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とろじゃんのブログ一覧

2022年07月06日 イイね!

Postwar sexy actress ~ to use a metaphor “Interlude”

Postwar sexy actress ~ to use a metaphor “Interlude”個人的になるんですけどね😅

前回のシリーズ「The Counselor - 悪の法則」に敬意をと…


ブラピが演じた「ウェストリー」に乾杯🍻



いゃ〜 実に😅


視聴覚ってやつはメチャクチャに面白すぎるね🤣


例えれば「感性」ってやつだ!


内緒だが…この感性ってのは実のところ 努力次第で変化していくものなのだぜよ😊(多分ね…努力の度合いにもよるけどな😅

Yeah!


まえがき:今回の Photoなのですが ブログとは関係なく 今は亡き「トニー スコット」監督の全ての作品と
その他は 今まで紹介したことがなかった(と思ってるんですが)気に入っている作品=山田洋次監督の「男はつらいよ ~ 知床慕情」での 三船敏郎の名場面をUPしてます





(・・?


アルファベットが羅列されてるタイトルは…


「例の変人の記事だからスルーだぜ」


「とろじゃんの記事か…読んでみるかねや」


「コイツの記事は長すぎるんだよ 読む気が起きねー」

etc


wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww🤣










様々=人それぞれだ😅


だから 某のブログってのは感性さえ合えば「善につけ悪しきにつけ」「読んでるだけ」だから めっちゃ面白くなるのである👍Yeah!


ブログを読むにしろ 「感性」ってやつは 千差万別であり もっといい表現をするならば


「千億人千億色」=「十人十色」のウルトラ級に大袈裟な表現


といいたいぐらいなのだ😊これで 面白くなるのだ😅


何を言いたいのかって〜と 全く同じ思考回路の人間は重複して存在する事は


「決してない」「絶対にない」


という事である


音楽を聴く感性 映画を観る感性


もっといえば…

このSNSで投稿したり読んだりしている私達が最も趣味にしている(と思っている


「クルマ(愛車)を選ぶ感性」


も千差万別である


確かに似通った感性で「気が合って意気投合」となるケースもある






お互いの会話の中で

「ん? ちと違うな🥵」「いやいや そうじゃないんじゃね?」「う〜ん…」


と感じても 突っ込まずに相手に合わせて(ある意味 同調して)コミュニケーションってやつ(馴れ合いの手段)をとってきているのが


「当たり障りのない お付き合い」=社交辞令の類









😅

恐ろしいくらい某が変わってるのは「同調は決してしない性分」だからである=言うべきことは そいつのためを思って「心を鬼」にして言ってやる主義なのだ


某は経験上のことしか話さない😊


もちろん 煙たがられるし「臭い物に蓋をされる」クソジジイだ


ハッキリと申し上げて職場でも「融通の利かない嫌われ者」状態でもある🥵←これが(五月蝿いのを嫌う奴らが取る手段の)現実である だが いいんだな これが👍


大体からして なんで 媚を売りながら ゴマをすって 顔色を伺いながら生きてかなきゃならんのや?


流され続けている(若者を除いた)ええ歳絡げたミドル以上のオヤジ&ジジイどもの魂の腐敗具合には…


反吐が出そうになるのだ😣


信じられんのは…


「惰性と騙され続けているということを分からず TVの嘘八百の報道等(全てではないと信じてはいるが)全く マスメディアってやつは💢


吐き捨てる言い方をするなら…TVなんぞ もう二十年以上観ていないので知ったこっちゃねーんだが マスメディアどもに騙され続けてるバカどもの末路なんぞ知ったことか😡

なのである=真実を見抜け!


某的には誰とでもコミュニケーションは取れる だが どうでもいい会話何ぞは もちろん

脳内で「華麗にスルー」である


時間の無駄でもあり「思考回路が ほぼ機能していない連中」と話すことすら面倒くさいのを通り越している











そうでない人との出会いのケースは「決して馴れ合わない主義」である(やっぱ親身になり 経験談を話してはきている





😅


世の中には たまにゃ こんなのがいないと人間模様ってやつぁ〜面白くならないんじゃね?


って感じなのだがニュアンスが伝わりにくくて申し訳ない🙏












まだ 若い時に こんなことを教えてくれた人がいた😊

注記:以下は決して忘れることなど出来ん「人類のメカニズム」的な言葉だ



「性格と性分は何が違うか…性格は努力すれば直せる でも性分ってのは直せないものなんだよ」


注記:後者(性分)は親から受け継いだ遺伝子(DNAの類)が関連しているので
又 過去世から積んできている「宿業」と 生まれてくるのには実のところ 全部意味がある
「宿命」ってのは実に厳しく「一寸先は闇」と「サプライズ」若しくは 逃れられない「死」が 遅かれ早かれ待っているってことだ


世界の何処かに生を受けりゃ 遅かれ早かれ また どんな振る舞いをしようが いつかは くたばっちまうんですよね😊


「性格と性分の違い」


実に興味深い言葉でもある


生まれつき 己に定められたものが「性分」ってやつなのかなと時間が経っていく中で常にテーマとして忘れず この歳までやってきているわけなのだが…


例えば

言われれば直せるのは修正が効く脳内の認識である=性格の一部


言われても直せない…


これが「性分」ってやつなんだと分かってくる🥵


例えば あなた方の職場で「進歩しないヤツ」ってのは山ほど居りますわな?どうですか?


いわゆる「考えない主義者」の連中のことである😅


指示されなければ(いちいち言われないと)やらない また 工夫する(大脳を使う)ことをしようとしない奴の多いことったら🥵


自分で考え また 人のやっていることを見ていて吸収しようとする精神性でもある


「人のふり見て我がふり直せ」=優れた思考回路の喩え


の意識ってやつを持っているか否かの次元であり(性格は努力次第でナンボでも直せると信じている


大勢の奴らってのは所詮「生き地獄」ってのを経験して来ていないのが大半で


この 遅かれ早かれ必ずやってくる「生き地獄」ってのは 言い換えれば…


これまでの振る舞いの集大成により


「最も痛いところを突いて連続して襲いかかってくる だが逃げず乗り越えなければならない試練」でもあるのである


フィジカル(身体)的になら 「自分の身体が痛む=病む」


メンタリティー(精神や心)でなら 「悲しみや苦しみ…=心が痛む」


これらを感じる「意識」の類でもある



何十年も生きてきていて地獄を感じる時の「感覚と意識の高低浅深」ってやつは 実のところ…


「その人がくらって乗り越えてきた苦労の量」で決まってくるのだと痛感している


試練を乗り越えた数だけ「Heart(心)」が「Excellent(素晴らしい)」状態に近ずいていくという仕組みである


反抗期を終えた若い奴は読んでおけよ 嘘じゃないぞ 俗世間に騙されるな👍

注記&最重要:苦労はザクッと大別するに…
「いい苦労」と「要らん苦労」ってのがある

後者はよく考えて避ければ無駄な時間を費やす労力をカットできる





前者は 結構厄介で逃げれば逃げるほど 窮地に追い込まれた時には乗り越えられなくなるほど大事な事象のことである




「味噌(いい苦労)もクソ💩(要らん苦労)も一緒くた」

に「苦労」ってやつを体感する感覚は大差はない筈だ だが判断力(大脳をフル回転)の次元で後者はナンボでも回避できるのである😅


前者も後者も同じく これが酷くなれば…というより 深くなればなるほど それは


「地獄の苦しみ」(人によっては個人差による振り幅は大きい)


ってやつを何度も何度も体験することになる のだと感じている


ってか糖尿病との激闘で痛感している🥵


最初で最後のクソ五月蝿い話になるのだが…


リアルの余談になるのだが 実に面白いので 是非 読んでみてほしい😅

実際に…(今まで出会ってきた人の中でも非常に稀な=めっちゃ珍しいヤツの紹介でもあるのだが)


某の職場にも 「ナルシシズム また 自己愛性パーソナリティ障害」の極み的なヤツが

「一匹」

いるのだが これが笑い転げるくらい自分が見えていないのである=どこまで甘やかされて育ってきたのか「親の顔が見たい」ぐらい←いや 見たくもない✋


「虚栄心」と「支配欲」が極めて強い生き物で職場でも厄介極まりないのであるのだが(こんな野郎なのでどこに就職しても長続きしない













「小者」を通り越して クソ「M●ther fu●ker」or 「C●ck su●ker」の極みでもある


飽くまでもオフレコだが ちょっとしたストレス発散のアドバイス:日常でクソ野郎と遭遇した時に「コ(カに近いコ)クサカ(Co●k suck●r)」と言ってやる時があるのだが めっちゃスカッとして爽快になる😅





さすがに「中指を立てる」のや「マザファカ(M●ther fu●ker)」と言うのだけは絶対にやめといたほうがいい=下手すりゃ揉め事で済まなくなるのでな🥵


この「小者」未満の「コ(←発音は難しいぜ)ッ◼︎サ◼︎カー(C◼︎ck ▲ucker)野郎(Kaz▲ma Nak▲gawa)」ってのは…


すぐに やっかんで(嫉妬深く=男の嫉妬ほど酷いものはない)自分が見えていない(精神年齢が低すぎる)ので

周り(の情報を確認すると彼女たち)は皆(アホもここまで来るとと)笑っている程の次元でなのであるが🥵本人は何をしてきているのかが分かっていない


ある意味 負け犬で可哀想な男でもある…



三十路も半ばを過ぎてでは命に関わる一大事でも食らわなければその精神は治らないであろう


否 19歳やハタチの(脳内に)カキコが可能な年齢であれば教育のし甲斐もあるが年齢的に(四十路も手前になれば)「再教育ってのはキツ過ぎ」なのだ


なぜ 彼は人の手柄を妬むのか…当人の前ではニッコリといい子のふりをしてて いないところでは粗探しをし 周りの人に愬える


そのくせ 褒められ煽てられれば「メッチャ頑張る」のは「キャロット(人参)🥕効果」なので分かる←単純なので ストアの女ボスもいいように煽てまくって使いまくっている😅

この女ボス(元ハニー)もある意味…人が悪いと感じている(性格のいい女なんてメッチャ少ないよ=ほぼ皆無だと知るべし🥵


コイツ(女の腐った野郎)の一番いけないところは依頼を受けても責任者という立場を避け(ナンバーツーで偉そうにしていたい)


重要:いつまでたっても謙虚になれないところが可哀想なのである

コイツの集中力がどれくらいあるのかは知ったこっちゃないのだが 仕事は考えてやる意識はなく極めて雑で職場の物を壊す…ある意味 あの「ゴジラ」のウルトラ劣化スタイルでもある🥵




幼少の頃から どんだけ親に甘やかされて育ってきたのか?





