
年始早々に発生した、嫁さん専用車の代替劇。
つい1年前、買い替えの最有力候補だったはずの「エターナルブルーのデミオ・XD」。
これが、如何にして「セラミックのCX-3・20S」に化けたのか・・・
連投ブログでじっくり紐解いております(^^)。
前回のエンジン領域に続いて、今回はカラー領域です。
まずは、ボディ色の話からいたしましょう。
そもそも、私が”エターナルブルー”に何故興味を持ったかというと、現行DJデミオのカラーパレットで、私達が13S購入時に選んだ“ブルーリフレックス”との入れ替わりで、途中から追加された色だから。
もっとも、後継色というほど色味は似てなくて、当初DJデミオに採用されていた青系の2色、鮮やかな”ダイナミックブルー”とシブい”ブルーリフレックス”を、足して2で割ったような色合いですけどね。
ではさらに遡って、ブルーリフレックスの選択理由は何だったかといえば、初代の嫁さん専用車・ベリーサの購入時、私達夫婦が選び損ねたシブい“レイザーブルー”に極めてイメージが近い青だったので、これ幸いとばかり7年ぶりのリベンジを期してみたというのが実態(^^)。
そんなわけで、今回もシブい青路線を堅持するなら、かのエターナルブルーは少しばかりピント外れ。基本的には鮮やかな部類のブルーだし、少なくともグレーとブルーの中間色というイメージからは乖離してますからねぇ・・・。
それでも私がこのエターナルブルーを推していたのは、私自身、2011年のSKAYCTIVデミオ(DE)が初体験となった青系のボディ色をもう暫く開拓してみたいという個人的な願望から。未だ「ど真ん中の青」には行き着いていませんしね(^^)。
それに加え、他のマイカー3台が「赤-橙-赤」(ヴィンテージレッド、チリオレンジ、ソウルレッド)と暖色系だらけなので、せめて一角くらいはキリっと寒色系で引き締めたいとの考えも当然あったのですよ。
あ・・・
非・暖色系で良いなら「無彩色」という手もあるんですけど、なんたってこの私、白・黒・銀・灰の顔触れにはここ十年以上ご無沙汰しているので、なかなか現実話としてはイメージが湧かなくって(苦笑)。
というわけで、
エターナルブルーの指名にはそれなりの経緯や動機が存在したにもかかわらず、いざ蓋を開けたら、バリバリに白系の
セラミックメタリック、だったわけですよ(笑)。
アハハ(^^;)。
斯くも予想外な路線変更を誘発することになったキッカケは、今回のクルマ選びにあたって私が打ち出した、思い切った新方針でした。
それは・・・
今回は100%、嫁さんの好みで決めよう。
(爆)
えぇー、それまでは違ってたの???
う・・・
いやぁ、それが、あのぅ・・・
正直に白状すると、過去3台の嫁さん専用車のうち、メインユーザーの嗜好に沿ってボディ色を決めたのは、“ラディアントエボニー”を選んだベリーサだけ(^^;)。
2台目のDEデミオ(アクアティックブルー)も、3台目のDJデミオ(ブルーリフレックス)も、基本的にはまず私のボディ色提案があって、それに嫁さんが同意した(いや、要求を呑んだ?)というのが実態。
無論、嫁さんの趣旨に合わない色を無理やり押し付けたことはただの一度もない(と私は思っている)のですが、毎回毎回、本人が心から満足できるボディ色選びだったかといえば定かではありません。
よって今回は、これまでの罪滅ぼしの意味も兼ねて、メインユーザーである嫁さんの意見「だけ」でスパッと決めてしまおう・・・私はそう心の中で誓い、嫁さんの選択には一切横から口を差し挟まないことにしたのです。
だから・・・
もしも嫁さんが“ソウルレッドクリスタル”がイイと言えば、まさかの赤系4台となる事態も覚悟の上で(汗)
で、DJデミオの譲渡を決めたその夜の緊急協議。
私自身はエターナルブルーを本命視していたことを伝えながら嫁さんの反応を探ってみたら、即座に
「もう、ブルーは飽きたかなぁ・・・」
と、やんわり拒絶(爆)。
(そ、そうだったのか・・・悪かったなぁ)
ヨシ、ならば完全に仕切り直しだ!
私はすぐ嫁さんにカタログ写真やWebサイト画像を紹介しながら、全8色のCX-3のカラーパレットの中から、白系の“セラミックメタリック”と“スノーフレイクホワイトパール”、それに茶系の“チタニウムフラッシュ”と、その夜のうちに候補を3色まで厳選。
そして翌日は、判子を握りしめて家族全員でディーラーに出向き、現車や現色を確認しながら最終選考。
ここで、生憎1台も同色車が見当たらなかった“チタニウムフラッシュ”は、無念の不戦敗に。
(でも、暖色系が落ちて内心ホッとする私 笑)
残る白系2色での決戦は、CX-3とCX-8のデモカー2台を横に並べてじっくり見比べた結果、「普通の白と一味違う」のが決め手となり、
セラミックメタリックが勝ち残ったのでした。
フフフ。
実をいうと、エターナルブルーに次ぐ私の第2候補色は、他でもないこのセラミックメタリックだったのです(^^)v。
は?
あれだけ無彩色と縁のなかった私が白だなんて、俄かには信じられませんよね(爆)
でも、このCX-3だけは特別だと感じていたのです(^^)。
なんたって、セラミックメタリックを初採用したマツダ車は、他でもないこのCX-3。
2015年2月のデビュー当時、全てのマツダ車のテーマカラーと化していたソウルレッドを押し退け、実質的にCX-3のローンチカラーに抜擢されていたわけですから、この小型SUVのデザインとのマッチングが悪かろうはずはありません。実際、大胆に面が変化していくボディサイドの抑揚や塊感を、どのボディ色よりもシャープに、そしてスピーディーに表現している気がします。
このセラミックメタリック、3ヶ月後にフルモデルチェンジしたロードスターでも積極的に訴求されていて、魂動デザインの中でも、とくに造形に力を入れたモデルとの相性の良さが窺えました。
(だって、魂動デザインの”艶”のブックエンドがNDロードスターで、”凛”のブックエンドがCX-3とされてますからね)
それに、色自体もかなり個性的で魅力的。
光の加減によってはキラキラと輝いたり、マットに沈んで見えたりと、実に多彩な表情を見せるし、何より、CX-3の足元をグッと引き締めている黒い樹脂モールとの美しいコントラストは、このボディ色がベストだとさえ感じます。
そんなわけで、嫁さん主役の色選びに徹した結果、我が家としては2003年に購入したアテンザスポーツワゴンの“シルバーコントレイル”以来の無彩色系に。
さらに私個人としては、初代愛車・エチュードのアッパーカラーの“ノーブルホワイト”以来となる、約30年ぶり2度目の白系カラーの選択と相成りました。
ほほぅ。
で、内装色はどうなった?
実はここでも、私の意向を除外したことで、これまた意外なチョイスとなったんですよ。
(つづく)
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隠れ家のCX-3 | 日記
Posted at
2018/01/18 00:32:59