ボクは行かなくちゃならない…パパに命令されたんだ…
パパを助け出して列車を壊せって…
鳥か 飛行機か…
いや スーパーレオだ!
毎度でございまするぞなもし😊
あれは 毎年行われている チャリティ番組「愛は地球を救う」(24時間リアルタイムで放送される催しもの
を喜んで観ていた頃…
遡ること 1979年8月26日(ちなみに某は12歳
当時は某もガキ(反抗期直前の中学1年生)なので 毎年やってくれている長編アニメ番組が好きだったんだな これが😅
余談:1978~1990年までの13回だけ長編アニメが放映されていたらしい
ってなわけで
有名どころでは というより このクソジジイに成り下がっても「唯一」印象に残っているのが
「海底超特急マリンエクスプレス 作:故)手塚治虫」以下:故を省略し「手塚さん」
キャスト…と違くて
主要アニメキャラ(は以下
ロック(主人公
サファイア(リボンの騎士
伴 俊作(私立探偵
ブラック ジャック(ウルトラ級の腕利き無免許外科医=超異端児キャラ
アダム(鉄腕アトム
ミリー(ミルドレッド クレジット=レッドの娘=「ドン ドラキュラ」に登場するチョコラ
ナーゼンコップ博士(お茶の水博士
シャラク王子(ムー帝国を支配するラスボス=「三つ目がとおる」の主人公
レオ(ジャングル大帝
そして キーマンである
レッド クレジット(ミリーの親父でもあるUSA国務長官=武器の密輸を企てる悪党
ストーリーは やや深めだ=敢えて 単なる「子供向け」にはせず大人も十分楽しめる複数の陰謀が絡んでいる←詳細などは伏せる😅
この物語ってのは 実のところ 海底トンネルを走る超特急が主人公になっていて「伴探偵とロック」が主人公なのではあるが メインは飽くまでも
「マリンエクスプレス」以下:超特急
なのである
12歳の当時 24時間チャリティ番組の中でCMを挟んでの「長編アニメ(91分)」ってのは 斬新だと感じていた😊
この作品は ジャンル的に…
「SF(science fiction)ファンタジー & サスペンス & ラブストーリー」+ プチコメディ
手塚さんが創り出した主要キャラが ふんだんに使われている割には 詰め込み過ぎず ややこしくならず 子供も大人も十分楽しめるストーリーになっている
「深海の中を走る超特急の中(密室に近いもの)での すったもんだのストーリー」という設定がなければ恐らく駄作になっていた筈だ🥵
だから どこまでいっても主人公は超特急(マリンエクスプレス)なのだ
アダムとミリー
そして
ロックとサファイア
の
ラブロマンスも キッチリと(邪魔にならない程度に)美しく描かれている
ラストは やや切なさはあれども…
戦後から大分経った💩Japanになっちまう前の日本(1970年代)らしくハートがこもっていてセンス抜群で素晴らしい=Excellent!
