MINI原人の農耕生活 Vita contadina di MINIpithecus 21
留萌から札幌に移住したMINI原人は2年余りの間、慣れない札幌生活のため「みんカラ休眠状態」にあったが、ようやく余裕も生まれ、余暇を楽しむことができるようになった。その1つが、原人基地の南側にある「ネコノヒタイ」と呼ぶ畑での農耕生活である。今日は5月に植えたトマトが成り、色づいてきたので最近カアカアと接近を試みているカラスどもに盗られないように囲いづくりとネット張りである。札幌に来るときに農耕用品は大部分処分してしまったので、残っているものでなんとかすることにした。![]() | 天網恢恢疎にして漏らさず 竹竿は十分あったが、ネットが足りず、このような穴だらけのネットハウスとなった。しかしながら、① カラスはネットの下のスキマから潜って入らない、② カラスは翼をひろげて飛んで通れる穴からしか出入りできない、③ カラスは上の空間が閉じた所を恐れる というカラス侵入三原則をうまく利用した構造になっているのである。 |
![]() | カラスが嫌いなもの1 ネット防護のないところには、カラスが嫌いなハーブ類が植えてある。セリ科のハーブであるパセリ、トウガラシ属トウガラシの栽培品種の一つパプリカはカラスを始めとする鳥類は全く興味をしめさないし、キタキツネやシカも出没したとしても食べないのである。というかニンゲンは変なものを食べる悪癖がある動物である。 |
![]() | カラスが嫌いなもの2 芳香性のシソ科植物であるシソは風味が変わっておりカラスは決して嘴でつまんだりしない。同じくシソ科のハーブであるバジルもカラスは見向きもしない。トウガラシはカラスを始め多くの動物種が忌避する植物である。そんなわけで本日の農作業は終了である。要するに鳥類・獣にとって「クサイ」ものは安全なのだ。 |
![]() | 原人が好きなもの 昨日の土用の丑の日に食べ損ねたウナギを買ってきた。一尾2,980円の愛知県三河産の高級品である。まだトマトは栽培中なのでスーパーで買ったトマトとともに喉も乾いたのでビールをお供にして食べる。あー、暑い中での汗だく作業はこのためにあったと言って過言ではない。 |
| MINI原人の農耕生活 21 (2025.7.20) |
さようならジムニさん
原人の新しいクルマは現在生産地ドイツ・ライプツィヒからエムデン港へ運搬中です。新しいクルマの保管場所を確保するため、長年RINDO TREKや生活のクルマとして活躍してきたジムニさんを売却することにしました。今日はその引き渡し日です。今までありがとうジムニさん。TREKでは荒々しい使い方をして、多数の擦れ跡がついており、その一つ一つが思い出です。早く新しい所有者が見つかって大事に乗ってもらうことを願っています。![]() | 記念撮影4 まさに戦友であるジムニさん号には最後の手向けとして日本酒をかけてお別れの儀式をした。全部かけてあげたかったが、原人の腹に入る分はしっかり残したことは言うまでもない。あまり多くかけすぎると塗装に影響があると思われるからでもある。引き取り先の専門店が調べてくれたが、このカラーはあまり人気がなかったらしく、全国でも非常に希少種らしい。もう数台しか残っていないのではとのことである。 |
![]() | 運搬物品 ジムニさんはふだんから後席を倒しフラットにして使用していた。多くの兵站物品、レスキュー用品、クマさんに襲われたときの武器を積んで走っていた。積み下ろしが面倒で夏は凶器を積みっぱなしだった。職質を受ければかなり危なかったと思われるが幸いジムニさん号を止めるパトカーや白バイはなかった。そうした林道用品を多数おまけにつけたので、2回にわたり原人基地と専門店を往復せねばならなかった。 |

| (1) WONDER @ 阿分線:タラノメとり | (2) WONDER @ 小平化石見篇 |
| 総索引 増毛町 | 総索引 留萌市 | 総索引 小平町 | 総索引 苫前町 | 付録: クマ出没記 | ||||
| 付録:続クマ出没記 | 南留萌 KUMAP |
MINI原人昆虫記 Souvenirs entomologiques de MINIpithecus 19
本日は原人の夏休み5日目。チャリンコでわが母校、北海道大学の総合博物館に行き1階から3階の展示物を楽しんできました。その目玉は、マリア・ジビーラ・メ―リアン(Anna Maria Sibylla Merian)という1647~1717年に生きた、オランダに生まれた自然史女流画家の「スリナム産昆虫の変態」という昆虫学史に燦然と輝く偉業。それまで昆虫は土の中から湧くものだと考えられていたのですが、彼女は昆虫は卵から幼虫になり、蛹になって、ついに成虫になるという事実を見事な石版画にして、斯界を驚かせたのでした。その「スリナム産昆虫の変態」を紹介する企画を目指して行ってきました。![]() | 展覧会ポスター これが北大博物館のホームページに出ているポスターです。北海道大学総合博物館夏季企画展示としてメーリアンの「スリナム産昆虫の変態」を中心に北大の昆虫学者たち、昆虫を愛した文学者ヘルマン・ヘッセの展示物、そして昆虫の学名に関するウンチクなどが展示されています。 |
