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2019年05月06日

新型アウディA6 55TFSI(C8)試乗!

GW最終日、お地蔵さんセブンさんとアウディ西宮で遊んできました^○^お目当てはアウディA6!



最新アウディで最も格好良いと思えるデザインです。個人的ハイライトはフェンダーのダブルラインです


フェンダーにプレスラインを2本も走らせるなんて考えましたね!コストはかかると思いますが、そういうところにこだわってこそのアウディだと思います。
この2本のラインが、骨っぽいヘッドライト形状をうまく緩和して表情を作っているのではないかと思います。


ただ、今回のA6は抑揚がきいた、筋肉質なデザインですが、一部それがうるさく感じられるかもしれない部分もあります。

バンパー形状が、ぐねっと曲がったと思ったら今度は違う方向にぐねっと曲がる。複層的なデザインでじっくり見ているとガチャガチャとうるさい感も無きにしも非ず!おそらく、リアも含めて、このラインの複雑さを直感的にどう思うかで評価は分かれそうです。


パネルの合わせ目はどうでしょう。ここもモール接合部が美しいですね~。


ドアパネルの接合部は、アウディにしては隙間が大きいです!これはどうしたことかとびっくりしました。というのも、アウディが売りにしているのは精密さですから、こういう部分はびちっと閉じておいてくれないと気持ちが悪いんです「駆け抜ける喜びがないBMW」、「安心感のないベンツ」といった感じになります。ただ、よく見ると

ラージセダンがよく採用するゴムモールが入っていました。そのために隙間が分厚くなっているのでした。まぁそれなら・・・と思いましたが、ちょっと気になりましたね。


さて、そんなこんなで眺めているとA6の試乗車が準備できたということで乗せて頂きました!試乗車はこちら!




スペック
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4950×1885×1440mm
ホイールベース:2925mm
エンジン:3リッターV6 DOHC 24バルブ ターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:340ps(250kW)/5200-6400rpm
最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1370-4500rpm
タイヤ:(前)245/45R19/(後)245/45R19 ピレリ


おそらく今後もA6の上位モデルとして君臨する55TFSIです。試乗車はSライン仕様でした。

この大型タッチパネルタイプのMMIに初めて触ります♪色合いはきれいで良いじゃないですか~^○^個人的に、色合いって大事だと思っています。先日、自分のA4に取り付けたDSPのDirectorディスプレイの色や、(超おこがましい&実物は見ていないのですが)マクラーレン セナのディスプレイ。

オレンジ色が入っていますが、ちょっとゲーセンぽくないでしょうか。ゲームというよりゲーセンというか・・・。フォントの問題もあるのでしょうが・・・。メーカー毎に統一感、質感を追求していくことになるのでしょうが、アウディのディスプレイはデザインと同様に精密感があって良いと思います。

さて、この試乗車はSラインですのでアルミパネルです。

これもアウディらしくて良いです!特にここ!

パーキングスイッチの指を入れる部分。その部分が鏡面シンクのような輝き!めちゃくちゃ庶民的な例えですが(笑)ただ、シンクというよりもっと薄いので何か他にありそうなんですが出てこない・・・。シンクより明るい発色をしているんですよね。

では、私の運転から出発します。

①ディーラー出発。市街地へ
アイドリングストップ状態で写真を撮っていたので、アクセルを踏み込みエンジンを復活させます。ここで、アクセルを踏み込むんですが、アイドリングストップから復活するときってアクセルを1分ほど踏むと「ちょっとした引っかかり」を感じつつエンジンが再始動すると思うんです。
アクセルを踏む→  / この角度でエンジン再始動  → さらに踏む
という段取りです。このA6の場合、この引っかかりが皆無だったんです。踏み込むと同時にエンジンが振動なしで復活して車体が動き始めたんです。このウルトラスムーズさに少しテンパりました。これがマイルドハイブリッドの威力かと驚きました。
その後、段差を乗り越えつつ車道にでます。21インチを履いていたのですが、ラージセダンならではの鷹揚さでまったりと乗り超えます。鷹揚さと言ってしまいましたが、これも不完全な表現ですね・・・。マイルドハイブリッドのスムーズさ、サスペンションの衝撃吸収による車内への情報遮断が相まって、鷹揚かつ軽快に段差を乗り越えてくれます。

