• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

とろじゃんのブログ一覧

2022年06月30日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀FINE👋

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀FINE👋


某のガキんころのストーリー=ノンフィクション:あれは…

某がまだ 中学生の頃の話になる

姉貴の長女が誕生し 当時の母が姉貴に育て方を伝授している


そして 某は姪(赤ん坊)の抱き方を教わり そしてオムツの交換の仕方を教わる


実に この上なく愛しくさえ感じる姪とのコミュニケーションであった


だが 這い這いすることもなく 一歳にも満たない年齢で…


例えば

道路に飛び出していってクルマに跳ねられたりとか…


某の姉貴の妹(母の次女)の様に 肝臓の病気を患って(九歳で)亡くなってしまうのなら まだ 納得もできる


だが 仰向けになって泣いている赤ん坊のオムツを交換してやりゃ快適になって笑っている

そう…姪はまだ あやすと仰向けになっていて笑うだけの おチビちゃんだったである


だが まだ しゃべってもいないにも関わらず…死んじまうのだ💢



ここまで申し上げれば リドリー スコット監督が弟さんを亡くしたのちに どんな思いで この作品の製作を続けていたのか…

もう これ以上 余計なことは申し上げる必要もない


フィクションではあれど この作品の後半で登場する「酒場のマスター」も家族を皆 失っている

だが この上ない悲しみと苦しみを抱えながら生きて来ていることを弁護士に話す


何より フアレスの麻薬カルテルのボスである「ヘフェ」が

「偉大な詩人でもあるマチャードの生き様」を弁護士に丁寧に話している


謂わば 弁護士を完膚なきまでに思い知らせている


極め付けは

弁護士と話しているヘフェに お茶を入れているメイドの表情がほんの一瞬描かれているのだが


ヘフェも過去に大切な肉親を失っているのだと分かるシーンでもある


また 普通の人だったら あそこまで懇切丁寧に親身になって弁護士を諭すことが出来るはずがないと分かる哲学的なものである


生き地獄を体験してきている人(ヘフェ)の説得力である


この作品は…描写が複雑過ぎて気づきにくいのであるが

弟さんを失った監督の悲しみと苦しみが この作品の随所に散りばめられていると感じるのだ


もちろん それをオブラートするかの様に 時には洒落にならんブラックジョークを会話のシーンとして挟み込んでいたりする(特に性的なくだらん会話


だが いい大人であれば(正直になれればの話だが)
男も女も いやらしければ そうであるほど「下ネタ話し」は面白い🤣筈である



では😅



毎度で御座いまするぞなもし😊いよいよラストです


申し訳ないのだが…

某の今までの解説が 監督の解説と食い違っているのが疑問でもあっての話しになる🥵


某的には「マルキナは 三歳の時に両親を無残に殺されたのがきっかけで彼女の人格は崩壊し その後 悪党どもへの復讐を誓って生きてきたのであろう」

と解釈していたのであるが


監督のマルキナという女性の解釈は「幼少の頃 酷い野郎たちに(強姦の様な)酷い目に遭わされ

ライナーとウェストリーを亡き者にしている 彼らは 大金を持っているがゆえ


マルキナは「金銭欲が深く 支配欲も強かった」

だから二人は狙われたのであろう と…


だが 某の解釈は ちと違う🥵


確かに コーマック マッカーシーの この脚本は「非の打ち所のない傑作である」

だが


この作品の根底にあるテーマは どこまでいっても「覚悟」なのだ


くたばる瞬間のフラッシュバックの中で「悔いはない」と心の底から思えて あの世に行けるか…


主要キャストの五人の中で「いつ死んでも構わない覚悟」ができているのは ウェストリーとマルキナのみである


コーマック マッカーシーの脚本の中で「マルキナはウェストリーの子供を妊娠している」という表現があるらしい


だが この脚本は リドリー スコット監督自身は採用していない=描きたいと感じた演出の中に必要性を感じなかったからなのだと解釈している

注記:脚本は「英語版」のみで出版されているので「買っても詳細の翻訳には時間がかかり過ぎる」
という理由で諦めた🥵


ウェストリーも過去に 謎めいたマルキナに惹かれることもあったのであろうと だが


「もし 寝たとしても決して本性を出さないマルキナと別れている」のだとの解釈である


普通の女なら「抱かれれば」変わるものなのだが…


マルキナとウェストリーは二人とも大切な人を亡くしているという解釈でなら この辺は辻褄があうのだ


ウェストリーにはロウィーナという親愛なる女性が過去にいたから

「最も重要な投資銀行のIDにその名前(Rowena)を使っている」


だからこそ 弁護士との最初の会話のシーンの中で「あのオンナは決して腹を明かさない 気をつけろ」

と忠告しているのである


危険極まりない稼業だからこそ「覚悟」が出来ている マルキナとウェストリーの 一種の「繋がりでもある」という解釈なのだが


ライナーは悪魔に魂を売っている割にはトンチンカンな奴で 大切な人を失った経験がない


ましてや 一般人の弁護士もローラも そんな経験などなかったはずである(描写すらない


ローラの末路をDVDで…

そして もう二度と戻れなくなってしまったことを悟った弁護士には「覚悟」がなかった…


「宝物以上の存在」である者を亡くした人にしか分からない

「絶望に限りなく近い (己がくたばる瞬間まで忘れることはないが 個人差はあれど 人によっては想像を絶する)悲しみ」なのである


くどいが リドリー スコット監督は撮影中に弟さんを亡くされている


その悲しみと苦しみってのは如何許りであったかは某もまた同じ肉親を亡くしているからこそ

心の底から理解できるのである


重い話でしたが🙏


それでは ラストになります😅


「マルキナ(野獣)」と「マイケル=投資家 俳優:ゴランヴィシュニック (クロアチア人)」の会話によるエンディングまでのシーンになります😅




マルキナとマイケル(長い付き合いである投資家)は久々に再開する






























頭脳明晰なマルキナらしい



マルキナがいう「そうよ」







この描写は 既に本家から625kgのヤクを再度奪い取っている描写なのだが

2k万ドルなんてクソ重いなんてもんじゃないから 最高級のダイヤに全部買い換えて

安全そうな香港へ行ってから換金し次の獲物を狙う戦略なのだ(もちろん 本家から追われているのも覚悟の上でだ






この表現が 実に恐ろしい🥵 どんな手を使ってでも…っていう腹づもりだ



唯一の友人であるマイケルへの慈悲に近い表現でもある












この一言は マイケルと その家族に対しての警告でもある

「ここから先はもう関わらないでね」と…













「(二頭の 家族でもあるチーターたちの姿は)見飽きることなんてない」

「優雅に獲物を捕らえる様子を見ていると…心が震えるのよ」












マルキナが続ける「美しい姿と その習性は表裏一体なのよ」



マルキナがいう「私たち人間は まるで違うわね」



「マイケル あなたは 同情しないかもしれないけど…臆病者こそ残酷なの」


そして マイケルに警告する



「もうこの辺で諦めて 家族を大切にして生きて行って…」

という意味である



マルキナがいう「じゃあ もう何も言わないわ…」




そしてマルキナがいう



エンドロール…



いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうもありがとうございます😊



あとがき:バイヤー(俳優:ディーン ノリス)はマルキナの使いで 既に 本家側のバイヤーは始末されていて ダミーになりランディを上手く丸め込んでのシーンである(と解釈している


「二つの海外口座は 時差一時間だ 日付けも変わる 一日ね」


ジョン レグイザモ演じる バイヤーへのヤクの引き渡し役の「ランディ」が言う

「いいね そいつあ〜いい手だ 全くだぜ」



「積まれてたヤクは 全部で 625キロかね?」←ヤクの量を既に知っている



「ああ そんなもんだよ」


「いやー その話の肝は 電子マネーが日付変更線をまたぐ度に…」

「 1日分 余計に利息が稼げるってことだよな」



「だろ? そういうことだよな?」



「その通りだ」



「な! へへっ」と言って バイヤーと握手する



「ところで 残りの4缶目はなんで積まれてんだ?」



「なんでもない ついでに運んでるだけだ」


「ついでに?」


「うん 旅人が入ってる」



「邪魔なヤツだったので丁度いい」


「アメリカに送っちまおうってな」



滝汗をかきながらランディに聞く「缶の中を見てみたいんだが…」

「見たいのか?」


「全く 変態だぜ」


「誰なんだ?」


「知らない どっかの旅人さ」


「旅人?」


「ああ 移民のこと…」



「ああ くっせーな 蓋を閉めろ!」



「こうやって 死体を始末してるのか?」



バイヤーが聞く「メキシコから?」

ランディがいう「いやいや コロンビアだよ」

「コロンビアから はるばる?」



ランディが返事する「うん…」

バイヤーが聞く「この後 どうするんだ?」

「どうもしない」

「戻すのか?」

「ああ そうだ」


バイヤーが聞く「それからどうなるんだ?」






「この稼業には ユーモアのセンスがいるんだぜ」











「いつかは トラックごと転売されるかも知れないが…」



「何度も アメリカに来るってわけだ」



「なあ ハハハっ…(バイヤーの背中をパン!)」



いやー すんげー センスだ これぞ 監督のブラックジョークの極みでもある


ジョン レグイザモっていえば やっぱ 若かりし頃の助演での作品←既に紹介済み


「エグゼクティブ デシジョン(1996年)」←若かりし頃の「ハル ベリー」も観れるよ😊

が 彼(ジョン)の演技力の素晴らしさのシーンを最も沢山 堪能できる傑作でもある😊

今回は監督のことをよく知っている ジョン レグイザモ氏は 何と友情出演なのだ😅


ラスト付近で何よりも ふざけまっくったシーンではあるが

某的には この バイヤー(ディーン ノリス)とランディ(ジョン レグイザモ)の やりとりが 実のところ最高の見せ場であった😅


某も ある意味…ってか 間違いなく

リドリー スコット監督に負けないくらい


「究極の悪趣味なクソジジイでもあると認識している次第だ」劇汗💦

ではまた お会いしませう😊
Posted at 2022/06/30 22:57:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月27日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Nine☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Nine☠️
〜旅人よ 道はない 歩く事で道ができる〜

