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FJ CRAFT
この度はFJ CRAFTのホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。 弊社は和歌山県橋本市に所在しますオリジナルカーマットの製作会社になります。 高い技術を持つスタッフが縫製の美しさにこだわり、丁寧に製作し、お客様に直送いたします。 質、コストパフォーマンス、カラーバリエーション、その他 特注や部分販売など、お客様のご希望に限りなくお応えできますよう対応させて頂きます。 商品についてのご相談、ご質問はお気軽にお問合せ下さい。
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2020年04月16日 イイね!

知っている人も改めて(^^)/♪

知っている人も改めて(^^)/♪こんにちはキムです(^^)/

今回はクルマに関する素朴な疑問を少し集めてみたので
知っている人も改めて
自分の知識が合っているか確認してみよう(^^)

と言うことで早速(^^)/


●ディーゼルエンジンの燃費がいいのはなぜ?

 空気と燃料を混ぜた混合気を圧縮後、プラグの火花で着火する「ガソリンエンジン」に対し、「ディーゼルエンジン」は高圧縮することで発火点を超える高温になった圧縮空気内に燃料を噴射することで自己発火します。
このような構造上の違いからピストンによる圧縮の度合い、つまり圧縮比がガソリンエンジンの7〜10に対して15〜20以上とディーゼルエンジンははるかに高いんです(゜-゜)
エンジンのような熱機関の熱効率は圧縮比が大きいほど高くなる性質があるため、圧縮比の高いディーゼルエンジンはガソリンエンジンより燃焼効率がよく、燃費もよくなる傾向に♪


●ディーゼルエンジンはなぜ馬力が小さいのか?

ディーゼルエンジンの燃料となる軽油はガソリンよりもカロリー(発熱量)が約10%ほど高く、燃焼時のエネルギーがそれだけ大きく効率がよいんです。
圧縮比も高いためトルクが大きくなります。
でも燃焼速度はガソリンより遅いため稼動回転域は低く、かつ狭くなります。
出力(馬力)はトルク×回転数で計算するので
同じトルク値なら高回転で出すほど高出力となるので、最高回転数が低いディーゼルエンジンは馬力が小さくなるんです(^^)

馬力は「トルク×回転数」で計算することを覚えておきましょう~♪
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●なぜポルシェとスバル以外はボクサーエンジンを作らないの?

水平左右に設置されたピストンが水平方向に往復する「ボクサーエンジン」は、対となる気筒同士が振動を打ち消し合う働きをするため振動が少なく、上下幅が薄く低重心という優れた利点があります。
しかし部品点数が多く、排気の取り回しが複雑になるなど生産コストがどうしても高くなる傾向に。
また、横方向に空間的な余裕がないため自動車のエンジンルームで考えた場合の制約も大きく、ポルシェとスバル以外はあえて生産していないようですよ~(^.^)
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スバルの水平対向エンジンは日本国内では水平対向4気筒エンジンの2019年12月に生産終了となったEJ20型、他FB型、FA型の3種
北米では3.6L水平対向6気筒のEZ36のほか、EJ25、FA24があります。
ポルシェは水平対向6気筒エンジンに加え水平対向4気筒ターボエンジンも(^^♪


●ボクサーエンジンはなぜ燃費が悪いの?

ボクサーエンジンは構造上、ピストンストロークを伸ばすと横幅が拡大してしまうため、一定の横幅内で排気量を拡大するためにはボアを拡大するしかなく、必然的にショートストロークになります。
このため、高回転は得意なものの低回転時はトルクが低くなる傾向にあり、低回転では燃焼効率が落ちます。
その為アクセルを余分に踏み込んだり低いギアで走行することとなり、結果として燃費を悪化させてしまう事に。


●ダウンサイジングターボは本当に燃費がいい?

ダウンサイジングターボは「排気量などを小さくし燃費を上げ、動力性能の低下は過給機で補う」というもので、輸入車では主流となっていますよね(^^)/
が!日本車の燃費はよくなく、輸入車は謳い文句どおり向上している傾向に。。。

日本車のダウンサイジングターボの燃費がそれほどよくない理由は、まずクルマが軽くない!全域でパワーを出しやすいハイオク指定にしにくい!ということが挙げられるようです。


●馬力とトルクの違い

エンジンの回転軸に働く回す力(ねじりの強さ)が「トルク(㎏m/Nm)」
その力を持続することでどの程度の仕事を行えるかを表わす指標が「馬力」です。
ある一定の時間内にどれだけ重い荷物を、どれだけ遠くまで運ぶことができるかを「馬」何頭ぶんに相当するかで表示しているんです♪
単位表記は昔から親しまれている「ps」が一般的でしたが、単位の変更によって現在は
「kW」が使用されるようになっています(^^)


●トルクの大小はどうやって決まるの?