近年のアウディは欧州車らしい路面インフォメーションをかなり排除しているように思います。2000年式B5型A4を乗っていたのですが、その頃にあったような路面をがっちり掴んで、油圧式ステアリングにくる情報を楽しみながら重い車体を動かすという感覚がほとんどありません。この軽い感覚を良しとするかどうか、ですね。BMWは現行1シリーズでもこうした感覚を残していました。


②市街地を走る
そんなことを考えつつ市街地を走りながらいくつかチェックしていくと、ステアリングの中立の出し方が少し弱いですね。マイA4より中立の出し方が弱いと感じます。レクサス等と比べると十分強く出しているとは思いますが、アウディにしては結構軽いです。
右左折の後に中立に戻る感覚が弱いのでちょっと気になったのですが、これも少し弱い程度ですので、その後は違和感なくドライブできました。

右左折で曲がりながらアクセルを踏みますが、ここでもハイブリッドが効きます。ものすごくトルクがあります。よくモーターのトルクは最初からMAX出力だと言いますが、それがよく分かります。普段、プリウス(未経験)を含めハイブリッド車・電気自動車に乗っていないせいかもしれませんが、ためのない加速はびっくりしますね。AMG-GTやアウディS8、M4といったハイパワー車も乗せて頂きましたが、そうしたエンジン車のトルクとは根本的に違うパワーを体感できます。

③タッチパネルはどうか。
運転しながらタッチパネルを操作できるか、ここが確認したかったのですが、今回は市街地でノロノロ運転ばかりだったので普通に操作できちゃいました(笑)タッチパネル否定派としては遺憾?です

④ドライバー交代。お地蔵さんセブンさんへ


路肩に止めて交代します。この佇まい、威厳があって良いとおもいます。


横で色々とパネル操作をしてみます。これはアンビエントライトの操作ですね。アウディもアンビエントライトが数十色選べるようになりました。そして、営業マン曰く、アウディのアンビエントライトはひと味違う、と。
実際の動画はこちら。

何が違うかというと、ライトの使い方がいやらしくない!といったところですね。煌びやかさではなくクール。

細いラインで光らせるので、そうした効果があるのだとか。派手さ・煌びやかさはないけれど、綺麗にまとめてくる。そんないつものアウディの手法ですね。クワトロエンブレムも光ってます(笑)


⑤ディーラ着。雑感。


助手席で揺られつつ感じていたことは、包まれ感が大きいということ。ドアが分厚く、椅子の座面が相対的に低いためすっぽりとはまっている感があります。181cmの私でそうなら、背の低い女性なら相当大きく感じるでしょう。
トランスミッションはDCTではなくATですが、シフトショックを感じることもなくいたって軽快です。
そこで、最初に感じていた鷹揚且つ軽快であることや、ステアリング中立がA4より軽い、ハイブリッドのトルクによる出足の速さ・・・。A6は大きな車体を軽快に乗りこなす。ただし路面の情報量は日本車ほど希薄というわけではない、という感想になりました。

2t近いボディなのに重たいという感覚はまずありません。ドアもぽんっと開きますし、加速も軽快。段差を超えるときもドシンドシンという感もなく、ややもすれば頼りない感じです。が、頼りないわけがなく完璧に進むので違和感が残るわけです。有り体にいえばアウディのいつもの味付け、ということですが、それが進化したバージョンといえるかもしれません。

営業とも話したのですが、ベンツC・Eクラスのリアのどっしり感には全く及びません。そして、アウディのどのモデルもそこを狙っていないのだと確信しました。お地蔵さんセブンさんのS4、試乗したS5やR8、oniqさんのS8など、アウディはリアに印象が残る車ではありませんでした。
何を狙っているのかは分かりませんが、何か明確な狙いがあって、この路面情報の少なさ、軽快さを作っているのだということだけは分かります。

ということで、アウディA6 55TFSIは従来的な車の味は薄いけれども、機械的精巧さを上積みしていった上質さを感じ取れる、アウディらしい1台だと言えます。ほとんど違和感なくドライブできたことからA4の相似形であることも分かりました。今のアウディが好きならば、このA6も間違いなく好きになると思います。