By:マチャード(Antonio Machado)~ 世界的に有名な詩人




ライナー(ハビエル バルデム) が本家(否 マルキナの組織なのかも知れない=曖昧である=断定は不可能)にやられ


根っからの女ったらしのウェストリー(ブラッド ピット)は意外にもマルキナの使いたちにボリートを使わせて葬り去られる



残りは 弁護士(マイケル ファスベンダー)と その妻であるローラ(ペネロペ クルス)なのだが…

ローラは既に拐われていて 殺された後 狂ったヤツらが金を払って製作される「スナッフ フィルム(DVD)」の餌食になっている



最後は弁護士の動きになるのだが ここからの展開は さすがに寝起きでも読めてしまう展開でもある😅


実のところ これまでは それぞれの登場人物のひとりひとりに焦点を絞り込んでの描写と解説で紹介させてきていただいたのであるが…


読んでくださっている常連様の方々には 本当に感謝している次第である🙇‍♀️


心から ありがとう御座います😊 と 申し上げます


今回も また 最終回もめっちゃ面白いよ😅







はじめに:一週間レンタルなら100円ぐらいで観れるであろうこの作品の後半も同じく それぞれのキャストの群像劇風の展開になっている

だが…(何度も申し上げているが)前半の約60分を集中して鑑賞できれば 後半の展開は ほぼ アタマを空っぽにして

字幕モードに切り替えても十分楽しめる展開になっている😊

だが 一回めだけは日本語吹き替えモードにし 更に 字幕を日本語にして めちゃくちゃ集中しての鑑賞がベストである


前半を集中して頑張って覚えられれば 後半の展開が恐ろしいくらい面白くなるってことだけは約束できる


注記:興味がわけば100円ぐらいで借りれる一週間レンタルでなら最低でも二回は観れると思ってます
But 一週間で二回観ることができないぐらい忙しい方は 観ようとしない方が賢明です


忠告:但し これまで生きてきた人生の中で 今までに親愛なるものを失い…悲しみのどん底ってやつをリアルで体験したものでしか理解できないストーリーですので悪しからず🙏


重要:リドリー スコット監督自身 この作品を撮影中 弟さん(某が大好きだった トニー スコット監督)を亡くされ 製作は中断され そして 立ち直れたのかは いざ知らず 悲しみを抱えながら この作品は続行されて出来上がったのである


因みに:某もガキの頃(中学生のやんちゃ極まりないクソガキ時代)に めっちゃ可愛がっていた「姪(Risako)」を亡くしている それも 一歳足らずで死んでしまっている…55歳の今でも その悲しみってやつは忘れたことは一度たりとない




毎度で御座いまするぞなもし😊


ウェストリーがボリートに虐められている間に クルマを出させ マルキナは車内で 使いのひとりが奪ってきたケースを開けノートPCを開ける


IDを打ち込んでパスワードを…


「カリブ投資銀行」


いわゆる「証券」の類をやり取りする機関である(証券会社


主観を持たず常に冷徹で頭脳明晰なマルキナは 過去に これを使って金を増やしてきているので楽勝なのである

これで ウェストリーの財産は全て奪えた😅=狙った獲物は絶対に逃さない(主観を持たない生き物=マルキナ



シーンを弁護士(マイケル ファスベンダー)へ…


地元の弁護士エルナンデスに 「けんもほろろ」の対応をされる 所謂


「僕を巻き込まないでね」


である=当たり前である=誰がフアレスみたいな物騒極まりない地域のボス(ヘフェ)に命懸けで掛け合う?


注記:後半で登場するフィクサー風の人物がフィクサーではなく黒幕の「ヘフェ =本家のボス」であることが エクステンデッド エディション版の監督の解説で分かります


メキシコのフアレスってところは あのブラジルのファベーラと同じくらい危険極まりない地域なのである


重要:ここからは 弁護士が初めて悟らされることになる 「逃げ道のない現実」なのであるが


弁護士の末路として あるレビュアーが的確に表現していたのを編集してのまとめである


例えば…

「“α”という世界があるとする その世界は 謂わば 法律があり それに最低限従って生きている世界だ」

普通の…どこにでも存在する 国家が定め 刑法が存在し 些細なことはスルーされながら やってきている我々の世界のことである



それに対し この世には

「“β”という世界が存在していたりする…その世界には法律や規律や道徳は存在しない」

あるのは

“βというルールに従って生きていくための世界”


妥協も助けもなく いつ死んでも不思議ではない世界のことであり 命は 知らず識らずのうちに踏んづけて殺している蟻やダンゴムシ…

不快だからといって床にいる蛾を平気で踏み殺している“α”の世界と同じく “β”の世界では 平気で蛾を踏み殺す行為ってのは 人も蛾と同じ扱いの世界のことなのである


α(=普通)の世界には 助け合いや情けや義理と人情ってやつがある

だが

β(=野生に最も近い人の集まり)の世界には それらは一切ない

生と死は表裏一体になっていて 常に死を覚悟しないといけない世界であり ほんの些細な諍いでも命を落とすことになっちまう

それがフアレスの麻薬カルテルの世界(βの世界)なのである


(前にも話したのだが)いわゆる…

βの世界は「蛾やダンゴムシは人間と同じ命の軽さ」なのである←訂正

「フアレスに於いての人類の命の重さってのは虫となんら変わらない」←表現したかったのはこっちです(誤表現 御無礼🙏



極めて分かりやすく表現したつもりである


“α”の世界で生きている我々は どこまでいっても


「蛾やダンゴムシやゴミムシは害を及ぼさない(刺してきたりはしない) さすがにムカデやメスのスズメバチは止む終えんとしても 絶滅危惧種を含めた 全ての生き物を大切にしていこう(生命は尊いのである)と心掛けることである」


と言いたいのである



さてさて いよいよ クライマックスでもある「弁護士が全てを悟る」話しになります😊


この作品での究極的な会話が

「ヘフェ(フアレスの闇社会のボス)俳優:ルーベン ブラデス(Rubén Blades Bellido de Luna)」


と「弁護士」の間で交わされる電話のみでのやりとり…


内容は以下の通りになる


「ボスのヘフェ」は 弁護士が(愚かであったことを)悟るまで 根気よく 実に親切 且つ丁寧に諭すのであるが とても哲学的で ため息が出るほど素晴らしい存在感だ👏(監督が大絶賛しているのが証拠である


