雨模様でしたが、色々と巡るところがありA4で地元を走り回っていました。あらかた用事を済ませたあとにふと思い立ち、移転して新しくなったヤナセ姫路を訪ねてみました。このところ別メーカーに触れることが少なく、しかもベンツ!という王道を体験していなかったので、という理由をつけて(笑)
姫路バイパスの中地ランプを降りてすぐ、という立地的には良いところ・・・と思いきや、地元民はご存じの通り、中地ランプは慢性的な渋滞発生ポイントですので、距離的にはあと少しなのに渋滞のせいでなかなかバイパスから降りられません。しかも、バイパスに試乗に出かけようと思っても、入り口へは回り道をしなければならない場所なのでちょっとあれです。バイパスを挟んで反対側のBMW姫路のほうが便利かもしれません。
さて、店内です。まずは正面にSL400が!珍しい!
実はダイヤモンドグリルをしっかりと見たことがなかったのでチェックを。(蜂の巣が苦手なタイプでして・・・)
なるほどー。下側はほとんど埋められていて、導風口は主に上なんですね。
アナログメーターが逆に新鮮。きりっと引き締まります。デジタルの場合、アナログに硬質な雰囲気は出せません。シートメモリーも前席両方にあります。良いですね。
アウディと大きく違うのは
アルミの使い方・魅せ方です。
AMG-GTに乗った時も思ったのですが、つや消しのアルミになっている点が、指紋がつくので維持が大変かなと。
どちらがEクラスか一発で分かる人はかなりの車好きだけでしょうね。ただ、E400やSクラスはエレガンスグリル(昔の顔)なので好印象です。
スリーポインテッドスターを見ながらドライブする愉悦は確かに存在すると思います。
さて、Sクラスですが、SL400やマイカーのA4などを乗り降りした感覚で乗り込むと、
異次元の乗り降りの容易さを覚えました。
運転席・後部座席ともに、何も考えずに乗り込んだ時に、ヘッドクリアランス・腰の重心移動・シートの位置と柔らかさが完璧に計算されているのでしょう、なんとも自然に乗り込むことが出来ました。
ドッコイショー、ドシン!と座るのがA4。Sクラスの場合はドアの重さや開き方の滑らかさといった最初から快適さの演出に抜かりがありません。足をドアやシルにぶつけないように気をつけて乗り込むのですが、この車の場合、何も考えずとも綺麗に乗り込めます。
また、このドアのレザーもEクラスとも別格でした。ふんわりと柔らかく心地良いのです。ドアハンドルもガチャンとロックをあける騒々しさがなく、柔らかいレザーとのコンビネーションで優雅に開け閉めが可能です。
シートメモリーもやオーディオも豪勢な雰囲気を醸し出します。昔からSクラスはここにメモリーがあったと記憶しています。
横繋ぎで大きなディスプレイ。今後の車を見ると、どこまでデジタル化するかが新旧の差別化ですね。
後部座席こそSクラスの真骨頂!ただ広いだけで快適でない車もあるなか、Sクラスの後部座席はいつも同じ雰囲気があります。おそらく、シート高さ・視界・背もたれの角度など色々設定しているのでしょう。181cmの私がどんと座っても膝先のスペースはゆったり。
ここだけは黄色のライト。顔をチェックする時は白いLEDライトよりこちらの方が良いのかも?と、Sクラスならそこまで考えているだろう!という盲信があります(笑)ホテルのレジェンド、セザールリッツと料理の皇帝オーギュスト・エスコフィエが経営していたレストラン(1900年前後)では、女性が最も美しく見える位置にライトを廃していました。そうした気配りもできる欧州ですから、この黄色のライトももしや・・・と思ったわけです。
まぁ悪く言えば、Sクラス(ドイツ車)を崇拝するドイツ車信者と言われるかもしれませんが、他のドイツ車と比較してもSクラスは自分のなかでは別格ですね。
ということで試乗はしませんでしたが、メルセデスベンツに浸ってきました。特にSクラスは、これに乗ってしまうと他に車はいらないなーと思ってしまう魔力が自分にはあります。もし、お金が有り余っているならば、Sクラスは必ず一台所有します。この車は外せないな~と。
アウディのA8やBMWの7シリーズは、今後どうSクラスの牙城を崩すのか。とにかくアウディは速くA8を日本市場に導入を!
Posted at 2018/06/23 19:12:08 | |
トラックバック(0) |
メルセデス・ベンツ | 日記