもんですね。
室内側のカバー開けて空が見えるようになるだけでもかなり違います。
乗る前は重くなるし要らねー、と思ってましたけど、あったらあったで良いもんですね。
で、話をアイサイトに戻します。
行きの道中、思ったより燃費が伸びないのは、アイサイトが悪いのではないかと、途中でスイッチを切り、自分で運転してみました。
どうやらこっちの方が燃費の伸びが良さげな感じです。
同じルートをアイサイトと自分で比較した訳ではないので一概に言えないかもしれませんけど、エコゲージの振れ具合は、自分でやった方がプラス側に延びる感じですね。
このエコゲージが面白いんです。
普通の車によくあるのは、エコランプ。
ランプが付いてる間はエコ運転してますよー、ってやつですね。
でも、スバルのこのエコゲージは、現在の燃費を基準に、より伸びていればプラス側に、落ちていればマイナス側にゲージが振れる、というものです。

ゲージの振れ幅によってもどれだけ燃費が伸びているか分かるので、単にランプが付いてるだけのものより視覚的に燃費走行がやりやすくなっています。
先代(5代目)レガシィに比べ、飛躍的に強化されたSGP以前のシャーシの完成形とも言える剛性を持つレヴォーグ。それは走りにも効いてきますが、音にも聞いてきます。
テキトーなセッティングにしてあるだけなのに、いろいろやったパジェロミニ時代より音質が良いと感じます。
でも、その内不満出てくるんだろうなぁ・・・。
走りのインプレはそんなところで。
目的地はいつもの所。
道の駅うみてらす名立です。


上越と糸魚川の中間にあるので、行きやすいんですよね。
それに、露天風呂から見る風車と日本海が絶景なんです。
日替わりの温泉も面白いのでGood。
風景も良いですよ。

日本海見たのも久しぶりな気がする。
太平洋よりこっちの方が好みなんですよね。
良いなぁ。
着いたらやることと言えば、車の撮影。


”(*>ω<)o"クーーッ カッコイイ‼
やっぱイケメンですね~。
そうそう、道の駅の端っこで、さくっとデッドニングしてみました。
車高がほっといても低いので、結構ロードノイズ入ってくる感じがしたんですよね。
そんなこともあろうと持参していた制振材と吸音材。エーモンの奴です。
それをトランク部分に貼ってみました。

お手軽施工ですね。
これが結構効くようで、帰り道は体感できるレベルで静かになってました。
旅の様子は大体こんなところです。
ここまで読んできてくれた皆さんは、そろそろあの話題が気になってますよね。
では、燃費の話と行きましょう。
今回は中距離で、300km程度だったのですが、一度生の状態での燃費を知りたかったので、エコから参戦は規定上不可能なのは承知で、一度給油して満タン燃費を測定してみました。
まずは、参戦要綱の大前提たるカタログ燃費です。
その値は、実は持ってるB型レヴォーグのカタログを参考にします。

以前高速道路試乗会に行った時に貰ってきたものです。
あの時は、将来自分が乗ることになるとは思っても見なかった・・・。
で、このカタログの2.0Lのページ。

スーパースペックですねぇ。
素晴らしいパワーです。
で、このパワーがどれくらいの燃費を出すかというと

13.2km/Lが基準となるカタログ燃費となります。
エコからでは厳しいと言われているJC08モード燃費ですね。
では実際の値を紹介しましょう。

12/16 293.7km 39528km ENEOSハイオク @151円 19.32L 15.20km/L
そこそこの燃費ですね。
今回はノズルの差し込みがやや甘かった感があるので、もしかしたらちょっと多めに入ってるかもしれません。
車載燃費計は、最高値で18km/L台まで出ていました。
市街地入ると燃費落ちますね~。
日本海からの帰りも、クソほど遅いトラックに捕まってしまったので、それもあると思います。
てか、満タン法で多少誤差があるであろうとはいえ、燃費計と実燃費が結構差がありますねえ。
複数回記録を重ねて分母を増やしてみないと分かりませんが、あくまで参考値ですね、燃費計の値。燃費計マイナス1.5km/L位とみておくべきでしょうか。
あ、例によって例のごとく、高速は一切使っていません。下道のみでの記録です。
さて、気になるカタログ燃費達成率です。
15.20÷13.2=115.2%
神の部としてはそこそこの記録でしょうか。出発地がマイナスの世界ですし、スタッドレス履いてますしね。
実燃費あんまり出てないなー、と思っていたのですが、達成率で見ると、冬の時期のパジェロミニとあまり変わりませんね。
よく見ればカタログ燃費、レヴォーグの方が悪いんです。
レヴォーグ:13.2km/L
パジェロミニ:14.4km/L
そう考えると、まあまあの値なんだと思います。
カタログ燃費を余裕で越えてくるあたり、良い素材ですねレヴォーグ。
これくらいの記録が出れば、冬のエコからでは上位入賞の可能性があるんですけどね~。
給油率が全然足りて無いので、まあ参考値です。
写真で見ての通り、1/3手前位しか減ってません。
ちなみに、レヴォーグのタンク容量は60Lがカタログ値です。それで見ても大体1/3.
結構正確な値を示しているのかもしれませんね、燃料計。
そう考えると、300kmで1/3手前だから、航続距離は900~1000km前後。
ということは、500kmくらいは最低でも走らないと、エコからには参戦できないということです。
参戦が厳しくなりますなぁw
燃費が良すぎて困っちゃう、なんてw
さて、レヴォーグ初めての県外中距離テストはこんな感じでした。
今回はあくまでノーマル状態での燃費を取ることが目的でもあったので、伸びしろはまだまだあると思います。(ま、アンダースポイラー全部付のスタイルパッケージ車ではありましたが)
風切り音も気になりましたし、なんとなくダウンフォースが強すぎる感があるので、ボディ回りの整流化を進めていけば、まだまだ燃費は伸びると思います。
とりあえずの実績は出しました。
燃費の神の皆さん、待っててくださいね。
その内上位に復帰しますので(笑)