• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年12月19日

<続> 特別な、仕様です。

<続> 特別な、仕様です。 木曜日、私がアクセラで嫁さんと出掛けていた最中に発表された、特別仕様車「アクセラセダンXD」。

何に驚いたかって、これまで5ドアハッチバックにしかなかったクリーンディーゼルエンジン搭載の最上級グレード「XD」が、何の前触れもなくボディ違いの4ドアセダンに設定されたこと・・・
これに尽きます。

BMアクセラが発売されてから約2年が経過しますが、5ドアハッチバックの「スポーツ」が2.2Lディーゼル/2.0Lガソリン/1.5Lガソリンと3種類のパワートレインを備えるのに対し、4ドア「セダン」の方は、マツダ唯一のハイブリッド(2.0Lガソリン)を除けば、1.5Lガソリン1種類のみという寂しさ。

一方、魂動デザインが貫かれたアクセラのエクステリアはスポーツとセダンで共通性が高く、フロントクオーターからだと両車の見分けが困難なくらい。
だからこそ、パワートレインのラインナップで区別化を施し、国内市場における両車の棲み分けを図ったと解釈できたりもするわけですが、結果としてセダンは、スポーツと同等のスタイリッシュさを備えていながらも、必要以上に地味で大人しいキャラクターに甘んじている感じが否めなかったんですよねぇ・・・。
そこへきて、セダンXDの登場というわけです。

実をいうと私は常々、DJデミオやBMアクセラにおける「XD」・・・つまり、クリーンディーゼル搭載グレードは、他のガソリンエンジン搭載車との単なるグレード違いとして同列で語るべき存在ではなくて、トルクフルなエンジン特性を生かしてグランドツアラー的な性格を付加した“上級車種”あるいは“別車種”と捉えるべきだと考えているのです。
アクセラスポーツを例にとると、ディーゼル搭載車「XD」と、ガソリン車最上級の「20S-T」では、最大トルクの数字には倍半分もの大きな違いがあるし、車両重量の差は150kgにも上ります。グローバルCセグメントのハッチバック車でこれだけスペックが異なってしまうと、クルマのキャラクターに違いが生じない方が不思議なくらいです。もちろん、人馬一体を標榜するマツダのハンドリングの方向性や、“Zoom-Zoom”なフィーリングに明確な違いを感じるわけではありませんが、その表現方法である具体的な車両挙動やレスポンスの特性は全く同一ではありません(どちらが良い悪いというのではなく)

そのような別モノのハイパフォーマンスグレードが、やや地味な存在だったセダンに追加されたものだから、余計にインパクトが大きかったのです。

あ、でも待てよ・・・

同じ「XD」だけど、もしかするとスポーツとセダンでスペックが違うのかも(汗)

ふと不安になり、慌ててマツダ公式WEBで装備・スペックを比較してみたら・・・9分9厘同じでした(^^;)。

ボディ形状の違いから生じる僅かな車両寸法差を除けば、エンジンスペックや燃費性能、i-ACTIVSENSE(先進安全装備)の設定内容に至るまで、完全に同一。
無理やり細かな装備差を列挙しても、以下の数項目しかありません。

 ・リアバンパー塗装(ピアノブラック) → 「スポーツXDのみ」
 ・ヒーテッドドアミラー → 「セダンXDのみ」
 ・CD/DVDプレーヤー&地デジチューナー → 「セダンXDに標準装着」
 ・シート : 「ラックススエード/レザー」(スポーツXD)、「パ―フォーレ―ションレザー」(セダンXD)

そして価格は・・・セダンXDの方が「32,400円」ほど高いだけ。
(ちなみに「CD/DVDプレーヤー&地デジチューナー」のメーカーオプション価格が32,400円)

つまり、スポーツと同等の内容でセダンに「XD」が追加された、というのが正確な内容。
ちなみに、他グレードでは選択できるブルーリフレックスマイカ/チタニウムフラッシュマイカの2色がXDだけ「未設定」となるのも見事なまでに共通(苦笑)。

そう考えると、ただ単に同じ内容の「XD」を2年遅れで、しかも従前の「セダン」のキャラクターに反して追加せざるを得なかったマツダの内情が透けて見えたような気がして、ちょっと残念な感じも。
 「スポーツXDがFFなら、セダンXDはAWD」 とか、
 「セダンXDにはブルーリフレックス/チタニウムフラッシュの2色も設定」 とか
後発のセダン専用の"ウリ"が一つ二つあっても良かったのでは・・・などと贅沢なことをつい思ってしまいます。

とはいえ、選択肢が増えたことは基本的にGoodニュース。
私が以前から時々触れてきた「もしも自分専用のマツダ車を1台追加できるとしたら・・・」という個人的ランキングにも、このセダンXDが喰い込んでくること間違いナシです(^^)。

