
7年目の車検時に、初めてローダウン化を実施した我が家のビアンテ。
新車購入時には全く予定になかった(苦笑)という、この世紀の大変身については、先日、「外観(見映え)」、「走行性能(乗り心地)」、「実用性」の順に、私なりのファーストインプレッションを綴りました。
それらを大雑把に振り返ると、外観の印象はニュートラル、走行性能はネガティブ、実用性はポジティブ、と三者三様だったものの、最大の目的だった母親の乗降性改善が認められたのをはじめ、乗降性・積載性に一定の改善効果が見られたことから、スプリング交換のみという安直な内容ながら、今回のモディファイを「踏み切った価値はあった」と総括するに至っています(^^;)。
但し、走行性能の評価に関しては、突き上げの悪化が目立った
「乗り心地」だけ。
気になる
「ハンドリング」が未評価だったのですが、このたび、盆連休の広島帰省にビアンテを担ぎ出すことで、ようやく高速道路と郊外の三桁国道を走行する機会に恵まれたので、ここでそのインプレッションを追加しておこうと思います。
走行ルートは、山陽自動車道を小一時間と、広島市北西部の三桁国道を同じく小一時間、トータル120km程の走り慣れたルートで、往路は家族4人乗車、復路は私1人で合計250kmを走行。
さてその結果は・・・
時折り、路面の段差や凹みを拾ってガツンと大きな突き上げを喰らい、思わず眉をしかめてしまうシーンはあったものの、バネレートのUPでロールやピッチの動きの絶対量が抑制されたことが、重心高の高いミニバンにおいては、思いのほかハッキリとした挙動の改善として感じ取ることができました。
即ち、高速道路や郊外の新設路など、舗装の状態が良い所ではピタッと吸い付くように安定した走りを示してくれるようになったし、三桁国道などのワインディングでは、従来のように大きくゆったりとした揺れやその戻りを見込んで、次のペダル操作やハンドル操作を微妙に”待つ”必要がなくなり、挙動と挙動がよりリニアにつながるように感じられたのです。
コレ、ドライバーにとっては実に”楽チン”なことでありまして(^^)。
無論、同乗の家族に不快な思いをさせることがないよう、走行中は常に自身のセンサーをフル稼働させ、適度な緊張感を持続していくこと自体は何ら変わりませんが、一つ一つの挙動が少しずつ早めに収束してくれるので、より直近の操作に集中できるようになったし、全体としても余裕が生まれたのは事実。
本日の復路なんか、あくまで家族を乗せているという想定で三桁国道を一人楽しく下っていたら、いつの間にか後続車を引き離してしまってましたから・・・8年目にして、ビアンテの走りにちょっと開眼した気分(^^;)
もっとも、GW連休のドライブ時にも書いたように、一定の時間を連続走行したことで、タイヤの内圧やダンパーの作動が最適化されたことも、好印象の見逃せない要因のひとつでしょう。
週末に子供たちの送迎で近距離走行を繰り返すだけでは、十分なウォームアップは難しいですからね。
というわけで、こと「ハンドリング」についてはポジティブな印象が残りました。
ネガティブな印象だった「乗り心地」と2つを合わせ、あらためて「走行性能」として再評価すると、ややネガティブなところまでは挽回できたでしょうか^m^。
ただ、ドライバーはゴキゲンでも同乗者は・・・というのはよくある話。
昨日今日で感じたこの好ハンドリングが同乗者に与える影響についても、引き続き注意深く観察していきたいと思います。
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隠れ家のビアンテ(ユニバーサル計画) | 日記
Posted at
2015/08/16 02:07:49