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さんかくまくりのブログ一覧

2017年03月19日 イイね!

再びの新生活~遥か~

再びの新生活~遥か~ 1週間前。

引っ越しに向け、実家の物置で預かってもらっていた夏タイヤを引っ張り出した。
冬タイヤへの交換の際、時間が無くて洗わずに仕舞っておいたため、ホイールの裏側まで洗った。


裏側までしっかりと♪


サイズや"MAZDA"のロゴなど、裏側にはこんな刻印があったんだな。



・・・そしてそのまま夏タイヤへの交換を決行するという暴挙に(殴
普通、3月10日頃の札幌での夏タイヤ装着は自殺行為を意味する(笑)
案の定、交換作業中ずっと通行人からの怪訝な目線を浴び続けたのは言うまでもない。

タイヤ交換完了~♪


外したスタッドレスは引っ越し荷物として運ぶため、これも綺麗に洗った。






・・・もしかしたらもう二度と履く機会は無いかもしれないスタッドレスタイヤ。
精一杯の感謝を込めてテキトーに洗った。
ひとまず1シーズンは保管しながら、様子を見ようと思う。


 故郷を発ったあの日。
予定していたフェリーが低気圧の接近により欠航して冷や汗をかいた(久々に「嵐を呼ぶ男」発動しちまったぜw)けど、別のフェリーが手配出来て事なきを得た。
(もしもこれがGWや盆休みだったら、取り返しがつかないことになっていただろうな)




故郷に再び別れを告げ・・・


新たな生活の地へ。
ちなみに新居の駐車場は・・・


 今までの札幌の自宅を探した時と同様に駐車環境を最優先に物件を探し、結果として今回もまた屋根付き駐車場をget出来た。
そしてまた札幌の時と同様に、水害や土砂災害などの天災リスクの出来るだけ低い場所に住めるよう付近の地形や地質を徹底的に調べた上でこの新居を選んだ。

 今度から住む街は、付近の大河の浸食により生まれた河岸段丘が形成する台地上に広がっている。
つまり段丘の下にさえ住まなければ付近の河川と十分な標高差を確保出来るため、まず水害の心配は無さそうだ。
しかし私は念のため、周囲より少しだけ標高の高い微高地に条件の合う物件を見つけられた。(それでいて平坦な地形なので、土砂崩れ等に巻き込まれる可能性も無さそう)
最寄りのJR駅も徒歩圏内だし、生活にも便利な場所で良い部屋が見つかって良かった(^^)

 例えば直下型地震や竜巻、他の入居者による火事など、どうしても防ぎようのない災害は確かにある。
けれど昨年1月のブログでも書いた通り、津波や洪水、土砂崩れや直下型地震による液状化現象などは、地形や地質を吟味することで避けられると考えている。
これらの災害リスクはほぼ無に出来た(ハズ)。

・・・それにしても、(勿論自分自身の身を守るためでもあるのだけど)より良い駐車環境のために「河岸段丘」だの何だのと地形や地質を徹底的に調べる車好きは、きっと私くらいだろうな(笑)
このカンジ、戦国武将がお城を建てる場所を選ぶ感覚に近いのかもしれない。
ちょっとだけ、戦国武将になり切ってみた(笑)

・・・ちなみに、1年前、札幌の新居に入った時の駐車場の写真はこちら。


そして再び、新居の駐車場。。。


 前の住まいに引き続き、またもやお隣にはDJ型デミオが。
またお前か・・・!!(笑)
これからもまた、MAZDA新世代商品同士であり、同時に2014年と2015年のカーオブザイヤー受賞車同士による常時「勝手にプチオフ」状態が続くみたいだ(笑)

・・・ここでFR車の所有経験がある方にご質問・・・
タイヤローテーションはどうされていますか??
FRは言うまでもなく、4つのタイヤがほぼ均等に摩耗していきます。
それでもFF車と同様に定期的にタイヤローテーションをすべしというのは、常識的な考え方と思います。
しかし一方で、4本のタイヤの摩耗の進み方の差を見ることでアラインメントの狂いなどの症状に早く気付けるため、FR車はタイヤローテーションをしない方が良いという意見も耳にしたことがあります。
今回夏タイヤを装着する際は、ローテーションなしで全て昨年と同様に装着しました。