見ていて悲しくなるのを通り越して…実に面白い「オンナの腐ったヤツ」に成り下がっちまっている=見ていて可哀想を通り越しているのである…










「めちゃくちゃに可哀想な畜生並みのクソ野郎」=「男の風上は おろか風下にすら置けん 邪魔くさいこと極まりない阿呆んだら」


でもある=エピソードを周りから聞いてるのだが親も どアホな類でもあるのだが困ったもんである



でも 甘やかされて育ったのであろう変なのを観察してると実に面白い人間模様でもある😅

酷すぎてマジでめちゃくちゃ可哀想なのだが🥵


もうこの辺にします…



さてさて

いい加減 話をメイン(本題)にもっていくとします😅



今回はサクッとすぐ終わりますけどね🥵


実のところ 洋画を連続して鑑賞していて…


ってのも リドリー スコット監督の最高傑作「The counselor - 悪の法則」に嵌り込んでて (数ヶ月に及ぶ)ブログのシリーズを締めくくったまではよかったんですけどね😅


いざ 邦画を鑑賞しようとすると


「切り替えってのがなかなか効かない=描かれているストーリーの中にあるものが違うのだ」


脚本が何より肝心なことは 前回のシリーズで「嫌という程 解説させて頂いてる」と思ってます


でも 今は 京マチ子の傑作の紹介のラストの編集をしてるんですがキツいんです


このキツい理由なんですけどね🥵


洋画ってのは チャチャっと(優れた翻訳家の)字幕を読みながら映像を楽しむ…


それに対して 昔の邦画ってのは まず字幕は殆どないが 映像が荒く


音声がドルビーデジタル処理されていないので 音量を上げまくっても聞き取り難く

また 目を凝らさないといけない


何より 描こうとする 描写が根本的に違う=洋画(ハリウッド作品の類)はどんな映像の描写も可能であり優れたキャストも豊富である=金はナンボ(何十億円)でも製作に使える


でもね


戦前戦後の日本の邦画ってのは「お金を掛けず 優れた脚本とイケてる(めちゃ上手な)俳優とセンス抜群のキャメラマンがいて…」

その三拍子揃った状態で監督ってのが念入りに打ち合わせし作品が出来上がる


ワイドスクリーンの昨今のハリウッド作品と日本の戦前戦後のモノクロームのビスタサイズの作品とでは


比較の対象にすらならないんですよね😅


何が言いたいのかは想像に任せます マジで🥵


大の男がグダグダ言ったって 言い訳にしかなりませんからね😊



ってな感じで 京マチ子(マチ姐)の傑作の最終回は もう少しお時間を頂くことに相成り奉り候


お詫び…ってかこの記事を読んでるのはマイノリティーだろうがよ なんで こんなに気を使わにゃならんのかえ?👈ホンマにアホなやっちゃな ってか

数少ない読者の皆さん こんなワガママなクソジジイで すみませんね 許してやってくださいね とろじゃんには悪気はないのでね🦹‍♂️

閻魔さんよ そこまで言うなら…


ちょっとだけ 説明しますよ


戦前戦後の邦画ってのはBlu-rayっちゅうものでも 映像はマシにはなってても


音声は「字幕」ってやつが必要なんですよ



だから 普通のDVDでは 何を喋ってるのかすら分かりにくい…


で 音量を上げれば近所から苦情が来やがるんです🥵ご近所さん 御免なさいね🙏



でも 戦前戦後の邦画の詳細は分からずとも展開は何度か観返せば分かるんですが 時間がかかるんです


そう…

ひどい時は最低でも三回は観直すことになるんです


伝えたいことも この辺で理解して欲しいんですよね


昔の邦画ってのは「素晴らしい作品が多過ぎるくらいである」だが時代の所為でフィルムが劣化してて…


画像も酷いし音声も聞き取りにくいんです


でも…


素晴らしい監督 というより 世界に影響を及ぼしたであろう監督を というより


個人的に好みな日本の監督の名前だけ挙げて終わりにします


「市川崑」


「黒澤明」


「溝口健二」


「山田洋次」



因みに 「小津安二郎」の作品だけは どうも肌が合わないです🥵



いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうもありがとうございます😊




あとがき:

「負けて帰ってくるな やられたらやり返したれ(心身ともに強くなれ)」


「なんでもな コツコツと努力してやっていくんやぞ(地道に努力を積み重ねていけ)」


「一円稼ぐんでも必死で働かんといかんのやぞ(食っていくのに決して楽はない)」


この言葉は今は亡き母の口癖でもあった


幼少の頃から聞かされていた言葉だ 一生忘れることはなく 某の心の奥に刻まれている母の格言である


ただ 一言いたい…

「なぜ 亡くなってしまった次女の代わりの様に弱っちい身体で生まれてこにゃならんだのか…」


いい迷惑でもあるのだが「子は親を選べない」いわゆる「定め」でもあるし 何かをやっていくための「使命」でもあると受け止めてはいる





人生ってやつは 努力すればするほど「面白くなっていく」のだけは経験上よく分かるのである


だから人生ってのは面白くって やめらんねーんだ😊











「The secrets」ひみつ❤️




世界の三船は やはり「漢」である😊


では また お会いしませう Thank you so much!





内緒の話〜最後に…:甘やかされて育てば 結局 わがままな大人に育つ…


某が ガキの頃 喧嘩に負けて帰って来た時に母にこういわれた


「なんや どうしたんや?(喧嘩で負けたんか?)負けて帰ってくるな! やられたらやり返したれ!」



学校帰り後…夕食を店で考えてて (スーパーを経営していて影ボスの)母がいう

「作ってやれやんでな…好きなもんを作って食え そやけどな とろじゃんよ…一円稼ぐんも大変なんや せんぎで(一生懸命になって)働かな いかんにゃぞ!」


いつだったか忘れてる…

母がいう

「誰も見とらんでも コツコツ頑張ってやってけ!」
Posted at 2022/07/06 23:11:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月30日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀FINE👋

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀FINE👋


某のガキんころのストーリー=ノンフィクション:あれは…

某がまだ 中学生の頃の話になる

姉貴の長女が誕生し 当時の母が姉貴に育て方を伝授している


そして 某は姪(赤ん坊)の抱き方を教わり そしてオムツの交換の仕方を教わる


実に この上なく愛しくさえ感じる姪とのコミュニケーションであった


だが 這い這いすることもなく 一歳にも満たない年齢で…


例えば

道路に飛び出していってクルマに跳ねられたりとか…


某の姉貴の妹(母の次女)の様に 肝臓の病気を患って(九歳で)亡くなってしまうのなら まだ 納得もできる


だが 仰向けになって泣いている赤ん坊のオムツを交換してやりゃ快適になって笑っている

そう…姪はまだ あやすと仰向けになっていて笑うだけの おチビちゃんだったである


だが まだ しゃべってもいないにも関わらず…死んじまうのだ💢



ここまで申し上げれば リドリー スコット監督が弟さんを亡くしたのちに どんな思いで この作品の製作を続けていたのか…

もう これ以上 余計なことは申し上げる必要もない


フィクションではあれど この作品の後半で登場する「酒場のマスター」も家族を皆 失っている

だが この上ない悲しみと苦しみを抱えながら生きて来ていることを弁護士に話す


何より フアレスの麻薬カルテルのボスである「ヘフェ」が

「偉大な詩人でもあるマチャードの生き様」を弁護士に丁寧に話している


謂わば 弁護士を完膚なきまでに思い知らせている


極め付けは

弁護士と話しているヘフェに お茶を入れているメイドの表情がほんの一瞬描かれているのだが


ヘフェも過去に大切な肉親を失っているのだと分かるシーンでもある


また 普通の人だったら あそこまで懇切丁寧に親身になって弁護士を諭すことが出来るはずがないと分かる哲学的なものである


生き地獄を体験してきている人(ヘフェ)の説得力である


この作品は…描写が複雑過ぎて気づきにくいのであるが

弟さんを失った監督の悲しみと苦しみが この作品の随所に散りばめられていると感じるのだ


もちろん それをオブラートするかの様に 時には洒落にならんブラックジョークを会話のシーンとして挟み込んでいたりする(特に性的なくだらん会話


だが いい大人であれば(正直になれればの話だが)
男も女も いやらしければ そうであるほど「下ネタ話し」は面白い🤣筈である



では😅



毎度で御座いまするぞなもし😊いよいよラストです


申し訳ないのだが…

某の今までの解説が 監督の解説と食い違っているのが疑問でもあっての話しになる🥵


某的には「マルキナは 三歳の時に両親を無残に殺されたのがきっかけで彼女の人格は崩壊し その後 悪党どもへの復讐を誓って生きてきたのであろう」

と解釈していたのであるが


監督のマルキナという女性の解釈は「幼少の頃 酷い野郎たちに(強姦の様な)酷い目に遭わされ

ライナーとウェストリーを亡き者にしている 彼らは 大金を持っているがゆえ


マルキナは「金銭欲が深く 支配欲も強かった」

だから二人は狙われたのであろう と…


だが 某の解釈は ちと違う🥵


確かに コーマック マッカーシーの この脚本は「非の打ち所のない傑作である」

だが


この作品の根底にあるテーマは どこまでいっても「覚悟」なのだ


くたばる瞬間のフラッシュバックの中で「悔いはない」と心の底から思えて あの世に行けるか…


主要キャストの五人の中で「いつ死んでも構わない覚悟」ができているのは ウェストリーとマルキナのみである


コーマック マッカーシーの脚本の中で「マルキナはウェストリーの子供を妊娠している」という表現があるらしい


だが この脚本は リドリー スコット監督自身は採用していない=描きたいと感じた演出の中に必要性を感じなかったからなのだと解釈している

注記:脚本は「英語版」のみで出版されているので「買っても詳細の翻訳には時間がかかり過ぎる」
という理由で諦めた🥵


ウェストリーも過去に 謎めいたマルキナに惹かれることもあったのであろうと だが


「もし 寝たとしても決して本性を出さないマルキナと別れている」のだとの解釈である


普通の女なら「抱かれれば」変わるものなのだが…


マルキナとウェストリーは二人とも大切な人を亡くしているという解釈でなら この辺は辻褄があうのだ


ウェストリーにはロウィーナという親愛なる女性が過去にいたから

「最も重要な投資銀行のIDにその名前(Rowena)を使っている」


だからこそ 弁護士との最初の会話のシーンの中で「あのオンナは決して腹を明かさない 気をつけろ」

と忠告しているのである


危険極まりない稼業だからこそ「覚悟」が出来ている マルキナとウェストリーの 一種の「繋がりでもある」という解釈なのだが


ライナーは悪魔に魂を売っている割にはトンチンカンな奴で 大切な人を失った経験がない


ましてや 一般人の弁護士もローラも そんな経験などなかったはずである(描写すらない


ローラの末路をDVDで…

そして もう二度と戻れなくなってしまったことを悟った弁護士には「覚悟」がなかった…


「宝物以上の存在」である者を亡くした人にしか分からない

「絶望に限りなく近い (己がくたばる瞬間まで忘れることはないが 個人差はあれど 人によっては想像を絶する)悲しみ」なのである


くどいが リドリー スコット監督は撮影中に弟さんを亡くされている


その悲しみと苦しみってのは如何許りであったかは某もまた同じ肉親を亡くしているからこそ

心の底から理解できるのである


重い話でしたが🙏


それでは ラストになります😅


「マルキナ(野獣)」と「マイケル=投資家 俳優:ゴランヴィシュニック (クロアチア人)」の会話によるエンディングまでのシーンになります😅




マルキナとマイケル(長い付き合いである投資家)は久々に再開する






























頭脳明晰なマルキナらしい



マルキナがいう「そうよ」







この描写は 既に本家から625kgのヤクを再度奪い取っている描写なのだが

2k万ドルなんてクソ重いなんてもんじゃないから 最高級のダイヤに全部買い換えて

安全そうな香港へ行ってから換金し次の獲物を狙う戦略なのだ(もちろん 本家から追われているのも覚悟の上でだ






この表現が 実に恐ろしい🥵 どんな手を使ってでも…っていう腹づもりだ



唯一の友人であるマイケルへの慈悲に近い表現でもある












この一言は マイケルと その家族に対しての警告でもある

「ここから先はもう関わらないでね」と…













「(二頭の 家族でもあるチーターたちの姿は)見飽きることなんてない」

「優雅に獲物を捕らえる様子を見ていると…心が震えるのよ」












マルキナが続ける「美しい姿と その習性は表裏一体なのよ」



マルキナがいう「私たち人間は まるで違うわね」



「マイケル あなたは 同情しないかもしれないけど…臆病者こそ残酷なの」


そして マイケルに警告する



「もうこの辺で諦めて 家族を大切にして生きて行って…」

という意味である



マルキナがいう「じゃあ もう何も言わないわ…」




そしてマルキナがいう



エンドロール…



いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうもありがとうございます😊



あとがき:バイヤー(俳優:ディーン ノリス)はマルキナの使いで 既に 本家側のバイヤーは始末されていて ダミーになりランディを上手く丸め込んでのシーンである(と解釈している