「トルク」は物を回す際、かかった力とその回転軸の中心から力点までの距離をかけた数値で、回転軸に付いた1mの柄の先に1㎏の回す力(回転力)が加わった時「1㎏m(9.8Nm)」と表わしています。
つまり、エンジンを回転させる力を示していて、数値が大きいほど瞬発力が強く、重たいクルマでも動かすことが可能になるわけです。
が、大きいからといって速く走れるわけではないんですよね~
速度を出すためには仕事量、つまり馬力が必要となります(^^)/


●なぜガソリンより軽油のほうが安い?

どのガソリンスタンドでも20円くらい軽油のほうが安い理由は〝税率〟の違いです
(*´Д`)
ガソリン価格には揮発油税(53.8円)と石油石炭税(2.8円)を合わせた56.6円が、
軽油価格には軽油引取税(32.1円)と石油石炭税(2.8円)をあわせた34.9円がかかっています。
この21.7円が価格差となります。
軽油引取税は、軽油が主にバスやトラックで多く利用されるため、燃料費が企業の経営を圧迫しないよう安く設定されているみたいです。
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●ハイブリッドのほうが高いのに売れるのはなぜ?

ハイブリッド車の価格は、同サイズのノーマルエンジン車に比べて30万〜50万円高いですよね~
この価格上昇分を燃料代の節約で取り戻すには、概算で1年間の走行距離が約1.5万㎞走行する必要があります。
それなのにハイブリッドがよく売れる理由は、クリーンな印象があるからで、環境対応に力を入れる法人ユーザーも、この点を重視しているようです。
またクルマを買い換える周期が約8年と長い今では「ようやくハイブリッド車を買える」と考えているユーザーも多いようです。
ハイブリッド車は走りが静かで上質だから、また小さなクルマに代替えするユーザーが、コンパクトなハイブリッド車を選ぶこともあるようですね(^.^)


●カタログ燃費と実燃費はなぜ大きく異なる?

簡単に言えば、カタログ燃費はかぎられたパターンでしか燃費を測定しないのに対し、実走行は上り坂になった高速道路を走ることもあるなど、いろいろな使われ方をするためで、特にハイブリッドカーのような燃費のいいクルマほどカタログ燃費と実燃費の乖離は大きい傾向にあります(;・∀・)

それでも新しい国際的な燃費表記で、走行パターンごとの燃費も発表されるWLTCモードの導入により、その実燃費の差は減少(゜-゜)

従来のJC08モードでは燃費の値は1つだけが表記されていました。
WLTCモードでは、「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」と3つの走行パターンによる燃費とそれらを総合したWLTCモードの4つの燃費が表記されています♪
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●チャイルドシートは何歳まで必要なの?

法律では6歳未満の子どもに着用義務があります。
チャイルドシートは大人用のシートベルトが正しく使える身長140〜150㎝程度になるまで必要です。
1歳半頃までは後ろ向きで使う乳児用、4歳頃までは幼児用、その後はジュニアシートが使えますが、大切なお子様の命を確実に守るためには座面を上げただけの「ブースターシート」ではなく、頭や肩までを守る「フルバケットタイプ」のジュニアシートをお薦めします(^^)/
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●なぜ最近のクルマのタイヤは大きい?

最近のクルマは高性能を求められていることもあり昔に比べ大きく、重くなっていることもあり、コーナリングスピードを高める、クルマの重さを支えるためという理由でタイヤが大きく、太くなりつつあります(*'▽')
またそれに伴いホイールも大きくなりつつありますが、大きなホイールにはブレーキを大きくできるのでブレーキ性能が向上する、タイヤが薄くなるのなど見た目がカッコよくなるといったメリットもありますよね(^^)


●ラダーフレーム車はなぜ減った?

