オルタネータのベアリングとブラシ交換

パワステポンプに引き続き、オルタネータも簡易的ですがオーバーホールします。

トップの写真は完成後です（笑）

まず車両から外した状態ですが、ショップでしばらく不動だったため白サビがすごいことになってます。プーリーのところも赤サビが激しめです(^_^;)

上部も同じくらいサビサビですね。

とりあえずインパクト片手にサクッとバラしていきます。ケースには漏れたオイルがけっこう付着してました。スリップリングはまだ平気そうです。

先ずベアリングを交換します。フロント側は一般的に買える両側ゴムシールのものでしたが、リア側のベアリングはオルタネータ用の物らしくマツダ純正は販売中止だったため部品商で探してもらい手配をしました。
OEM供給のみで手配はかなり厄介でした。

ベアリングも揃ったところで早速外していきます。これから先使うことのあるか分からないアーマチュアベアリングプーラーで古いベアリングを外します。
ベアリングはガタも出ており、回すとゴロゴロ鳴っていたのでもう寿命だったようです。

新旧比較〜。純正は両方ともNSKでした。交換するはフロントはNTN、リアはアウターレースの回り止めのタイプが違うNSKのものです。

ブラシも交換します。部品番号がわからなかったですが、先人の方でオーバーホールされていた方がいらっしゃったのでそちらを参考にしました。

２５万キロのブラシと新品の比較ですが、言わずもがな限度のラインギリギリのところまですり減ってました(；´Д`A

新しいブラシとスプリングを取り付けるため、端子のところへはんだつけしていきます。
端子穴にあらかじめガイド線を付けて引き出す形でブラシの銅線を通すと楽です。

ブラシにはストッパー用の穴があるので精密ドライバーを刺して押さえた状態ではんだし直します。

あとはバラした順序と逆に組み立てれば終わりです。
今回アルミのカバーの汚れがひどかったので某所でサンドブラストをしてもらった後に、家にあった余り物のキャンディ塗料で塗装しました（笑）
見えないところなのでざっくり塗った割には綺麗ですwww

プーリーもブラストしたのでこちらは艶消し黒に塗装しています。

見えない裏側もキャンディレッドに（笑）

今回レクチファイア等の部品が手配できなかったのでブラシとベアリングのみの交換となりましたが、ブラシの摩耗とベアリングの寿命は伸びたのでしばらくは安心して乗れそうです。

と言いつつオルタについては内部部品の手配がかなり手間だったので、皆様におかれましてはリビルトを購入されることをおすすめします(´･ω･`)