年末のまったりした時間がはじまっています。毎日10時まで寝てしまっている生活は、年が明け仕事が始まるとつらいだろうな~と考えますが明日から6時に・・・起きます(笑)
さて、今年をのんびり振り返ってみます。試乗記録を見直していき、2017年から勝手に行っている私的カーオブザイヤーを決めたいと思います。以前の記録を振り返ってみると
2016年(本家本元):アウディA4
2017年(私的):ポルシェ 718ボクスター
2018年(私的):アウディ A5カブリオレ
この2年、私はオープンカータイプを選んでいます。今年試乗した車は
1.メルセデスベンツ C200ワゴン(BSG搭載)
2.アウディ Q5 40TDI
3.スズキ ワゴンR
4.アウディ A6 55TFSI
5.アウディ A4(B7)
6.シトロエン C5
7.アウディ R8
合計7台、2019年は7台を試乗したようです。さて、このなかで何が印象に残っているか考えると、アウディA6・シトロエンC5・アウディR8でしょうか。今年は10台以下の試乗台数で、例年より少ない年となりました。
アウディA6の試乗記を自分で見返していると
「アイドリングストップ状態で写真を撮っていたので、アクセルを踏み込みエンジンを復活させます。ここで、アクセルを踏み込むんですが、アイドリングストップから復活するときってアクセルを1分ほど踏むと「ちょっとした引っかかり」を感じつつエンジンが再始動すると思うんです。
アクセルを踏む→ / この角度でエンジン再始動 → さらに踏む
という段取りです。このA6の場合、この引っかかりが皆無だったんです。踏み込むと同時にエンジンが振動なしで復活して車体が動き始めたんです。このウルトラスムーズさに少しテンパりました。これがマイルドハイブリッドの威力かと驚きました。
その後、段差を乗り越えつつ車道にでます。21インチを履いていたのですが、ラージセダンならではの鷹揚さでまったりと乗り超えます。鷹揚さと言ってしまいましたが、これも不完全な表現ですね・・・。マイルドハイブリッドのスムーズさ、サスペンションの衝撃吸収による車内への情報遮断が相まって、鷹揚かつ軽快に段差を乗り越えてくれます。」
シトロエンC5は
「六甲山へ繋がる起伏の激しい町並みを走りましたが、そこでもトルクフルな走りは変わりません。ちなみに、シトロエンといえばハイドロサスペンションですが、これがどんな物なのか非常に興味を持っていました。正式名称は、プログレッシブ・ハイドローリック・クッションです。ショックアブソーバ内にセカンダリーダンパーを組み込むシステムです。二重ダンパーて感じでしょうか。
車道の左側に出っ張ってきている形でバンプがあり、左側だけ乗り上げてしまう状況が多々ありましたが、そこでC5は吸い付くような挙動をしました。
通常は、バンプにどしっと乗っかってから降りるときにドッシンバインバイン・・・となるのですが、まるで線路に乗って吸い付いていったかのような動きに感じました。バネサスよりは確実にエアサスに近いです。」
アウディR8は
「車線変更などで変な揺り戻しなどは皆無。また、振動が腰にくるという問題は常にありますが、A4で感じるようなリアのばたつきやステアリングを段差にとられる、唐突にパワーが出るetc・・・といった不満点は何もありません。ロールが多きかかったり、アンダーステアやオーバーステアが多少あるのが普通ですが、ミッドシップスーパーカーにはそうしたデメリットが全くありませんでした。NAエンジンでしたし、唐突なパワーアップ感がなかったのはキャラクターに合っているかと思いました。」
こう見ていくと色々思い出しますね~。大体にして、自分が重視しているのは乗り心地。サスペンションやボディ剛性と色々と要素はありますが、乗り心地は本当に重要です。エンジン重視の方もいますが、私は乗り心地重視ですね。(デザイン重視でもある!)
話を戻して、カーオブザイヤーをどの車にするかですが、この3台のなかで乗り心地がもっとも良かった車。異次元の車だったあの車にしようとおもいます!
今年の!
カーオブザイヤー(私的)は!
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
アウディA6 55TFSIに決定!!!

試乗記にも書きましたが、マイルドハイブリッド化によって発進時のウルトラスムーズさを実現。従来的などっしり感は無くなりましたので、ポルシェやBMW、2000年~2010頃のアウディ、マセラティといったメーカーのような従来的なロードインフォメーションやハンドリングを重視している方はA6に魅力を感じないかもしれません。
ただ、それはアウディの狙いであると確信しています。A4もそうですが、明らかに狙った乗り心地で、
空飛ぶ絨毯のような足回りでした。

内装の派手さもメルセデスには及びませんが、華美ではない範囲で豪華にしてきた印象です。ここにもう少し柔らかいシートがあれば・・・。
買えない車ではありますが、今年はこの異次元の乗り心地を見せてくれたアウディA6 55TFSIにカーオブザイヤーを捧げたいと思います!

Posted at 2019/12/30 19:36:49 | |
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