弁護士はようやく「本家のボス(ヘフェ)」と話す機会がやってくる


だが 電話に出たヘフェがいう

「エルナンデス(地元の弁護士)が言った通りだよ わたしにはもう用はないはずだよ」と…


それでも会って話したいという弁護士だったのであるが

返事は「No!(電話で十分だ)」と言われちまう

だが 弁護士が食い下がる


ヘフェの返事は…「よく分かってるよ」

さらに言う「行為が結果につながり…」


ヘフェが続ける「砂漠に埋められた死体も 一つの世界」「置きっ放しの死体も別の世界」

「あなたが 初めて知る それらの世界も…実は 遠い昔から存在していたのだよ」


弁護士が聞く「よく 分かりません」

ヘフェがいう「今 なんて言ったんだい?」

弁護士がいう「何だったかも忘れてます」

ヘフェがマジになって話し始める「弁護士さん いつかは…」




ヘフェが続ける「中間(和解の類)はない」

弁護士が頼み込む「助けてくれますか?」

ヘフェが返事する「自分が置かれた状況の事実を見なさい」

ヘフェが続ける


ここまで言わせにゃならん弁護士の無知っぷりときたら🥵



ヘフェが続ける「犯した過ちを 取り消そうとする世界は…」






ヘフェがとどめを刺すようにいう「現実を受け入れなさい」「あなた自身…選択は ずっと前にしてたんですよ」


弁護士は絶句している…

ヘフェが聞く


弁護士は返事する「聞いてます」

ヘフェが続けていう「怒らないでほしい 思慮深い人間ほど 時として…」



ヘフェが続ける「誰であれ やがてやってくる悲劇を…」





ヘフェと弁護士の会話を聞いているメイドの自然さが さりげなくて素晴らしい=淡々とお茶を入れ ヘフェに持っていく👍

正に異世界である=まさか普通の人間界では考えられん弱肉強食の世界


ヘフェは有名な詩人の話を始める「マチャードを知ってるかい?」

弁護士が返事する「名前だけは…」

ヘフェがマチャード氏の詩を たとえ話風にいう


実に深い言葉である

ヘフェが続ける「優れた詩人なんだよ」「マチャードは学校教師で…当時は15歳の美しい娘と結婚した」


ヘフェがさらに続ける「妻を深く愛した だが 結核を患い 死んでしまう…」

「これをきっかけに マチャードは偉大な詩人になったんだよ」


弁護士が返事する「僕は詩人にはならない」

ヘフェがいう「弁護士さん あなたがもし詩人になったとしても 救われることはないんだよ」









ヘフェが続ける「人は国を売ってでも 悲しみと交換しようとする でもね…」





弁護士が聞く「なぜ こんな話をするんですか?」

ヘフェが返事する「あなたが 今いる世界の現実を 拒み続けるからだよ」

ヘフェが続ける「妻を心から 深く愛しているかね?」





ようやく悟る弁護士



この言葉を聞いた カルテルのボス(ヘフェ)は ようやく 話がついたことを認識していう

「それを聞けて何よりだよ」

弁護士がしばらくして聞く「どういうことですか?」「妻と僕との交換は可能なのですか?」

ヘフェが返事する




弁護士が聞く「でも あなたは 僕が岐路にいるって言ったじゃないですか?」

ヘフェが返事する「そうだよ 理解しないといけない…人生を取り戻すことなんてできるわけがないということをね」


さらにヘフェが続ける「弁護士さんよ あなたはあなたなりの“世界”を創ってきていた でも あなたが消えてしまえば あなたが創り上げた“世界”も共に消えてしまう」










ヘフェが続ける「それでも 大いなる絶望というのは…大いなる覚醒をもたらす」









ヘフェが続けていう「実際に最期を迎えるまでは それが分からないが…」








そしてヘフェがいう「弁護士さん そろそろ電話を切るよ 他にも話さないといけないところがあるんだ」



素晴らしい会話の締めっぷりである😅


昼寝かよ🥵ヘフェさんよ 負けたぜ🏳


折角 フアレス市まで来て…ヘフェに諭され 飲み屋で酔い潰れ…

マスターに起こされる 「起きなよ もう閉店だよ」

起きた弁護士がいう「済まない」

マスターがいう「害はないよ」

弁護士がいう「害はないか…」


出て行こうとする弁護士にマスターはいう「いくところはあるのかい 夜は物騒なんてもんじゃないんだよ」

弁護士がいう「もういい」

マスターがいう「夜道を歩いてると足音だけで 奴らは撃ってくるんだぞ 知らんのか?」

マスターは続ける「そして 明かりをつけ 誰が死んだか見る」

弁護士が聞く「何のために?」

マスターがいう「悪ふざけさ 人の死なんて 奴らは何とも思ってないんだよ」

弁護士が聞く「あなたもそう思ってる?」

マスターがいう「とんでもない…」




酒場を後にし彷徨う弁護士だった…


暫くすると 何かの集会が…どうやら 拐われた娘を取り戻すために母が訴えている集会のようだ


それらを見ている弁護士も虚ろになりながら歩き去る

ローラの消息が分からない


ある部屋を借り フアレスの一番ヤバい場所で寝泊りを…


だが ドアに何かが…



弁護士は立ち上がってドアへ向かい小包を見る 子供が階段を降りていくのを止め 聞く…

「何を届けたんだい?」

少年はこう言って去っていく 「知らない ここに届けろって…」


部屋に戻り小包を開ける弁護士…


中にはDVDが入っている その瞬間 マルキナの組織に既に殺されている事すら知らない


ウェストリーが言っていた「送られてくるスナッフ フィルムのDVD」の内容を思い出す


「HOLA!」スペイン語で「やあ!」


その瞬間 ローラの末路をようやく自覚する…




そして泣き崩れる














涙と鼻水でぐちゃぐちゃだ 素晴らしい😊

只々 圧巻である👍マイケル ファスベンダーのこのラストシーンだけで何もかもがぶっ飛ぶ

何よりも リドリー スコット監督が一番驚いたシーンでもある

Excellent!

最終回「Fine👋」に続く…


いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうもありがとう御座います😊


あとがき:監督は 予算をフルに使い 選んだ甲斐があり メチャクチャに評価していた 五人のキャスト…

その中でも マイケル ファスベンダーは別格だといっている

弁護士のラストシーンのDVDに 監督自身がHOLA!とマジックペンで書き込んでいる

そして 監督はラストシーンを演じる際 マイケルに こうアドバイスしている

「愛犬を安楽死させると思ってくれ」と…


流石 天才である
Posted at 2022/06/27 12:52:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月26日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Eight☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Eight☠️

今回のキャメロン ディアスの役は今迄の映画の中での彼女の役柄とは全く違う

キャメロンに脚本を読んでもらって…


彼女は即決で出演を決めている

「毒のある悪女」の役に惹かれたそうだ


マルキナはまさに「毒婦」なんだ


By Ridley Scott



今の世界中の現状を鑑みる…


訳の分からん異常者が増えまくっている🥵

マスコミやマスメディアの連中が腐っちまっていて人類を変な方向へ洗脳しているという事実もあるのだが…

それにしても😓


こんな表現は避けたかったのだが🥵👈正直でいいんじゃないのかね😈

まだ フアレスの麻薬カルテルに関わっている人々の方が「純粋」で「綺麗な心」で尚且つ「腹のない 言い換えれば野生に限りなく近い生き方をしている」と感じている(人殺し以外は🥵


注記:震撼極まりなく実態すら描写されていない「フアレスの麻薬カルテル」の人々の表現は これまで通り「本家」と表記してます



毎度で御座いまするぞなもし😊


多分 先進国であれば知らん人はおらんであろう(ただし 子供は除く)超有名俳優が あり得ん次元の最高級の「死に様」を披露してくださる

そんな ブラッド ピット演じる

「ウェストリーの最期」


の続きでございます


ウェストリーが弁護士と初めて会ってからのシーンで監督が「止むを得ずカット」せざるを得なかった

描写をと…

常連様なら思い出して欲しいシーンなのであるが かなり遡る














ここから先が劇場版にはないカットされたシーン





ウェストリーがいう「誰もだと?」


弁護士が返事する「ああ=全く気にかけていない口ぶりである」

そして ウェストリーがいう



ウェストリーが続ける「もし 金が腐るほどあったら?」













完全にイかれてるが実在している人種たちの話をしているのである


ウェストリーが続ける「だが いつかは足がつく」「ともかく あんたなら…」



弁護士が聞く「麻薬王は人を雇って誘拐させてるのか?」

ウェストリーが答える



何とも悍ましい世界の実態でもあるからこそ 真実を知れば誰でも逃げ出したくなる

だが 関われば もう逃げられない=いつかは組織(カルテル)の餌食になるということである



以上の描写はウェストリーが弁護士に何を伝えたいのかが分かりやすいシーンである

ウェストリーは弁護士に ここまで話しても聞かなかったのだ(ヘフェの話を聞くまでは)=「傲慢」な魂がゆえに


時系列を戻し

ハニー トラップにかかったウェストリーの その後…


彼(ウェストリー)の情報を盗みマルキナに渡す 使いの女(ハニー トラッパー)だったのだが…

ここから めちゃくちゃに面白い展開が待っている😆意表を突いた えげつない&悪趣味な描写だ😅








Rowena?





















めっちゃ溜めの効いた この沈黙👏




















おいおい😓折角のマルキナから依頼を受けた「クソ悪事(ハニー トラップ)」で受け取った大金を突っ返すんかい?





あらら…ズル賢いハニー トラッパーのくせにウェストリーに情が移ったのか?否 自分が どういうことをやってきたのか分かってなかったのか?


まさかまさかの予想だにしないエグい展開で失笑もんでもある😆これだから 監督のブラックジョークってのはやめられねー😅


いやいや…あんたはアホなのか?もう既に関わっちまってるんだよ💀







どんだけでも金を持っているマルキナなら冷酷非情に 使える「駒(使い)」なら今後 何度もハニートラッパーに仕事を依頼(命令)するであろう…ヘマをやらかすまで…
そして その駒(使い)は使えなくなりゃ ワイヤーマンやライナーと同様に

The End☠️



帰ろうとしても 既にマルキナの使いだよ もう 遅いよ💀



ハニー トラッパー(ナタリー ドーマー)に関しての余談:
ウェストリーには及ばないが どアホな男はリアルでも山ほど見てきている…

「なんちゃって弱肉強食」を人間界(本家のような異世界ではなく一般の我々の世界)で躊躇なくやりきる女(頭脳明晰なマルキナと比べれば超低脳で次元が低過ぎではあるが 現実の世界でも実際に存在し主観のみで生きているウルトラ級の“性悪女”)ってのは😓
見ててバレバレで只々笑い転げるくらい滑稽だ🤣=こんなアホ女に騙される野郎が信じられん(キッパリ😅


オープニングから ここまでは ウェストリーが くたばる手前までの伏線が張られた ストーリーだったわけだが 実に会話劇の中でのやり取りは綿密であった


ウェストリーのストーリーの中で一番気になったのは ハニートラッパーに盗まれたウェストリーの口座のIDである

「Rowena(ロウィーナ)」


もしかしたらウェストリーも過去に最愛の女性がいたのかも知れない そしてある時

本家に対しドジってしまい…

その大切な女性を失ってしまっていて組織(本家)に恨みを持っているのかも知れない


初対面の弁護士とのハイネケンのボトルで乾杯をする場面で

自分が仲介人として世話になっている本家の者たちに対し「アホどものクソまみれのケツに乾杯だ🍻」


と 本家をこき下ろしまくっている…


そして 仲介人ではあれ世を捨てた生き方をしている


この推測は理に適っていると思えるのだがどうであろうか?