「二つの海外口座は 時差一時間だ 日付けも変わる 一日ね」


ジョン レグイザモ演じる バイヤーへのヤクの引き渡し役の「ランディ」が言う

「いいね そいつあ〜いい手だ 全くだぜ」



「積まれてたヤクは 全部で 625キロかね?」←ヤクの量を既に知っている



「ああ そんなもんだよ」


「いやー その話の肝は 電子マネーが日付変更線をまたぐ度に…」

「 1日分 余計に利息が稼げるってことだよな」



「だろ? そういうことだよな?」



「その通りだ」



「な! へへっ」と言って バイヤーと握手する



「ところで 残りの4缶目はなんで積まれてんだ?」



「なんでもない ついでに運んでるだけだ」


「ついでに?」


「うん 旅人が入ってる」



「邪魔なヤツだったので丁度いい」


「アメリカに送っちまおうってな」



滝汗をかきながらランディに聞く「缶の中を見てみたいんだが…」

「見たいのか?」


「全く 変態だぜ」


「誰なんだ?」


「知らない どっかの旅人さ」


「旅人?」


「ああ 移民のこと…」



「ああ くっせーな 蓋を閉めろ!」



「こうやって 死体を始末してるのか?」



バイヤーが聞く「メキシコから?」

ランディがいう「いやいや コロンビアだよ」

「コロンビアから はるばる?」



ランディが返事する「うん…」

バイヤーが聞く「この後 どうするんだ?」

「どうもしない」

「戻すのか?」

「ああ そうだ」


バイヤーが聞く「それからどうなるんだ?」






「この稼業には ユーモアのセンスがいるんだぜ」











「いつかは トラックごと転売されるかも知れないが…」



「何度も アメリカに来るってわけだ」



「なあ ハハハっ…(バイヤーの背中をパン!)」



いやー すんげー センスだ これぞ 監督のブラックジョークの極みでもある


ジョン レグイザモっていえば やっぱ 若かりし頃の助演での作品←既に紹介済み


「エグゼクティブ デシジョン(1996年)」←若かりし頃の「ハル ベリー」も観れるよ😊

が 彼(ジョン)の演技力の素晴らしさのシーンを最も沢山 堪能できる傑作でもある😊

今回は監督のことをよく知っている ジョン レグイザモ氏は 何と友情出演なのだ😅


ラスト付近で何よりも ふざけまっくったシーンではあるが

某的には この バイヤー(ディーン ノリス)とランディ(ジョン レグイザモ)の やりとりが 実のところ最高の見せ場であった😅


某も ある意味…ってか 間違いなく

リドリー スコット監督に負けないくらい


「究極の悪趣味なクソジジイでもあると認識している次第だ」劇汗💦

ではまた お会いしませう😊
Posted at 2022/06/30 22:57:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月23日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Seven☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Seven☠️実はこの作品「The Counselor - 悪の法則」には劇場公開版(115分)


と 監督が独自に残したシーンを含めた

「Extended Edition(140分)」


が存在している


エクステンデッド エディションは観ていてカットされたシーンは「300人以上のオーディエンスが鑑賞する(上映前の)試写会でクレームが入った描写」

を含めての(時間の都合で取り除かれた)シーンだと明らかに分かる←因みにカットされたシーンは全部分かりますよ😊


カットされてるシーンの一部は「見て見ぬ振りをする連中」なら やりかねん文句のつけようでもあるので 実に視野が狭いともいえる😠


いわゆる エロかろうがグロかろうが「偽善者ども(いかにも秩序と道徳を重んじて生きてる人を装って過ごしてきている人々=誤魔化し人間)」



「臭いものには蓋をする」=都合が悪ければ 身に覚えがあっても知らんぷりするヤツらの行動


ための主観的な行動でもあると痛感している😡


いわゆる 表向きは「紳士&淑女」を装いたいという誤魔化しでもある🥵=素直に認められない うわべだけの奴らの行動だ💢


が…リドリー スコット監督自身が既視感を感じるものを嫌い 斬新な作品に拘って作品を作り続けてきているのには

「リドリー氏の拘りと個性」


というものを感じ取れるのである


ある意味 「異端児」という表現(究極的な褒め言葉)がピッタリくる(もっといい表現をするなら)「奇特」で「才能と感性が異常に豊富」であるが 元々 遊び心もかなりのもので悪趣味な描写を へっちゃらでやってしまう方でもある😅


だから 監督の作品(現時点では28作品が発表されているが 傑作級の作品を生み出すという点では 今は亡き弟さんには及ばない)には

劇場公開後の収入なんかは そっちのけの「オリジナリティー」という拘りを感じる作品が目白押しなのである

例として…

「エイリアン Alien(1979年)」主演:シガニー ウィーバー


「ブラック・レイン Black Rain(1989年)」主演:マイケル ダグラス


「白い嵐 White Squall(1996年)」主演:ジェフ ブリッジス


「G.I.ジェーン G.I. Jane(1997年)」主演:デミ ムーア


「グラディエーター Gladiator (2000年) 」主演:ラッセル クロウ


「ブラックホーク・ダウン Black Hawk Down(2001年)」主演:ジョシュ ハートネット


「ドミノ Domino(2005)」主演:キーラ ナイトレイ 監督:故)トニー スコット


巨匠はプロデュースのみ


「エクソダス:神と王 Exodus:Gods and Kings(2014年)」主演:クリスチャン ベイル


「オデッセイ The Martian(2015年)」主演:マット デイモン


「ゲティ家の身代金 All the Money in the World(2017年)」主演:ミシェル ウィリアムズ


etc


これらは皆 鑑賞する際のテイストは違っている=それぞれジャンル別に「二番煎じ」のない作品をそれぞれ輩出されている…


「The Counselor - 悪の法則」では監督が この世の人間たちの


「人の心の奥底に潜んでいる本性」

ってやつを何一つ遠慮せず 尚且つ R15指定の範囲内にできるように編集された 謂わば


「会話劇を軸にした異世界との関わりの中での究極の人間模様」


が 「劇場公開版」 そして

監督が残しておきたかったシーンが収録されている「エクステンデッド エディション」

で ごく一部の(某と同類の)感性のオーディエンス(大切な人を亡くした経験があるひと)が堪能できるようになっている😅


ライナーの役を演じたハビエル バルデム氏が 自分の役をこう語っている

「ライナーは現実から目を背けてきた 気楽で楽しい人生を送るのに 邪魔なものを見て見ぬフリしてきたんだ」

「(リアルでは)僕たちの多くが現実逃避をしてる…世界の出来事や 心の中の問題から目を背け 隅に追いやってる」

「(実のところ)それをすればするほど反動は大きいんだと思ってる」







マルキナを演じたキャメロン ディアス氏は 撮影終了後 自分の役をこう語っている

「自分がしたことからは(どんな些細なことであれ)逃れられない だから 行為には報いが伴うと知るべきなの」←因果応報

「現実を否定すれば 恐ろしい結果になるわ」



映画の中での極め付けのシーン

それは 弁護士とローラとのPhoneでの会話のシーン…


注記:卑猥な表現をせず ファスベンダー演じる弁護士は敢えて紳士的な振る舞いをしている←監督曰く「えげつないキャラにはならないように演じてくれ給え」なのである


ローラとの「テレフォン セ😿クス」に近い会話をやっている様な描写である


これが試写会では女性の視聴者の方々から「批判」をくらっちまっているという事実🥵


ここからはリドリー スコット監督(巨匠)がこの作品を劇場公開版にするために苦労した話になる


あるカットしたシーンを監督はこうコメントしている

「性的表現を含むセリフもあるが(会話のみで)下品ではない…とてもいいと思う(自然な男と女の電話での会話で) さりげなくて自然だ」

「だが(実は試写会で)不快に感じた人がいたから…露骨な表現は削除せざるを得なかった」

「世の中には とっても お堅い人がいるからね…」

「試写室には300人以上いたけれど(その中の)女性の大半は文句をつけたんだ」


「私には全く理解できない」

「そうなると “お堅い” どころか “滑稽” に思えてしまう」


「(例えば)TV番組ではどうだ?」

「(私なんかより遥かに)悪趣味で…観るに耐えない性描写であふれている」

「(TVだから親がやめときなさいって言って追っ払わない限り)その性描写を 子供たちも観ているんだ」



この作品においては監督が描いたシーンには露骨で いやらしく 且つ卑猥な描写は「一切ない」にも関わらず…

これを批判する女性のオーディエンスの方々の精神が信じられない=会話のみでの演出なのだ=偽善者どもがチャチャ入れてきやがるから巨匠が困ってるんだな これが🥵


監督曰く「全く理解に苦しむよ」



この作品の製作総指揮を務めた マーク ハッファム氏は 監督をこう表現している


「彼の作品には独特のスタイルがある これが強みになる」



オープニンがめっちゃ長くなっちまいやして ごめん…チャイチャイ🙏




改めて…


毎度でございまするぞなもし😊


いやー 実にウルトラ級に悪趣味な作品である「The Counselor - 悪の法則」


リドリー スコット監督(巨匠)も 人が悪すぎだぜよ😓

巨匠には無礼かも知れんが ある意味 デヴィッド クローネンバーグ監督といい勝負である😅



お陰様で 病みつきの作品になっちまい困ってます…(実際 他の監督の代表作を観返してて つまらなく感じるぐらいで🥵


根底にあるテーマが底なし的に深すぎて

監督の意図するテーマが山ほどあって絞り込めない が 観る角度によっちゃ分かってくるもんですね🥵


「因果応報」「覚悟」「強欲」「無知」



ってな感じで…


時系列的には本家側がバキュームカーを取り戻したあとの弁護士たちの動きになります


余談:まったくの別の人種(種族)としか思えない本家側の腕利き野郎の手際のいい(ある意味で)チームワークによる傷の手当とバキュームカーの復旧には

「正直 度肝を抜かれました…ある意味 スペシャルな世界でもある😅」


実に恐ろしい=極上のホラー映画が可愛いく感じちゃうくらいだ🥵



それでは 作品の続きになります😅


弁護士(マイケル ファスベンダー)が窮地に追い込まれた…というより なぜ オレが悪者になるのか?

