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イイね!
2013年11月18日

初のハイブリッド車体験(前後編)

初のハイブリッド車体験(前後編) 普段から、かなりのマツダ偏重ブログを書いている私がこんなタイトルを掲げると、そのタイミングからして、

「はは~ん、アクセラハイブリッドに乗ってきたのね・・・」

と、間違いなく勘繰られてしまうことでしょう(^_^;)。
事実、この週末には、マツダが日本市場に初めて投入する量産ハイブリッド車・「アクセラハイブリッド」の試乗車が地元ディーラーにも配備され、行けば即、試乗可能な状態になっていたのですから。

でも、あえて私がこのタイミングで試乗を企てたのは、元祖ハイブリッド車のプリウスでした(^^)。

実は私・・・これまで縁あって純粋な電気自動車には何度か試乗した経験があるものの、これだけ日本中を走り回っているハイブリッド車に関しては、恥ずかしながらタクシーの後席に”乗った”経験が数回あるだけで、自らステアリングを握ったことは一度もなかったのです。

但し、瞬く間に日本のベストセラーとなったハイブリッド車に決して興味がなかったわけではなく、過去、マツダレンタカー(現・タイムズカーレンタル)でプリウスが借りられると知って、本気で予約をしに行ったことも(結果的には近所の営業所がプリウスの配備対象外だったため、断念)。
当時はわざわざトヨタディーラーに試乗に行く気まではなかったので、せめて友人・知人にプリウスユーザーが1人でもいれば事足りたはずですが、類は友を呼ぶというか、周囲は熱心なマツダ車ユーザーだらけで(笑)、そのチャンスはなし。

そうこうしているうちに、マツダ初のハイブリッド車が遂にデビューしてしまいました。

ご存知の通り、アクセラハイブリッドはトヨタとの技術提携によって誕生したハイブリッド車で、その基幹システムは、トヨタの現行ハイブリッド車に数多く搭載されている”THSⅡ”と呼ばれる高度なもの。
成り行きでいけば、ハイブリッド車の最大の長所である燃費性能や、それと密接に関連する加減速パフォーマンスに関して、アクセラハイブリッドはトヨタのハイブリッド車と瓜二つになっても全く不思議ではありません。
ところが、ここでマツダの開発陣は“マツダらしい走り”の演出に腐心し、SKYACTIV技術を盛り込んだ独自のボディやシャシーを生かしながら、アクセル特性やブレーキ特性に徹底的なチューニングを施し、トヨタのハイブリッド車との「味付けの違い」を強調しているわけです。
となると、その差を正確に味わうためには、比較対象となるトヨタのハイブリッド車も予め体験しておく必要があります。

そして、人生初のハイブリッド車体験をするにあたっては、やはり、物事の順番として、マツダ流の味付けが加わったアクセラではなく、本家本元のトヨタ車を選び、確固たる評価基準を作っておきたかったというのが正直なところ。さらには、数多あるハイブリッド車の中でも、日本に大ブームを巻き起こした元祖にして、奇しくもアクセラとほぼ同等の出力性能を持つプリウスこそが、試乗に最適なクルマだと確信するに至ったわけです。

しかし、言うは易し、行うは難し。
なんと、昨年86の試乗を企てた際、近隣のトヨタ6店舗を回ったにもかかわらずMTの試乗車に1台もありつけずに試乗を断念したという、あの”相性の悪さ”を、私はここでも如何なく発揮してしまったのです(爆)。

最初に意を決して乗り込んだトヨペット店では、「プリウスのトヨペット」と喧伝しているにもかかわらず、あろうことかプリウスの試乗車は「現在、他店舗に行っておりまして、ございません」ときました(-_-;)。
「アクアやSAIでしたらご用意できますが・・・」とのオファーに、「そうですか、プリウスは黙ってても売れますもんね・・・」と返しつつ、丁重にお断り。

気を取り直して次に向かったのが、行きつけのマツダディーラーの斜向かいのカローラ店。
そうです、このお店こそが、「エリア86」ショップなのにMTの試乗車がない、という大きな失望を味わい、私の86試乗の企ての歯車が狂うキッカケとなったところ(苦笑)。

「プリウスに乗ってみたいのですが、試乗車はありますか?」

応対してくれたセールス氏に恐る恐る訊ねてみると・・・

「ハイ、ございます」

思わずホッと胸を撫で下ろした私でしたが、続けて

「ただ・・・」

「・・・ただ?」

「G’sという特別仕様車になります・・・」

「は、はぁ・・・ノーマルのプリウスはないんですか?」

「ノーマルはございませんので、もし宜しければ私のクルマで・・・」

いやいや、身に余るほどのお気遣いですが、社員さんの大切なマイカーなんて、とてもとても。
人生初のハイブリッド車体験ゆえに、フツーに売れているフツーの売れ筋グレードをフツーに味わってみたかったのですが・・・冷静に考えてみれば、マツダよりも遥かに品数豊富なトヨタのお店。今さらノーマル仕様のプリウス試乗車なんて、積極的に用意しておく意味はないのかもしれませんね。
どうやら今回も目論見は外れ気味・・・しかし、もはや3店舗目のアウェーのお店にトライする気力も時間もなかったので、これも運命と割り切り、やや不本意ながらも、ボディや足廻りに専用チューニングが施された「G’s」仕様のプリウスを試乗させてもらうことにしました。

ちなみにこの試乗、最後にとっておきのオチがありまして・・・

私がプリウスG’sの試乗を終え、セールス氏に見送られながら駐車場から出たまさにその瞬間、斜向かいのマツダディーラーでは、白いCX-5の納車が終わり、最後にスタッフ全員が店舗前に整列してお客さんを見送っている最中。
カローラ店から出ていくオレンジビアンテの姿を、馴染みのスタッフ全員にしっかり目撃されましたとさ(笑)。


あっ、肝心の試乗インプレッションをすっかり抜かしてました・・・が、随分と長くなってしまったので、また次回に!(なんやそれ)
ブログ一覧 | 隠れ家のテストドライブ | 日記
Posted at 2013/11/18 22:32:35

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この記事へのコメント

2013年11月18日 23:22
ある意味うらやましいですね・・・そこまで徹底的にトヨタに嫌われると・・・
G’s との比較とは、おそらく誰も発想しないネタだと思います。
実際の試乗記、楽しみにしております。
・・・あと、斜向かいのマツダディーラーでの言い訳も♫
コメントへの返答
2013年11月18日 23:53
いや、その、あの・・・試乗の感想は(いつも通り)大したことないんですけどね(^_^;)。

それにしても、この相性の悪さは何なんでしょうか。こっちは結構ドキドキしながらアウェーに乗り込んでいるというのに、こんな仕打ちが続くとは(苦笑)。
2013年11月19日 1:30
G’zですか^^

トヨタ的には少し足廻りの硬さをつけてふわふわ感があるトヨタ脚を嫌うユーザー層のカバーをする感じの位置にあるグレードですね^^そして、空力特性を若干高めたってとこです。


でも、アクセラハイブリットが交渉頑張ったなぁ~と思いますね。最初はアクアの基幹システムをトヨタは与えるつもりだったみたいですが、最終的にプリウスの基幹システムとなりましたし、おまけにプログラムチューンまでさせてくれる事って珍しいですからね。
まぁ、マツダ側も最終的に1.5Lの新スカイアクティブユニットとの組み合わせを最初は考えていたと噂では聞いてたんですが結局は2.0Lのスカイアクティブユニットをトヨタの要望入れて仕上げたものを組み合わせることにしたみたいなんで、今回は両社譲り合っての部分で仕上げたとも聞きますしね。

イイ車に仕上がってるといいですよね^^
コメントへの返答
2013年11月19日 6:50
ハイ、やけにイカツイ顔立ちのプリウスが待ってました・・・^_^;。

足廻りはサスチューンだけかと思いきや、アンダーボディの補強やスポット点数増しまでやっているというから驚きました。

初の協業、交渉の内情は知る由もありませんが、マツダが出したいタイミングと出せるクルマを勘案した場合、新型アクセラが妥当な解として浮上し、さらにアクセラの車格に見合うという観点で利用可能なシステムを検討した結果、現在のプリウスのものになったのでしょうかね・・・。

私は常々、マツダ初のハイブリッド車には専用のネーミングを与え、アクセラが代々築いてきたスポーツコンパクトのイメージを散漫にさせないようにすべきと思っていたのですが、こうして新型アクセラが過去にないワイドバリエーションで登場してみると、これはこれで選択の広さを感じてイイなと思ってしまいました(^_^;)。

試乗が楽しみです(^^)。
2013年11月19日 2:13
実は…

カローラ店から、あの特徴あるカラーリングのビアンテが出てくる所を私目撃しておりました。(ちょうどマツダ店の前を通過中…)

でも、Nuk-P@RailStarさんがカローラ店から出てくる事は無いだろうと…(笑)

プリウス試乗されたんですね。
f^_^;

そうそう…夏頃まで実家にプリウスあったんですが、過走行でアクアに替えたんですよ。アクセラはもちろん乗った事ありませんが(セールスさんとの対話が苦手なもんでディーラーには行きません。笑)足周りに関しては、マツダ優勢は間違いないと思います。
Nuk-P@RailStarさんの判定はいかに。
(≧∇≦)
コメントへの返答
2013年11月19日 6:58
わっ、ここにも目撃者がっ!!(笑)

そうですね、たしかに私がカローラ店から出てくるとは思い難いですよねぇ・・・。でも、この界隈には他にオレンジ色のビアンテは1台も棲息していないことも確かでして・・・(5年以上乗ってきたオーナーは語る 苦笑)

ってことは、スバルに行かれた後だったんですかね? 私もあの日は何度か新装開店のお店の前を通り、新ショールームに展示されていた2台の派手なラリーカーに見入っていました(^_^;)。私が勇気を出して写真を撮りに行っていたら、あるちざんさんのご一家とお会いできていたかもしれませんね。

そうですね、せめて足回りでは勝ってもらわないと困りますけど・・・両車の比較をするにはまだまだ準備期間がかかりそうです(^_^;)。

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