先日、A4の1年点検(6年目)が終わりました。データは
昨年の車検時からの1年間データが表示されています。
走行距離 12,345km (総走行距離 64,783.8km)
燃費 14.8km/L (みんから満タン法 13.06 km/L)
今年は、4月ころに行った東日本旅行が燃費に効いていますね。走行距離は、家族車のA4アバントに少し割かれたため程ほどに。点検した結果、オイル漏れ、水漏れ、プラグ、ブッシュ類もきれいなようで、今のところ殆ど心配はいらないようです。
メカニックと話していた際の小話としてこんなものがありました
メカ「最近は部品も2か月待ちとかザラにあるんですよ」
私「戦争に円安に、輸入車ディーラーは特に大変ではないですか」
メカ「そうなんです。話によると、例年アウディジャパンが輸入に使う年間予算がありますが、近ごろは年間予算を2カ月で使ってしまう程の値上がりのようです」
私「え、2カ月で1年分を?!それは驚きですね。」
メカ「迂回した貿易をするなり、色々手間がかかっているようです。そうした迂回路を他国も奪い合うので価格もあがり・・・」
という感じで、本当に部品が壊れてなくて良かったと思いました(笑)円安が悪いというより「不安定な相場」が悪いのですが、ここら辺は1企業がどうすることもできない部分なので耐え時でしょうか。大事に乗って壊さないようにしましょう^〇^
さて、点検中に代車をお借りしました。
はっきりと確認していなかったのですが、スペックはおそらく下記のはず。
アウディTT 40TFSI(FF)
エンジン型式 DKZ
最高出力 197ps(145kW)/4350~6000rpm
最大トルク 32.6kg・m(320N・m)/1500~4300rpm
排気量 1984cc
全長×全幅×全高 4190×1830×1380mm
見た目はバッチリTT!スポーツカーなので原色も似合う!
以前みんからで、TTを見た通りがかりの子供が「R8だ~!」と言っていた話を見ましたが、確かに分かります。後ろからくると分からないですよね~。
50㎞程度走ったのでA4比較をしておこうと思います。
①静粛性
A4比では劣ります。が、静粛性が劣っているからといってダメではない事が分かりました。
タイヤノイズや風切り音はもっと低減させてもいいと思いますが、
エンジン音と振動が入ってくる点にTTの美徳があります。スポーツカーですので、エンジン音と連動した振動がある程度入ってこないと、「スポーツ」というテイストになりにくいと思います。
風切り音やタイヤノイズなど、もしかしたら低減可能な部分はあるのかもしれませんが、あえて残している可能性も考えてしまいました。一般道ではうるさかった音も、高速域になると気にならなくなり、もっとエンジンを回したい欲が上昇していきます。
これらを全て演出と考えるのはアウディ信者かもしれませんが、そういう思想の元に作られたであろうことは間違いないでしょう。
②直進安定性
一般道で40km/h前後で流しているときに、ペットボトルのお茶を飲もうと少し目線と手を緩める場面。こうした際にA4と違い、左右に振られていることがありました。
これは直進安定性に重要なホイールベースの違いと、ステアリングのクイックさにあると思います。小型車らしく、TTはステアリングを少し動かしただけで車線変更ができます。A4セダンは中型車らしく、ステアリングに鷹揚さがあります。
そして、これもまた一般道ではなく高速道路に入ると気にならなくなります。高速道路ではそもそも気を抜かないのかもしれませんが、高速道路では直進安定性の欠如は感じられませんでした。120km/h以上でリアウイングが立ち上がるからかも?(笑)
③回頭性
これが最も感心しました。やはり小型車ですので最高に回りますし曲がります!
Uターンの容易さもですが、コーナーで感じる横Gが全く違います。高速道路の合流やキツめのカーブも横Gを感じることもなく曲がっていけます。A4ではどうしても振られてしまって、後部座席の人間は酔ってしまう動きになります。
ボクスターに乗った時も思いましたが、コンパクトスポーツが公道では最もスポーティだと思います。
諸々で忙しく、試乗に情熱がでませんでしたが、今回は良いリフレッシュになりました!TTの電気自動車版も出るはずですから、今後も良いものを作ってもらいたいですね。
Posted at 2022/06/21 19:27:34 | |
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