さっぱり訳ワカメ状態で 向かったのは…


共同事業を計画していたライナー(ハビエル バルデム)のところへ行き 状況を全て話す


だが ライナーは「なんのこっちゃ?」「知らんがな」状態である←ライナーは よくいる「考えない主義」なので普通に当たり前である


誰かに(ヤクの密輸の話が)漏れたんじゃね?←オマイは出会った時に 既にマルキナの餌食なんだよ

ってノリで マトモに聞かないライナー←人生がうまくいっていて ド派手に生きてきていて遊蕩三昧の彼なら普通である


この時点で 困っているのは「弁護士」と 音信不通にしロンドンへ高飛びを決めた「ウェストリー(ブラッド ピット)」のみなのだ←これがマルキナの罠だ


この二人の会話も しっかり盗聴しているマルキナが これから仕掛けるのは



「一度は強奪に成功したが 使いのワイヤーマンが射殺され 本家に戻っちまった(2000万ドルのお宝=625kgのコカインの類)を どうやって 奪い返すか」


なのである←この後の奪い返す分かりやすい描写は監督の(意地悪な)趣味により一切描写はない


警告(WARNING):あまり こんな話はしたくはないのであるが👈嘘つけ👿

日本でも内密に出回っているコカインっていうのは ザックリといえば マリファナ以上 ヘロイン未満の毒性のものであるという 手頃にトリップできるのかどうか そんなことは知ったこっちゃないんだが

人体を確実に蝕むクラスで最も酷いのは今はまず手を出さないヘロインの原料になっている ケシの実から採取した阿片(アヘン)を更に精製し…

また…

酷いなんてもんじゃない「覚せい剤の類」なら 日本でも戦前戦後の当時は薬局で売られていた「ヒロポン」が それであり チャチャっと人体を蝕んでいき

あっという間に廃人になるほどの あり得んレベルの劇物でもある=中毒どころか 速攻で 人体が蝕まれ くたばっちまう薬物である


以上を踏まえた上で=関われば日本でなくっても直ぐに手が後ろにまわり ムショで怖い人たちにケツを掘られます=ムショってところは働きながらタダメシ食えるなんて とんでもなく めっちゃ怖いところですよ🥵泣き叫んでも決して助けてもらえない監獄

超ド級のホラー映画では済まない ドキュメンタリー映画が一本出来上がるほどの底なしの恐怖を泣き叫びながら体験することになるので 絶対に興味など持たないという誓いが できる方のみ ここから先を読んでいただければと…


また この作品は普通の人向けではありませんので悪しからず😓






ここからが 本番(エッチな意味ではない)に入ります😅


ライナーと弁護士はウェストリーが サッサとトンズラしたことを知る


で これからどうするかの話し合いになる


ライナーが聞く「当面の金はあるのか?」

弁護士がいう「どれだけかはあるよ」

ライナーがいう「嘘つけ 金があるんならなんで俺と同じヤクのさばきの稼業なんかに手を出したんだよ」

弁護士がいう「あんたと同じ欲(グリード)だよ」

ライナーが追い詰めるようにいう「違うだろ 金に困ってたくせに 二年前は 欲になびかなかっただろうがよ」

ライナーが続ける「こうなりゃ もう手遅れだ 引き返せないぜ」

弁護士が聞く「これから どうしたらいいんだ?」

ライナーがいう「俺に分かるわけねーだろ…組織は あんたを とんだクソ野郎だと思ってるのは間違いない」

弁護士が聞く「僕が組織を出し抜いたと?」

ライナーがいう「ああ そう思われてる…もし 組織と話すなら何ていう?」

弁護士が返事する「真実を話すよ」

ライナーがいう「まったく…呆れたどアホだ そんなのが通用するとでも? じゃあ 言ってみろ」

弁護士がいう「(首チョンパになった)バイカーの顔すら見たこともない 奴の母に頼まれて(スピード違反の罰金を肩代わりして)釈放させただけだよ」


ライナーが聞く「バイカーの母とはどんな関係なんだよ」

弁護士がいう「バイカーの母が殺人事件を起こし 裁判所から“弁護するように”って…」

ライナーが聞く「その息子(バイカー)の稼業のことは知ってたのか?」

弁護士がいう「知るわけない」

ライナーがいう「今は知ってるんだよな? バイカーが運び屋だったって 法廷で言えるか?」

弁護士が聞く「法廷って?何で?」

ライナーがいう「相手(組織)は 違う世界の連中なんだぜ 逮捕されてムショの方がマシだと思ったんだよ」



シーンは変わり


弁護士はローラ(ペネロペ クルス)に電話して話す「どこかに身を隠せ」と

だが ローラは訳がわかっていない←内緒にしてた稼業で手違いがあったから当然である

ローラが聞く「どうして そんな大変なことになってるの?」


弁護士がいう「あとで会って話すから なんとか解決するから もう少しだけ待ってて…」

押し問答になり

待ち合わせ場所をローラが決めていう「アイダホ州のボイジーのホテルで」


と…(だが 弁護士は ローラとは二度と会えない



次のシーン…


そんな状況のところへ マルキナがフェラーリ フォーに乗ってライナーのところへやってくる

めっちゃイイ クルマだ😊




彼女がライナーに歩み寄って いきなり…


「この一件 どうするの?」

である

そう…マルキナは始めからライナーと弁護士を調査していて近ずいているので どうってことない台詞なのだが

更に追い討ちをかけるがごとく 非情な質問をする

「逃げるの?戦うの?」


だが ライナーはいう「三つ目の選択肢はないのか?」


マルキナが返事する「二択しかないわ」


その後 いくつかのやりとりがあり

マルキナがいう「欲のせいで 崖っぷちね?」

ライナーが返事する「そもそも それが 欲の本質なんだよ もう どうしようもない…」

マルキナがいう「逃げ道はないのよ」


凹んでいるライナーを眺めながらいう「あなたが最期を迎える時には わたしはもういないのよ」


ライナーがいう「分かってるよ…でも 君と別れたくない…」

マルキナがいう「分かってるわ」


とことんアホなライナーがいう「じゃあメシでも食いに行こう どう?」

マルキナが返事する「そうね お腹ペコペコよ」



シーンは変わり

ってか…


ライナーは ちょっとしたカーチェイスの末 あっという間に本家の組織に捕まり どタマをブチ抜かれちまう




が 狡猾なマルキナは とっくの昔に別ルートで逃げ切っているのである←描写はない


バキュームカーに積まれている625kgのヤク(2000万ドル)の再強奪に関して…


理論的な推理:シカゴに到着したヤクは「弁護士(マイケル ファスベンダー)」が売りさばく予定だったのが 本家の勘違いで予定が変わっている

ということは 別の人物に委ねられる が その人物さえ分かればマルキナは使いを送って始末できる

そうすれば マルキナの側の使い(このあとの登場するバイヤー)をダミーとしてシカゴに送り込んで まんまとせしめることができるのである

それと同時に

これからマルキナが狙うのは本家の仲介人のウェストリー(ブラッド ピット)が持っている大金(多額の預金)だ😅


Next scene…


弁護士はようやくウェストリーと連絡が取れるようになり ライナーのことを聞くが…

「知るか!」

と来たもんだ まあ 当たり前だ罠

誰が一回見限った奴(ライナー)のことなんか 知ったこっちゃねー罠www


余談:一般社会で細々と…また 地道にコツコツと頑張って生きている人なら心配もしようが…
誰が 悪の道に入り込んだ(悪魔に魂を売った)連中の心配なんかするかっちゅうのよw
魂が腐りゃ 死神が「おいでおいで👎」してるってことさね

「自業自得」「因果応報」とはまさにこの事である

























「あばよ!」


そして 更に 弁護士にも お別れし イングランドはロンドンに逃げ切る為に空港から飛び立ったウェストリーだったのである🥵


悪党どもの人間模様は実に痛快である だが これがノンフィクションだったらシャレにならんのだが🥵


フィクションなので ここから更に 面白くなってくるわけだが このあとの可哀想なシーン


「ローラが拐われていき…(その後の描写はさすがにないが)スナッフ フィルムの餌食」

になってしまうシーンの話だけはやめておく🙏



さて 場面は変わり ローラが本家に拐われたことを知らない弁護士が ここから あの手この手で動くわけだ…

友人(ライナー)や仲介人(ウェストリー)から警告を受けても傲慢さを捨て謙虚にならず

「馬耳東風」「馬の耳に念仏」

だった弁護士が 今度は

「焼け石に水」

の行動を繰り返し ラストは

「飛んで火に入る夏の虫」

だったことを本家側の「ヘフェ(ルーベン ブラデス)」に理解させられることになっていく…



注記:本当は全部のシーンを紹介したかったのだが それだとPart THIRTY(30)ぐらいになっちまうし 監督に(いろんな意味で)怒られそうなので御免チャイチャイ🥵






ここからのシーンは ウェストリーの動きになる

勿論 ウェストリーは本家の手の届かないところへと逃げる…=ロンドン


だが 尾行がいて 逐一マルキナが報告を聞いている←描写はない


ここで登場するのがウェストリーを罠にはめるマルキナの「使い」である


この女(使い=ナタリー ドーマー)は マルキナに大金で雇われた


「ハニー トラップ(色仕掛けでオトコを一文無しにする美人&悪女の技)」


を仕掛ける存在(以下:「HT女」)である(因みに BDでは3つの秘蔵映像が観れて その中の一つでは弁護士もHTに一度誘惑されている)


こう解説している間に=映画の中でのリアルタイムではマイケル(弁護士)は地元(メキシコ)の弁護士に相談したり

本家側にコンタクトを取ろうとするが 全て思い通りにはならない状態になり…


そして

漸く ロンドンの空港に到着したウェストリー


その後 ホテルへタクシーで向かう


だが マルキナの使いの「HT女」がウェストリーが泊まるホテルへとやってくる🥵


この辺は強烈に面白い展開だ ある意味あり得ん😅


ベースボールに例えるなら😓

まさかまさかのウェストリーが(ハニー トラップに)打ったボール(球ではなく玉から出るやつだwww)が「トリプルアウト」になるなんて想像もつきませんでしたがな😅www


余談:ある意味歴史に残る ブラッド ピット演じるウェストリーの「滅茶苦茶に派手な くたばりっぷり」を観れるのである😅


こんな機会って=ブラピが殺される映画は過去には

「トロイ(主演:ブラッド ピット)」

「バーン アフター リーディング(主演:フランシス マクドーマンド)」

ぐらいなのだが 無残ではなく(訳あり風に)サクッと殺られちまってるので印象には残っていない





ウェストリーの「もうダメかって瞬間に笑いながら ボリートに頚動脈を切られ くたばる」シーンは


ある意味「修道院でもやっていけるくらい絶望している世捨て人の彼らしく 潔くて メチャクチャカッコいい死に様」だった👍


リアルタイムだったら この年(2013)の アカデミー助演男優賞を取らせてやってくれって言いたいくらいだった😓


ふー


では 再現Photoを どうぞ…



























Part Eight へ続く














今回は この辺で…


いつも長々と お付き合いいただき感謝です🙏


どうもありがとうございます😊





あとがき:いつだったか…ヤクを買う 「クソども」があとを絶たないからだ😡

と話したのだが







買うアホどもが悪いのだが このアホどもが受けているのを表現するなら

邪に受けている「恩恵」

になる


沢山の人達が ヤクの栽培~製造に携わっている


今回 作品の前半(Opening~Part One)で登場した「めちゃくちゃに高価なダイヤ」も同じく 炭鉱で強制労働を強いられ

挙げ句の果てには沢山の発展途上の人達が死んでいっている

そのお陰で ダイヤモンドが市場に出回る

これを買うヤツも 結局のところ「恩恵」を受けているのだ

小さな恩恵もあれば 大きな恩恵 そして 邪に受けている恩恵 等 様々である


我々は沢山のものを買って生きてきている

たとえ 小さな恩恵であっても その買っている物の中には…時には過労を強いられ また 犠牲になって死んでいっている人達がいて こうして我々は「恩恵」を受けて生きてこられている