アウディ西宮、お地蔵さんセブンさん、貴重な機会をありがとうございました!GWも終わりなので、明日から頑張って仕事をしていきたいと思います^○^
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Posted at 2019/05/06 23:12:40

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この記事へのコメント

2019年5月7日 8:49
車重2トン近い事を考えればS4に常時大人5人乗車してる様なものですからMHVは凄いですよね。
多分試乗された個体は自分が試乗したものと同じだと思います。オプションのオールホイールステアリングを体感したかったんですが、残念ながら付いてない試乗車でしたね。
アバントも乗ってみたいし、エアサス仕様もあるし色々オプションでも変化しそうです。
2L版アバントは850〜でOP付けて乗出1000と見てます。
コメントへの返答
2019年5月7日 21:58
A6 55TFSIであればフル乗車でも変わらぬ軽快さを保ち続けてくれそうです。余裕綽々な、もはや大規模施設のエスカレーター的な雄大さも感じました←大げさですが

今回のハイライトはハイブリット化によって更に磨きがかかったジェントル感ですね。レクサスGS.LSは乗ったことないのですが比較してみたくなりました。

本国では、
45 TFSIが51.400,00 EUR。
55 TFSIが60.500,00 EUR。
ですので、85%落ちと考えると850万円といったところですね。ただ先代C7は600万円代からだったので、せめて700前半スタートであってほしいです。買えませんが^○^
2019年5月7日 20:36
こんばんわ(*^-^*)

新型A6はかなり内装にも拘ってきましたね。
先進技術は止まるところがないですね。
筋肉質、私は好きです。
ダブルモニターみたいなタッチパネルも今どきですね。
でもスイッチでカチカチが私…好きです。
アウディのタッチ感覚と音は専門のエンジニアがいるとか…。
良い車ですけど…買えません…('◇')ゞ
コメントへの返答
2019年5月7日 22:14
筋肉質なデザイン、これ良いですよね!
レザーも合皮(昨今の自然保護のため本革は配慮した可能性大)がボンネットやドアに張ってあり、色を変更すれば高級感は更にあがっていきそうです!その代わり、アルミのセンターコンソールが無くなるようですが・・・。

ウインカーの感覚はA4と同じでしたね♪タッチパネルでスイッチが殆ど無くなったと思っていましたが、ハザードやドライブセレクトは残っていたんでいじれますよ!w
718はリセールが良いので、いつでも乗り換えは可能かと^○^
2019年5月7日 20:49
himajin14さんのレビューでもう試乗した気持ち。
情報誌では良いことしか書かれてないですが、himajin14さんはネガティブな感覚とか違和感とか(悪い意味ではなく)まで書いておられるので、そこが知りたい情報なんですよね。ありがとうございました。

ラージセダンならではのサスペンションの衝撃吸収による車内への情報遮断、、
右左折の後に中立に戻る感覚が弱い、、
TTからは一番遠いところにある感覚ですね(笑)
以前試乗したA5もよく出来過ぎてて眠たくなりそうでした〜
やっぱり五感をフルに研ぎ澄まして操る喜びが欲しい!

アンビエントライトも素晴らしいですが、エンジンオンオフ時のライトのパターンが素晴らしいです。
自分で見えないのは悔しいので、ガレージの前後に鏡を置いてしまいそうです(笑)
コメントへの返答
2019年5月7日 22:24
ありがとうございます!オーナーさんが読むことも考慮しますが、なるべく本音で書こうと思っています。なんのためのブログがわからなくなりますしね・・・。その割にアウディ贔屓がひどいと思ったりもしますが(笑)

TTはUターンした後にビシィ!ときまりますよね~。大きなインターチェンジを踏み込みながら回り込んだら気持ちよさそうです!書いていたらアラブルーのTTSも良さそうだなーと思い出しちゃいました^q^

この動画を見てびっくりしました。アンビエントライトもテールライトも思った以上に派手ですね~!
よく考えるとA4のマトリックスライトの起動パターンをみたのはいつか思い出せないくらい昔です・・・。

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