最も大きな理由はラダーフレームをやめてモノコック構造とすることで、重量を減らせるから。
重量を減らせると、運動性能も向上し、燃費もよくなる……とはメーカーさんはよく言うが、最も大きな効果はコストダウン(笑)
クルマも工業製品である以上、重量とコストはある程度比例します。
フレーム式と同程度の性能をモノコック構造で得られれば、それはモノコックにしたほうが、コストが低いのは当然なのです(;´∀`)
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新型ジムニーには強化されたラダーフレームを採用♪。
本格的なオフローダーには必須のフレームですよね(^^)


と、まぁ
こんな感じでいろいろな事を取り上げて見ましたがどうでしたか~?('ω')ノ
まだまだ知らない事って沢山ありますよね!
調べてみると意外な事が解ったりしますので結構おもしろいですよ~


では今日はこのへんで(^^)/
最後まで見た頂きありがとう御座いました~(^^)


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Posted at 2020/04/16 11:46:31 | コメント(12) | トラックバック(0) | コアブログ | 日記
2020年03月04日 イイね!

NAエンジンとは?(^^♪

NAエンジンとは?(^^♪NAエンジンとは? ターボと自然吸気エンジンの比較

車の心臓部であり、車を楽しむ上での醍醐味でもあるエンジンですが、仕組みにいくつか種類が存在しますよね(^^)

今回は、その中でもスタンダードなNAエンジン(自然吸気エンジン)について、メリット・デメリットやターボエンジンとの違いを交え、NAエンジンの良さについて紹介していきたいと思います(^^)/ 
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NAエンジンとは、ターボチャージャーやスーパーチャージャーなどの過給器を使わず、大気圧をそのまま吸気するエンジン、別名「自然吸気エンジン」といいます(^^♪
NAは「Natural/Normal Aspiration(自然吸気)」の略語

過給器の登場以前、エンジンは自然吸気が当然でした。
NAエンジンという呼び名は、過給器付きエンジンと区別化するために付いた名前なんです(^^♪

このNAエンジンは、昔からの吸気方法でありながら、燃費性や低排ガス性に優れ、現在でも多くの自動車エンジンの主流となっていますよね(^^)

続いては
●NAエンジンのメリット・デメリット

NAエンジンのメリットには、低燃費、低排ガスなどあり
特にNAエンジンで好評なのは、アクセルレスポンスの良さなどがあげられます。
アクセルレスポンスというのは、スロットル操作に対する出力(回転数)レスポンスのことで、NAエンジンはアクセルを開けた分だけストレートに回転が上がっていく傾向です(^^)/
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これによって、直感的なスロットルコントロール(電子スロットルは要チューニング)が可能になり、走行する楽しみを得やすいのではないでしょうか?(^^)

逆にNAエンジンのデメリットといえば、過給器付きと比較した上だと低トルクである…

とはいえ、元々のエンジンとしての基本型であるため、過給器付きのエンジンと比較しなければ、デメリットが明確に浮かんでこないこともNAエンジンの特徴ではないかと思います。

次に紹介する、過給器付きと自然吸気の違いについて理解すれば、それぞれの向き不向きがわかりやすいのではないでしょうか(=゚ω゚)ノ

●NAエンジンと過給器付き(ターボ)

自然吸気エンジンと多くの対立項を持つターボエンジンですが、過給器の有無によって2つのエンジンは非常に大きな違いがあります(=゚ω゚)

自然吸気エンジンの性能をより理解するために、以前にもブログでお話しましたがターボエンジンについても少し説明したいと思います。

ターボエンジンのメリット・デメリット
ターボエンジンは、過給器によって自然吸気エンジンの吸気の力を向上させたものでしたよね?
自然吸気と比較して、およそですが2〜3倍の空気を取り込み、使用する燃料もNAエンジンより多いため、エンジン燃焼のパワーが大きいです!
このパワーこそがターボエンジン最大のメリットではないでしょうか(*'▽')

逆に、燃料を多く使用する分、燃費はNAに劣ります。
パワーの必要ない街乗りが多い場合は燃料を無駄に消費してしまうデメリットもうまれます。

また、ターボエンジンはアクセルを踏み込んでから出力が出るまで、過給器を回す工程を挟むため、少しのラグが発生します。
(今では技術も進化しラグも殆ど感じません)
これも以前お話した通りアクセルを踏んでから、遅れてドカンと来る感覚が好きだという人もいますが、アクセルレスポンスを重視する人にとってはデメリットにもなるかもしれませんね(^^)

自然吸気エンジンは、以上のターボエンジンのメリットとデメリットの真逆の性能を持つということです
(^^)/

エンジンのチューニング(簡単な)の注意点

NAエンジンの良さとしてアクセルレスポンスがありましたが、チューニングのポイントとしては、レスポンスの向上と、いかに高回転まで吹かせられるかどうか、というところになるのではないでしょうか♪
言わば上までキッチリ回るエンジン!!

