2011年の総括とマシン分析

お疲れ様です。続いて２０１１年の総括をしたいと思います。

今年の目標はこんな感じでした。

●TC1000 これは3月の毒蝮走行会でラジアル41秒台を狙います。出来ればそれも
41秒中ごろを狙いたいです。

●そしてTC2000のSタイヤ、これは4秒台前半を狙います。出来ればもう少し先も。
TC2000はラジアルについてもどこかであと1秒見つけてくる責務が有るんです。
ラジアルでも5秒前半出さないと…。

●富士RCのSタイヤは　当然レコード樹立が目標になります。最強の敵もタイム
アップするでしょうから、2分1秒台とか出さないとダメなのか…。辛いな。
同じくラジアルはリーダーに負けじと4秒台を出す予定です。

これに加えて年初少し呟いたりした目標も有ります。

んで結果ですが、



筑波のラジアルは走らなかったですね～っ。イヤ　ｷﾝがｹﾂで。
やはり今年は何よりもリーダーにやられっぱなしの富士をなんとかしたいという思いが強く、富士のRCを重視した資源投入になりました。まずはホームをなんとかしないとね。
そう言う意味では、Sタイヤで２分１秒台に入れた事は凄くうれしく思っています。リーダーと同タイムレベルですが、とにかく以前のようにブッチギられていては困りますので。しかし来年の反撃が怖いですね。

意外とタイムが出たのはTC1000です。ここは出来過ぎ。レースで優勝出来た事も感激しました。
TC1000はうつくしまふくしまカップも開催され、今年色々な意味で重要な意味を持つサーキットでした。

走行回数は
FSW RC 9回(126lap)
FSW SC １回(30lap)
TC2K 4回(103lap)
TC1K 3回(160lap)

と、TC1Kを何時になく走った感じです。

来年もまた富士メインで頑張りますよ～っ。

そしてエイトでサーキットを走り始めてもう７年近く経ちますが、この間の大きな仕様変遷とラップタイムについて富士スピードウエイのSタイヤでの走行データをまとめてみました。


気温の影響を考慮しないといけませんが、式を見ると傾き自体は変わっていないので６℃で１秒位タイムに影響する事が判ります。また、５℃あたりを境に、気温が低くてもタイムアップが頭打ちになる感じも有ります。この辺はタイヤの温まりに問題が出るのかも。
仕様面では最初ノーマルエンジン、ハネなしから、GTウイング装着などで切片が２秒位減っていますので、２秒稼いでいます。もっともスキルアップ分も含んでいますけどね。

ついでサイドポート化でまたまた２秒ほど稼いでいます。

そして今シーズン、クラッチ・フライホイールの見直しやタイヤサイズ・コンパウンド変更などでさらに１秒積み上げた計算になります。

気温が低けりゃいいというもんでもないと思いますが、０℃で２分００秒９１が出る事に。本当かよ。

次に仕様と気温と最高速の関係を見てみます。

こちらは意外と気温との相関が低いのがまず驚きです。そしてサイドポート化で大体8km/h位稼いだ事になります。気温０℃で217か。最高速は風向きとかでも変わるので意外と相関が低いのかもしれませんね。

あと今期投入したクラッチですが、こちらのチャートを。場所は筑波です。
赤が導入後、青が導入前です。特に3⇒4とかの高いギアでの空走時間が短くなっているのが明らかです。○で囲った部分がそうです。

てな訳で、チューニングにより車は確かに早くなっているし、あとは腕と作戦で来年も頑張ります。