先週の滋賀旅行では現行フィットのレンタカーで周遊しました。
感想を少し記載したいと思います。
愛車紹介には上げていませんが、最初の車が先代GE6フィットでしたので、どう進化したかも気になるところです。
ドアミラーにウィンカーが内蔵されているので13Gではないです。
また後の画像にもありますが、センターコンソールボックスがないので、13G/Lパッケージや15Xでもないです。ということで、下から2番目の13G/Fパッケージになります。
スイフトやデミオではちょっといいもの感がありましたが、フィットは非常に便利そう、という印象です。運転席の右側にドリンクを置けるのがいいですね。
(先代は助手席左側も置けましたが・・)
サイドブレーキ周辺ですが、13G/Lパッケージ以上のグレードにつくセンターコンソールボックスがない分、ドリンクや小物を置くスペースがあります。夏のレンタカーとしては非常に便利でしたが、どちらがいいかは、好みの問題でしょうね。
個人的に気になったのは、エアコンがボタンやダイヤルではなく、スマートフォンのような操作感覚だったところです。「押した」という感覚がないのが若干不安でした。
まぁ、先代フィットやフィットシャトルは酷いデザインだったので、それよりはましですが。
メーター周辺はこんな感じですが、
レヴォーグよりもメーターが上側にある(というかレヴォーグが上から見下ろす感じ)にあり、目線移動が無い分見やすい印象です。
写真はないですが、後部座席は先代フィットとくらべてだいぶ前席との間隔が広くなりました。昨年の5月ぐらいにレンタルしたプレオ並みに広いです。
スイフトのように入りづらいこともなく、大人でも余裕です。
それでいて、後部座席をたたむとフラットなラゲッジスペースが出来上がります。これはセンタータンクレイアウトのお陰ですね。運転席後方から左リアと対角線にすれば、私でも寝ることができるぐらい広いです。
さらにラゲッジ下収納スペースもそれなりの容量があります。
予想通り、ゲートからフロアまで段差ができるのはマイナスですが、レヴォーグよりも開口部が低い(というかレヴォーグが高すぎる)ので、入れやすいほうだと思います。
走行面ですが、フィットシリーズから代々引き継がれる弱点ですが、
Aピラーが太いです。
特に右側が太くて結構邪魔です。スイフトほどではないですが、ピラーに人が隠れる可能性があります。
さて走った感想です。
まず、エンジンかけたときの音がレヴォーグ1.6に近く、走り出すとアクセラ1.5のような低音が良く響くエンジンサウンドです。静粛性を求める人向きではないですが、個人的には好きです。(それ以上に先代はこんな感じじゃなかったという点でのギャップに驚かされました)
走りは、20Km/h~30km/hあたりで、踏んでもスピードがあがらない(トルクが細い?)ところが気になりました。個体差のせいかもしれませんが。
それ以外のところは、軽さのスイフト・技術力を求めるデミオとは違い、パワーのフィットという印象です。スイフトより重いのに、あまり重さを感じないのは、パワーによるものだと思います。1.3Lで100psありますし。
ハンドルは軽いです。今まで借りたレンタカーの中で圧倒的に軽いです。
とはいうものの、不安定感はなく、しっかり持てばふらふらすることもないです。
乗り心地はレヴォーグより少し柔らかい程度です。タイヤの問題もあるかと思いますが、ハンドルで道路の状況がわかってしまいます。
とはいえ、先代フィットは結構ハードな乗り心地だったので、だいぶ進化した印象を持ちます。
走りで一番驚いたのは、安定感です。
制限速度60Km/h(標識がない)の山道でカーブをまがっても、ふらついたりロールすることもないので、安心して走ることができます。これもセンタータンクレイアウトの恩恵や、フィットRSを想定した設計になっているのだと思います。
ただし、フィットに履くタイヤがエコタイヤなので、ある程度きついカーブだとタイヤが悲鳴をあげ、先に限界を迎えそうでした。。もう少しグリップするタイヤならもっと楽しくできるのではないかなぁと思います。
レンタカー単体でいえば、フィットは大人だけで荷物をたくさん積んで移動するのに向いている印象でした。
個人的な趣味の問題ですが、ガソリンの給油が運転席からのレバー式にもどったこと、そしてバックブザーが変わってしまったことは非常に残念でした(笑)
ただ、走りを考えるとやはりデミオやスイフトより、フィットがいいなぁと思いました。
Posted at 2019/08/18 08:36:13 | |
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