そもそもチューニングというのは、吸気・燃焼・排気を最もバランスの取れた状態にして、低回転ではトルクを、高回転では馬力を向上させることを目的とします。
そのため、高回転時の吹き上がりを良くしようと、ただマフラー径を太くするだけでは低回転時に小さい空気が太いパイプを抜ける状態になってしまい、トルクが細くなります。

エアクリーナーも交換して吸気効率を上げたり、コンピュータ(ECU)を変更してバルブの開閉タイミングを変えたり、もちろんシリンダー内の空燃比を調節する必要も出てきます。

要は吸気・燃焼・排気のどれか一箇所を変更しただけでは効果的なチューニングとはならないということとなります。

NAエンジンの高回転がもたらす音の魅力とは?

NAエンジンの音の魅力は、高回転に移行する度に変化するエンジンサウンド♪
ターボエンジンにも、過給器が稼働する際の高周波の音や、迫力のある低音といった魅力がありますが(^^)
さらに、過給器の有無だけでなく、エンジンの種類によってもサウンドはもちろん変わります。
文字では決して伝わることのないエンジンサウンド、私個人的にはホンダのVTECサウンド
なんて大好きですし、ロータリーのNAサウンドも最高です(^^♪
後、大排気量ではフェラーリやランボルギーニの音も芸術的ですよね♪
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みなさんにとってNAエンジンの名機はありますか?

NAエンジンはエンジンの基本です、過給器の登場で、初めてNAならではの強みや弱みが見えるようになりました。

これまで意識せずにNAエンジン車を乗られていた方は、アクセルを踏んだ分だけ車が応えてくれる感覚や、ゾクゾクするような高回転など、フィーリングポイントを意識して楽しんでみてはいかがでしょうか?(^^♪


ではこの辺で(=゚ω゚)ノ♪




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Posted at 2020/03/04 08:06:22 | コメント(12) | トラックバック(0) | コアブログ | 日記
2020年01月28日 イイね!

ダウンサイジング?そもそもなに?(*´з`)

ダウンサイジング?そもそもなに?(*´з`)こんにちはキムです(^O^)

さぁ~今日のお話は、先日のスーパーチャージャーに引き続き、ちょっとした車の豆知識をお話したいと思います♪
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、お付き合いくださ~い(^^)/
では早速…


★ターボエンジンとは
前回にもお話を少しばかりしましたが、簡単に言ってしまえば排気量以上に空気を押し込んでエンジンパワーを出す装置です♪
少し昔「パワーはあるけど、乗りにくくて燃費が悪い」と言われた時代もあったターボ車が、なぜ今多くの車に採用されだしたのか。
「そもそもターボとは」を少し掘り下げてお話をします(^^♪

ターボとは排気ガスの流れ(排気の圧力)を使ってエンジンに空気を押し込む過給装置で、同じ排気量なら過給することでよりパワーが得られちゃうんですよね(^^)
言えば小さな排気量で大きな排気量並のパワーが出るというもの。
構造を簡単に説明すると、ターボには排気側、吸気側に羽車(タービン)が付いていて、排気ガスが出ることで排気側の羽車が回ると吸気側の羽車も回り過給が行われます、ベースとなるNAエンジンより大きなパワーを得られちゃうんです♪
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★NAエンジンとは
自然吸気(ノーマル・アスピレーションもしくはナチュラル・アスピレーション)エンジンのことで、簡単に言ってしまえば吸気した空気をそのまま燃やし排気するので、排気量とエンジン回転数相応のパワーしか出ません(あくまでもノーマルね)

ターボとよく似た過給機としてはスーパーチャージャーがあります(^^♪
以前お話した通りスーパーチャージャーはエンジンの力を過給に変換することがターボとの違いで、ターボの弱点だったレスポンスに優れる所ががメリットです。

