
本日参加の皆さん、また運営をされていた大会役員の皆さん、そしてわざわざ筑波までタイヤ交換要員として手伝いに来てくれたYU2さん、本当にお疲れ様&ありがとうございました。
お陰様で OPENクラス優勝!! あっ間違えました
「準優勝」する事が出来ました。今回は自己ベストも大幅に更新できたし、優勝こそしていませんが、非常に満足感の高い結果でした。きっと某リーダーは今頃布団に包まり、枕を涙で濡らしているに違いありません。しかしまあ私もここ1年はそんな感じだったので、こういう勝負事に永遠はないと言うことで、またお互い切磋琢磨するということでやっていきましょう。
さて今日もMSCTの時並に長い語りとなりそうですので、覚悟して読んでください。
昨日のブログにも書きましたが、年休を割り振って今回も前日練習をしました。14日のY2を走行した訳ですが、気温13℃、やや強い風が吹いてイマイチなコンデションでした。練習の課題はYU2さんに借りた17インチのSタイヤの感覚に慣れることです。JRSCCの時は擦り減った245/40R18を仕方が無いので逆回転にして走ったりしたのですが、やっぱり死んでいるタイヤにいくら鞭をくれてもダメで、それに比べると今回のはメチャ山があります。ザックリ7部山。こんな良い状態のSタイヤも久々だし、これがどんなものか慣れておく必要があると考えたのです。懸念はもう一つあり、インプレッサに使っているのでリアに回したホイールの方が0.5インチリム幅が広いのです。これが変にアンダーとか出さなければ良いのですが。
で、結果的にはなかなか安心感があってよかったです。アンダー気味ですが、怖さがなく楽に攻められる感じでした。タイム的には1分6秒39と、自己ベストには僅かに及びませんが、気温が高めだった事を考えれば、かなり期待が持てました。ひょっとして5秒台もいけるかもと淡く期待。という訳で本番の最初の2セッションはこのタイヤで行く事にしました。あとは気温が下がってくれれば・・・。
前夜は石下駅前の釜仙旅館に宿泊しました。翌日は朝早くは無いので、帰っても良かったのですが、ここ最近のガソリンの高騰と高速代、疲労を考えると絶対お得という事で。晩飯付けてみましたが、まあお腹一杯にはなりました。私は殆ど好き嫌いが無いので。
さていよいよE-CUP当日です。緊張のせいか勝手に6時半に目が覚めてしまいました。まだ3時間も先というのに困ったものですが、長崎の銃撃事件のニュースとか見ていたら時間は以外とすぐに経ち、いよいよ出発です。外気温計は8時半の時点で4℃となかなか寒いです。入構可能な9時より少し前でしたが、既にnaomisan号とかの姿が見えたのでTC2000敷地内に入りました。やまとさんの後ろに停車したので受付まで時間もあるのでしばし談笑していると、風来坊さんが現れ、私の受付を代わりにしてくれた様で、計測器とゼッケンを手渡されます。そうこうしているうちにドコデモさんやたるみさんなど顔馴染みの方々が次々と見えて、いよいよ盛り上がります。そういえば、さわじぃさんの姿は見えますが、いつも夫唱婦随の奥さんの姿が見えません。珍しく留守番なのかなと思っていたら、想定外の姿で登場し、私を驚かせました。RTE女子部恐るべし。
テキパキと運営されたこの走行会、ドラミや移動もサクサク終えて、いよいよ走行が近づきます。ここでYU2さんと合流。想定外だったのはさわじぃさんの奥さんだけではなく、気温が思ったよりずっと高いです。予想ではせいぜい10℃と思っていましたが、外気温計は12℃を示しています。これでは好タイムは期待できません。JRSCCは早朝だったので、その時より高い感じです。
慣熟を終え、いよいよアタック開始ですが、ドコデモさんが激しくローリングをしていて、アウトラップで前に出る作戦が・・・・申し訳ないと思ったが、激しくパッシングして前に出させていただきました。アタック1周目、ほぼ順調各コーナーをクリアしていきます。多分前日練習と同じ位のペース、そして1ヘアを立ち上がったところで視界に「同乗走行車」が入ってきました。まずいと思いましたが、やっぱり2ヘアの進入・立ち上がりで明らかにロス。ああっ・・・。0.5秒は軽く失った感じです。このラップ7秒3。次のラップはクリアでしたが、6秒45と前日のタイムを越えません。そういえば、冷間空気圧を180KPaといつになく高くしてスタートしたのを思い出しました。最初は良かったけれどやっぱり気持ち縦グリップが低い感じなので、ピットインして空気圧を調整します。15~20KPa抜いて、再スタート。しかしすぐにチェッカーが出され、試す間もなくセッション終了です。
