
巷で「質感が高い」と評判の、新型アクセラのインテリア(^^)。
それは、単に先代アクセラを超えたというだけに止まらず、CX-5や新型アテンザなど、兄貴分のマツダ車と比べても決して引けを取らないとの声もあるほどで、その堂々たる質感・見映えは、まさに驚きの一言。
しかも、それが標準グレードからきっちり備わっているというのだから、これはもう「事件」としか言いようがありません(爆)。
若い頃によく乗ったご先祖のファミリアあたりと比べたら、いずれもマツダの屋台骨を支える最多量販車なのに、隔世の感すら覚えてしまいますね。(え? 比べちゃダメだって?)
ま、過去の歴史を振り返れば、いくら順風満帆なスタートを切っても、ひとたび人気に蔭りが見え始めたら、反動で一気にグレードダウンに走ってしまう可能性もあり、決して油断はできませんが(苦笑)、もし、ある意味“常識破り”ともいえる、クラス概念を超えたアクセラのインテリアが強い支持を得て、後に続く新車にも次々に波及していくことにでもなったら、マツダ車に対する世間のイメージも大きく変わってくるかもしれません。
そういう意味でも、今後のアクセラに対する市場の評価には大いに注目したいですね。
さてさて、その新型アクセラのインテリア。
今後の実家の代替車検討の展開如何では、そう遠くないうちに私も日々接することになるかもしれないわけで、そんな視点も交えつつ、先日両親に実車確認をさせた際に、あらためてアクセラスポーツ・15Sのインテリアをじっくりと観察してみました。
でも、インテリアの質感を確認する前に、とにもかくにも私が真っ先に試したかったのは、新型アクセラの売りでもある新しいインターフェース、「マツダ コネクト」でした。
早速、コンソール部に鎮座するコマンダーコントロール(つまみ)を左手で掴み、押してみたり、回してみたり。
取説書も見ずに適当にブラインドタッチで動かした結果、ラジオの選局やナビ画面の表示、果てはシステム時刻修正(笑)に至るまで、ほぼ意図通りに操作ができたので、判りやすさという点ではなかなかの好印象。
もっとも、音質や画質に強くこだわり、高度な機能を求める目の肥えたユーザーにどこまで応え得る仕様かは全く不明ですが、そうでない部類の私や父には、これで十分といえるもの。
ただひとつ、現在、アテンザ純正の車載6連奏CDで律儀に音楽を楽しんでいる父にとって、CD/DVD用の挿入口が1枚分しか用意されないのは、ポータブルオーディオ全盛の世の流れとはいえ、やや不安を感じてしまった部分でした。スマートフォンやiPodなどとは無縁の父が、すぐすぐそちらに鞍替えするとは到底思えないので、当面はセンターコンソールボックスにお気に入りのCDを満載しておくしかなさそうです(^_^;)。
(容量が十分ありそうで良かった・・・)
というわけで、やっと本題の質感の話。
試乗車の15Sには、上級グレードのみに奢られる「スムースレザー」の本革ステアリングや、サテンクロムメッキ仕様のドアハンドルこそないものの、新規のカーボン調スイッチパネルや、ピアノブラックのシフトべゼル、レッドステッチ入りの本革シフトノブなどなど、決してこれ見よがしではない、スマートな上質感の演出がそこかしこに。
間違いなくそのクオリティは、現在我が家にあるどのクルマよりも格段に優れてますし(爆)、高級感の演出という面で印象に残っているユーノス800と比べても、今回のアクセラの方がずっとシックでモダンな雰囲気です(^o^)。
ただ、こうして持ち上げれば持ち上げるほど、正直、日々野良仕事に精を出している父には、ますます不釣り合いに映ってしまう気も(苦笑)。
なぜって、趣味の畑に行くと、父はいつも窓やリアゲートを全開にして停めているので、今のアテンザでは、季節を問わずいつどこから小さな虫が出没してくるかわからないし、インパネからリアラゲッジまで、車内の至る所に細かい砂ぼこりが幾重にも堆積しているのです(-_-;)。
偶々、アテンザの加飾パネルがメタル調の明るい色合いのものなので、現在はそれほどホコリや手垢が目立つ事態には至っていませんが、新型アクセラのセンターコンソールを飾るピアノブラックの艶やかなパネルに関しては・・・その行く末を想像しただけでも実に空恐ろしい(汗)。
ウーン・・・
恒例の窓拭きに加えて、内装の水拭きが朝の日課となる日も近い???
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隠れ家のマツダ | 日記
Posted at
2013/11/21 21:15:26