★なぜ一時ターボは廃れたのに、最近増えているのか?
日本車初のターボ車は70年代後半、日産の430型セドリック&グロリアの2ℓ直6に採用されました。
昭和の時代「排気量が2001㏄以上になるのを含め、3ナンバー車は自動車税が5ナンバーの倍掛かる」という特殊な事情もあったのです((+_+))
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かつての5ナンバー車の条件
•全長:4,700mm以内 全幅:1,700mm以内
•全高:2,000mm以内 総排気量:2,000cc以内
のいずれか1項目でも越えた場合3ナンバーとなり税額が跳ね上がりました

そのためか小さな排気量で大きな排気量並の動力性能を得られるターボ車が
セドリック&グロリアでは2ℓターボと2.8ℓNAのエンジンスペックは非常に近く、5ナンバーで3ナンバーの大排気量車並みの力を得られる2ℓターボは大きな意義があったのかもしれせん♪
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そしてそして~
時代は進み平成になると3ナンバーの自動車税の値段の高さは改正されましたが、日本の自動車業界自体が上り坂で、スポーツモデル=ハイパワー車となっていきました。 
昔は燃費がそれほど重要視されていなかった時代背景もあり、90年代初めを頂点にターボ車は増え続けたのです(*´з`)
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ちなみに430型セドリック&グロリア、ターボが登場した頃は排ガス規制の強化やオイルショックといった背景もあり、パワーのあるターボ車の認可を渋る運輸省に対する日産の主張は「ターボ車は排気ガスの流れを再利用し、小さな排気量で大排気量車並みのパワーが出るので低燃費につながる」というものだったらしいです(;・∀・)

ターボ車を振り返ると現在であればかなり的を射ているのですが、過程を考えると微妙に感じるところもありますよね(笑)

その微妙なところもターボ車の弱点やデメリットで、2000年代になると大パワーを必要とするスポーツモデルの激減や、パワーよりも燃費を重視される時代になったことで必要性が薄れてしまい、軽乗用車を除くとターボ車はめっきり減ってしまいました。

★続いて具体的なターボ車のデメリットは?(過去)
①燃費の悪さ
大人しい巡航であればそれほどNA車と変わらないものの、ターボ車は排ガスの排出が大きくなるまで【ターボチャージャーが回らない=パワーが出ない】という、ターボラグと呼ばれる弱点があり、そのため特にATとの組み合わせだと相性が悪く、常用でのアクセル開度が増えがちになったり、ターボラグによるレスポンスの悪さで運転がしにくかったりと結果的に燃費が悪いケースが多かったようです
(-_-;)

※ターボラグに関してはターボのサイズを適正なものにすることや、ターボの材質を鉄から重量の軽く回りやすいセラミックやチタンなどに変更、排ガスと吸気の流れをスムーズなものにするなどして、かなり改善はされていきました(^^♪

日本であまり多様しない高回転を使い続ける高負荷時に、ハイパワーなターボ車は発熱量も多く、エンジン内部を冷やすためガソリンを多く使用する必要があることも燃費の悪さの1つ。

②コスト面の高さ
これは当然でもありますが、ターボ車はNA車に対しターボ本体の効率を上げるため吸気を冷やすインタークーラーや、それに付帯する配管など(特にターボ本体やインタークーラーは高い精度が必要な部品)自ずとコストは高く、
それにより自動車税が納得のいく段階的なものになったことで、ハイパワー化の手段であれば排気量を上げても基本的にコストは変わらないNAエンジンに移行が進んだ時期もありました( ̄ー ̄)

★続いてターボ車復活の背景
●ターボ車復活のきっかけを作った直噴エンジンを例に…

直噴エンジンが一般的なものとなった♪
空気と燃料が混ざったものを燃焼室に噴射する通常のポート噴射に対し、燃料を直接燃焼室に噴射する直噴エンジンはより細かな燃料噴射を行うのに加え、高圧縮化や直接燃料を噴射することで燃焼室の温度が下げやすいといったメリットも生まれ、ターボとの相性がよくターボの弱点を補えるようになった。

先にお話したように「ターボラグ」が、ターボ自体の進化直噴化で減少したのに加え、VWで言えばツインクラッチATのDSG、他社製でも変速スピードの早いレスポンスに優れた6速以上の多段ATの登場で、ターボラグが非常に少ないNAエンジンのように運転できるターボ車が増えた事も要因のひとつ♪

