
さて、ケイマンSに試乗後はボクスターに試乗です。ポルシェセンターで営業と相談したときはボクスターにしようという話になったので、ボクスターとケイマンの比較のために、体が覚えているうちに連続試乗を行います。こういったイベントでないと、なかなか難しいのでとても有り難いイベントです。
718ボクスターのスペックを確認すると
排気量 1,988 cc
エンジンレイアウト ミッドシップエンジン
最高出力 (EEC) 220 kW (300 PS) / 6,500 rpm
最大トルク (EEC) 380 N・m / 1,950 - 4,500 rpm
最高速度 275 km/h
0 - 100 km/h 加速 4.9秒 (スポーツクロノパッケージ装着時4.7秒)
0 - 160 km/h 加速 11.1秒 (スポーツクロノパッケージ装着時10.8秒)
2Lターボという慣れた響きですが、300psあります。先代981ボクスターとちがいターボ化されたのが718ボクスターです。
①乗車~発進まで
荷物は、フロントトランクに入れます。おもしろいのは、トランクオープンは通常の車のボンネットオープン時のように運転席横のサイドシルにあるスイッチを押してから開く流れとなります。前後トランクの開閉ボタンがサイドシルにセットされているのは独特ですね。

結構深いので、工夫すれば積載性は十分あるかと。長尺物は無理ですが。
この個体は、内装がグラファイトブルー・クレヨンで構成されており、非常にオシャレでした!コンフィグでみるとこんな感じです。

ただし58万円+スポーツシートを選択せねばならないオプションです・・・。が、このレザーの豪華さは60万円の価値があると感じます。車両本体価格が700万円ですから、10%程度を上乗せすることになります。
オープンカーの魅力は、屋根を開けることですが、必然的に他人に車内を見られることになります。この時に、内装がオシャレである必要性は、通常の車がエクステリアを飾るがごとくであると考えられます。ここは思い切ってオプションを付けるべきでしょう。
ということをしていると、あっという間にオプション代が100,200,300と上乗せされていくのがポルシェ商法です。気をつけましょう。
②発進~高速道路進入
エンジンをかけてから、敷地内を出るまでに屋根はオープンに。今日試したかったことの1つは、オープンで高速道路を走ることでしたので、終始オープンでお願いしました。
敷地内を移動している段階でにやけます。ケイマンSと違い、ステアリングがものすごく軽く自然です。ケイマンSは常に100km/h超のような重さでしたので、オープンであることと素モデルの軽やかさに開放感を覚えました。
のろのろと敷地内・一般道を走っていても、笑みがこぼれます。DORYさん流にいえば、青春純愛さわやか系で、ゆっくり走っていたとしても楽しい。なんでも楽しい出来事に思える、そんなシチュエーションが作られています。
それー!と飛ばしても楽しいでしょうし、
信号待ちであっても、カフェテリアのテラス席にいるかのような気分で待っていられます。これは良い!まるで車にのめり込んでいった初期の頃を思い出しました。新鮮な感動です。
③高速道路進入~Uターン~高速出口
ここも屋根はオープンのまま走ります。こうなると、エンジン音がどうのというレベルではなくなります。水平対向エンジン音を楽しみたければ、スポーツ+モードにせなばならないでしょう。(少なくとも4000回転までなら)
同じコースを行くのですいすい走ってみます。当然、走行性能に不満はありません。風の巻き込みも、短髪の自分には問題なし。ただし女性陣はいやがるでしょう。
(911カブリオレに試乗された夫婦が、オープンのまま高速道路に入ってしまい、奥様から閉めろと言われたそうですが、50km/h以内でないとクローズにできないので困ったと話していました)
前をトラックが走っていたので、きれいなレザーシートが汚れないか心配になり、メンテナンスのことも聞いてみました。さすがに、いつも綺麗な状態を維持するのは難しい。特に明るいレザーは難しいのでは、と言っていました。
が、担当営業と違い、歯切れが悪かったので、
オープンカーのレザーコンディションについてはよく知らなかったのでしょう。排気ガスなどの汚れがどう影響するのか、わりと神経質な自分には大問題です。
購入段階では、よく考えて決めようと思います。
Uターンし、高速道路を再度進入するさいの上り勾配のカーブで、少しアクセルを踏み込みます。こういう瞬間がオープンカーの格好良い状況ではないかと思います。軽快に走りきるボクスターの惚れました。
この後は、前を走っていた911を追いかけてみました。911のリアは迫力がありますね~。
④高速出口~イベント会場まで
高速を降り、イベント会場へ戻ります。この時に、知りたかったことが、
オープン走行時の疲れです。バイクの教官が言っていたという家族談では「高速道路を連続走行したライダーが、パーキングエリアに入ってから失神した」のだそうです。
走行風によるストレスですね。これは極端な例でしょうが、走行風は思いもよらないストレスを体にかけるものなのだと思っています。
ということを鑑みて、自分の体をチェックするも、なにも問題はありませんでしたので、ボクスターで高速走行しても問題ないことを確認できました。
これにて、当日の試乗時間16時がやってきたので終了です。その後、担当営業と談笑し、中古車などを見て回りました。

この718ボクスター。確か、2017年3月登録の3000km走行です。価格は750万円。
以前、コンフィグした時と同じ雰囲気の個体です。
ただ、こうしてみると白色はもったいないかなと感じたりも・・・。

内装はノーマルですね。ただ、乗り心地は問題なし。見た目だけの問題です。

ドアに収納が多くあることは良いのですが、左側の収納は、間口が狭いので何を入れられるのか疑問です(笑)
ほかに911ターボもあります!

豪華です!
こうやって見ると、自分好みのオプションがついた認定中古車を探すのも一興だと思えますね♪久々に毎日カーセンサーをチェックすることになるかもしれません^○^
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ポルシェ | 日記
Posted at
2017/10/15 23:40:04