もし良ければ、皆さんのご意見をお聞かせ頂ければと思います。
宜しくお願いしますm(_ _)m



 最後に、今回の脳内ヘビロテイメージソング。
GReeeeN 「遥か」

元々好きな曲だけど、歌詞の内容が自分の気持ちにリンクしすぎていて、地元を捨てる決断を下したあの日以来、聴いていると辛くなる曲。

私はやっぱり親不孝者だ。
自分の決断を後悔はしていないけど、きっとこの気持ちは一生背負っていくのだろうな。
死ぬまでずっと、自分にとっての重い重い十字架として、私を苦しめるのだと思う。
それでも、自分はこれでよかったんだと思っているし、きっとうまくいくと信じてる。
不安もあるけど、私はこの街や新しい環境をとても気に入っているし、これからの毎日が楽しみだ。
この地で自分が生きた確かな足跡を残すこと。
それこそが、今まで支えてくれた人たちのために自分にできる、唯一最大の恩返しなんじゃないかって思っている。

歌詞にあるように、いつか「笑顔で帰るために」精一杯この地で頑張ろう(^^)
Posted at 2017/03/19 21:09:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | LIFE | 日記
2017年03月08日 イイね!

脚フェチの呟き

脚フェチの呟き 車に関しても女性に関しても脚フェチなうp主です(笑)

あれ程欲しかったNDが自分のものになってからもうすぐ1年半。
これだけの期間乗り続けているにも関わらず、未だに欠点らしい欠点は一つしか見つかりません(笑)
本当に、良い車に巡り合えました。

 しかし最近、段々自分の心のうちから、悪魔の囁きが聞こえてくるようになってきました。


1. あの広すぎるホイールクリアランス、何とかしたいなあ

2. そろそろホイール替えたいかも・・・



 車好きが集うみんカラ上でこんな事呟いても、背中を押してほしい様にしか見えないんだろうな・・・とは思うのですが・・・(^^;)
 前車スイフトの時の様に、ホイールやら脚回りやらヘッドライトにテールライトやらインチアップやらプラグからエアクリから・・・と色々手を加えるつもりはありません。
と言うか、加えたくありません。
しかしちょっとだけ、何かしたくなってしまうのです。


<1.脚回りについて>

 冒頭で挙げた、私が考えるこの車の唯一最大のウィークポイント。
それはホイールクリアランスの広さです。


私のように、こんな車を豪雪地帯で乗り回す人ってかなりの少数派だと思うんですし、その私もスノーチェーンなんか使うどころか、触ったこともありません。
だから、別にチェーンなんか装着出来なくたって構わないと思うのですが・・・
どーせFRなんだから、着けようが着けまいがズルズル滑りまくることに変わりないんですからww

 タイヤサイズを変えたくない以上、この問題を解決するには脚回りを変えるしかありません。
変えるとしたら、純正のビルシュタインのショックをそのまま活用しつつAuto Exeのダウンサスを入れるかなあ・・・と考えています。
ダウン量(前後とも-20mm)も私的にちょうど良いし、純正の乗り心地やサスストロークも大きくスポイルされずに済むのではないかという気がします。
(前車スイフトでは、純正ショック+スズキスポーツダウンサスの組み合わせで、見た目的にも乗り味的にもちょうど自分好みの塩梅に落ち着いたという成功体験あり)

 しかしながら、今のRSの脚回りがとにかく気に入っているので、多分やらないと思います。(キッパリ)
それにこの車も含め、最近のMAZDAさんは10万キロ走ってもへたらない様な仕様になっているそうなので、今の脚にとことん付き合ってメーカーの考えるセッティングを堪能してみたいです。
(そもそも脚回りには一切手を加えないつもりだったからこそ、RSを買ったので・・・)


<2.ホイールについて>

 前車スイフトでも一番お金を掛けたパーツ。
懐かしのVolk Racing RE30 !