と言っても過言ではない🥵

このことだけは忘れてはならないということである😊



☠️戒めとして:

「異世界」=平和に暮らしてきている我々には到底 想像も及ばない国(の中の地域=都市)

は実在しているのが「当たり前」という認識をし絶対に関わってはならないということを学ぶことが出来ていなければ

あるきっかけ(悪運)で 簡単に…

「覚せい剤や ヤク=コカインの類」

に興味を持ってしまうのも「人間の弱さ」でもある(脳はタバコも同様 麻薬や覚せい剤には簡単には勝てない=最後は廃人になるよ=中毒とは 脳が「気持ちいい」と感じれば その全てを一瞬で覚えてしまう厄介な器官によるもの


教訓:我々は どこまでいっても「身の丈に合った生き方」をすべきであり 邪(よこしま)に地位を築いたり 違法的に名声を得ようとしなければ

「魂は腐らない」

のだと分かってくる😊


否 人ってのは一度 魂が腐ってしまうと 己の命に関わるほどの体験をしないと己の腐った魂を見つめ直せる機会は絶対にやってこない


別に「真面目に生きろ!」なんて 綺麗事は言わない(人間なら微小の悪さをして生きている筈だからである=某も同じだ😓)が…


震撼どころではない恐怖を超えた… そんな


「異世界にさえ関わらなければ 死の連鎖からは逃れられる」(メキシコ合衆国のフアレス市では ほぼ毎年3000人以上が殺されている


ということぐらいは認識出来ると信じてはいる


実際に 日本国(クソ ジャパン)でも 麻薬や 覚醒剤は「バレなきゃいい」っていう感覚で全国各地で 秘密裏に取引がされている🥵


バレても多額の賄賂を渡して「お咎めなし」にしてもらってる「クソども」もいるであろうが…


根本的なもの(現実に目を背けず強く生きる精神)が歪んでしまっているから「ヤクや覚醒剤」に手を出してしまうのだと感じている


その根本的なものこそが「人間の精神の脆弱性」なのではないのかと認識している


正直なところ 日本でも詐欺の手口が巧妙化し被害者が後を絶たない


こんなクソまみれの世の中(魂を悪魔に売っぱらっちまっている人間が世界中にあり得んくらい存在している=儲けることしか眼中にないマスコミやマスメディアの連中も含める)


だからこそ 生きてりゃ「死にたくなるような 絶望感を感じる状況」になることもあるし 「人生が嫌になる」こともあった筈だ


だが だれかと会話したり読書をしたり映画を観ていたりしていて たったひとつの「詩」で 救われたり


他人との会話の中での 「ひとこと」で考え方を変えたりすることも結構あるもので


安易に ではなく 窮地に追い込まれたと錯覚して切羽詰まった状態になったとしても


「強盗」をやったり 「麻薬や覚醒剤」に関わる事を我慢(辛抱)して


「我が身が滅びる瞬間まで 地道にコツコツと努力を重ねまくっていけば 必ず結果が出る」


と 信じてこの年齢(55歳)までやってきている某なのだが たまにゃ嬉しいこともあるものなのである😊


誰が見ていなくても 無心で(何年も何年もコツコツと)真面目に継続して努力していれば偶には「めっちゃ嬉しい事😆」もあったりするものなんです😊←何度も経験済みですよ😊




ここまで読んできた方の中には「くだらない」って感じる人もいるかも知れませんが 人類にとって


「物凄く大切な話」

をしてきたつもりですよ😊

Posted at 2022/06/23 08:17:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月15日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Six☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Six☠️「警告的」って言ったよな…


スコットランドじゃ 損失が起こったときの「人質」を意味するんだぜ=約束を破ったときの「保証」の事だ


ドジって損失を出した者よりも「人質」の方に価値があったらどうなると思う?


ヘマをやらかした(約束を破った)時にアンタが大切にしている女の方に(代償の)価値があったとしたら どうなるかってことなのさ


アンタが生き延びたいんなら 「人質=女」を捨てて さっさと地球の裏側にでも一目散にトンズラする事だぜ…


だが 逃げきれても「人質(アンタの最愛の女性)」は二度と戻らねーがな💀


注記:ストーリーの流れを理解していただくための忠告として
初めての方は 申し訳御座いませんが どうかこのシリーズのオープニングの記事に飛んでいって読み始めて下さいませ🙏


それでは

常連様 毎度で御座いまするぞなもし😅


余談:そういえば ようやっと サウンドトラック CD

「The counselor - Sound track (Music by Daniel Pemberton)」


が 先日到着しました(尼のShoppingでのクソッタレUSAからの直輸入なので散々待たされ 約8k円と高くついたのですが💢新品同様だったので不満などないですよ😊

でも マイノリティーかつ悪趣味なサントラなのですが😅

このサントラをリピ状態にしてBGMがわりで先日のブログを書いてたんですが やっぱ いいです

ある意味 ホラー映画が大好きな某が好む「ホラー系インスト」です😅

作曲家のダニエル ペンバートンの代表作:「アウェイクニング」「ゲティ家の身代金」 etc のセンスの良さには驚きです めっちゃ満足ですよ😅

でも

本家の「バキュームカーの修理&清掃の描写時のノー天気なBGM」

のみ収録されてませんでした😅=ダニエル ペンバートンが手掛けたものではなく 監督が他でチョイスした音源であった ショゲショゲ🥵


はじめに:個人的な事情によるブログで 少し間が空いたので 忘れちゃった常連様も いらっしゃるのではと思ってますので=たまに読み返してくださってる「同士様」など先ずいないと信じてるので😅


ってな訳でPart Fiveまでの話(ストーリー展開)を ここで一旦おさらいしておきます🥵=これまでのストーリーを覚えていないと今後のシリーズは全く意味がなくなってしまうんです


😊


😅


😓


😰


主人公「弁護士(マイケル ファスベンダー)」は「一般社会(我々の住んでいる環境)での成功」を ある程度は手にし地位もそれなりになりセレブクラスに属する生活をしていたにも関わらず(よく陥る)傲慢になっていた


妻にしたい最愛のローラ(ペネロペ クルス)との未来を夢見て(二年前にライナーに誘われていた話を思い出し)

「強欲(Greed=七つの大罪のひとつ)」になり というより 超高価なダイヤのリングと共同事業への投資で貧乏になる寸前になる


「闇社会(中南米麻薬カルテル)←(ウェストリー曰く クソまみれのアホども)の仕事」を二年前にライナー(ハビエル バルデム)に誘われていたのだが


これを機に彼(ライナー)に接触するのである


そしてライナーの話を聞き 彼との共同事業に関心を持ち引き受ける方向へと…(弁護士が資金繰りをすることになる


だが😓

この時点で弁護士はライナーから警告を受けている=関わっちまうと下手をすりゃ「ボリート(殺人装置)」を首に掛けられちまうぜ💀


注記:この時点ではライナーとの共同事業に必要な資金は「貯金」を使う予定だったのか 当てにした闇社会からの報酬を使うつもりだったのかは定かではない=監督の意図するものではない=ストーリーの本質的に重要ではない


