愛車のアウディA4セダンが納車されたのが2016年7月。B9(8W)型の初期モノでしたが、2025年はフルモデルチェンジされてB10?になりました。今年の7月に9年目車検となり、乗換を考えているわけではありませんが、やはり愛車の後継モデルは気になりますね!
oniq55さんと久しぶりにお会いして、その足で数年ぶりにアウディディーラーへ行くことにしました♪

(なんだかA8の迫力がすごすぎる?)
うなぎをたらふく食べてからGo!
現在は下記のスペックのFFモデルしかありません。クアトロはもう少し後のようです。
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基本情報
モデルラインアップ:Audi A5 / A5 Avant TFSI 110kW
駆動方式:前輪駆動 (FWD)
エンジン
エンジン種類:直列4気筒DOHC インタークーラー付 ターボチャージャー (1気筒=4バルブ)
ボア×ストローク:82.5×92.8 mm
圧縮比:12.5
燃料供給装置:電子式
最高出力:110 kW (150 PS)
最大トルク:270 Nm (27.5 kgm)
トランスミッション
形式:7速Sトロニック トランスミッション
寸法・重量
全長:4,835 mm
全幅:1,860 mm
全高:1,470 mm
ホイールベース:2,895 mm
トレッド 前:1,630 mm
トレッド 後:1,625 mm
車両重量:1,750 kg
※オプション装備により異なる可能性あり
乗車定員:5 名
トランク容量 (VDA値):445 リットル
最小回転半径:5.6 m
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さて、新型A5(A4の後継)の印象ですが項目別に整理したいと思います。
・エクステリア
まずボンネットですが、ベンツCLSのように境目が内側になりました。衝突時の対人安全性のためとのことです。

しかし、個人的にアウディのボンネットは世界一美しいと思っていたのでこれは残念。

ボンネットの、これ以上引き算できないデザイン!1本余計な線がグルっと入ってしまっていると感じてしまいました(このあたりは好みですけれども)。

インシュレーターが無くなりました。熱害は大丈夫なんでしょうか。アウディの熱害はサーキットユーザーがよく嘆いていますが、ちょっと勿体ない仕様ですね。

こちらはドアノブ。物理的に出っ張っている部分がなくなりました。近未来感があってこれは良い!
また、今回のA5からドアに電気補助が付きます。これまでのA4では物理的にガチャンと開閉するしかなかったドアですが、A8のように電気補助がつきます(イージークロージャーは付きません)。冷蔵庫のようにポンとドアが開けられるイメージです。

こちらはリアのライトです。実は思った以上に出っ張っているのが分かりますでしょうか。

チューブのようにライトが張り付いているイメージです。近くで見るとドラゴンボールのセルみたいで不気味ですが、走っている姿や光っているときはめちゃんこイカしてます。

トランクのダンパーは太くなって強化されてます。これは営業も言ってましたがクレームの多い部分だったようなので改善ですね♪
・インテリア
タッチパネルをふんだんに使った内装です。近未来感はありますが、そろそろ飽きてきた?感がありますね。滑らかで発色もよく文字のフォントも含めてセンスよく仕上がっています(ポルシェの日本語フォントはめちゃくちゃダサいので、ここはアウディらしくてよき!)

今回のA5で面白いところは、ドライバー用の液晶画面が大きく設置された+助手席向け画面がオプションで設定されているところ。
しかし、こちらは試乗時に確認したのですが発熱がひどく指で触れない状況になっていました。この時期でそれだと夏場は・・・。

センターコンソール部分は近年のトレンドであるあっさり風味。指紋が見えちゃう仕様で、従来より幅広くなっています。
なんだか余り目の引く部分が少ない車だなーとこの辺りで感じ始めます・・・。ソフトウェア制御の進化/デザインは進んでいるけれど、見た目にドキッとさせてくれる色気が足りていません。
本来なら
「工業製品としての美+ソフトウェアの進化」を融合させていたのがアウディであったはずです。B8A4,A5が出始めたころのデイライトを浸透させたアウディは、アルミを大量に使う高品質/太い低速トルクといった高品質を、デイライトという新技術で雄弁に見える化してくれていたではないか。
時流として、車もハードウェアよりソフトウェアが優勢になったとしても、ソフトウェアの進化をハードウェア(デザイン含む)で受け止めてくれないといけません。タッチパネル液晶だけでデザインは完成しません。
数日前にVWが物理スイッチへの回帰を宣言したようですので、e-tronに投資していた人材を改めてガソリンモデルに投資して素晴らしい車に仕上げてほしいと願っています。
ちなみに、従来からのオーナーだけが気にする話かもしれませんが

このように、A5は従来のA6に近づいた諸元となっています。運転した感じもA6に近いイメージです。
また、実車は来ていませんが新A5クアトロモデルのエンジンパワーは下記の通り
CYR(A4B9) 、DWZ(新A5)
馬力 252 204
トルク 37.7 347
何故か2Lモデルなのに馬力・トルク共に旧型に劣っています。ハイブリッド搭載だから?馬力競争は古い価値観?
oniq55さんと話していたのは、日本には余っているエンジンを積んだモデルを入れているのではないか、という疑念です。なのでAudi UKとAudi Deで新A5を見た所、各国も同じ仕様でした。う~ん?
・走行性能</b>
ホイールベースが伸びたことで、うねった道での直進安定性は大幅に向上しています。また、遮音性があがったこともあり高級サルーン感はひしひしと感じます。
ステアリングセンターがバチッとでるアウディ味もしっかり残っているので安心。ここらへんの安心感は国産車種に追いつけないドイツ車の世界があると感じます。
初速/高速道路の車線変更などは150馬力仕様のFFでも、ハイブリッドによるアシストでスパッと加速してくれます。1.4Lターボ、2Lターボエンジンに乗っていますが、加速前の一瞬のためがあります。このタメが無くなっていますね。これはハイブリッドの良いところでしょう。
(うちの姉は、その一瞬のタメがエンジンぽくて良いんじゃないの、という意見)
まとめ</b>
新A5はA6に近づいた乗り味、快適性能となったモデル。ただし上記の通りエンジンパワーはダウンしたため軽快感はありません。
A4クアトロ、S4、S5などが好きなタイプは新A5は受け付けないと思われます(クアトロモデル次第ですが204馬力では・・・)。
ただし、A6モデルでまったり乗っていた方はA5アバントは良い後釜になると思います(事前に営業が言っていた通りの意見ですが同意です)。また、他メーカーにA6級(レクサスES等)に乗っていた方などは一考の価値ありです。そうしたモデルよりは価格が低いため。
久しぶりのディーラー訪問+後継車種との対面でしたがちょっと残念な印象となりました。

夜はoniq55さんのA8で明石の鮨♪やっぱりボンネットはこうじゃないとね!
追記
助手席に座って試乗していた姉曰く、助手席の足元が異常に狭くなっていたとのこと!足がつっかえて、ぶらぶら伸ばす奥行きがなかったと言っていました。サイズ拡大でそんなことある?と思いますが・・・。また確かめてみます。
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試乗 | 日記
Posted at
2025/03/16 00:47:06