ツインスポークのデザインが大好きだったので、相当無茶して買いました(笑)。
スイフトを手放すまで愛用したあのホイールですが、実は16インチでリム幅6.5J、45mmのインセットで4穴PCD=100・・・と、NDの純正ホイールと全く同サイズだったりします。
しかし、デザイン的にNDには合わないという確信があったため、手放しました。

 厳密にはホイールによっても乗り味は変わってしまうため、上の「脚回り」の部分で述べた内容と矛盾するのですが、ファッション的要素にも関連するので替えてみたくなってしまいます。(インチアップは絶対にしませんが)
但し、NDでは先代NCよりもホイールサイズが小さくなっているうえ、先述の大きすぎるホイールクリアランスも足元のルックスを引き締める上ではマイナスに作用するため、ホイールのチョイスを失敗するとかなりカッコ悪く見えてしまうかもしれません。

 中山チーフデザイナー(当時:現主査兼チーフデザイナー)によると、純正のホイールはタイヤと同系色にすることで、視覚的に大きく見えるようにデザイン上の工夫がされているそうです。

これはフィギュアスケートの選手がブーツの部分まで衣装でカバーすることで、脚を長く見せているのと同じ原理なのだとか。


 ちなみに現在、スタッドレスタイヤについている超安物ホイールですが・・・


どうせスタッドレス用と割り切って、好みとか完全度外視でとにかく一番安いものを選びました。
しかし先述の純正ホイールと違ってタイヤと全然違う色にも関わらず、意外とホイールが小さく見えません。
太いスポークの方がホイールの存在感が増すのでしょうか・・・?
でも残念ながら、昔から私は太いスポークが好きじゃないんです。
細いスポークが大好きで、かつRE30の様なツインスポークが特に好きです。
(但し、超絶洗いにくいですが・・・汗)

 現時点で私が考えていることは・・・

 ⅰ) とにかくホイールが小さく見えないようなデザイン
 ⅱ) 可能であれば黒・ガンメタ系のカラー

と、色々書いてしまいましたが、実は欲しいホイールは既に決まっています。
ちなみに私の14名のみん友の皆様の中にそのホイールを履いている方はいらっしゃらないですが、3名の方がそのブランドの別モデルのホイールを履かれています。
14名中の3名ですからね・・・結構なシェアですねw

 あとはお金の問題のみ・・・
当分極貧生活を続けながら貯金するとしましょうwww
Posted at 2017/03/08 01:48:55 | コメント(6) | トラックバック(0) | Roadster ND5 | 日記
2017年02月13日 イイね!

Memories of January~言葉にできない~

Memories of January~言葉にできない~1月の想い出

<1月22日>

 新千歳モーターランドにて、JAF主催のWinterドライビングレッスンを受講してきました♪


この日は(車載温度計によると)最高でも-10℃までしか上がらずとても寒く、運転中に寒さで足の爪先が痺れてしまう位でした。

(ブレブレでスミマセン)

当然ながら自分は運転をしたいたため写真を撮ることができなかったので、内容は下記リンクをご参照ください。
(私自身は映っていないですが、私のNDは微かに映っています)

JAF札幌支部の記事

 雪道での急ブレーキやパイロンスラロームなどが体験できました。
更に言うと、公道を走っている時と違ってここでは対向車や歩行者はいないし、障害物もありません。
よってESCを解除し、スピンを恐れずにかなり大胆に操作をすることで、滑り始めた時に車がどういう挙動を示すかについて事故のリスクを負うことなく体感でき、とてもいい経験が出来ました(^^)
実際、午後のオフセット・パイロンスラロームでは完全にドリフトしてました(笑)
学生時代から北海道の冬道は散々運転してきたのですが、FRで走った経験は殆んど無かった私にとってとても有意義だったと思っています。

 残念だったのは、午後からかなり雪が強く降り出してしまったこと。
雪に視界を遮られて、後半はパイロンスラロームをしていても次のパイロンが全く見えなくなってしまう状況。
また路面状況も刻々と悪化し、車をライン上に留めるのも一苦労でした。
結局、参加者が無事に帰宅することも危ぶまれる位の大雪となってしまったため、最後の定常円旋回のメニューは取りやめに・・・
一番楽しみにしていたので、かなりショックでしたorz

とは言え、楽しかったです。

(ス、スミマセンm(_ _)m後席シートベルト着用してません・・・てか、後席ありませんwww)


<1月23日~>

 仕事関係で一週間関東へ。
新函館北斗行の北海道新幹線目撃!!

これがH5系の車両だったら最高だったのですが、残念ながらE5系でした♪
東京で北海道行の電車を見るって、何だか不思議な気分になります。

3種類の新幹線車両☆

東日本だと新幹線の車両もバラエティに富んでいて、イイですね☆

また(写真には残せなかったけど)走っている北陸新幹線のE7/W7系の車両を初めて生で見たのですが、超絶カッコ良くて驚きました!!