で、登場したのがダウンサイジングターボ!
同じパワーを得るのにターボを使えばエンジンを小さくできるメリット(^^♪

上記①、②の様にターボ車の弱点が補えるようになれば「小さな排気量で大きなパワーを得られる」という本来のメリットが生まれ、最近よく聞くダウンサイジングターボというコンセプトに(^^)/♪

ダウンサイジングターボの分かりやすい例を挙げると2ℓ直4ターボは3ℓV6NAの代替
3ℓV6NAが2ℓ直4ターボになればエンジン重量は大幅に軽くなり、軽さという要素も燃費向上や運動性能にもつながります♪
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日産ノートはスーチャーですが、1.2ℓ3気筒エンジンにスーパーチャージャーを加え1.5ℓNAの代替としているのでこちらも当てはまるのではないでしょか。

また気筒数は同じでも排気量を小さくすれば、1.5ℓ直4ターボを2ℓ直4NAの代替としているステップワゴンのように、同じ4気筒でもエンジン本体はフィットなどに搭載される1.5ℓまでをカバーするものなので、2ℓまでをカバーするものより軽量です。
また同じ直4でも1.5ℓであれば2ℓよりサイズも小さいので、大きなエンジンの搭載を考慮しなければならなかったエンジンルームも小型化でき、その分、室内を広くできるというメリットも♪

★普及と共にターボ自体のコストが下がっている
上記でもお話ししましたが、ターボ車はコスト面で割高であるがターボ車の急激な増加による量産効果もターボ化に必要なパーツのコストDOWNに♪
またノート、他車種のようにターボ化スーチャー化により気筒数が減れば、気筒数が減った分でターボ化によるコストを相殺か、またターボ化の方が安く済むというケースもあるようです。

こういったターボ車の進化とダウンサイジングターボのメリットにより、今では輸入車を中心にあの排気量至上主義のアメ車でさえダウンサイジングターボは増加傾向です。
日本では交通環境も含め更なる燃費向上としてハイブリッド化が進んでいるので、ダウンサイジングターボでは輸入車に対し少し遅れ気味な印象もあります。

長くなったのでそろそろ〆に(笑)
燃費というのはエンジン、ミッションといったパワートレーン系だけでなく、車重や空気抵抗など様々な要因が絡み合うものだけに、ダウンサイジングターボだからといって今までよりも劇的に燃費がいいものは少ないというのが現実のような気もするキムでした(-ω-)/

と、今回はこんな感じで☆
ほな、まったね~♪



Posted at 2020/01/28 08:26:14 | コメント(13) | トラックバック(0) | コアブログ | 日記
2020年01月16日 イイね!

★スーパーチャージャーとは?メリット!デメリット★

★スーパーチャージャーとは?メリット!デメリット★こんにちはキムです(^^)/
最近、スーパーチャージャー搭載のなぉなぉちゃんNOTEに乗る機会があったので
ちょこっとスーチャー(略)についてお話したいと思います♪
 
最近の車では聞く事の少ない「スーチャー」乗った記憶のない方でも名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。
昔は多くの市販車に『スーパーチャージャー』が搭載されていました。
ですが「パワーがある」「速そう」というようなイメージをもたれていただけで、この仕組みを詳しく知らない方も多いのでは?

今回は、スーパーチャージャーとは何なのか、どのような仕組みなのか、またスーチャーを装着するメリットやデメリット、種類などをちょこッと解りやすくご紹介したいと思います(^^)/
(あくまでも純正品としてのお話です、賛否両論有るかとは思いますがご了承ください)


話の内容に入る前に、スーチャーやターボの過給器について・・・

●過給器とは?(スーチャーとターボの略称)
ターボやスーチャーは何となく「何かエンジンに特殊なものが付いてるのでは?」と思われている方がいると思います、間違いではありませんが少し違います。

車が走行するうえで、一番の動力を生み出しているのはエンジンです。
エンジンにガソリンと空気を送り込み、そこで爆発させて動力を生み出し車は走っています。正に車の心臓部分ですね(^^)
単純に速く走ろうと考えれば、この心臓部分を大きくし、大きな排気量を生み出すエンジンを積み爆発力をあげれば良いのですが、エンジンは鉄の塊のようなもので大きくなるということは、大きくなる分だけ重量も増します((+_+))