余談:あの くそったれUSAがリメイクしてたなら映像は悉くチンケに そして もっと いやらしくなってた筈だ🥵
某的には リボンの騎士の時より大人びた感じのがツボだった😅
出番の少ない 唯一の大人の女性キャラであるサファイアの描き方が素晴らしくセクシーでもある=アニメではあれども女性のセクシーさをキッチリと描いている👍
「オンナってのはこうあるべきである」を完璧に描いている=漫画と現実は違うけどな🥵
流石 「手塚治虫」である😊
あらすじは ネタバレを最小限に…
「伴 探偵」はある日 殺人事件を追っていた もう少しでというところで容疑者らしきものに殺されかけ瀕死の重傷を負う…
通りがかった「ブラックジャック(BJ)」に助けられるのだが五百万払えと言われちまう
がそんな金はねー
伴 探偵は 報道を観ていてステーションの超特急に容疑者が乗るのを目撃し BJと共に すっ飛んで行き乗り込む…
運転手は超特急の設計者(ナーゼンコップ博士)の息子であるロック
そして マシン(ロボット)のアダムと共に記念すべき試運転の旅が始まる
だが超特急が走る先には陰謀渦巻く国策が仕込まれていたのである…
深海を突っ走りまくる超特急の中での密室劇だけでは さすがに飽きさせない90分は無理である
半ば(開始から約27分30秒)とラストへの急展開(開始から約64分35秒)からは
繋がりを全く損なわず 実にファンタジックにアナザーストーリー的 且つ奇想天外な変則的なエンディングへ…
終わってみればハッピーエンドではあるのだが 切なさもあり 今になって鑑賞してみると あり得ん終わり方と感じたのではある だが
子供には夢がある終わり方になっている=単なる夢物語ではなく想像力を養えるエンディング
あれから40年以上も経ち 時代が移り変わり 人の感性も変わっちまってるので ハッキリと申し上げて(初めて鑑賞する方には
古臭さは否めない
先にも申し上げたのだが ただ単に超特急の中での話では終わらない
先ず 1回目の駅に到着してからの停車する時間が三時間ときたもんだ Yeah!(開始から約27分
ここからのそれぞれの乗客たちのエピソードに何もかもが詰め込まれていて秀逸なのである😊
僅か8分ぐらいの描写なのだが劇中では三時間の停車時間を裏切り陰謀が絡んでの急展開になっていく😊=この辺の展開が面白い🤣
アニメとしては なかなかこういった演出って当時(1970年代)は少なかった筈なのだが この各々のエピソードってのが
のちの更なるハプニングで活きてくるのだが 実に素晴らしい展開である
余談:DVD化され声優も そのままで映像も劣化なくキッチリしていれば そして肝心な…
要らんものが邪魔していない(CMが完全カットされている)ので気が散るようなことが一切ないので集中できる
いわゆる 某の様なテレビジョン嫌いのクソジジイになっても(気が散らずスムースに)楽しめる展開なのだ😅=DVDやBDは本当に素晴らしい👍
急展開からは 想像がつくと思うのでストーリーに関しては もうこの辺にします
某も五十五歳なので感性が似通ってる同年代の方で
当時 観覚えがあるのであれば「海底超特急マリンエクスプレス」の作品のクオリティは共感していただけるのではないのかと…
ザクッと言っちまえば
「超特急の中で繰り広げられる陰謀渦巻くサスペンス」
アニメでは珍しい だが 重苦しくならないように=シリアスになり過ぎないように ちょっとしたギャグが(アニメならでは的に)ところどころに散りばめられている
また ファンタジックなエンディングに向けての後半に入っていく中でも
あの「ムー大陸(劇中では ムー帝国)」を題材に シリアスながらも 本当にあったんじゃね?
って思わせてくれる様なストーリー展開は観ていて夢があって(・∀・)イイ
手塚さんは この作品を「映画化」する予定だったそうなのであるが実現していない
もし 映画化されるのであれば是非 もっと沢山のキャラを追加して110分ぐらいに伸ばして超大作に作り直してスケールアップを そして
いや この辺でやめておこう=しつこいと閻魔大王が登場するので🥵👈呼んだかえ?🦹♀️
いえいえ👋
そうですな 欲を申せば やっぱ「不思議なメルモ」のキャラも欲しかったです😅
あ🥵
でもメルモを登場させたら(二色の)キャンディ乱用でストーリーが破綻しそうですな😓
ではでは
いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏
どうもありがとうございます😊
あとがき:やっぱ ココイチで光っていたのは「ブラックジャック」です
それと「伴 探偵」
肝心なところで子供にも分かるように この二つのコンビ的キャラが解説風に話してくれている
オトナなら邪魔くさくなるところをコミカルに演出してくれているのも才能のなせる技である
こんな秀逸な作品の類いも もう観れる機会など二度とないであろう🥵
昔のアニメには…
「おくゆき」
ってのがあった Yeah😊