(↑の写真はwikipediaより拝借)

さすがはかつてピニンファリーナにも在籍したという奥山清行さんのデザインですね。
あれが日常的に見られる沿線住民の方々がとてもうらやましいです(><)


 またこの関東滞在中には、長期出向先のアメリカから一時帰国していた大切な親友と束の間の再会を果たすことが出来ました。
お互い予定があったため本当に僅かな時間でしたが、話が出来てとても嬉しかったな。
(彼の奥様も一緒で、二人が仲睦まじくとっても幸せそうなのを見て若干イラッとしましたがwww)
あいつと話すといつも励まされているような気持になれるし、大いに刺激を受けます。
自分も、彼にとってそういう存在になれていたらいいな。

 予定では彼はまだ数年アメリカに滞在し続けることになるでしょう。
いつの日か、またツーリングしてお互いの愛車を並べてみたいものです。。。


 既に2月も10日を過ぎました。
年が明けてからひと月余りの間に、私にとって大きな出来事が幾つかありました。
希望と、不安と、歓喜と、絶望がごちゃ混ぜになった今日この頃です。
もうすぐ春ですね。
今年もまた、慌ただしい春になりそうです。

明日からも頑張るぞ!!!
Posted at 2017/02/13 22:29:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | LIFE | 日記
2017年02月09日 イイね!

2017年2月仙台街歩き日記~candy~

2017年2月仙台街歩き日記~candy~<最初に>
すみません。今回もまた車ネタは一切登場しません。
仙台観光とか歴史に興味の無い方はスルーすることをお勧めします。
最近は車に関係ない観光ネタが続いていて、いい加減「みんカラ」ではなく「みんトラ(みんなのトラベル)」とでもした方がいいかもしれません・・・汗


 先週末、学生時代の友人の結婚式に出席するために仙台市に行ってました。

 20代後半頃から、いわゆる「結婚ラッシュ」が来てたくさんの式に招待してもらいました。
一体ご祝儀でどれだけのお金が飛んで行っただろうと、計算したら中々の金額になる気がします(笑)
 しかし何回出ても結婚式は良いものです。
式に呼ばれたのは何回目か想い出せない位ですが、今回もまた感動的な素晴らしいものでした。
私は新婦の友人として参列したのですが、ウェディングドレス姿は不覚にもドキッとしてしまう位にキレイだったし、とても幸せそうで嬉しかったなぁ。
末永く、幸せに過ごしてほしいものです。
 人と人が愛し合う。
この世で一番素敵で、尊いことです。
だからこそ70億人が過ごすこの地球上で、お互い愛し合う者同士が巡り合う奇跡ってものすごい事なのだと思います。
 既に人生の伴侶を得ている方は、この機会に改めて相手のことを想ってみてはどうでしょうか。

 さて、仙台市は、私の一番好きな戦国武将である伊達政宗がその礎を築いた街。
そういった歴史的背景もあり、実際に住んだことは無いですが日本で一番好きな街です。
 そのため、空いた時間には観光も楽しんできました。

 まずは「杜の都」との異名通りの、溢れる緑が美しい定禅寺通り・・・



 木々の緑が繁る季節では無かったのが残念。。。
本当なら・・・

 この遊歩道の両側2列と、それぞれの歩道の脇に1列ずつ、計4列の欅が都会の真ん中とは思えない美しい景観を作り出してくれるはずなんですが(^^;)
(↑の画像のみ、web上からの拾い物です)





 ブラブラ歩いていると・・・

「愛宕上杉通り」
素敵な名前ですね。
調べてみると予想通り、これまた伊達政宗に所縁のある「愛宕神社」にちなんだ名前だそうです。

ちなみに不勉強なうp主は、当初この道を「あたごうえすぎどおり」と読んでいましたが、正しくは「あたごかみすぎどおり」と読むそうです。
「うえすぎ」と言うと、上杉謙信とか上杉鷹山の上杉家を想像し、「そう言えば上杉景勝の時代に活躍した家老・直江兼続の兜の前立ては漢字の『愛』という字で、それは愛宕神社からきているってどっかで聞いたな。もしやその愛宕神社もここに所縁があるのか・・・」とか色々妄想したのですが、どうやらそれは思い違いだった様です。
(冷静に考えたらそもそも地域が違うしw)