彼(弁護士)が 闇稼業(麻薬カルテル)に関わる方向になった時にライナーに紹介されることになる…


その人物は その「闇社会=本家」を知り尽くしている仲介人のウェストリー(ブラッドピット)だった


彼は 生粋の(美人な)女好きのため この稼業を辞めれないという だが いつかはヘマをしてくたばるのを覚悟しての…


いわば「後悔はないさ イイ女(と快楽を満喫すること)が全てだ」←これ めっちゃ分かります 大金があれば某もやりますよ😅


このためなら 貯めた金を使い ちょっとしたトラブルは全て金を使って殺し屋を雇って回避してきているのであるが…


本音は 「こんな仲介人なんて直ぐにでも辞めちまいたい」←彼(ウェストリー)は過去に大切な女性を殺められているのだと解釈している←伏線


のである


ぶっちゃければ「イイ女達とS🔺Xする為なら くたばっても後悔はしていない」のだ=ある意味修道院で生きていけるくらいの自棄のやんぱち


そして弁護士は ライナーに紹介されたウェストリーに接触するが


弁護士はウェストリーに「辞めておけ お前なんかじゃ無理だぞ」と

「忠告」

されるのだが…


傲慢な弁護士は「何も知らず」(一度きりで大金を得るという)欲望により

闇稼業を「やる」といっちまう


この時点で(水面下では)「組織の卸元(メキシコ麻薬カルテル)=本家」に連絡しヤクのさばき(売って稼ぐこと)を任される流れになっていく


注記:この時点でバキュームカーの中に隠されている625kgのヤク(弁護士が引き受けた仕事)がシカゴへと向かっている



ウェストリーは帰ろうとする弁護士に「警告」する

「組織が殺したがってるのは あんたみたいな奴なんだよ」


そして(ウェストリーを除いた)全ての会話を盗聴してきていたマルキナ(キャメロン ディアス)は一石二鳥でドルの束をゲットするが如く



「何も知らねークソ生意気な弁護士」と「アホなライナー」を罠にはめる計画を企て

2000万ドル相当のヤク(625kg)の強奪の計画を「ワイヤーマン」とその使いたちと共に準備していくのである


大まかな経緯は大体はこんな感じなのであるが…

一度はワイヤーマンの手柄で(本家の運び屋 バイカーを追跡後 メットに隠されたハーネスとキーを奪い)バキュームカーをゲットする

しかし

ヤクが積まれている車がどこに向かっているのかが分かるように(予め)エンジンルーム内に発信機を付けられていた←この辺が本家側の準備のよさである


そして ほどなくして パトカーがやってきて停められるのだが 乗っていて降りてくるように促すのはポリではなく

「本家の使い(百戦錬磨の殺し屋)」


ワイヤーマンは直ぐに気付くのだが 時すでに遅し…


あっという間に殺されてしまい本家側にヤクは戻るのであった(このことをマルキナは のちに確認し新たな奪い返しを計画するのである


この間 弁護士はライナーのところに行って ウェストリーとの会話の一部始終を話す…←ここからが次回の話になるよ😊


だが ライナーから帰ってきた返事は「何も知らんし 訳がわからん」である=危機感なんて考えたこともなかった という口ぶりである


そして…


注記=マルキナの詳細を省いたラストまでのウルトラ級ネタバレ:ここからは これから始まる「怒涛の惨劇」の話になる


弁護士は ストーリーのラスト付近で漸く「後悔」せにゃならんことになるのだ







実のところ…

「作品のオープニング=ストーリーが始まる ずっと前に最重要な選択肢がとっくの昔に終わっていた」

のであるが 分かりやすいシーンは

「この冒頭のベッドシーンでの会話の中で既にアムステルダムを訪れることをローラに話すシーンがある」←勿論 ダイヤの話は内緒である


この描写は「物語が始まった時点」で「アムステルダムの宝石商に紹介されることになる超高価なダイヤのリング」を買いに行く準備をしているということなのだ

注記:推測でしかないのだが…このダイヤに貯金を使い果たしているような=弁護士が素寒貧に近い状態になっているように分かる描写がライナーとの会話の中にある


結局のところ「一回きりで大稼ぎをしようと 別の世界に関わったのが 運の尽き」


であるということを「もともと傲慢であったが故 欲に負け 度々の忠告(警告)を認識出来ない」


だが 行方不明になった妻のローラ(ペネロペ クルス)がどうなっているのかは内心分かってはいても受け入れられず


地元(メキシコ)の弁護士に頼んで卸元のボスに掛け合ってもらうよう懇願する


が 地元の弁護士はいう「貴方の妻は絶望的ですが卸元(麻薬カルテル)のボスに通じている人と話し合ってはみます」






これは

「手助けはしませんよ」=「私を巻き込まないでくださいね」


という意味である←所詮 そんなものなのだ(こんなところにやってきて誰が 見ず知らずの馬の骨に命を賭けるかい?)ということです


その後 弁護士(マイケル ファスベンダー)は 卸元のボスに接触しようとする=コンタクトを取ろうとする


が 拐われた女房(ローラ)がどうなったのかを遠回しに

「麻薬カルテルに関わっているマフィアのボスっぽい人物(フィクサーらしき大物)」


との「シリアスで穏やかな(フォンのみの)会話」で分からせられることになる


そして 弁護士に対し最後通告をするである


「こちら側に来てしまった貴方は もう二度と戻れないのだから 末路を受け入れなさい この事実を受け入れるのが貴方の取るべき選択肢なのですよ」


の言葉を受け「弁護士」は漸く理解し絶望する…



酒場で酔い潰れ 起こされ…そして酒場のマスターと話す


酒場のマスターに弁護士はこう言われる

「家族を全て殺され何も残ってないんだよ 私が生きてることこそ無意味(地獄)なんだよ」


その後 弁護士は彷徨い…部屋を借り 最愛の妻が生きていることだけを願う…


しばらくすると 一通の小包が届く


開封し「DVD」が入っているのを知る


注記:作品の中盤以降での会話の中でのウェストリーに聞かされた


「送られてくるDVD(スナッフ フィルムが収められたもの)」の話を思い出す弁護士


「この世界ってのは ふざけたことをすりゃ お前が殺されるんじゃねーんだ お前が大切にしている女がターゲットになるんだよ」


「拐われ 殺される…そして ピクピク動いている死体が狂った奴らに散々に弄ばれ…」


最後はブルドーザーのいるゴミ置き場に晒される…



ようやっと「悟った時」には もう遅いのである


この世の中には 生きてきた自分自身の経験や知識が全く通用しない世界が現実に存在する


その世界は「御免なさい」「何かの間違いなんです」

また 土下座して「どうか許してください」は 一切通用しない=「何かの間違い」「謝罪の意味」すら知らない人種(種族)なのであり


人の命もまた

蟻やダンゴムシや蛾 達を知らず知らずのうちに踏み殺す我々(一般人)と同じ感覚のものでしかなく

「お前の命なんて虫と変わらんのだよ!じゃあ 聞くが何が違うのかい?」



思考回路も何もかもが日常的に ある意味「なんでもありの世界」なのであり その世界では…


「人殺しであろうが何であろうが やろうと決めりゃ 出来ないことは何一つないんだよ=なんでもできるのさ」


というのが「フアレスの麻薬カルテル」の当たり前の日常なのである🥵



これが メキシコ合衆国の政府や警察ですら太刀打ちできない


「中南米の麻薬カルテルの強大かつ惨虐極まりない組織」の実態なのである



しつこいのですが 時間も経ってしまってるので😓もう一度 再確認になるんですが…


なぜ この作品を豪華キャストにしたのか なんですけども😅


「ブラッド ピット(フアレスの麻薬カルテルの仲介人=ウェストリー)」



「マイケル ファスベンダー(主人公の弁護士=カウンセラー)」



「ペネロペ クルス(のちに弁護士の妻になる 弁護士の最愛の恋人=ローラ)」



「ハビエル バルデム(マルキナにゾッコンで麻薬の売りさばきもやっていて贅沢であり能天気な実業家=ライナー)」



「キャメロン ディアス(フアレスの麻薬カルテルの組織と敵対する 互角かそれ以上に頭脳明晰な組織の女ボス=マルキナ)」



このキャスティングなんですが 誰か一人でも無名クラスの俳優にしてしまうと「C級映画」に成り下がっちゃうんです🥵


なぜなら 前半の約60分はシーンを目まぐるしく変えながらの…


ある意味「群像劇」風に 会話のみでシーンが変わりまくる手法(ぶつ切りの演出)で「伏線を張り巡らした会話」のやり取りが連続するように


敢えて 時には哲学的な会話を放り込んで 回りくどく演出されており


この退屈極まりない時間の中にメインの五人に一人でも無名クラスがいると


「ただでさえ退屈な会話劇の連続で集中力が切れてきそうになるオーディエンスを引きつけておくことができなくなる」


知名度の高い有名どころのキャスティングをするからこそ オーディエンスは


「くだらん長ったらしい会話劇」を集中して聞こうとすることができる


そして ほぼ知らないオーディエンスはいないであろう有名どころの豪華キャストたちのシーンごとの会話を集中して読み取り


散りばめられた「伏線」を覚えることができて初めて


後半からの怒涛の

「伏線回収」

を楽しめる仕組みになっているのである


注記:この五人の中に「大嫌いな俳優が一人でもいれば」この作品の解釈は絶対に無理です


全部の伏線は恐らく英語とスペイン語が全部分かる人にしか楽しめない様になっている会話劇であり日本人では会話のやり取りの全ては分からない


というより リドリー スコット監督自身…ストーリー展開の詳細を敢えて あやふやにし


「分かりにくい部分は全部 想像してくれ」


的な演出をしているのである😅


明確に描写されていない部分を想像することで…


主人公=弁護士(マイケル ファスベンダー)と その最愛の彼女(のちの嫁になるローラ=ペネロペ クルス)


弁護士の友人であるライナー(ハビエル バルデム)


ライナーの古くからの友人である本家の仲介人=ウェストリー(ブラッド ピット)


達の それぞれの生き方の違いをなんとなく認識するのみの群像劇的な演出がされているのであり


敢えて😅


「オーディエンスの想像する のちの悲劇と惨劇を迎えるまでの恐怖を覚えさせるための時間と想像力を試している」








のだと解釈しているのである



この作品は一般人に対し皮肉を詰め込んだ群像劇といえば ある意味 そうかも知れないし

単なる ホラーに近いクライム サスペンスといえばそうかも知れない


だが


一般人の我々の中にも「小さな殺しは平気な人(虫を踏んで殺してもなんとも思わない人)」


は多過ぎるくらい居る


注記:某は 蛾やダンゴムシであれ 間違って踏んで殺してしまえば「心は痛む」のである=命は どこまでいっても「尊い生命」だと解っているから



フアレスの麻薬カルテルに関わっている人たちに対し 究極的な表現をするなら


「命には重さは一切なく 当たり前のように人が殺され 手厚く葬られることなど皆無なのである」




それにしても「マルキナ」のキャラの完成度は何度観ても凄いです😅



「身体に入れられた野獣風のタトゥー」


「チーターを彷彿させるアイメイク」


「猛獣っぽいシルバーのネイルカラー」


「八重歯に入っているゴールドの差し歯とブロンドとブラックのマダラなヘア」



そして マルキナがとる ひとつひとつのワイルドな動き etc



オープニングテーマの中での 想い出話(亡くなったものは二度と戻らない)の終わり付近でのマルキナとの会話の中で ライナーがいう

「それって(その思考回路=思想は)冷た過ぎなくね?」


マルキナが返事する

「真実に温度はないのよ」=三歳の時に両親を無残に殺されている事実


この描写が 実は全てなのである


そして…


この作品のラストは


「やがて やってくる 敵対組織(フアレスの巨大な麻薬カルテル)との麻薬戦争による凄惨極まりない殺し合いを準備万端で待ち構えるマルキナの覚悟」


で終わるのである🥵




いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうも ありがとうござます😊






あとがき:

マルキナについて…


ここからは 常連様のみのウルトラ ネタバレになりますが めっちゃ長くなるので勝手にやってくださいまし🥵



警告:以下は 「The Counselor - 悪の法則」の中での根本的な「マルキナの本性」に関する 某なりの解釈を含めた解説になります



ラストのレストランで投資家(マイケル 男優:ゴラン ヴィシュニック)との会話を楽しんでるマルキナは「もっともっとイカれてる」



なぜ マルキナが冷酷非情になったのか…

そして ライナーに近づき その友人の ある意味「カモ」である弁護士に罠を仕掛けたのか…



そして なぜ 本家(メキシコ麻薬カルテル)に関わってしまったカモである弁護士を「餌食」にしたのか…


結局のところ

人によっては たった一度の「絶望」で人格が変わっちまうこともあったりするものなのであり


その 「絶望」というものにより=マルキナが 3歳の時に体験した



「両親を無残に殺された 世の中の無情 そして不条理」



に対し

この世の極悪級の悪党どもに(生死を賭けた)真っ向勝負を挑んでいる(復讐を誓っている)のである←マルキナの本質的な結論でもある


この作品の中でのマルキナは死ぬことは怖くないのである←これらの事実を理解できないと マジでつまらん作品に感じてしまうのである😓


弁護士に対しての心の奥底で訴えかけている真意ってのは


「バツイチのアンタ(弁護士)の美しい女房=後妻(ローラ)は所詮 S◁Xを楽しむだけの相手で 血は繋がってないでしょ! でも こっちは 血の繋がった両親が幼少の時に無残に殺されてるのよ!」


「軽い気持ちで 一回きりの大稼ぎなんて 甘過ぎるのよ!」


ってのが マルキナ率いる組織からの警告…

というより

弁護士と その妻への「最期通告」という意味であるのだが🥵


マルキナは心の中でこういっている



「頭がいいからって 調子こいて 普通の世界で やりたい放題の人生を欲望のままに(強欲になって)やってきてて 更に 何も知らず異世界(麻薬カルテルの世界)に入り込んだアンタたちに思い知らせてやるのよ」


なのである


マルキナは はなから麻薬や超高級品のダイヤのリングには

一切興味などないのであり

過去(幼少の頃=三歳の時)に目の当たりにしてきた体験による絶望により


徹底的に自身の人格を崩壊させられた上で ただ復讐するためだけに複数の語学を学ぶとともに冷徹に頭脳を磨き込んで来たのである


こうしてマルキナは 本家(メキシコ麻薬カルテル)に対し「アホな弁護士を利用して」殺し合いを挑んでいるのである


と解釈しているのである=正解ではないかもしれないが「当たらずとも遠からず」と 自信をもっての某的な解釈と その表現である😅


「両親を殺された トラウマ(に近いもの)により マルキナは悲しむ心を完全に捨てている」=人は「一大事で変わっちまう」のであり 偶々 「両親を殺され」そうなっちまったのである