![]() | スリナム スリナムとは南米にある小国で現在は独立国ですが、当時はオランダ領で、マリア・メーリアンは自分の昆虫絵画を売るなどして資金を調達、スリナムに行き、2年間の滞在で描いた絵をもとに1705年美しい石版画の本を出版したのでした。 |
![]() | 本のページと実物標本 メーリアンの著書のページとともにその絵にかかれた昆虫の実際の標本が展示されており、メーリアンの正確な描写に驚かせられます。 |
![]() | 原人蔵書 ああ、ありました。原人蔵書と同じ本が展示されています。ウレシクなりました。 |
![]() | ヘルマン・ヘッセ こちらはヘルマン・ヘッセの展示物。ヘッセはアポロチョウ Parnassius apollo について多くの記述を残しています。 |
![]() | 3階恐竜の部屋 その後は3階の常設展示に移動、いきなり恐竜の展示室がありオドロキます。右の等身大の人物は、小林快次教授。恐竜発掘で多大な業績を上げた人。日本の恐竜学のスーパースターです。 |
![]() | マンモス 巨大マンモスもいました。原人の祖先がこんな巨大な動物を狩って食べていたなんて尊敬に値します。 |
![]() | クマさん いろいろな所に散らばってクマさんの標本もありました。左はヒグマ(子熊)、真ん中はシロクマ、右はナマケグマです。シロクマは驚くほど大きく、こんなのに襲われたらイチコロですね。 |
![]() | ほっと一息 最後はホットひといき、博物館内にあるカフェでソフトクリームを食べました。机の上には大きな松ぼっくりがあります。人の頭ほどの大きさで1kg弱の重さがあり、こんなのが落ちてきたら即死だなと思いました。楽しかった1日でした。 |
MINI原人 雪とたたかう2024 歩兵戦 Infanterieschlacht
前任地留萌では、NHKの報道でも判るように一晩で50~70cmの大変な量の敵雪兵との戦闘を繰り返してきた原人であるが、札幌では前回1月8日(月)と今回1月25日(木)に中規模戦闘があった程度で、「非人道的重火器 ボウ2」を使用した雪兵の殺戮は数回を数えるのみである。それでも毎日のように降ってくる小規模空挺部隊に対する歩兵戦は数多く繰り返していきている。本日は、歩兵戦に活躍した将兵たちとその戦果である「シベリア南回廊」と「白屍累々山脈」についてご紹介しておこう。![]() | シベリア南回廊 小規模歩兵戦にて活躍するのが、整列した向かって左からチノーバー少尉(Lt Zinnober)、ジルバ―軍曹(Fw Silber)、グリュン伍長(Uffz Grün)である。本日原人将軍は彼らの地道ではあるが著明な勲功に対し、勲章を与えその栄誉を称えたのである。 |
MINI原人 雪とたたかう2024 プロローグ
先日、MINI原人将軍が札幌に転進したため、敵雪軍は恐れをなし、雪兵の攻撃はほとんどなく、将軍基地前には雪がない状態であることを報告した。しかし、本日敵は湿雪部隊の中規模攻撃をしかけてきた。とはいえ、高々20cmの積雪であり、最激戦地留萌幌糠の178cmには及ばぬ量の敵雪兵である。MINI原人将軍は、かんらかんらと高笑いを上げ、あっという間に敵雪兵を殲滅したのである。本日はその戦場と将軍の主要兵器を紹介する。![]() | 主戦場 敵雪兵の無残な溶けカスが残る凄惨な戦場の様子をご覧あれ。今回雪兵を惨殺した兵器は2つ、「自動殲滅地雷原 ジュワ」と「非人道的重火器 ボウ2」である。この2つの火器を用い敵雪兵を半時間もせぬうちに全滅せしめたのである。 |
![]() | 自動殲滅地雷原 ジュワ ジュワの仕組みは、写真の地雷制御装置(極秘)と実際の地雷原下に埋設された熱地雷からなっている。次々に降下してくる敵雪兵落下傘部隊を地上に降りるなり、焼き尽くす恐ろしい兵器である。 |
![]() | 非人道的重火器 ボウ2 もう一つの兵器はこの非人道的重火器 ボウ2である。前留萌基地に装備されていたボウと異なり、黒々とした鋼鉄のはらわたで敵雪兵を焼き尽くすとともに、熱水を浴びせかける仕掛となっている。その内部は極秘であるが、いずれ近い将来オソロシイ殺戮機構をお見せできるであろう。 |
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ボルボさん (ボルボ V40クロスカントリー) フォーマルな用途や遠出の旅行などに使っています。原人が現代人のフリをするためのクルマです ... |
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MINIさん (ミニ MINI Roadster) MINI原人が青天井ドライブを楽しむ車です。いろんなしがらみを風であたまからふっとばすこ ... |
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ママチャリ原人号/マダム号 (ヤマハ PAS ナチュラL) 焦げ茶色がMINI原人用、エメラルドグリーンがマダム用です。アシスト性能が進化し、坂道も ... |
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ジムニさん (スズキ ジムニー) 2013年(平成25年)6月27日登録のJB23W 9型です。2017年8月9日納車され ... |
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