いい加減 深読みは(宜しくないので)この辺にしときます😅御無礼🙏



シーンはロンドンに着いたウェストリーへと…





くたばる覚悟は出来てはいても

まさか 「むかし抱いたことがあるマルキナに狙われてる」とは到底気づかない


ウェストリーは いつからか「歩く生殖器」並みの どアホに成り下がっちまっているのである😅


余談:これはストーリー展開の中で推測できる=忘れてると思うが…初めて弁護士と会って話すシーンの中でウェストリーはマルキナとの関係を聞かれるのだが

返事は一応 No! でも「アレは腹を明かさない女だ 気をつけろ」と警告するシーンが全てなのだ

マルキナと関係を持ったことがあるからこそ言える言葉でもある だからこそ「マルキナだけには油断するな」なのだ





ここからが重要



この作品の中での コーマック マッカーシーの脚本を十二分に理解した上での

リドリー スコット監督の「ウェストリーの人物像」についての解説が以下である😊


「リスクを覚悟で俳優たちは作品を気に入って出演を決めてくれた」

「これはコーマックの脚本が秀逸だからだ」「完全無欠だと思っている」

「非日常の世界で繰り広げられる たぐい稀なるストーリーだよ」


「この作品のブラッド ピット演じるウェストリーは 何をしている男なのかは不明だ ただ 黒幕(=本家のトップ=フアレスの麻薬カルテルのラスボス)に最も近い位置にいる」



「(脚本を熟読した上での解釈は)ウェストリーはヤクの組織にコネがあり投資家との仲介役を務めてるんだ」

「彼は常にクールな色男で 謎めいた悪党である」


「以前は もっと荒っぽい仕事をしていたんだろう」

「それが仲介人に転身した…経緯は誰にも分からない が 闇社会(麻薬カルテル)に入るものが先ず会うのが彼(ウェストリー)だ」

「彼が 真っ先に関わろうとするヤツにいうのが “やめておけ=警告”だ=一度手を染めてしまえば 二度と一般の世界には戻れないのだぞ と…」



ここからがウェストリーの山場(クライマックス)でもあり 某的にはこの作品の一番の「サプライズ」な展開でもある


「やっぱ リドリー スコット監督は稀代の天才級だ」と痛感しているシーンの「三つの内の一つ」がこれから始まるのだが(このシーンは只々 極上のホラーチックでスリリングで スプラッター映像を限界まで押さえ込んでのグロい描写の妙😅)


リドリー氏はコーマック マッカーシーの この脚本を気に入り映画化したいと話す そして音楽をダニエル ペンバートンに依頼しての…

この作品は物語と描写とBGMの

「三拍子揃った前人未到の異傑作」であると表現したい😊

もう二度とこんな異種的傑作は世に登場しないであろう=マイノリティーではあれ 分かる人には病みつきになる作品なのだ😅


では 末路を…ウェストリーに南無🙏


ロンドンの「The international」のホテルでハニー トラッパーにしてやられたウェストリーは何も気づかず


一仕事済ませ 雲隠れすべく人混みに紛れて去ろうとする←この辺は普通の映画の展開である


が…

歩いているとジョギングする男とすれ違う

気にもかけず歩いて人混みの中へ…

暫くすると後ろから(サングラスを掛けて)走ってくるヤツがいる

前方からもサングラスをかけてジョギングして近づいてくるヤツがいる


その二人がすれ違う瞬間がウェストリーの「The End」になる





























































Part Nine に続く


いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうもありがとうございます😊


あとがき:文字数の都合上ないよ😅
Posted at 2022/06/26 09:24:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年06月23日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Seven☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Seven☠️実はこの作品「The Counselor - 悪の法則」には劇場公開版(115分)


と 監督が独自に残したシーンを含めた

「Extended Edition(140分)」


が存在している


エクステンデッド エディションは観ていてカットされたシーンは「300人以上のオーディエンスが鑑賞する(上映前の)試写会でクレームが入った描写」

を含めての(時間の都合で取り除かれた)シーンだと明らかに分かる←因みにカットされたシーンは全部分かりますよ😊


カットされてるシーンの一部は「見て見ぬ振りをする連中」なら やりかねん文句のつけようでもあるので 実に視野が狭いともいえる😠


いわゆる エロかろうがグロかろうが「偽善者ども(いかにも秩序と道徳を重んじて生きてる人を装って過ごしてきている人々=誤魔化し人間)」



「臭いものには蓋をする」=都合が悪ければ 身に覚えがあっても知らんぷりするヤツらの行動


ための主観的な行動でもあると痛感している😡


いわゆる 表向きは「紳士&淑女」を装いたいという誤魔化しでもある🥵=素直に認められない うわべだけの奴らの行動だ💢


が…リドリー スコット監督自身が既視感を感じるものを嫌い 斬新な作品に拘って作品を作り続けてきているのには

「リドリー氏の拘りと個性」


というものを感じ取れるのである


ある意味 「異端児」という表現(究極的な褒め言葉)がピッタリくる(もっといい表現をするなら)「奇特」で「才能と感性が異常に豊富」であるが 元々 遊び心もかなりのもので悪趣味な描写を へっちゃらでやってしまう方でもある😅


だから 監督の作品(現時点では28作品が発表されているが 傑作級の作品を生み出すという点では 今は亡き弟さんには及ばない)には

劇場公開後の収入なんかは そっちのけの「オリジナリティー」という拘りを感じる作品が目白押しなのである

例として…

「エイリアン Alien(1979年)」主演:シガニー ウィーバー


「ブラック・レイン Black Rain(1989年)」主演:マイケル ダグラス


「白い嵐 White Squall(1996年)」主演:ジェフ ブリッジス


「G.I.ジェーン G.I. Jane(1997年)」主演:デミ ムーア


「グラディエーター Gladiator (2000年) 」主演:ラッセル クロウ


「ブラックホーク・ダウン Black Hawk Down(2001年)」主演:ジョシュ ハートネット


「ドミノ Domino(2005)」主演:キーラ ナイトレイ 監督:故)トニー スコット


巨匠はプロデュースのみ


「エクソダス:神と王 Exodus:Gods and Kings(2014年)」主演:クリスチャン ベイル


「オデッセイ The Martian(2015年)」主演:マット デイモン


「ゲティ家の身代金 All the Money in the World(2017年)」主演:ミシェル ウィリアムズ


etc


これらは皆 鑑賞する際のテイストは違っている=それぞれジャンル別に「二番煎じ」のない作品をそれぞれ輩出されている…


「The Counselor - 悪の法則」では監督が この世の人間たちの


「人の心の奥底に潜んでいる本性」

ってやつを何一つ遠慮せず 尚且つ R15指定の範囲内にできるように編集された 謂わば


「会話劇を軸にした異世界との関わりの中での究極の人間模様」


が 「劇場公開版」 そして

監督が残しておきたかったシーンが収録されている「エクステンデッド エディション」

で ごく一部の(某と同類の)感性のオーディエンス(大切な人を亡くした経験があるひと)が堪能できるようになっている😅


ライナーの役を演じたハビエル バルデム氏が 自分の役をこう語っている

「ライナーは現実から目を背けてきた 気楽で楽しい人生を送るのに 邪魔なものを見て見ぬフリしてきたんだ」

「(リアルでは)僕たちの多くが現実逃避をしてる…世界の出来事や 心の中の問題から目を背け 隅に追いやってる」

「(実のところ)それをすればするほど反動は大きいんだと思ってる」







マルキナを演じたキャメロン ディアス氏は 撮影終了後 自分の役をこう語っている

「自分がしたことからは(どんな些細なことであれ)逃れられない だから 行為には報いが伴うと知るべきなの」←因果応報

「現実を否定すれば 恐ろしい結果になるわ」



映画の中での極め付けのシーン

それは 弁護士とローラとのPhoneでの会話のシーン…


注記:卑猥な表現をせず ファスベンダー演じる弁護士は敢えて紳士的な振る舞いをしている←監督曰く「えげつないキャラにはならないように演じてくれ給え」なのである


ローラとの「テレフォン セ😿クス」に近い会話をやっている様な描写である


これが試写会では女性の視聴者の方々から「批判」をくらっちまっているという事実🥵


ここからはリドリー スコット監督(巨匠)がこの作品を劇場公開版にするために苦労した話になる


あるカットしたシーンを監督はこうコメントしている

「性的表現を含むセリフもあるが(会話のみで)下品ではない…とてもいいと思う(自然な男と女の電話での会話で) さりげなくて自然だ」

「だが(実は試写会で)不快に感じた人がいたから…露骨な表現は削除せざるを得なかった」

「世の中には とっても お堅い人がいるからね…」

「試写室には300人以上いたけれど(その中の)女性の大半は文句をつけたんだ」


「私には全く理解できない」

「そうなると “お堅い” どころか “滑稽” に思えてしまう」


「(例えば)TV番組ではどうだ?」

「(私なんかより遥かに)悪趣味で…観るに耐えない性描写であふれている」

「(TVだから親がやめときなさいって言って追っ払わない限り)その性描写を 子供たちも観ているんだ」



この作品においては監督が描いたシーンには露骨で いやらしく 且つ卑猥な描写は「一切ない」にも関わらず…

これを批判する女性のオーディエンスの方々の精神が信じられない=会話のみでの演出なのだ=偽善者どもがチャチャ入れてきやがるから巨匠が困ってるんだな これが🥵


監督曰く「全く理解に苦しむよ」



この作品の製作総指揮を務めた マーク ハッファム氏は 監督をこう表現している


「彼の作品には独特のスタイルがある これが強みになる」



オープニンがめっちゃ長くなっちまいやして ごめん…チャイチャイ🙏




改めて…


毎度でございまするぞなもし😊


いやー 実にウルトラ級に悪趣味な作品である「The Counselor - 悪の法則」


リドリー スコット監督(巨匠)も 人が悪すぎだぜよ😓

巨匠には無礼かも知れんが ある意味 デヴィッド クローネンバーグ監督といい勝負である😅



お陰様で 病みつきの作品になっちまい困ってます…(実際 他の監督の代表作を観返してて つまらなく感じるぐらいで🥵


根底にあるテーマが底なし的に深すぎて

監督の意図するテーマが山ほどあって絞り込めない が 観る角度によっちゃ分かってくるもんですね🥵


「因果応報」「覚悟」「強欲」「無知」



ってな感じで…


時系列的には本家側がバキュームカーを取り戻したあとの弁護士たちの動きになります


余談:まったくの別の人種(種族)としか思えない本家側の腕利き野郎の手際のいい(ある意味で)チームワークによる傷の手当とバキュームカーの復旧には

「正直 度肝を抜かれました…ある意味 スペシャルな世界でもある😅」


実に恐ろしい=極上のホラー映画が可愛いく感じちゃうくらいだ🥵



それでは 作品の続きになります😅


弁護士(マイケル ファスベンダー)が窮地に追い込まれた…というより なぜ オレが悪者になるのか?

さっぱり訳ワカメ状態で 向かったのは…


共同事業を計画していたライナー(ハビエル バルデム)のところへ行き 状況を全て話す


だが ライナーは「なんのこっちゃ?」「知らんがな」状態である←ライナーは よくいる「考えない主義」なので普通に当たり前である


誰かに(ヤクの密輸の話が)漏れたんじゃね?←オマイは出会った時に 既にマルキナの餌食なんだよ

ってノリで マトモに聞かないライナー←人生がうまくいっていて ド派手に生きてきていて遊蕩三昧の彼なら普通である


この時点で 困っているのは「弁護士」と 音信不通にしロンドンへ高飛びを決めた「ウェストリー(ブラッド ピット)」のみなのだ←これがマルキナの罠だ


この二人の会話も しっかり盗聴しているマルキナが これから仕掛けるのは



「一度は強奪に成功したが 使いのワイヤーマンが射殺され 本家に戻っちまった(2000万ドルのお宝=625kgのコカインの類)を どうやって 奪い返すか」


なのである←この後の奪い返す分かりやすい描写は監督の(意地悪な)趣味により一切描写はない


警告(WARNING):あまり こんな話はしたくはないのであるが👈嘘つけ👿

日本でも内密に出回っているコカインっていうのは ザックリといえば マリファナ以上 ヘロイン未満の毒性のものであるという 手頃にトリップできるのかどうか そんなことは知ったこっちゃないんだが

人体を確実に蝕むクラスで最も酷いのは今はまず手を出さないヘロインの原料になっている ケシの実から採取した阿片(アヘン)を更に精製し…

また…

酷いなんてもんじゃない「覚せい剤の類」なら 日本でも戦前戦後の当時は薬局で売られていた「ヒロポン」が それであり チャチャっと人体を蝕んでいき

あっという間に廃人になるほどの あり得んレベルの劇物でもある=中毒どころか 速攻で 人体が蝕まれ くたばっちまう薬物である


以上を踏まえた上で=関われば日本でなくっても直ぐに手が後ろにまわり ムショで怖い人たちにケツを掘られます=ムショってところは働きながらタダメシ食えるなんて とんでもなく めっちゃ怖いところですよ🥵泣き叫んでも決して助けてもらえない監獄

超ド級のホラー映画では済まない ドキュメンタリー映画が一本出来上がるほどの底なしの恐怖を泣き叫びながら体験することになるので 絶対に興味など持たないという誓いが できる方のみ ここから先を読んでいただければと…


また この作品は普通の人向けではありませんので悪しからず😓






ここからが 本番(エッチな意味ではない)に入ります😅


ライナーと弁護士はウェストリーが サッサとトンズラしたことを知る


で これからどうするかの話し合いになる


ライナーが聞く「当面の金はあるのか?」

弁護士がいう「どれだけかはあるよ」

ライナーがいう「嘘つけ 金があるんならなんで俺と同じヤクのさばきの稼業なんかに手を出したんだよ」

弁護士がいう「あんたと同じ欲(グリード)だよ」

ライナーが追い詰めるようにいう「違うだろ 金に困ってたくせに 二年前は 欲になびかなかっただろうがよ」

ライナーが続ける「こうなりゃ もう手遅れだ 引き返せないぜ」

弁護士が聞く「これから どうしたらいいんだ?」

ライナーがいう「俺に分かるわけねーだろ…組織は あんたを とんだクソ野郎だと思ってるのは間違いない」

弁護士が聞く「僕が組織を出し抜いたと?」

ライナーがいう「ああ そう思われてる…もし 組織と話すなら何ていう?」

弁護士が返事する「真実を話すよ」

ライナーがいう「まったく…呆れたどアホだ そんなのが通用するとでも? じゃあ 言ってみろ」

弁護士がいう「(首チョンパになった)バイカーの顔すら見たこともない 奴の母に頼まれて(スピード違反の罰金を肩代わりして)釈放させただけだよ」


ライナーが聞く「バイカーの母とはどんな関係なんだよ」

弁護士がいう「バイカーの母が殺人事件を起こし 裁判所から“弁護するように”って…」

ライナーが聞く「その息子(バイカー)の稼業のことは知ってたのか?」

弁護士がいう「知るわけない」

ライナーがいう「今は知ってるんだよな? バイカーが運び屋だったって 法廷で言えるか?」

弁護士が聞く「法廷って?何で?」

ライナーがいう「相手(組織)は 違う世界の連中なんだぜ 逮捕されてムショの方がマシだと思ったんだよ」



シーンは変わり


弁護士はローラ(ペネロペ クルス)に電話して話す「どこかに身を隠せ」と

だが ローラは訳がわかっていない←内緒にしてた稼業で手違いがあったから当然である

ローラが聞く「どうして そんな大変なことになってるの?」


弁護士がいう「あとで会って話すから なんとか解決するから もう少しだけ待ってて…」

押し問答になり

待ち合わせ場所をローラが決めていう「アイダホ州のボイジーのホテルで」


と…(だが 弁護士は ローラとは二度と会えない



次のシーン…


そんな状況のところへ マルキナがフェラーリ フォーに乗ってライナーのところへやってくる

めっちゃイイ クルマだ😊




彼女がライナーに歩み寄って いきなり…


「この一件 どうするの?」

である

そう…マルキナは始めからライナーと弁護士を調査していて近ずいているので どうってことない台詞なのだが

更に追い討ちをかけるがごとく 非情な質問をする

「逃げるの?戦うの?」


だが ライナーはいう「三つ目の選択肢はないのか?」


マルキナが返事する「二択しかないわ」


その後 いくつかのやりとりがあり

マルキナがいう「欲のせいで 崖っぷちね?」

ライナーが返事する「そもそも それが 欲の本質なんだよ もう どうしようもない…」

マルキナがいう「逃げ道はないのよ」


凹んでいるライナーを眺めながらいう「あなたが最期を迎える時には わたしはもういないのよ」


ライナーがいう「分かってるよ…でも 君と別れたくない…」

マルキナがいう「分かってるわ」


とことんアホなライナーがいう「じゃあメシでも食いに行こう どう?」

マルキナが返事する「そうね お腹ペコペコよ」



シーンは変わり

ってか…


ライナーは ちょっとしたカーチェイスの末 あっという間に本家の組織に捕まり どタマをブチ抜かれちまう




が 狡猾なマルキナは とっくの昔に別ルートで逃げ切っているのである←描写はない


バキュームカーに積まれている625kgのヤク(2000万ドル)の再強奪に関して…


理論的な推理:シカゴに到着したヤクは「弁護士(マイケル ファスベンダー)」が売りさばく予定だったのが 本家の勘違いで予定が変わっている

ということは 別の人物に委ねられる が その人物さえ分かればマルキナは使いを送って始末できる

そうすれば マルキナの側の使い(このあとの登場するバイヤー)をダミーとしてシカゴに送り込んで まんまとせしめることができるのである

それと同時に

これからマルキナが狙うのは本家の仲介人のウェストリー(ブラッド ピット)が持っている大金(多額の預金)だ😅


Next scene…


弁護士はようやくウェストリーと連絡が取れるようになり ライナーのことを聞くが…

「知るか!」

と来たもんだ まあ 当たり前だ罠

誰が一回見限った奴(ライナー)のことなんか 知ったこっちゃねー罠www


余談:一般社会で細々と…また 地道にコツコツと頑張って生きている人なら心配もしようが…
誰が 悪の道に入り込んだ(悪魔に魂を売った)連中の心配なんかするかっちゅうのよw
魂が腐りゃ 死神が「おいでおいで👎」してるってことさね

「自業自得」「因果応報」とはまさにこの事である

























「あばよ!」


そして 更に 弁護士にも お別れし イングランドはロンドンに逃げ切る為に空港から飛び立ったウェストリーだったのである🥵


悪党どもの人間模様は実に痛快である だが これがノンフィクションだったらシャレにならんのだが🥵


フィクションなので ここから更に 面白くなってくるわけだが このあとの可哀想なシーン


「ローラが拐われていき…(その後の描写はさすがにないが)スナッフ フィルムの餌食」

になってしまうシーンの話だけはやめておく🙏



さて 場面は変わり ローラが本家に拐われたことを知らない弁護士が ここから あの手この手で動くわけだ…

友人(ライナー)や仲介人(ウェストリー)から警告を受けても傲慢さを捨て謙虚にならず

「馬耳東風」「馬の耳に念仏」

だった弁護士が 今度は

「焼け石に水」

の行動を繰り返し ラストは

「飛んで火に入る夏の虫」

だったことを本家側の「ヘフェ(ルーベン ブラデス)」に理解させられることになっていく…



注記:本当は全部のシーンを紹介したかったのだが それだとPart THIRTY(30)ぐらいになっちまうし 監督に(いろんな意味で)怒られそうなので御免チャイチャイ🥵






ここからのシーンは ウェストリーの動きになる

勿論 ウェストリーは本家の手の届かないところへと逃げる…=ロンドン


だが 尾行がいて 逐一マルキナが報告を聞いている←描写はない


ここで登場するのがウェストリーを罠にはめるマルキナの「使い」である


この女(使い=ナタリー ドーマー)は マルキナに大金で雇われた


「ハニー トラップ(色仕掛けでオトコを一文無しにする美人&悪女の技)」


を仕掛ける存在(以下:「HT女」)である(因みに BDでは3つの秘蔵映像が観れて その中の一つでは弁護士もHTに一度誘惑されている)


こう解説している間に=映画の中でのリアルタイムではマイケル(弁護士)は地元(メキシコ)の弁護士に相談したり

本家側にコンタクトを取ろうとするが 全て思い通りにはならない状態になり…


そして

漸く ロンドンの空港に到着したウェストリー


その後 ホテルへタクシーで向かう


だが マルキナの使いの「HT女」がウェストリーが泊まるホテルへとやってくる🥵


この辺は強烈に面白い展開だ ある意味あり得ん😅


ベースボールに例えるなら😓

まさかまさかのウェストリーが(ハニー トラップに)打ったボール(球ではなく玉から出るやつだwww)が「トリプルアウト」になるなんて想像もつきませんでしたがな😅www


余談:ある意味歴史に残る ブラッド ピット演じるウェストリーの「滅茶苦茶に派手な くたばりっぷり」を観れるのである😅


こんな機会って=ブラピが殺される映画は過去には

「トロイ(主演:ブラッド ピット)」

「バーン アフター リーディング(主演:フランシス マクドーマンド)」

ぐらいなのだが 無残ではなく(訳あり風に)サクッと殺られちまってるので印象には残っていない





ウェストリーの「もうダメかって瞬間に笑いながら ボリートに頚動脈を切られ くたばる」シーンは


ある意味「修道院でもやっていけるくらい絶望している世捨て人の彼らしく 潔くて メチャクチャカッコいい死に様」だった👍


リアルタイムだったら この年(2013)の アカデミー助演男優賞を取らせてやってくれって言いたいくらいだった😓


ふー


では 再現Photoを どうぞ…



























Part Eight へ続く














今回は この辺で…


いつも長々と お付き合いいただき感謝です🙏


どうもありがとうございます😊





あとがき:いつだったか…ヤクを買う 「クソども」があとを絶たないからだ😡

と話したのだが







買うアホどもが悪いのだが このアホどもが受けているのを表現するなら

邪に受けている「恩恵」

になる


沢山の人達が ヤクの栽培~製造に携わっている


今回 作品の前半(Opening~Part One)で登場した「めちゃくちゃに高価なダイヤ」も同じく 炭鉱で強制労働を強いられ

挙げ句の果てには沢山の発展途上の人達が死んでいっている

そのお陰で ダイヤモンドが市場に出回る

これを買うヤツも 結局のところ「恩恵」を受けているのだ

小さな恩恵もあれば 大きな恩恵 そして 邪に受けている恩恵 等 様々である


我々は沢山のものを買って生きてきている

たとえ 小さな恩恵であっても その買っている物の中には…時には過労を強いられ また 犠牲になって死んでいっている人達がいて こうして我々は「恩恵」を受けて生きてこられている


と言っても過言ではない🥵

このことだけは忘れてはならないということである😊



☠️戒めとして:

「異世界」=平和に暮らしてきている我々には到底 想像も及ばない国(の中の地域=都市)

は実在しているのが「当たり前」という認識をし絶対に関わってはならないということを学ぶことが出来ていなければ

あるきっかけ(悪運)で 簡単に…

「覚せい剤や ヤク=コカインの類」

に興味を持ってしまうのも「人間の弱さ」でもある(脳はタバコも同様 麻薬や覚せい剤には簡単には勝てない=最後は廃人になるよ=中毒とは 脳が「気持ちいい」と感じれば その全てを一瞬で覚えてしまう厄介な器官によるもの


教訓:我々は どこまでいっても「身の丈に合った生き方」をすべきであり 邪(よこしま)に地位を築いたり 違法的に名声を得ようとしなければ

「魂は腐らない」

のだと分かってくる😊


否 人ってのは一度 魂が腐ってしまうと 己の命に関わるほどの体験をしないと己の腐った魂を見つめ直せる機会は絶対にやってこない


別に「真面目に生きろ!」なんて 綺麗事は言わない(人間なら微小の悪さをして生きている筈だからである=某も同じだ😓)が…


震撼どころではない恐怖を超えた… そんな


「異世界にさえ関わらなければ 死の連鎖からは逃れられる」(メキシコ合衆国のフアレス市では ほぼ毎年3000人以上が殺されている


ということぐらいは認識出来ると信じてはいる


実際に 日本国(クソ ジャパン)でも 麻薬や 覚醒剤は「バレなきゃいい」っていう感覚で全国各地で 秘密裏に取引がされている🥵


バレても多額の賄賂を渡して「お咎めなし」にしてもらってる「クソども」もいるであろうが…


根本的なもの(現実に目を背けず強く生きる精神)が歪んでしまっているから「ヤクや覚醒剤」に手を出してしまうのだと感じている


その根本的なものこそが「人間の精神の脆弱性」なのではないのかと認識している


正直なところ 日本でも詐欺の手口が巧妙化し被害者が後を絶たない


こんなクソまみれの世の中(魂を悪魔に売っぱらっちまっている人間が世界中にあり得んくらい存在している=儲けることしか眼中にないマスコミやマスメディアの連中も含める)


だからこそ 生きてりゃ「死にたくなるような 絶望感を感じる状況」になることもあるし 「人生が嫌になる」こともあった筈だ


だが だれかと会話したり読書をしたり映画を観ていたりしていて たったひとつの「詩」で 救われたり


他人との会話の中での 「ひとこと」で考え方を変えたりすることも結構あるもので


安易に ではなく 窮地に追い込まれたと錯覚して切羽詰まった状態になったとしても


「強盗」をやったり 「麻薬や覚醒剤」に関わる事を我慢(辛抱)して


「我が身が滅びる瞬間まで 地道にコツコツと努力を重ねまくっていけば 必ず結果が出る」


と 信じてこの年齢(55歳)までやってきている某なのだが たまにゃ嬉しいこともあるものなのである😊


誰が見ていなくても 無心で(何年も何年もコツコツと)真面目に継続して努力していれば偶には「めっちゃ嬉しい事😆」もあったりするものなんです😊←何度も経験済みですよ😊




ここまで読んできた方の中には「くだらない」って感じる人もいるかも知れませんが 人類にとって


「物凄く大切な話」

をしてきたつもりですよ😊

Posted at 2022/06/23 08:17:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月15日 イイね!

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Six☠️

The Counselor ~ Mexico‘s Narcotic Kartell💀Part Six☠️「警告的」って言ったよな…


スコットランドじゃ 損失が起こったときの「人質」を意味するんだぜ=約束を破ったときの「保証」の事だ


ドジって損失を出した者よりも「人質」の方に価値があったらどうなると思う?


ヘマをやらかした(約束を破った)時にアンタが大切にしている女の方に(代償の)価値があったとしたら どうなるかってことなのさ


アンタが生き延びたいんなら 「人質=女」を捨てて さっさと地球の裏側にでも一目散にトンズラする事だぜ…


だが 逃げきれても「人質(アンタの最愛の女性)」は二度と戻らねーがな💀


注記:ストーリーの流れを理解していただくための忠告として
初めての方は 申し訳御座いませんが どうかこのシリーズのオープニングの記事に飛んでいって読み始めて下さいませ🙏


それでは

常連様 毎度で御座いまするぞなもし😅


余談:そういえば ようやっと サウンドトラック CD

「The counselor - Sound track (Music by Daniel Pemberton)」


が 先日到着しました(尼のShoppingでのクソッタレUSAからの直輸入なので散々待たされ 約8k円と高くついたのですが💢新品同様だったので不満などないですよ😊

でも マイノリティーかつ悪趣味なサントラなのですが😅

このサントラをリピ状態にしてBGMがわりで先日のブログを書いてたんですが やっぱ いいです

ある意味 ホラー映画が大好きな某が好む「ホラー系インスト」です😅

作曲家のダニエル ペンバートンの代表作:「アウェイクニング」「ゲティ家の身代金」 etc のセンスの良さには驚きです めっちゃ満足ですよ😅

でも

本家の「バキュームカーの修理&清掃の描写時のノー天気なBGM」

のみ収録されてませんでした😅=ダニエル ペンバートンが手掛けたものではなく 監督が他でチョイスした音源であった ショゲショゲ🥵


はじめに:個人的な事情によるブログで 少し間が空いたので 忘れちゃった常連様も いらっしゃるのではと思ってますので=たまに読み返してくださってる「同士様」など先ずいないと信じてるので😅


ってな訳でPart Fiveまでの話(ストーリー展開)を ここで一旦おさらいしておきます🥵=これまでのストーリーを覚えていないと今後のシリーズは全く意味がなくなってしまうんです


😊


😅


😓


😰


主人公「弁護士(マイケル ファスベンダー)」は「一般社会(我々の住んでいる環境)での成功」を ある程度は手にし地位もそれなりになりセレブクラスに属する生活をしていたにも関わらず(よく陥る)傲慢になっていた


妻にしたい最愛のローラ(ペネロペ クルス)との未来を夢見て(二年前にライナーに誘われていた話を思い出し)

「強欲(Greed=七つの大罪のひとつ)」になり というより 超高価なダイヤのリングと共同事業への投資で貧乏になる寸前になる


「闇社会(中南米麻薬カルテル)←(ウェストリー曰く クソまみれのアホども)の仕事」を二年前にライナー(ハビエル バルデム)に誘われていたのだが


これを機に彼(ライナー)に接触するのである


そしてライナーの話を聞き 彼との共同事業に関心を持ち引き受ける方向へと…(弁護士が資金繰りをすることになる


だが😓

この時点で弁護士はライナーから警告を受けている=関わっちまうと下手をすりゃ「ボリート(殺人装置)」を首に掛けられちまうぜ💀


注記:この時点ではライナーとの共同事業に必要な資金は「貯金」を使う予定だったのか 当てにした闇社会からの報酬を使うつもりだったのかは定かではない=監督の意図するものではない=ストーリーの本質的に重要ではない


彼(弁護士)が 闇稼業(麻薬カルテル)に関わる方向になった時にライナーに紹介されることになる…


その人物は その「闇社会=本家」を知り尽くしている仲介人のウェストリー(ブラッドピット)だった


彼は 生粋の(美人な)女好きのため この稼業を辞めれないという だが いつかはヘマをしてくたばるのを覚悟しての…


いわば「後悔はないさ イイ女(と快楽を満喫すること)が全てだ」←これ めっちゃ分かります 大金があれば某もやりますよ😅


このためなら 貯めた金を使い ちょっとしたトラブルは全て金を使って殺し屋を雇って回避してきているのであるが…


本音は 「こんな仲介人なんて直ぐにでも辞めちまいたい」←彼(ウェストリー)は過去に大切な女性を殺められているのだと解釈している←伏線


のである


ぶっちゃければ「イイ女達とS🔺Xする為なら くたばっても後悔はしていない」のだ=ある意味修道院で生きていけるくらいの自棄のやんぱち


そして弁護士は ライナーに紹介されたウェストリーに接触するが


弁護士はウェストリーに「辞めておけ お前なんかじゃ無理だぞ」と

「忠告」

されるのだが…


傲慢な弁護士は「何も知らず」(一度きりで大金を得るという)欲望により

闇稼業を「やる」といっちまう


この時点で(水面下では)「組織の卸元(メキシコ麻薬カルテル)=本家」に連絡しヤクのさばき(売って稼ぐこと)を任される流れになっていく


注記:この時点でバキュームカーの中に隠されている625kgのヤク(弁護士が引き受けた仕事)がシカゴへと向かっている



ウェストリーは帰ろうとする弁護士に「警告」する

「組織が殺したがってるのは あんたみたいな奴なんだよ」


そして(ウェストリーを除いた)全ての会話を盗聴してきていたマルキナ(キャメロン ディアス)は一石二鳥でドルの束をゲットするが如く



「何も知らねークソ生意気な弁護士」と「アホなライナー」を罠にはめる計画を企て

2000万ドル相当のヤク(625kg)の強奪の計画を「ワイヤーマン」とその使いたちと共に準備していくのである


大まかな経緯は大体はこんな感じなのであるが…

一度はワイヤーマンの手柄で(本家の運び屋 バイカーを追跡後 メットに隠されたハーネスとキーを奪い)バキュームカーをゲットする

しかし

ヤクが積まれている車がどこに向かっているのかが分かるように(予め)エンジンルーム内に発信機を付けられていた←この辺が本家側の準備のよさである


そして ほどなくして パトカーがやってきて停められるのだが 乗っていて降りてくるように促すのはポリではなく

「本家の使い(百戦錬磨の殺し屋)」


ワイヤーマンは直ぐに気付くのだが 時すでに遅し…


あっという間に殺されてしまい本家側にヤクは戻るのであった(このことをマルキナは のちに確認し新たな奪い返しを計画するのである


この間 弁護士はライナーのところに行って ウェストリーとの会話の一部始終を話す…←ここからが次回の話になるよ😊


だが ライナーから帰ってきた返事は「何も知らんし 訳がわからん」である=危機感なんて考えたこともなかった という口ぶりである


そして…


注記=マルキナの詳細を省いたラストまでのウルトラ級ネタバレ:ここからは これから始まる「怒涛の惨劇」の話になる


弁護士は ストーリーのラスト付近で漸く「後悔」せにゃならんことになるのだ







実のところ…

「作品のオープニング=ストーリーが始まる ずっと前に最重要な選択肢がとっくの昔に終わっていた」

のであるが 分かりやすいシーンは

「この冒頭のベッドシーンでの会話の中で既にアムステルダムを訪れることをローラに話すシーンがある」←勿論 ダイヤの話は内緒である


この描写は「物語が始まった時点」で「アムステルダムの宝石商に紹介されることになる超高価なダイヤのリング」を買いに行く準備をしているということなのだ

注記:推測でしかないのだが…このダイヤに貯金を使い果たしているような=弁護士が素寒貧に近い状態になっているように分かる描写がライナーとの会話の中にある


結局のところ「一回きりで大稼ぎをしようと 別の世界に関わったのが 運の尽き」


であるということを「もともと傲慢であったが故 欲に負け 度々の忠告(警告)を認識出来ない」


だが 行方不明になった妻のローラ(ペネロペ クルス)がどうなっているのかは内心分かってはいても受け入れられず


地元(メキシコ)の弁護士に頼んで卸元のボスに掛け合ってもらうよう懇願する


が 地元の弁護士はいう「貴方の妻は絶望的ですが卸元(麻薬カルテル)のボスに通じている人と話し合ってはみます」






これは

「手助けはしませんよ」=「私を巻き込まないでくださいね」


という意味である←所詮 そんなものなのだ(こんなところにやってきて誰が 見ず知らずの馬の骨に命を賭けるかい?)ということです


その後 弁護士(マイケル ファスベンダー)は 卸元のボスに接触しようとする=コンタクトを取ろうとする


が 拐われた女房(ローラ)がどうなったのかを遠回しに

「麻薬カルテルに関わっているマフィアのボスっぽい人物(フィクサーらしき大物)」


との「シリアスで穏やかな(フォンのみの)会話」で分からせられることになる


そして 弁護士に対し最後通告をするである


「こちら側に来てしまった貴方は もう二度と戻れないのだから 末路を受け入れなさい この事実を受け入れるのが貴方の取るべき選択肢なのですよ」


の言葉を受け「弁護士」は漸く理解し絶望する…



酒場で酔い潰れ 起こされ…そして酒場のマスターと話す


酒場のマスターに弁護士はこう言われる

「家族を全て殺され何も残ってないんだよ 私が生きてることこそ無意味(地獄)なんだよ」


その後 弁護士は彷徨い…部屋を借り 最愛の妻が生きていることだけを願う…


しばらくすると 一通の小包が届く


開封し「DVD」が入っているのを知る


注記:作品の中盤以降での会話の中でのウェストリーに聞かされた


「送られてくるDVD(スナッフ フィルムが収められたもの)」の話を思い出す弁護士


「この世界ってのは ふざけたことをすりゃ お前が殺されるんじゃねーんだ お前が大切にしている女がターゲットになるんだよ」


「拐われ 殺される…そして ピクピク動いている死体が狂った奴らに散々に弄ばれ…」


最後はブルドーザーのいるゴミ置き場に晒される…



ようやっと「悟った時」には もう遅いのである


この世の中には 生きてきた自分自身の経験や知識が全く通用しない世界が現実に存在する


その世界は「御免なさい」「何かの間違いなんです」

また 土下座して「どうか許してください」は 一切通用しない=「何かの間違い」「謝罪の意味」すら知らない人種(種族)なのであり


人の命もまた

蟻やダンゴムシや蛾 達を知らず知らずのうちに踏み殺す我々(一般人)と同じ感覚のものでしかなく

「お前の命なんて虫と変わらんのだよ!じゃあ 聞くが何が違うのかい?」



思考回路も何もかもが日常的に ある意味「なんでもありの世界」なのであり その世界では…


「人殺しであろうが何であろうが やろうと決めりゃ 出来ないことは何一つないんだよ=なんでもできるのさ」


というのが「フアレスの麻薬カルテル」の当たり前の日常なのである🥵



これが メキシコ合衆国の政府や警察ですら太刀打ちできない


「中南米の麻薬カルテルの強大かつ惨虐極まりない組織」の実態なのである



しつこいのですが 時間も経ってしまってるので😓もう一度 再確認になるんですが…


なぜ この作品を豪華キャストにしたのか なんですけども😅


「ブラッド ピット(フアレスの麻薬カルテルの仲介人=ウェストリー)」



「マイケル ファスベンダー(主人公の弁護士=カウンセラー)」



「ペネロペ クルス(のちに弁護士の妻になる 弁護士の最愛の恋人=ローラ)」



「ハビエル バルデム(マルキナにゾッコンで麻薬の売りさばきもやっていて贅沢であり能天気な実業家=ライナー)」



「キャメロン ディアス(フアレスの麻薬カルテルの組織と敵対する 互角かそれ以上に頭脳明晰な組織の女ボス=マルキナ)」



このキャスティングなんですが 誰か一人でも無名クラスの俳優にしてしまうと「C級映画」に成り下がっちゃうんです🥵


なぜなら 前半の約60分はシーンを目まぐるしく変えながらの…


ある意味「群像劇」風に 会話のみでシーンが変わりまくる手法(ぶつ切りの演出)で「伏線を張り巡らした会話」のやり取りが連続するように


敢えて 時には哲学的な会話を放り込んで 回りくどく演出されており


この退屈極まりない時間の中にメインの五人に一人でも無名クラスがいると


「ただでさえ退屈な会話劇の連続で集中力が切れてきそうになるオーディエンスを引きつけておくことができなくなる」


知名度の高い有名どころのキャスティングをするからこそ オーディエンスは


「くだらん長ったらしい会話劇」を集中して聞こうとすることができる


そして ほぼ知らないオーディエンスはいないであろう有名どころの豪華キャストたちのシーンごとの会話を集中して読み取り


散りばめられた「伏線」を覚えることができて初めて


後半からの怒涛の

「伏線回収」

を楽しめる仕組みになっているのである


注記:この五人の中に「大嫌いな俳優が一人でもいれば」この作品の解釈は絶対に無理です


全部の伏線は恐らく英語とスペイン語が全部分かる人にしか楽しめない様になっている会話劇であり日本人では会話のやり取りの全ては分からない


というより リドリー スコット監督自身…ストーリー展開の詳細を敢えて あやふやにし


「分かりにくい部分は全部 想像してくれ」


的な演出をしているのである😅


明確に描写されていない部分を想像することで…


主人公=弁護士(マイケル ファスベンダー)と その最愛の彼女(のちの嫁になるローラ=ペネロペ クルス)