いわゆる 3歳の時にマルキナの「涙は枯れ果てていた」のである=人の行動には 実は理由と訳ってものが必ずある


カタルシスを求めるというよりも…


オーディエンスが納得せざるを得ないプロットを この場では(マルキナは)教会に行って

「懺悔室を訪れ(ただ淡々と 牧師を茶化す様に)告白しているのである」

たった数分ではあれども 単なる いたずらではなく マルキナにとっては 腹を割って とことん話し合いたい相手が牧師なのであり


「物凄く意味がある描写」なのである







マルキナの獲物は 世界のあちこちにいる「潜水艦で潜れる深さよりも もっともっと深いところの底まで腐っちまったクソ馬鹿ども」


に対し


「野生の獣(マルキナが唯一 この上なく愛しながら飼っている二頭のチーター「シルヴィア &ラウール)」と同様に(主観と感情を捨てて)弱肉強食の次元で勝負している」


ということなのである😅=既に幼少の頃から死を恐れてはいない=麻薬戦争も くたばるのも覚悟はできているのが



マルキナの本性(実態)なのである



異世界(メキシコのフアレスの麻薬カルテル)であれ 一般の世界(弁護士が調子こいて やりたい放題の普通の世界)であれ「弱肉強食=殺し合い」には容赦はない


我々 オーディエンスにとって 所々で 何気なしに風に…

リドリー スコット監督が(数秒間の描写等で)散りばめる様に

コーマック マッカーシーの脚本を十二分に理解した上で描写されている「細かいシーンの数々」を理解できるか そうでないかの違いでしかないんです😓


注記:どうか興味を持っても まだ この作品は観ないでくださいね どうか宜しくお願いします🙏


このシリーズのラストまで読んで頂ければ

「観る価値はあるかも知れない… が 己の人生の中で最も大切な人を亡くした経験がない人には理解はできない」


実は 目に見える描写とストーリーはマジで野蛮である が いくつかの哲学的な会話 と ほんの数秒の描写

分かりやすく言えば…


ところどころのシーンに 内面的=心理の奥底にあるものが描かれてる


こういう作品になってるからなのです


呟き:嗚呼 とうとう究極のネタバレをやっちまいやした🥵


この後の怒涛の惨劇…乞うご期待👍


では…


くれぐれも お身体に お気をつけて😊
Posted at 2022/06/15 00:12:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年05月30日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Five☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Five☠️このダイヤを君に…


わあ(涙ぐんで)愛してる💓

うん(ニッコリと)君は世界一素敵だよ

(暗雲が…)

でも なんだか 怖くなってきたわ💧

大丈夫 僕が何とかするよ…

無理無理✋ 絶対無理だ👎お前はすでに詰んでいる💀



この作品の主人公(マイケル ファスベンダー演じる弁護士)は

「私選弁護士(依頼人に選んでもらえて言い値で構わないと依頼の連絡が来る=力量=幅広い分野で弁護が出来る弁護士)」=私選弁護士に請求金額を支払うのは依頼人

ではなく

飽くまでも(この作品の中では)

「国選弁護士(どっちかっていうと知名度は低くって 国から定められた安い値で指名を受ける立場(弁護料を支払うのは法テラス)=いわゆる…やる気が出ねー に近い弁護士)」

なのである


弁護士に関して知識があり 勘のいい方はこれだけで「この作品の中」の「弁護士」がどれくらいの地位であり そして

「依頼人(=クライアント)」に対し 「どんな振る舞い」をしてきている弁護士なのかが分かるはずである


開始から35分20秒あたりで始まる 一つめのエピソード(殺人罪で受刑しているバイカーの母であるロージー ペレス演じるルースの弁護士への態度)


これだけでは 描写のうえで説得力がないがゆえ


もう一つのエピソードがある(開始から44分ぐらいから始まる)

「元依頼人=トビー ケベル演じるトニー」が 弁護士に対し女房(ペネロペ クルス演じるローラ)のいる前で…

旦那(弁護士が)どれだけ 「許しがたい こん畜生」なのかを端的に描写しているシーンがあるのだが

これが 女房への王手(チェスでいえばチェックメイト)のシーンになるのである←この時点で弁護士と離婚し 一目散に地球の裏側に逃げていれば生き残れるかもしれない=この時点では本家の行動は当然読めない=描写はない


これは なんとなしに挟み込まれたようなシーンなのだが 奥深く 実に巧みな(コーマック マッカーシーの)脚本と(リドリー スコットの)演出である👍


また 弁護士という稼業ってやつは実際に

「検察側の敵であり 原告側に憎まれ 下手すりゃ めっちゃ恨まれる稼業」でもある😓





これまでの某のシリーズでの(工夫したつもりである)描写と解説をしてきたものを

キッチリと読んできて下さっているのであれば分かっていただけるはずなのだが😅


この作品の弁護士ってのは「依頼人=Client(クライアント)」に めっちゃ恨まれる程の人物なのである…




いわゆる

「傲慢(Arrogant)で強欲(Greed)な野郎=主人公(弁護士=counselor)」なのだが…


余談:洋画のモーガン フリーマン主演「Seven」の根底にあるテーマでもある キリストの聖書の中の「七つの大罪」の一つが この「Greed=強欲」なのだが


悲しいかな 元々 一般社会での国選弁護士の一番のネックは「弁護士の割には(私選弁護士と比べて)収入がめちゃくちゃに低い」ということなのである


だから 超最高級の3.9カラットのダイヤのリング(相場では2千万円ぐらいするキラッキラ)なんて(国選弁護士の身分であれば 超長期のローンでも組まない限り)とても手が届かない代物なのである😅


ここまで話しても この主人公(counselor=弁護士)に



「ピンと来なければ」=クソ野郎だと見抜けなければ


この映画は絶対に観ないことである=何度鑑賞しなおしても理解が極めて困難であると思う

記事を書いている某自身も「普通の感覚で観れば おもしろい作品」だとは思えない😓

オフレコ:実は (ある意味 内心 観方によっては)めっちゃ面白いのであるが🤣←この作品の根底にあるものを描こうとした リドリー スコット監督の意図が理解できない奴らに対してでもあるwww


これは人それぞれなのですが…

鑑賞してみて1回目で「すごく不快な作品だ」って感じたら 監督との感性が合わないってことなんですよね😊


実際に 大手のサイトの映画のレビューをほぼ全部読んできてても その様な=主人公である「弁護士の本質」をスパッと見抜けないレビュアーが多すぎるんです🥵

言いかえれば…

ラストまで鑑賞してみて


「弁護士に対し少しでも可愛そう」だと感じれば この作品は合わないってことなんです😅=弁護士の本質を見抜けなければ 単なる時間の無駄であり

「鑑賞した時間を返せ!」

ってなるんです





分かる人は 素直に「ざまあみろ!」ってなるんです👍


注記:「我々の この世界にも酷い野郎がいることを認識するとともに 我々とは別に 想像できない異世界が存在している事実を認められなければ」感性が合わないってことなんです


でも…

これ(弁護士の性根=言っても聞かない性質)を見抜ければ 同時に

マルキナが仕掛ける綿密な罠(この場合は計画)の理由(=作品中に彼女の発言の中での 幼少=3歳の頃に 目のあたりにしてきた絶望から 変わるしかないという決心をして生きてきた彼女=マルキナの完成形)が分かってくるんです😊



余談:この作品をつまらんと感じるオーディエンスとは対照的に感性が鋭くって見抜けてる(極小数の)レビュアーは こうレビューされている


「この作品(悪の法則)が始まる ずっと前に弁護士は選択を(悪い方に)決めていた…」

「弁護士は 冒頭のベッドシーンで既に 詰み(The End)になっている」


まさに これなのである


因みにキーワードは冒頭の「アムステルダム」=宝石商関連

あなたが思う以上に 女性は「欲張りなんですよ」←普通の女のことであり マルキナとは違う



究極のネタバレ:マルキナは かなり前から獲物(ターゲット)を絞り込んでいて

ハビエル バルデム演じるライナーが「本家の稼業で稼いでいること そして 弁護士がライナーの友人であること」

も調査済みであり マルキナから わざとライナーに近ずいているのである=初めから計算されているのである

もちろん ライナーの最期まで…







『一発目の(日本語吹替にし日本語字幕にしての)鑑賞で「なにこれ?」と思ったら 究極的には リドリー スコット監督の感性とは合わないんです🥵


また

その様な(感性の合わない)人(レビュアー)ほど

「リドリー スコット監督の作品はあまり好きじゃない」っていう人が沢山いるのが論より証拠なんです


「リドリー スコット」っていう人の感性ってのは 今は亡き弟さん(トニー スコット氏)の類でもある…


「Steven Spielberg(スティーブン スピルバーグ)」代表作:「激突!」「ジョーズ」

「James Francis Cameron(ジェームズ キャメロン)」代表作:「ターミネーター 2」「タイタニック」「トゥルーライズ」

「Clinton Eastwood(クリント イーストウッド)」代表作:「ミリオン ダラー ベイビー」「グラン トリノ」

「Frank Darabont(フランク ダラボン)」代表作:「ショーシャンクの空に」「グリーン マイル」」

「Martin Scorsese(マーティン スコセッシ)」代表作:「レイジング ブル」「ハスラー 2」

「Sam Mendes(サム メンデス)」代表作:「アメリカン ビューティー」「007 スカイフォール」

「Ethan and Joel Coen(コーエン兄弟)」代表作:「ファーゴ」「ノーカントリー」

「David Paul Cronenberg(デヴィッド クローネンバーグ)」代表作:「ザ フライ」「イースタン プロミス」

etc


注記:弟さんである「故)トニー スコット氏が監督した(全て 佳作以上の作品群である)16作品」のみ 紹介はしてません←気になったらウィキでチェックしてみてくださいね😊必ず傑作がいくつか見つかりますよ😃

その中の作品のひとつは 最近 続編が他の監督で そして…

あの「ジェリー ブラッカイマー」のプロデュースで先日公開された「トップガン~マーベリック」←「トップガン」のファンしか楽しめないらしい



上記で紹介した偉大な監督さんたち(ほんの一部です)とは 感性が明らかに違うんです

ただ 撮りたいと感じた脚本を徹底的に描写する「職人気質」の人=第二弾(続編)等の焼き回しを嫌い 作品上映後の売り上げなんか これっぽっちも眼中にない


でも どの作品でも リドリー スコット監督の 「これでやるぞ!」という強気の演出の中に「潔さと揺るぎない信念」ってのを感じるんですよね😊



宗教的な話:クソッタレUSA(地元っていえば地元)で この作品がブレイクしなかった要因としてなのであるが

大多数の人々にキリスト教(カトリック教)が浸透しているというのが一番の理由なのではと感じている

キリスト教(カトリックが世界的に主である)の根本思想(理念と哲学)は

「人間は基本的に善である」

であるから 強信になればなるほど 人間(他人)の「内面にある悪」を見抜けなくなる傾向性がある と感じている


「イエス は懺悔すれば 罪は全て許して下さる」という ある意味 子供騙しでもある謳い文句により「洗脳」されているのである=だから 悪人に直ぐに騙される傾向性にあり 酷い目にあう


