車検が終わりました^〇^やはり愛車が一番!とはいえ出張中に代車として頑張ってくれたA1もなかなかのものでした。4日間ほど使ったのでまとめておこうと思います。
アウディA1(3BA-GBDAD)
最高出力[ネット] 110(150)/ 5,000-6,000kW(PS) / rpm
サイズ(全長/全幅/全高 mm)4,040/1,740/1,435
車両重量 1220kg (車検証記載の総重量 1495㎏)
①見た目
今どきのアウディという感じです。吊り上がった目に、最新のライト。ボディプレスは鋭くビシッと入っています。アウディの段付きのあるラインは他メーカーが真似できない生産技術らしいので、今はこれを軸にデザインしているようです。
デザイナーは生産技術、サスペンション等の足回り構造などを頭に入れた上でデザインしなければならないのが難しい。子供が好き勝手にきれいなものを描くわけじゃないので、その視点からすると
アウディは技術志向のデザインになっているといえます。情緒がなくなるとデザインは一気に陳腐化するとは思うので、バランスが崩れないことを祈るばかりです。

コンパクトカーなので伸びやかさはありません。丸い形なので、
ルーフを黒色にして丸っこさを消す処理をしています。ドアにも上下に2つ大きなプレスラインをつけて陰影を設けていますね。これが有ると無いとでは大違い!

最新のMMIです。タッチパネル式です。これが4日間でどういう印象を持つか、それを考えていました。

このエアコンスイッチですが、これはB8時代の名残がありますね!

B8のA4です。この時代の車が、日本でのアウディ躍進モデルでしたので思い入れのある方も多いと思います。この青と赤のダイヤルはマツダも参考にしていますね。

マツダ6です。2000年後半~2015年までがアウディ躍進(日本)の時期でしょうが、このころのアウディにマツダは倣ってインテリアを作っていますね。

懐かしい点でもう一つ。ドアスイッチのライトが赤色です!これはアウディでずっと使われてきた構成です!最初の愛車2000年式A4(B5)を思い出します・・・。B9は白基調なので、このぬくもり感のある格好良さが出ないんですよね。
②走行性能
高速道路を含め400㎞ほどを走りました。まず感じるのは同時代のA4やA6とボディの感触が同じだということ。段差を降りた瞬間のボディのきしみ感、ステアリングの雑味の少なさが私のA4等とそっくりです。
例えばポルシェ718ボクスターや911(991カレラ)に試乗した印象では、古き良き剛性感を感じました。
ぶっといガチンコチンの金属が衝撃をばっちり受け止めている感覚です。
それに対して今回のA1や私のA4は、
アルミの薄い四角い箱なのにえらく硬いなこれ、みたいな感覚です。これがステアリングの感触と相まって、雑味の無いクリーンな印象をもたらすのだと思います。古いアウディなら、ポルシェ風の感じ方で、もっと剛性が弱い感じだったと思います。
つまり、アウディは今ある技術に合わせてアウディらしさを再定義していくメーカーだと感じました。ポルシェやベンツのようなメーカーは伝統と最新技術の融合に力を目いっぱい注ぎますが、
アウディはかなりの部分を捨てていくメーカーなのかもしれません。というより、ボディの剛性感(剛性ではない)や乗り味というものではポルシェ、ベンツ、BMW等には敵わないと知っているからかもしれません。
高速道路を走行していると、新名神のような120km/h前後で流れている道でも楽々と走れることがわかりました。FF+短いボディ、という不利と思えるスペックですが全然問題ないですね。手放しでどれだけまっすぐ走るか実験もしましたが、これはA4よりは短い。が、それ以外は普通に走れるので台風で怖いということも少ないでしょう。7速Sトロニックなので、回転数低減による快適性も無視できなかったかと思います。エンジン回転数が高いとやはりつかれます。
A1の場合、3速あたりに落として回転数が4000~5000回転を超えだすと途端に音がうるさくなります。
それよりも苦手だと感じたのは低速です。
15~30km/h程度の走行、つまり駐車場内を走ったり、店から道に出たりというそうした状況下でギクシャク感が大きい。トルクが足りていないせいで無理なつなぎ方をしているのか、Sトロニックの欠点の低速が弱いという特徴がモロに出たのか、だいぶギクシャクする場面がありました。
学習効果が変わる部分かもしれませんが、これらはマイルドハイブリッドで相当改善が見込めそうです。(最新の1Lエンジン+ハイブリッドはもっと良いと聞きましたがどうだろう)
③快適性
最新の車はやはり快適です!

USBやタイプCも付いていますしWi-Fiもあるのでアマゾンmusicも使い放題。

バーチャルコックピットとステアリングスイッチで電話や地図、音楽も指示できるのは楽です。(慣れているせいもありますが)
そしてタッチパネル式ディスプレイの結論ですが、
「画面が大きいのは良い。でもやっぱり物理スイッチは必要」と思います。画面が大きく解像度がA4よりだいぶ良いので、見やすさという点ではOK!
ただ、どこに何があるのか分からないことを差し置いても、タッチパネルをタッチする手間というのがどうも慣れません。う~ん、
タッチパネルは集中力を使うので運転中という制約条件付きだとパフォーマンスは相当落ちると思います。最新技術を否定し続けるのは成長を阻害するのでなるべく受け入れたいところですが、ボイスコマンドなり何か解決策を提案してほしいところです。

快適に出張4日間を過ごせました!いい車感があるので、通常のレンタカーのように「あれ、どの車に乗ってきたっけ」的な飽きもきません。
メリットデメリットは上で色々と書きましたが、色々と書きたくなるような特徴がある車ということでしょう。
ありがとうA1!良い車です!
Posted at 2021/07/06 16:52:05 | |
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