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イイね!
2012年12月13日

「202」×2

「202」×2 「答えは404!」・・・ではありませんよ(←しつこいか)

話題は三度、先週の「マツダファンフェスタ2012イン岡山」。

残念なことに愛車撮影会の開催時間帯にはその姿を現さず、撮影会の終了直前に岡山国際サーキットのパドックに到着するという、まったくもって罪作りな役割を演じてしまった、マツダ767Bの202号車。
トランポから降ろされるや否や、テスト走行のセッションが迫るその合間を縫って、787Bの202号車と2台を並べたオフィシャルShotの撮影が行われました。

こうして2台のマシンを並べると、一口に「CHARGEカラー」といっても、その色合いが随分異なることが判りますよね・・・。

'89年から'91年にかけてのJSPC戦。
FISCOのメインスタンドに陣取った私の目の前を、孤高の4ローターサウンドを轟かせながら、全力で駆け抜けていった両マシン。
その勇姿を飽きもせずに追い続けていた"生き証人"の私から言わせていただくと・・・手前の787B-003の蛍光オレンジは・・・ちょっぴり退色気味。とりわけ、フロントカウル前面の色褪せが顕著ですね(^_^;)。

その一方で、奥側の767B-002は、もはや蛍光オレンジとは形容し難いレベルで、オリジナルとは明らかに異なる「オレンジがかった赤」だということが一目瞭然。

でもこれ、無理もない話なんです。
そもそもこのマシン、マツダのワークスチームが新型マシン「787」にスイッチしたのを受け、旧型マシンとしてプライベートチームに貸与されることになり、その時点から全く別のスポンサーカラーに一新された過去があるのです。
(Tridentの「ピンク」と、NWB/Zahrenの「イエロー」の2トーンですね)
そして、レースから完全退役した後で、再びワークス時代のCHARGEカラーに戻そうとした際、結果的に、オリジナルカラーとややイメージが異なる部分が生まれたというわけ。
ちなみにこの復元では、「RENOWN」のロゴは767Bの現役時代の字体ではなく、787Bがルマンを制覇した1991年以降の新字体に入れ替わっています。

このようなオリジナルからの逸脱。
767Bに並々ならぬ愛着とこだわりを持っている私にはさぞ不満に映るとお思いでしょう・・・。
でも、私はこのマシンはこの姿が一番似合っていると思うんです(^o^)。

仮にマツダ本社の所有で、当時の姿に復元したと説明しているのであれば話は別ですが、あくまでもこれは個人所有のレーシングカー。どんな外観をまとおうとガレージ・スターフィールドさんの自由だし、仮にオリジナルとの差異が存在したとしても、それはこのマシンの「個性」であり「色」であると解釈すべきです(^_^)。
キャビン後部に追加された潜望鏡の如きインダクションポッドなんか、その最たるものですよね。

そんなわけで、"767B命"の私としては、ことオリジナルの姿の維持に関しては、マツダ本社ミュージアムのバックヤードに潜み、ル・マン優勝マシンの787B-002が留守の際に影武者としてコソッと雛壇に登る「767B-003」(#203)に全てを託したいと思っています(^_^)。

ぁ、それにしても・・・
歴代Gr.Cマシンに私の赤CHARGE号を加えた「ゼッケン202の3ショット」が叶わなかったことは、残念無念。
・・・CG職人の方に頼んで、赤CHARGE号の姿と合成してもらおうかしら?(爆)
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Posted at 2012/12/13 22:15:06

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この記事へのコメント

2012年12月13日 23:32
CG職人ではありませんが、Photoshop使いならここにおりますよ。
コメントへの返答
2012年12月15日 0:23
そうでした、Photoshopという手もありましたね(^o^)。

この撮影会、「愛車との3shot」だけでなく、「プロカメラマンによる撮影」の約束も果たされなかったので、せめて「職人による画像合成」くらいしてくれてもいいのになぁ・・・(笑)
2012年12月14日 20:42
興味深い話だなぁw
最近20周年記念と称して売られてる1/18のミニカーの色が濃くなったのはこのせいですかね?
787Bの#202の逆位相カラーもプラモで作りたいとは思っていますが。
767Bはサイドラジで確かにかっこ良いですね。
コメントへの返答
2012年12月15日 0:29
いやぁ、20周年記念の787BのCHARGEカラーは、あくまでも優勝マシン(787B-002)がお手本のはずなので、この767Bの影響はないと思いたいですね・・・。

767Bのフロントカウルは、ラジエータとの取り合いがない分、思い切った曲面で構成されていて、シャープな感じが「◎」です(^^)。

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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