事実上:クソッタレUSAの各地の警察は犯罪を処理するのが追いつかず とっくの昔に「FBI(Policeでは太刀打ちできないときに動いてくれる精鋭の人達)」という組織までできちまってて…

挙げ句の果てには いざという時のために=身を守るために「銃(Gun)が使える様 申請さえすれば弾丸を持てるよう配慮された」国家(USA)なのである


また 訴訟大国になっている=争いや諍いは法律に従って さっさと訴えなさいね


と言われる所以がこれだ😓


それに対し…

仏教の中でも釈迦(釈迦牟尼世尊)が無知な人民に対し懇切丁寧に説教しながら最後に説いた最高峰の「法華経(要は寿量品)」というのは

キリスト教とは真逆の思想(哲学)なのである


「人間の本質は 悪であり これを変革していくことこそが人類のテーマなのである」

と釈迦(釈迦牟尼世尊)は結論を下されているといっても過言ではない


「究極のヒューマニズムを目指して(周りの悪い人に惑わされずに)日々精進しながら善良な心を養っていきましょう」

と…



インドと その他の国に認められなかった作品でロケは全て国内でのセットでのものです

あまり参考にはなりませんが云わんとしてることは分かる作品です😓結構 深い内容になってますが

「仏教の真髄」を理解していない人達が作ったレベルなので「粗」も結構あります😅でも 邦画のレベルとしては めっちゃ頑張って作られてますよ


話を戻しますが😅

最重要:この作品の弁護士(Counselor)ってのは 恩恵だけを貪りまくっていて 自分の(弁護士としても地位の低い部類の)地位を(いつ頃からかはいざ知らず)使い さらに傲慢になることで忘れてしまい

そして 地位の割には人間性が劣ってしまうところまで陥ちちまっていて(不誠実に成り果てていて) そのくせ


贅沢したいのか…親愛なる妻にだけは贅沢をさせたいのか…

挙げ句の果てには友人と知人(ライナーとウェストリー)の再三の忠告(終いには警告すら)も聞かず傲慢になり突っ走った…

その突っ走った先(=一回限りの 麻薬を売っての一稼ぎ)が とんでもなく間違っていて 一気に地獄へ向かって真っしぐら🥵

そして 弁護士との最終の局面では 実に丁寧に根気よく 一般の社会と そうでない社会の違いってやつを遠回しに「哲学的」にキャスト「(本家のフィクサー風の)へフェ」のセリフを通して解説されているのである



話は戻り…

弁護士が 何もかもを理解した(=後悔した)瞬間には既に遅く 妻(ペネロペ クルス演じるローラ)の末路を知らしめられちゃったのであるが


弁護士の「傲慢っぷりと強欲っぷり」の末路には ある意味 笑うしかない


というより(決して不謹慎ではなく)「爆笑モノ」なのである🤣


But…ローラも その辺によく居る主観でしか生きていない「アホな女」なのだが 唯一 悪人ではないので同情はできる範囲内ではある


注記:ここまで 弁護士をボロクソに言ってきたわけは この章の最後で納得できる筈である



なぜ 世の中の不条理をしっかりと理解できていないと

この「リドリー スコット監督の渾身の演出が楽しめないのか」の訳ってやつを

この章のラストで きっちりと解説をいたしますので最後までお付き合いいただければ これ幸いです(編集次第では Part Sixに続きますが この章でやり切りたいです



ってな感じで 続きです😅



改めて…

常連様 毎度で御座いまするぞなもし😊



ウェストリー(ブラッド ピット)は「本家(メキシコ麻薬カルテル)」との連絡を断ち トンズラを決め込んでロンドンへ身を隠す準備をしている←この時点でもウェストリーは本家側の使いなので 盗聴はされてはいない=この後の展開が(悪趣味ではあれ)めっちゃイカしてるのであるが🥵



ウェストリーから聞いた「スナッフ フィルム(狂っている内容のDVD)」の話で ようやく窮地に追い込まれていると分かった弁護士(マイケル ファスベンダー)←マルキナ(キャメロン ディアス)は もう盗聴はしていない=本家が既に弁護士諸共 皆殺しをしようとして動いているのを知っている



弁護士の妻のローラ(ペネロペ クルス)も もう既に命は時間の問題なのである=本家の使いたちが(常に 尾行&盗聴をしていて)捕まえスナッフ フィルムの主人公にする手はずを整えている



この後 弁護士は なんとかして誤解を解くためにあがくのであるが(焼け石に水=嵐の中でもがく凧なのだが)

弁護士は最愛の妻であるローラを守ることを考える←一般人なら当たり前なのだが本家には当然通用しない


Time:開始から この時点で68分が経過


ウェストリーと別れて 自分の携帯電話を捨てて 妻のローラに連絡を取ろうと急ぐ弁護士


事情は後からと…



その後 弁護士は借りたケイタイを返し お礼を言い 家に向かう…


シーンは変わり

ヤクが積まれたバキュームカーを強奪したワイヤーマンは マルキナとの打ち合わせの場所に向かうのだが


道中で パトカーがやってきて停められる…



ワイヤーマンは直ぐに気付く「警察じゃない (敵の)組織の連中だ」




注記:この描写で メキシコ警察が本家(合衆国内で一番でかい麻薬カルテルの組織)に飲み込まれてしまっていることが分かる🥵


そして ここから銃撃戦が始まるのだが…


ワイヤーマンの側は単なる拳銃なのだが 隙を見て本家側の一人を仕留める



だが 残った本家の一人が持つガンはマシンガンよりもっと凄いのを使っていて


あっという間に 連れ共々 ワイヤーマンも射殺されてしまい…










本家の方も一人射殺され 残った もう一人も右足を撃たれている


脚を引きずりながら 運転席に行き ドアを開け 運転席の(射殺されちまった)ワイヤーマンに念には念の意味で銃で二、三発食らわす


その時 通りがかった(目撃しちまった一般人が運転する)車がUターンしようとしていた









が 右足を負傷した本家の男は 銃のマガジンを交換し 躊躇なく撃ちまくる(邪魔者は消す


















何度も申し上げるが この描写は「メキシコの警察は飼い犬」同然であるということなのであるが

目撃されれば躊躇なく射殺するよ っていう意味の描写である🥵=「メキシコの麻薬カルテルってのは こういう種族なのだよ」ということを分かってね

という描写をしているのだ


こうして「本家の百戦錬磨の使い(右足を撃たれたスキンヘッドの男)」は「ヤク(コカインの類)625kg が乗ったバキュームカー」 を取り戻し


タンクに空いた穴の応急処置をし






そして 運転席で死んじまっている(マルキナの使いであった)ワイヤーマンを引きずり下ろして ちゃっちゃとエンジンを掛けて出発!


携帯で死体の始末班に連絡をして


これから 撃たれた右足の手当とバキュームカーの修理に戻るのであった


注記:(時系列的には)弁護士がライナーのところに行ってのシーンがあり その後 ライナーのところにマルキナが来て のシーンがある←流れを切りたくないので このシーンは Part Sixで解説します



程なくして 拠点に到着…


早速 弾痕だらけのドアがチャチャっと交換される



そして 弾丸で穴が開いたタンクの修復がされていく











血が飛び散ったダッシュボードを清掃する少女



フロア周りを清掃する少女





シートを清掃する少女



医師に右足の弾丸を取り出してもらい手当をされている「百戦錬磨の本家の殺し屋」







そして バキュームカーは復旧して シカゴへと向かうのであった…











この シーンこそがメキシコ合衆国の中でも日常的に行われている一部の地域(多分チワワ州 フアレス )の描写のものである


これって 多分 監督が一番描写したかったシーンなんじゃないのかなって直感的に感じたんですが


余談&重要な話し:例えば なんですが 自分の知らない世界が存在したとします

我々クソジャップの国のある業界を例えにして話しますが…

分かりやすくいえば「ドロドロの鬼畜の世界でもある芸能界…中途社員はもたずに直ぐに辞めていく=新卒でしか務まらない世界=芸能界」

また

「警察学校も新卒しか採用しない組織=中途では洗脳できない」ポリが唯一 中途で雇っているのは高速道路を取り締まる警官=元プロのレーサー

クソッタレUSAのハリウッド業界も裏はドロドロであり これをマネてるのが くそジャップの一部の業界である

話を戻しますが


先のPhotoでの メキシコの娘たちの黙々と清掃をしている姿を観ていて感じるのは…


「これが彼女たちの日常」


普通の世界の清掃作業と何も変わらない ただひとつ変わっているのは「血を洗い流している」ということだ


「こんな描写 あり得ない」って思って認識できなければ それまでなのだが 実は意味がある=そうと違くて 血を洗い流し綺麗に清掃するのが日常なのである


分かりにくければ 例をあげるが…

ある国に「オギャー」って生まれてきたら そこの言葉を覚えて育つ…

そして その環境で育っていくのである


高校 又は大学を卒業して初めて就職するところが 一発目に書き込まれる認識なのであるが中学校はおろか小学校すら卒業していない国もある筈である


人は どんな環境であれ その環境で育っていくのだ←人類の自然の道理

改革や革命のない地域も存在している


皆 生きていくために その生まれ育った環境のルール(生きるための手段)で生きているのである


上書きの効かない「認識」ってやつは 生まれてきた時の場所と環境で決まり 青年期には「人格が固定」されてしまう


分かりやすく言えば メディアでは 「CD-R」又は「DVD-R」というのがあるが上書きは出来ない


これは脳も同じで 一度インプットされた情報の上書きは出来ないので 空いている領域に追加されるだけなのである


もちろん 先に認識された情報が優先されるのである


記憶を消して認識し直せない=「DVD-RW=要らんものを削除して上書きできるもの」ではないのが脳なのである


生き物は DNA(おっかさんと おとっつぁんの遺伝子の結合でできたもの)を根本として成り立っているのは理解できる筈である


もっとわかりやすく申し上げれば…


例えば あなたがメキシコ合衆国のチワワ州のフアレスという都市に生まれてきたならスペイン語を覚え成長していきますよね?


注記:日本人の我々ではない 民族に生まれてきたパターンの話をしてるのをお忘れなく お願いします


さすれば…幼少の頃であれば 両親の事情で別の国に移住することもあります


でも その生まれた場所(フアレス)で「反抗期」を終えれば もう そこの種族(人種)になるんです


この描写が 先の「血を洗い流し清掃している少女たち」なんです


そこに生まれて その環境で過ごしてきているからこそ 当たり前の生き方になってるんです


Photoでの一番最初にバキュームカーが到着したときに 二人の少女が座ってますよね?


別に何事もなかったかのように…


でも 少女たちにとっては 「本家(メキシコの麻薬カルテル)の百戦錬磨の殺し屋」は 普通におっちゃんなんです


で 手当を終え シカゴへ向かう彼に手を振る男がいますが 「じゃあ 気をつけてな👋」


なんですよね😊


この生き方が理解できていないのが ライナーと弁護士なんです


ウェストリーは 違う地で生まれ育ったがゆえ この種族は彼にとっては「クソ野郎ども」なんです


でも ウェストリーは 本家の仕事をやってきていて彼らを知り尽くしてるんです

でも いつでも辞めれたんです

殺される前にやめなかった彼の自業自得なんですが 彼自身認識してるんですよね😊



今回は この辺で…

Part Six に続きます


いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうもありがとうございます😊
Posted at 2022/05/30 06:16:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

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