
もうアウディオーナーならご覧になったと思いますが、こちらの
記事!に新アウディS5のインプレッションが出ています。
エンジンルームから良いもの感が漂ってきます^q^
「トップ・エンドのRSモデルよりは快適で、洗練された品のある走りを見せるという、Sモデルの作法をわきまえている巧妙な味付け」
「走り至上主義の硬派なドライバーがジャッジすれば、メルセデスAMGの新型3.0V6ターボや、BMWの実績豊富な3.0直6が、僅差ながらも勝利するだろう。」
「乗り心地は実にすばらしい。今回試乗した限りでは、A5のスポーツサスペンション装着車より上出来だった。確かに硬めではあるが、路面の凹凸を上手くいなしてくれる」
伝わってきますね~。やはり味付けの面でもキープコンセプトのようです。先代も、A4、A5を最高にうまくチューニングしていった完成品がS4,S5といった設えでした。
インテリアをフルレザー&カーボンに、足回りを贅沢サスペンションに、外装をよりスポーティに、エンジンをよりパワフルに・・・。Aモデルに市販の車高調やレザーを組み合わせていくことも可能ですが、メーカーがきっちり作ったものに及ぶことは言わずもがな、厳しいでしょう。しかし、A4やA5に乗っていて不満に思うことはほとんどないと思います。実際、試乗やスペックをながめていると羨ましくなるだけで、Aモデルに乗れば、これはこれで完成しています。
満足と羨望が同居しているという感覚です。これは決してやせ我慢ではありません(笑)アウディのSモデルを表する常套句かもしれませんが、SモデルはAモデルの完全上位互換ということですね。AはAで綺麗に完成しているのですが、Sがより大きな形で完成してしまっているのです。
※後部座席の評価はわかりませんので除外して考えています。
さて、常套句といえば記事ではこうもあります。
「ダイナミック・ステアリングは相変わらず、ドライビングを楽しむ上では邪魔な存在でしかない。アシストの重さや操作に対する操舵量を調整する幅が広すぎて、ドライバーの感覚と実際の走りが乖離しすぎてしまう」
「ハンドリングはナチュラルさやバランス、気持ちよさといった点で競合車に到底敵わない」
これはSモデルというかアウディ社全般にいえる評価ですね。およそ、どの記事を読んでもこれに類する言葉が並びます。比較すると、書かずにはいられないのでしょう。
しかし、個人的に思うのは、この批判的な記事がアウディというブランドをかえって鮮明にした感があります。世界中の評論家の意見として
曰く「メルセデスは超安定、快適、安全志向」
曰く「BMWはドライビングプレジャー、走り重視の設計」
曰く「ポルシェはスーパースポーツ」
曰く「レクサスは超豪華かつやんちゃ」
といった感じがあると思います。アウディは、このなかでメルセデスとBMWの超強力2大会社がつくった
快適⇔楽しさという二項対立に分類されない、微妙な立ち位置を新たに作ったのだと思います。
つまり、アウディは車に「
精密さ」というジャンルを「
クール」さを併せてもたらした、そう考えます。これはレクサスこそが得意な分野だと思うのですが、上述の通り、個人的な意見ではありますが、レクサスは「
超豪華かつやんちゃ」路線を進んでいる気がします。もっと精密なクールさをレクサスにこそ求めたいのですが・・・。
(二項対立というのは分かりやすいのでよく目にしますよね。Yes or No !?という類です。こういう視野狭窄な考え方は嫌いですので、世間が作り出しているBMW観、メルセデス観というものは、上記にように書いてはみたものの、個人的には受け入れていません。BMWも快適だし安全です。メルセデスもドライビングプレジャーはあります。が、世間的にそうなのだろうなということを書いてみました)
さて、というわけでアウディのハンドリングに全く嫌悪感もなく、タイヤの接地感覚も気にならない私のようなユーザーはアウディが最も適しているという結論になる!ということですね♪
いやはや、アウディオーナーによるアウディ愛をぶちまけてしまいました(笑)お見苦しいものをお見せしました^〇^
PS
冬になって気づいたのですが、なんだか車内が曇りやすいです。これは気密性があがっているせいでしょうか。妙にフロント、リアガラスともに曇ります。そのおかげて、最近はエアコンをオンにすることが多く、さきほど上げた燃費記録も最低記録に・・・。隠れて燃費記録を更新しようと頑張っていたのでちょっとショックでした。
Posted at 2016/12/06 21:10:40 | |
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アウディS5 | 日記