では、セダンXDとスポーツXDのどちらがより魅力的か?と問われたら・・・

ウーン、本当に甲乙付け難い(※実際、ボディ形状くらいしか違いがないので当然だ)ところですが、実家のアクセラXDで体験してきたクリーンディーゼルならではの余裕溢れる走りと、3BOXセダンらしい高いボディ剛性感との相乗効果をぜひとも味わってみたいので、ホントに僅差でセダンXDに軍配・・・かなぁ(^^)
ブログ一覧 | 隠れ家のアクセラ | 日記
Posted at 2015/12/20 00:09:22

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

GGOC_Fes2026 ヴェゼル ...
かずポン@VEZELさん

少しは涼し気に・・・
シュールさん

浜料理 がんがん
こうた with プレッサさん

✨Calling✨
Team XC40 絆さん

ラジコンカーメンテナンス^_^
b_bshuichiさん

スマホ新法
やんちゃなジィジさん

この記事へのコメント

2015年12月20日 0:19
こんばんは。

私は、この設定って、高速取り締まり用白黒パトカーのベース仕様なのかと思いますが、深読みしすぎですかねえ・・・(笑)
コメントへの返答
2015年12月20日 21:28
こんばんは。

なるほど、4ドアセダンならではの用途ってわけですね。価格はアテンザセダンXDの最廉価グレードとほぼラップしていますので、あとは許容サイズ次第ってとこでしょうか(笑)
2015年12月20日 5:20
おはようございます。

セダンXDにはびっくりしました。セダンはおっしゃる通り、
地味な印象だったので。

スポーツのラックスエード&本革と比べると、
セダンは、パ―フォーレ―ションレザーで、
なんとも高級感がありますね。
セダンだから総革張りにしたのでしょうか。

追加といえば、XDの廉価版が欲しいです。
260万くらいで出ないかなあ。
2.2ディーゼルのトルク感を味わいたいです。
コメントへの返答
2015年12月20日 21:52
こんばんは♪

ですよね。スポーティーさのアピールはハッチバックに任せて、セダンはフォーマルさでいくものと受け止めていたところに突然のXD登場ですから、まぁ・・・嬉しいやら驚くやらです(^^;)。
パーフォーレ―ションレザーもスポーティーさより高級感を重視した感じですよね。もっとも・・・ラックススエード/レザーをセダンに設定すると後席用シートを新設する必要があるので、それを避けたという見方もありますが(爆)。

ディーゼルの廉価版、たしかに欲しいですよね。今回のセダンXDは309.96万円と高額で、アテンザ(317.52万~)とも限りなく近く、デミオXDから100万円近く高くなっていますから、その間を埋める意味でも、もっと手の届きやすい2.2D搭載車があってもイイですよね(^^)

2015年12月20日 10:39
私もビックリしました。でも、XDのグランドツアラー的なエンジン特性は、本来セダンのキャラクターにこそマッチすると思います。
ですから、これまで何故セダンにXDがないのか不思議でした。
私がアクセラを買った時は'XDが欲しい!'が購入理由だったので、セダンは対象外でしたが、今なら悩んだかもしれませんね。
コメントへの返答
2015年12月20日 22:05
ハイ、何の前触れもなかったですものね(笑)。
まさに仰る通りで、あのエンジン特性を生かすした盤石のハイパフォーマンスツアラーを仕立てようとするなら、本来はセダンの方が適格ですよね。ま、そうなるとセダンのエコの目玉がハイブリッドかディーゼルか全く不明確になったことでしょう。

この選択肢には私も悩みそうですねぇ。もっともウチの父は野良仕事の道具がガバッと積めることが必須なので、それでもスポーツで落ち着きそうですが(^^;)

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     1 2
345678 9
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

MAZDA VIRTUAL MUSEUM 
カテゴリ:My Favorite Site
2020/02/16 08:57:15
 
Jacobins Square  
カテゴリ:My Personal Homepage
2011/09/15 18:08:17
 
WW2 
カテゴリ:Our Enthusiastic Project
2011/09/15 18:06:58
 

愛車一覧

マツダ RX-7 マツダ RX-7
独身時代の2000年にⅣ型から買い換えたⅤ型。 以降5年間で計29回のサーキット走行に供 ...
マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド
見る者をハッとさせる造形、個性とセンスが光る色合い、世界の最先端を窺う新世代エンジン、操 ...
マツダ MX-30 EVモデル マツダ MX-30 EVモデル
5代目となる嫁さん専用車は、我が家で初の電気モーター駆動車に。SKYACTIV-G→D→ ...
マツダ ビアンテ マツダ ビアンテ
我が家の遠出&多人数移動用の三列シート車として、V6フレンディのショートリリーフの跡を受 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation