
三夜連続のアクセラ試乗記ですっかり頭がオーバーヒート気味なので(原因はもっぱら「ハンドリングマップ」作成だというウワサ…)、今回は気分転換がてら、最近のカーライフで感じたとびっきり明るい話題を。
・・・そう、衝撃の5km/L台の燃費から一転、ATFの交換ですっかりフィーリングが一変した我が家のビアンテです。
先日、ディーラーからの帰途でいきなり、スムーズな変速や、軽快な回転数変動など、あまり期待していなかったパフォーマンスの変化に気付いたことはすでに報告しました。
この意外な展開に、再度その良い兆しを確認したくなり、翌日も近距離の移動や買い物にわざわざビアンテを担ぎ出してみました。
(本来なら間違いなくデミオの出番となるケースですが、今回は特例扱い・・・笑)
すると、アクセルをじわっと踏み込んだときの加速応答(ここではリニア感には言及しません…苦笑)が、やはり確実に良くなっています(^^)。
明らかに、以前よりも少ない踏み込み量で必要な速度に達するし、ひとたび強く踏み込めば、ここ暫くの間忘れていたような目覚しい加速感を得られるのです。
要は、以前と同じ走り方をするのに、より穏やかなアクセルワークで事足りるようになったことを意味し、それは即ち、燃料のセーブに繋がるわけです。
ついつい顔がニヤけてしまいそうな今回のパフォーマンス改善。
それを象徴するようなシーンが、赤信号での減速時に思いがけず訪れました。
場所は市内の3車線の旧国道。
60km/hくらいで巡航中に先の信号が赤になったので、アクセルオフ。
すぐさまステアリングシフトSWで3速→2速とシフトダウンし、エンジンブレーキを併用しつつ"いつもの感覚"でブレーキペダルにそっと足を乗せたのですが、心なしかスピードの落ちが鈍い。
並走していたクルマがじわじわ視界から消え始め、ふと気が付くと信号待ちの前走車が数十メートル先に!
即座にブレーキペダルを踏み足して事なきを得ましたが、停止する瞬間まで減速Gがどんどん増大していくという、私の忌み嫌う最悪のブレーキングを仕出かしてしまいました(-_-;)。
私のブレーキのスタイルは、あくまで
「減速G一定」。
同乗者の頭を前後に揺らすことなく安定した姿勢で一貫した減速を続け、停止位置が近付くにつれて減速Gを抜いていき、いざ停止する瞬間にふわっとそのGが解消する。
そんな優しくスマートな減速が私の理想・・・・いやいや「基本」なのです。
もし、マツダの「i-DM」機能が、減速のスマートさ、つまり、減速Gのバラつき具合いや停止時の「カックン」度合いなどについてだけ個別評価してくれるなら、私は常に高得点をマークする強い自信があります(笑)。
と、話が横道にそれてしまいましたが、そんな私をして痛恨のカックンブレーキを演じさせるほど、ビアンテには前へ前へと進む推進力が残っていた・・・つまり、これまで足枷となっていた走行抵抗が劇的に減ったと考えるのが自然でしょう。
そもそも今回の走行は、発進時や加速時の劇的なフィーリング改善を感じ取ろうと出発した分、こと減速時のパフォーマンスについては完全にノーマークでしたねぇ・・・^^;。
ずっと引き摺ってきた錘が急に無くなり、目前の霧がパッと晴れたような、極めて軽快な加減速。
このパフォーマンス改善は、間違いなく燃費の数値に好影響をもたらすはずです。
・・・早く給油の機会が来ないかなぁ(*^_^*)。
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隠れ家のビアンテ | 日記
Posted at
2011/10/07 22:49:46