道路沿いにはこんな一角もあり、とても美しくきれいな街並みだと感じました。


仙台市役所が見えてきました。

何!?今年は伊達政宗生誕450年!
そんなメモリアルイヤーだったとは知らなんだ。

 昨年3月の大阪に続き、今回も結婚式のお陰で素敵なホテルに泊まることが出来ました♪
あんなホテルに自腹で泊まることはそうそう無いので、目一杯寛がせてもらったのは言うまでもありませんw

 ホテルの窓から望む景色。
下の写真の赤丸のあたりが、仙台城址の本丸(あの有名すぎる伊達政宗の騎馬像がある所)です。




 チェックアウト後、まずは瑞鳳殿へ。


手水舎にて。



 ひぃ、ひぃ、はぁ、はぁ。。。
老体には堪えます・・・って私の年齢で「老体」なんて言ったら、諸先輩方に怒られますねw


 さて瑞鳳殿。
ここは仙台藩祖である伊達政宗を祀る霊廟。
政宗の遺命により、2代目藩主の伊達忠宗が造営されました。
豪華絢爛で鮮やかな装飾が印象的です。


敷地内には資料館もあり、伊達政宗の甲冑や副葬品を再現したものなどが見られました。




合わせて2代目忠宗を祀った感仙殿、3代目綱宗を祀った善応殿も。






また敷地内にはこんな碑も。

戊辰戦争で命を落とした兵の命を慰める碑がありました。
かの戦争で旧幕府軍に属した仙台藩。
数多の命が失われたのでしょう。

(余談ですが、都道府県庁所在市名が都道府県名と異なる地域の多くは、戊辰戦争で旧幕府軍についていたそうです。ここ仙台市も宮城県・・・その通りですね)

 さてそこからいよいよ、一番のお目当てだったあの場所へ。。。

仙台城址。
まずは入口にあたる大手門脇櫓。




大手門から本丸へ続く道。
難攻不落の山城だけあって、急峻で曲がりくねった上り坂が延々と続きます。

戦災に見舞われ、また度々大地震に見舞われるこの地域。
石垣の作りはどれも見るからに新しいため、きっと後から再建されたものなのでしょう。

段々本丸に近づいてきました。


いざ!!


遂に辿り着いた本丸の跡地。
かの有名な伊達政宗の騎馬像です。


独眼竜、勇猛果敢。


 ちなみに↓の写真は、資料館の展示にあった仙台城の再現ジオラマです。
手前の東側(仙台駅側)は急な崖、西側(奥側)は自然の山林が奥羽山脈まで続きます。
また写真では分かりづらいですが南側も険しい竜ノ口渓谷があることで、北以外の三方は天然の要害となっており、北側(私が上ってきた方角です)からしか城には近づけないつくりになっています。
故に、この城は北側にしか石垣が存在しません。


 先ほどの模型を南側から見た図です。
ご覧の通り、南側からも敵は近づけません。


 本丸から望む景色。
仙台の城下町、現在の仙台市街が一望出来ます♪


政宗公も毎日こうして城下を眺めていたのでしょうか。
「杜の都」と謳われし、緑あふれる街の景色を。


ちなみに仙台の市街地は広瀬川が作り出した河岸段丘の上に立地している・・・のですが、この写真では分かりにくいでしょうか(汗
川の両岸とも崖になっていて、崖の向こうに広がる平坦な台地の上に市街地が作られています。


 仙台城址の敷地内にある、護国神社へ。
ここでもお参りをしてきました。



この後、一度仙台駅周辺まで戻り、昼食と休憩を採った後に、再度観光へ。



そう、大崎八幡宮へ。

写真を撮り忘れましたが、96段の階段がそびえます。

階段を上ろうとしたら・・・

何と、あの伊達政宗が仙台の城下町へ水を行き渡らせるために作らせたという、四ツ谷用水がありました。
まさか、お目に掛かれるとか全く期待してなかったので、オドロキですww

仙台の城下町は先述の通り台地の上に作られているため、常に水の確保が課題となります。
そのため、上流から大規模な工事によりこの用水を引いたのです。

現在、支流の多くは使われていないそうですが、本流は工業用水として現役だそうです。
残念ながら暗渠化されていて、水の流れは見えません。


さて、ゼェゼェハァハァ言いながら階段を登り切りました。






おお!!

イーグルス!!

と、思いきやまだまだw

ベガルタに・・・あとはよく分からないですが(殴
地元で慕われていることが伺えます。

さて、本殿です。

ここも伊達政宗により造営されました。
瑞鳳殿と同じく豪華絢爛な造りが印象的で、何れも桃山建築の特徴が良く出ている・・・らしいです(笑)


こういった文化財も、多くの方の支えで成り立っています。



 今回の旅では、瑞鳳殿、護国神社、大崎八幡宮と寺社仏閣を立て続けに訪れることになり、その都度お参りをしてきました。
一生懸命お祈りしてきたのですが・・・人生中々うまくいきませんorz
いや、こうやって五体満足でいられるだけ儲けもんです。
希望を捨てずにいればきっとまた良いことがあると信じて、明日からも前を向いて生きていきましょう。

 ちなみに奉納された品々をみていたら・・・
ありました!!
仙台独特の豪華絢爛な青ダルマです(笑)
これも、伊達者でならした伊達政宗のダンディズムの現れでしょうか?w

そう言えば、「伊達者」という言葉に「伊達」という漢字を充てるようになったのも、伊達政宗がきっかけなのだとか。
豊臣秀吉の朝鮮出兵に従軍するために、伊達政宗の軍勢が京に入った時、家臣が皆とても華やかな出で立ちで、京都の人々が驚いたことにちなんでいるそうです。

ここにも、ダルマww



 さて、存分に堪能してきた今回の仙台観光ですが、最後に少しだけ余った時間を利用して、高等裁判所や東北大学などがある一角へやってきました。

この辺はその昔、武家屋敷街として多くの武家屋敷が立ち並んでいた一角だそうです。

期待通り、かなり古そうな石垣がありますね。

・・・て、実を言うとこれは偶然見つけた訳ではなく、私の大好きなテレビ番組であるNHKの「ブラタモリ」でやっていて事前に知っていただけなのですが(笑)

この辺りは、それこそ江戸時代のもの・・・でもおかしく無さそうな積み方です。

・・・と、突然大きな石が現れ、それ以降は明らかに新しい石垣になります。


こんなカンジに。


そしてしばらく歩くとまた巨大な石によって石垣が分かれていて、そこからまた古い石垣が・・・

「ブラタモリ」でもやっていた通り、おそらくその昔、ここに屋敷の門があったのでしょう。そして門があった場所に後から石垣を足したと思われます。

 現在この辺りには、先述のように大学や高等裁判所や、他にも小学校などが立ち並んでいます。
ただこの様に古い石垣が残っているということは、江戸時代の武家屋敷のために造成された区画をそのまま利用し、その上にこれらの建物が建てられた・・・のかもしれません。
 
 伊達政宗は、一時は120万石もの石高を誇っていたものの、戦乱の荒波に抗う中で領地を失い、62万石にまで落ち込んでしまいました。
それでも政宗は家臣をリストラせずにそのまま抱えます。
しかし十分な禄を与えられなくなってしまったため、武家屋敷の庭で林檎やら栗、柿、梨、柘榴、杏子・・・などなど、色々な木を植えさせたそうです。
自分で家計の足しにしろということでしょう。
他にも建材や燃料に使える杉・松なども植えられたし、生垣には茶が使われたのだとか。
 またこの様に石高が減らされた結果、仙台の城下町の面積の7割は、武家屋敷が占めていたそうです。
その7割を占める武家屋敷でこれだけ色々な植物が植えられていたのだから、さぞかし緑が溢れる城下町だったことと思います。
 故に仙台市はやがて「杜の都」と呼ばれるようになり、記録によるとその景観は第二次世界大戦の大空襲で焼け野原となってしまうまで続きました。

 現在、仙台駅前はこのブログの最初で紹介した定禅寺通りを初めとして、市街地にも関わらず緑が美しい場所が沢山あります。
 それは戦後の復興を進める中で、伊達政宗の時代から続く「杜の都」を現代にもう一度蘇らせようとした、仙台の人々の苦労の結晶なのです。

 ちなみにこの日私がウロウロしていた武家屋敷街があった場所ですが、その場所から山の方を見てみると・・・

ちょうど写真の中央が、城の本丸があった場所です。
うっすらと白っぽい台座らしきものが見えるでしょうか。
あれが、あの有名な伊達政宗の騎馬像です。
ここから城が見えるということは、城からもこの一帯が見渡せていたことを意味します。
在りし日の政宗も、きっとこの屋敷街を見下ろしていたのかもしれません。

 大好きな仙台の街を、伊達政宗がその礎を築きあげた大都市を堪能できました。
出来れば次こそは、眩いばかりに緑が街を覆い尽くす季節に足を運んでみたいものです。
その時こそ、「杜の都」が本領発揮した姿を見られることでしょう。。。
Posted at 2017/02/09 23:24:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | Travel | 日記
2017年01月15日 イイね!

2017年を迎えて~決意の朝に~

 ご無沙汰してます。
お友達の皆様の更新もフォローできておらず、申し訳ありません。
時間は掛かっても、必ず拝見させていただきますのでどうかご容赦ください。
遅くなりましたが、本年も宜しくお願いいたします。

 先週末は、新千歳空港で行われた新型CX-5の展示会へ参戦♪
本音を言えば新型CX-5という車ではなく、話題の新色「ソウルレッド・クリスタルメタリック」をお目当てにしての参戦でした。







・・・あまり良い写真は撮れなかったけれど、実に美しい良い色でした。
(これは気のせいかもしれないですが)悔しいけど、メーカーの謳い文句の通り私の愛車のボディカラーでもある従来のソウルレッドよりも、色の鮮やかさ・深みともにいっそう洗練されている気がします。

メーカーの相変わらずの良い仕事に思わず嬉しい気持ちになる反面、こうして少しずつ自分の車が古くなっていくのかと思うと、ちょっとだけ複雑な気持ちにもなりました(^^;)

 そしてもう一方、Roadster RF ♪








 これも申し分なしにカッコ良かったです。
実物を見るまでは、リアフェンダーからルーフにかけて、もうちょっとボテっとしてしまっているのかと思っていましたが、それは全くの思い違いだった様です。
実に美しいファストバッククーペフォルムで、ちょっとだけ嫉妬してしまいましたw
 また、マシーングレーのボディカラーも秀逸。
これまでに実車を見たAETNZA、AXELAをはるかに超えるインパクト、映り込みの美しさと深みが印象的でした。
この辺り、よりデザインコンシャスなロードスターだからこそひと際映えたのかもしれません。



 さて、年が明け2週間が過ぎました。
昨年は転職に、故郷への転居など、私にとって激動の一年でした。
色々な事があったせいか、一年前の正月が恐ろしく遠い過去に感じられます。
そしてこの2017年。
きっと昨年以上に私の人生にとって大切な、激動の一年になる予感がしています。
恐らく一年後、私は今の家には住んでいないでしょう。

 大変な一年になりそうですが、NDとともに厳しい中でも日々強く生きていけたらと思っています。
カーライフ的には、昨年はやりたいと思っていながら手が回らなかった「アルミテープチューニング」をやろうかと考えています。
最初はオカルトチューニングかとも思ったのですが、F1好きの私は「空力」という言葉を出されるとクラクラっと靡いてしまいますw
(参考web site:「トヨタの“オカルト”チューニング」


 聞く所によると、トヨタが特許まで出願して、様々な車種に展開しているそうです。
しかも特許取得のアナウンス前から展開していたそうですから、本当に効果があっての事なのでしょう。
アナウンスなしで採用するということは、プラシーボ効果が全く期待できないことを意味するのですから。
更に、プロボックスやサクシードといった趣味性とはかけはなれた車種に採用されていることも、トヨタが本気で効果があると考えていることを意味します。
 ドでかいウイングを付けるのと違って、大きなドラッグが発生したり無用な重量増をまねくなどのネガも無さそうなので、雪が融けて快適に走れる季節になったら、シレっとやってみます♪
もっともNDロードスターは、前後の空力バランスも綿密に突き詰められているため、下手な素人チューニングでそのバランスを崩すのも躊躇われるのですが・・・(汗
Posted at 2017/01/15 11:25:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | LIFE | 日記

プロフィール

「@ストームキャットさん もっとも、直近で購入することはまずないですが、MAZDA3は物凄く気になってます(笑)」
何シテル?   07/13 23:38
<自己紹介> さんかくまくりです。 一度消滅したけど、また戻って来ました。 ドライブ大好きです。 公道で飛ばすのは嫌いで、いつものんびりまったりマイ...
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