しばしのインターバルですぐに2本目です。20分は本当に短く、給油するのを忘れました。ギリギリしか無いと思われ、ハラハラドキドキです。気温は12℃を指していますが、更に上がった感じです。空気圧はさっき調整した状態で行きます。時間が空いていないので、あまりタイヤを暖める必要は無さそうなので、1周目からせめて行きます。今回はさわじぃさんの後ろにつけたので、変な駆引きは不要。向こうから勝手に離れていってくれるはずです。1周目6秒8。
2周目も続けてアタックです。1周目より更に乗れて来ました。すると驚いた事に僅かですが、さわじぃ号との距離が近づいています。最初は相手のミスかと思いましたが、ラップタイマーを見て納得、
5秒8が出ています。3周目はクーリングしましたが、ガソリンも無いのでここで更なるアタックを止め、温存してきたGSコンパウンドを投入してみる為、タイヤ交換の時間を作りました。
タイヤ交換は元タイヤ設計者と現タイヤエンジニアの息で、あっという間に完了し、忘れずに給油も済ませました。路温が高く、GSは不向きとは思いましたが、1位を取る為には何かギャンブルをしないとダメだと思いました。
いよいよ3本目です。去年の失敗を元にスタート空気圧はやや高めです。そして2周目はゆっくり走り、タイヤを暖め、3周目に集中しました。スムーズに走れ、特に破綻はありません。去年のような妙な腰砕け感もありません。ただ、イマイチグリップに力強さが無く、6秒2です。4周目もまだタイヤが行けそうだったので連続アタックすると、6秒4。電光掲示では2番手なのでまあいいかと思い、ピットインしようとしたら、途中で逆転されたので、ピットスルーして再びアタックに出ます。途中、アタック中のみつさんに進路を譲りつつ、自分もラストスパートの為に最終コーナーに気合を入れて飛び込んでいくと、目の前でみつさんがスピン・コースアウト、ハンナプトラ状態で黄旗です。×かなと思いつつ、そのままアタックを継続しますが、1ヘア辺りでみんなハザード出してスロー走行していました。アタック終了のようです。結局ここで本日終了。
結果的には1分5秒831と、約2年振りにTC2000のSタイヤ自己ベストを更新しました。それも一気に0.47秒も。二年前とは第二回エイトリアンカップの時です。あの時は何だかフロックで6秒309とか出てしまい、その後周囲の人には抜かれていくし、自分のタイムは更新できないし、苦しい時が続きました。しかしMSCT同様、練習や車作りの努力が実り、私も5秒台に名を連ねる事が出来ました。そして何より今回嬉しかったのは、さわじぃさんやリーダーと同じタイヤ、気候条件でのがチンコで、接戦を演じる事が出来た事です。三人の差は0.2秒しかありません。相手にも色々あるとは思いますが、短期間でここまでこれた事が嬉しくてたまりません。(調子に乗りすぎの感もありますが・・・。)
さて今後ですが、今日のデータでも相変わらずトップスピードが低いですね。みつさんのデータをちょっと見せてもらったら、私より4~5km速かった。今までパワー系に関してはちょっとひねくれて、あえて完全純正を貫いてきましたが、これからはちょっとパワーアップも考えたいと思います。まずはみすぼらしい外観の是正も兼ねて、マフラーから。そんなに簡単にパワーアップするとも思えませんが、ボチボチやっていきます。究極はエンジンを作ると言いたいところですが、まあそれもやりすぎかなと。
さて今回のイベントでファミラは行くと思いますが、来年3月まで筑波はお休みです。3月の8回エイトリアンカップまでは置き去りにしてきた富士に注力していきますので、現地で会ったらよろしくです。
Posted at 2007/12/16 00:44:06 | |
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サーキット走行 | 日記