弁護士の友人であるライナー(ハビエル バルデム)


ライナーの古くからの友人である本家の仲介人=ウェストリー(ブラッド ピット)


達の それぞれの生き方の違いをなんとなく認識するのみの群像劇的な演出がされているのであり


敢えて😅


「オーディエンスの想像する のちの悲劇と惨劇を迎えるまでの恐怖を覚えさせるための時間と想像力を試している」








のだと解釈しているのである



この作品は一般人に対し皮肉を詰め込んだ群像劇といえば ある意味 そうかも知れないし

単なる ホラーに近いクライム サスペンスといえばそうかも知れない


だが


一般人の我々の中にも「小さな殺しは平気な人(虫を踏んで殺してもなんとも思わない人)」


は多過ぎるくらい居る


注記:某は 蛾やダンゴムシであれ 間違って踏んで殺してしまえば「心は痛む」のである=命は どこまでいっても「尊い生命」だと解っているから



フアレスの麻薬カルテルに関わっている人たちに対し 究極的な表現をするなら


「命には重さは一切なく 当たり前のように人が殺され 手厚く葬られることなど皆無なのである」




それにしても「マルキナ」のキャラの完成度は何度観ても凄いです😅



「身体に入れられた野獣風のタトゥー」


「チーターを彷彿させるアイメイク」


「猛獣っぽいシルバーのネイルカラー」


「八重歯に入っているゴールドの差し歯とブロンドとブラックのマダラなヘア」



そして マルキナがとる ひとつひとつのワイルドな動き etc



オープニングテーマの中での 想い出話(亡くなったものは二度と戻らない)の終わり付近でのマルキナとの会話の中で ライナーがいう

「それって(その思考回路=思想は)冷た過ぎなくね?」


マルキナが返事する

「真実に温度はないのよ」=三歳の時に両親を無残に殺されている事実


この描写が 実は全てなのである


そして…


この作品のラストは


「やがて やってくる 敵対組織(フアレスの巨大な麻薬カルテル)との麻薬戦争による凄惨極まりない殺し合いを準備万端で待ち構えるマルキナの覚悟」


で終わるのである🥵




いつも長々と お付き合い頂き感謝です🙏


どうも ありがとうござます😊






あとがき:

マルキナについて…


ここからは 常連様のみのウルトラ ネタバレになりますが めっちゃ長くなるので勝手にやってくださいまし🥵



警告:以下は 「The Counselor - 悪の法則」の中での根本的な「マルキナの本性」に関する 某なりの解釈を含めた解説になります



ラストのレストランで投資家(マイケル 男優:ゴラン ヴィシュニック)との会話を楽しんでるマルキナは「もっともっとイカれてる」



なぜ マルキナが冷酷非情になったのか…

そして ライナーに近づき その友人の ある意味「カモ」である弁護士に罠を仕掛けたのか…



そして なぜ 本家(メキシコ麻薬カルテル)に関わってしまったカモである弁護士を「餌食」にしたのか…


結局のところ

人によっては たった一度の「絶望」で人格が変わっちまうこともあったりするものなのであり


その 「絶望」というものにより=マルキナが 3歳の時に体験した



「両親を無残に殺された 世の中の無情 そして不条理」



に対し

この世の極悪級の悪党どもに(生死を賭けた)真っ向勝負を挑んでいる(復讐を誓っている)のである←マルキナの本質的な結論でもある


この作品の中でのマルキナは死ぬことは怖くないのである←これらの事実を理解できないと マジでつまらん作品に感じてしまうのである😓


弁護士に対しての心の奥底で訴えかけている真意ってのは


「バツイチのアンタ(弁護士)の美しい女房=後妻(ローラ)は所詮 S◁Xを楽しむだけの相手で 血は繋がってないでしょ! でも こっちは 血の繋がった両親が幼少の時に無残に殺されてるのよ!」


「軽い気持ちで 一回きりの大稼ぎなんて 甘過ぎるのよ!」


ってのが マルキナ率いる組織からの警告…

というより

弁護士と その妻への「最期通告」という意味であるのだが🥵


マルキナは心の中でこういっている



「頭がいいからって 調子こいて 普通の世界で やりたい放題の人生を欲望のままに(強欲になって)やってきてて 更に 何も知らず異世界(麻薬カルテルの世界)に入り込んだアンタたちに思い知らせてやるのよ」


なのである


マルキナは はなから麻薬や超高級品のダイヤのリングには

一切興味などないのであり

過去(幼少の頃=三歳の時)に目の当たりにしてきた体験による絶望により


徹底的に自身の人格を崩壊させられた上で ただ復讐するためだけに複数の語学を学ぶとともに冷徹に頭脳を磨き込んで来たのである


こうしてマルキナは 本家(メキシコ麻薬カルテル)に対し「アホな弁護士を利用して」殺し合いを挑んでいるのである


と解釈しているのである=正解ではないかもしれないが「当たらずとも遠からず」と 自信をもっての某的な解釈と その表現である😅


「両親を殺された トラウマ(に近いもの)により マルキナは悲しむ心を完全に捨てている」=人は「一大事で変わっちまう」のであり 偶々 「両親を殺され」そうなっちまったのである








いわゆる 3歳の時にマルキナの「涙は枯れ果てていた」のである=人の行動には 実は理由と訳ってものが必ずある


カタルシスを求めるというよりも…


オーディエンスが納得せざるを得ないプロットを この場では(マルキナは)教会に行って

「懺悔室を訪れ(ただ淡々と 牧師を茶化す様に)告白しているのである」

たった数分ではあれども 単なる いたずらではなく マルキナにとっては 腹を割って とことん話し合いたい相手が牧師なのであり


「物凄く意味がある描写」なのである







マルキナの獲物は 世界のあちこちにいる「潜水艦で潜れる深さよりも もっともっと深いところの底まで腐っちまったクソ馬鹿ども」


に対し


「野生の獣(マルキナが唯一 この上なく愛しながら飼っている二頭のチーター「シルヴィア &ラウール)」と同様に(主観と感情を捨てて)弱肉強食の次元で勝負している」


ということなのである😅=既に幼少の頃から死を恐れてはいない=麻薬戦争も くたばるのも覚悟はできているのが



マルキナの本性(実態)なのである



異世界(メキシコのフアレスの麻薬カルテル)であれ 一般の世界(弁護士が調子こいて やりたい放題の普通の世界)であれ「弱肉強食=殺し合い」には容赦はない


我々 オーディエンスにとって 所々で 何気なしに風に…

リドリー スコット監督が(数秒間の描写等で)散りばめる様に

コーマック マッカーシーの脚本を十二分に理解した上で描写されている「細かいシーンの数々」を理解できるか そうでないかの違いでしかないんです😓


注記:どうか興味を持っても まだ この作品は観ないでくださいね どうか宜しくお願いします🙏


このシリーズのラストまで読んで頂ければ

「観る価値はあるかも知れない… が 己の人生の中で最も大切な人を亡くした経験がない人には理解はできない」


実は 目に見える描写とストーリーはマジで野蛮である が いくつかの哲学的な会話 と ほんの数秒の描写

分かりやすく言えば…


ところどころのシーンに 内面的=心理の奥底にあるものが描かれてる


こういう作品になってるからなのです


呟き:嗚呼 とうとう究極のネタバレをやっちまいやした🥵


この後の怒涛の惨劇…乞うご期待👍


では…


くれぐれも お身体に お気をつけて😊
Posted at 2022/06/15 00:12:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「[整備] #ヴィヴィオ エンジンオイル交換 20TH(Guardian)😉 https://minkara.carview.co.jp/userid/2617965/car/2726214/7714386/note.aspx
何シテル?   03/17 22:17
とろじゃん と申します 残念ですが…キャラには全くあってないと自他共に認めております 「Rilakkuma狂」&「Bistro狂」のクソ爺いで御座いますが 何卒...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/6 >>

   1234
567 891011
121314 15161718
19202122 232425
26 272829 30  

リンク・クリップ

The brain is destroyed but there must be a solution👌Fine 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/06/16 02:37:47
絶版のお知らせ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/04/15 23:24:35
シフトが、かなりぐらぐら 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/11 11:04:13

愛車一覧

スバル ヴィヴィオ 「漢」影武者(←ミドルネーム)「Guardian(守護神)」 (スバル ヴィヴィオ)
3月5日 AM11:20納車!(遂に到着(;^冖^ A 初期登録が2000年後半の下 ...
スバル ヴィヴィオ APHRODITE(アフロディーテ) (スバル ヴィヴィオ)
MR.SUBARU VIVIO BISTRO B CUSTOM 5MT PT AWD に ...
いすゞ ピアッツァ いすゞ ピアッツァ
免許取得後 初めての車が コイツ(白いXE handling by LOTUS)でした ...
トヨタ ソアラ トヨタ ソアラ
ピアッツア亡きあと コイツだ!というマシンを決めるのに時間はかからなかった が… 兄に1 ...

過去のブログ

2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation