
その
事件は、先週の金曜日に起きました。
市内のスーパーで買い物を終えた嫁さんと私の母が、荷物を持って駐車場に向かって歩いていたら、我が家のデミオの傍らに怪しい人影を発見。
二人がそっと近付きながら様子を窺ってみると、そのアラ還と思しき男性、デミオの車内を執拗に覗き込んだかと思えば少し離れて全体を眺め、また近付いて車内を・・・の繰り返し。
とにかく、我が家のブルーリフレックス号を舐め回すように観察し続けていたというから、もし何の先入観も持たずにふとそんな光景に出くわしたら、
「し、車上荒らしじゃないの?」
と、強い警戒心を抱いてしまうのも当然のことで、何も私の母に限った話ではないでしょう。
しかし、私の嫁さんは母とは違って、完全に落ち着き払っていたのです。
なぜって・・・すでに納車当日に同じスーパーの駐車場で似たような体験をしているし、
「きっとオジサン受けがとてもイイから、覚悟しておいて・・・」
と、私から常々言い聞かされていたので、こうしてマイカーが異様なまでの注目を浴びていても、別に慌てることはなかったのです(苦笑)。
案の定、
「あのぉ・・・」
と嫁さんが優しく声をかけたら、見事なまでにビンゴ。
新型デミオが気になってついつい覗き込んでいたと吐露したその男性、「落ち着きのある」ブルーリフレックスマイカのボディ色や、「垢抜けた感じの」オフホワイト内装などについて、強烈に誉めちぎり始めたそうで(笑)。
(ま、オーナーと鉢合わせたバツの悪さも手伝ったのでしょうけど・・・笑)
そのうち母も事態を正確に把握したらしく、時折り
「じゃあ、今すぐマツダのお店に買いに行ってもらわないとね」
と、合いの手を入れながら傍らで話を盛り上げてくれたそうですが、二人とも買い物袋を持ったままだったので、さすがに男性も最後には空気を読んだらしく、見知らぬおじさんとの立ち話は正味5分くらいで終わりを告げたとのこと。
ちなみに、その男性の
「これ、ディーゼル?」
という、もはや"お約束"ともいえる問いかけに対して、嫁さんは
「うちはガソリン車なので納車が早かったんです。ディーゼル車を買った方はこれからのようですよ」
と返したとのこと。
さすがは私の嫁さん、模範的な解答じゃありませんか!(^-^)//""パチパチ
但し、その話の流れから
「燃費はどんな?」
と続けざまに尋ねられると・・・
「わ、私は給油をしたことがないのでちょっと・・・」
と、一気にトーンダウン(苦笑)
ううむ。ここは・・・
「前のデミオより良いんですよ、ちょっと光市まで走ったらリッター20キロを軽々と超えましたしねー」
って感じの想定Q&Aを追加しておくことにしましょう(^O^)
そういえば、
納車当日の”覗き見”体験(もちろん、する方じゃなくてされる方ですよ)も、嫁さんの証言によれば、初老のご夫婦・・・とくにご主人さん・・・から相当アツい視線が注がれてたんだとか。
3年前に、アクアティックブルー色のSKYACTIVデミオを購入した時には、若い人を中心にして”広く浅く”世間の注目を浴びたという実感があるのですが、どうやら新型デミオのブルーリフレックス色のLパッケージ車はそれとは対照的に、シニア世代の方々にピンポイントでディープな反応を誘発する傾向があるようです(爆)。
もちろん、ど真ん中のストライクを狙ってローンチカラーをまとう代表選手を購入したSKYACTIVデミオのケースとは違い、今回の新型デミオはあえてメインストリームを外し、私たちの嗜好に沿った個性的でシブめのチョイスをしたわけですから、今まで経験したことがない新鮮な反響があっても全く不思議ではありません。
あ、でも待てよ・・・
私たち夫婦があたかも「シニアの星!」みたく捉えられるのには、ちょっと抵抗を感じるなぁ(-_-;)
そうだ・・・シニア世代の方々の
「ちょっと若返ってみたい願望」に見事にマッチしたと解釈することにしよう!(爆)
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隠れ家の新デミオ | 日記
Posted at
2014/11/10 21:40:42