また、その重量や爆発力を支える為に車体のフレーム等も頑丈にしなければいけません
結果、速くしようと思って単純にエンジンを大きくしようとすると、かえって車重は重くなり、遅くなってしまいます。
ここで、手っ取り早くパワーUPする一つの方法に「過給器」があります。

その過給器とは、エンジンが元々持つ大気圧の力より、更に高い気圧をエンジンに送りこみ、圧力を上げ、一度に多くの燃料と空気を燃やして動力にする装置です(^^)/
これがあることによって、エンジンを大きくせずに爆発力をあげ走行することが可能になるんです♪
その機構、装置自体を過給器と呼びます。
(ちなみに、最近よく耳にするようになったダウンサイジングターボなどもこの一種です)

その過給器の役目を機械式に行うのが「スーパーチャージャー」です。
機械式のスーパーチャージャーの仕組みはエンジンと連動し、そこで生まれた動力をベルト等で過給器に伝えてその動力でコンプレッサー(圧縮機)を作動させ、
空気を圧縮し高気圧を生み出して、それを再びエンジンに送るのです。
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こちらは余談ではありますが、ご存じですか(#^.^#)?
実はこのスーパーチャージャーは、元々ジェットエンジンが主流になる前のプロペラ式のエンジンの飛行機に多く搭載されていたんですよ(*'▽')

もちろん飛行機は高度の高いところを飛行するわけですから、つまり“酸素の薄い“燃焼効率の悪い場所ではこの機械式の過給器「スーパーチャージャー」が欠かせなかったというわけなんですよね~♪
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 4列28気筒、総排気量7万1500cc
スーパーチャージャーターボチャージャーで2段過給を行い、4300馬力を叩き出すという超怪物エンジン!!見た目もイカツイね(笑)

ささ、話を戻しまして…( ̄▽ ̄)

★スーチャーの種類
スーチャーには多くの種類があり、種類によって採用されている乗り物などが異なります。
ここでは簡単にその種類をお伝えしますね(゜-゜)

遠心式
主に航空機に採用されている方式で、かつては一部の車にも採用されたことがあります♪

リショルム式
内部圧縮があり高圧過給でも効率が落ちず、振動も少なく、騒音が少ない為、潜水艦などに使われていました。

スクロール式
渦巻形の羽を2つ組み合わせて動く過給器。渦巻の外縁から空気を取り込み、圧縮させながら中心へと送って吐出する方式で、昔フォルクスワーゲンが「Gラーダ」という商標をとり、車に使っていました。

スライディングベーン式
過給器内部の空間を狭くする事で空気を圧縮して吐出する方式、航空機やオートバイにも使用されていました。

レシプロ式
シリンダー内をピストンが往復し、圧縮式過給器 昔2ストロークガソリンエンジンの掃気用として採用例があるようです。

ルーツ式
最初は大型送風機等に使用されていていました、内部圧縮はなく高圧過給には向いていないが、コスト面などで、この方式が車に多く用いられています。

私が知るのはこれぐらいですが他にも有るかもしれませんね(^^)
ここまでで、何となくスーチャーがどういうものなのか知って頂けたでしょうか?
それでは、車にとってのスーチャーとはどういうものか?を少し・・・

スーチャーには上記ように、ルーツ式を使用するのが主流でした、
何故なら低コストで搭載出来るからです♪

エンジンが始動すれば、エンジンから動力をタイヤに伝えるためのクランクシャフトや、電動モーターでコンプレッサーが作動します。
なので、タイムラグが無く加圧された空気がエンジンに送り込まれエンジンに爆発的な力を与える事が出来るということです。
通常の車は、回転数を上げて走れば走る程加速していきスピードが増していきますよね。スーチャーを搭載だと、低回転域でも力を発揮する事が容易になるのです。
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写真の様なボンネットからはみ出ているスーチャーを見たことありませんか?
これは改造で、後からエンジンに外付けされたスーパーチャージャーです。
大砲みたいですよね(;'∀')

ドラッグレースなどでもこのような車をよく見かけますが、短い距離を如何に速く走れるかが勝負ですから、低回転域で力を発揮するスーチャーが活躍する事も多くあります(*^-^*)


★ターボとの比較で分かるスーチャーのメリット
次に、スーチャーのメリットをターボと比較しながらお伝えしていきます。
エンジンに更に力を与える役目として「スーパーチャージャー」と「ターボチャージャー」があります。

この二つのチャージャー。
似ているようで、実は全く別の仕組みです。
スーパーチャージャーは少ない排気量で動き、タイムラグがない。
機械式のスーパーチャージャーが、エンジンの動力で過給を行うのに対して、ターボチャージャーは、エンジンが出す排気で、ターボチャージャー内にあるタービンと呼ばれる風車を回転させて、その動力でコンプレッサーを動かし、空気を圧縮してエンジンに力を加えます。
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なので、風車が回転する排気が十分になければターボとしての機能は働きません。
これが昔よく言っていた「ターボラグ」というものです。
いくらターボチャージャーを積んでいても、エンジンからの排気が十分になるまでは、力を発揮しません。

一方、スーパーチャージャーは上記でも説明しましたが、エンジンが作動すればスーパーチャージャーも作動しますので、この「ターボラグ」がないのです。
よって、少ない排気量でもエンジンをより爆発させることが出来ます。

過去ターボ車が流行った時代、このターボラグがあったためにそれに対抗して作られたのがスーパーチャージャーです。
主にトヨタからはMR2やカローラレビン・トレノに搭載されていましたよね~
少ない排気量でも作動することから、軽自動車にも♪


そしてスーチャーは熱量が少ない!!
ターボはエンジンの排気によって風車が回転しますので、排気による熱を受けてしまいます。
エンジンや機械系統にとって熱は天敵ですので、どうしても負荷がかかってしまいがち(-_-;)

一方、スーチャーはベルトによってコンプレッサーを回すので、ターボのように熱がこもったりする影響がほぼありません!
このように、エンジンにもあまり負荷のかからないのと、エンジンの始動と共に働くことで、反動が少なく、低回転域から中回転域で作動しますので、ターボに比べ燃費効率は良い傾向です。


★スーチャーのデメリットは?
スーチャーによる動力源への負担
ここまで書くと優れモノですが、スーチャーにも幾つか欠点があります。
先ず一つ目が、スーパーチャージャーの魅力でもある動力源!
エンジンが始動すると、シャフトやベルトが駆動しスーパーチャージャーも作動します。
しかしある程度出力が出ると、逆にコンプレッサーを動かす力が大きくなりすぎて、エンジンにとって邪魔な存在になってしまいます。
低回転~中回転域では良いのですが、エンジンが高回転域になるとスーパーチャージャーとしての力はあまり発揮できません。

スーチャー最大出力の限界
ターボ車は、排気量が増して速度が増すほどタービンが回転し圧力が出ますが(圧制限が無ければ)逆にスーパーチャージャーは、一定の圧力しか出ず最大出力という面ではターボ車には劣ります。


★なぜ最近スーパーチャージャーを見かけなくなったのか?
現在、ターボ搭載の車は聞いてもスーパーチャージャー搭載の車は聞かなくなってきました。
過去、国産車では有名所でカローラレビン、スプリンタートレノの4A-GE型等に使用され、ターボ車と凌ぎを削っていましたが、高回転域によって生じるパワーロスやコスト面がかかる事が問題となっていき・・・( ̄▽ ̄;)
現在、日産ノート・マツダのSKYACTIV-Xに採用されたスーパーチャージャーをルーツ型で搭載しているくらいですかね?
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その一方ターボチャージャーは、技術の進歩によりターボの欠点を改善することが可能になり現在多くの国産車に使用されています。

国産車では見なくなったスーパーチャージャー搭載の車ですが、海外、特に北米ではまだまだ需要があり採用されているみたいです(^^)

現在は、あまり見かけなくなってしまったスーパーチャージャーですが、廃れた昔の技術ではなく、今の日本で求められている車には合わなくなってしまったというだけの事です。
また、いずれ日本でも再び求められる時がやってくるかもしれません。
その時にスーパーチャージャーを知っていれば、選択肢がより増えるのではないでしょうか?(^^♪

こんな感じで簡単にスーパーチャージャーについてお話させていただきました♪
仕組みが分かりづらいスーパーチャージャーを、少しでも分かっていただけたら幸いです♪

ほな今日はこの辺で( ̄ー ̄)♪



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Posted at 2020/01/16 11:51:00 | コメント(17) | トラックバック(0) | コアブログ | 日記
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