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イイね!
2018年06月17日

27年経って、遂に

27年経って、遂に 本日をもって、1991年のマツダのル・マン総合優勝が「日本車唯一の」と形容できなくなりました(^^)。

ハイ、第86回ル・マン24時間レースで、ブエミ/中嶋/アロンソ組の#8・トヨタTS050ハイブリッドがTOPチェッカー。
トヨタ初のル・マン制覇は、初の「日本人ドライバーによる日本車の優勝」というオマケまで付く完勝でした。

これまで何度も勝利の女神にソッポを向かれてきたトヨタ。
過去5回もの総合2位というリザルトがそれを象徴していますが、中でも2016年、ほぼ手中にしていた総合優勝を残り5分で奪い取られた"まさかの"悲劇は記憶に新しいところです。
その都度、最前線で幾度となく悲嘆に暮れてきたスタッフにやっとやっと巡って来た最高の瞬間。
果てしない悔しさを胸に秘め、リベンジに燃えて諦めずに頑張り続けた人々の努力がこうして報われるのは、当事者や関係者はもちろんのこと、モータースポーツ界にとっても、自動車業界にとっても大変喜ばしいことですよね。

それにしても「27年」というのは・・・
想像以上に長かった、というのが正直なところ。

現に、マツダ787Bが優勝した翌年の1992年(TS010)、そして1994年(94C-V)と、トヨタは立て続けに総合2位まで登り詰めたし、1992年のデイトナ24時間で圧勝したニッサン(R92CP)の強烈な存在感もあり、その日が遠くないことを十分予感させる空気が漂っていましたから、まさか四半世紀以上もブランクが空くとは思いも寄らなかったですね。

では、私自身にとっての27年は?
マツダの優勝に歓喜した1991年は、東京都内の1K部屋で一人暮らしの身。
土曜から日曜にかけて断続的に放送されていたテレビ朝日のレース中継に、昼夜を問わず必死にかじり付いていたクルマ好きな若者でした。
そして、アラフィフ真っ只中で迎えた2018年。
随分前に終了した地上波でのル・マン中継に代わって、今ではCS放送が生中継で24時間をフルカバー。
さすがに寝る間も惜しんでレース中継にかじり付く気はありませんが、それでもこうして暇を見つけては、インナーガレージのお気に入りのエリアに陣取り、マニアックな解説陣によるレース中継を天井モニターで視聴。

27年前の自分と比べると、サーキットを走り回るようなアクティブなレース熱はすっかり冷めてしまいましたが、昔と同じように画面の隅々まで見逃さないよう神経を研ぎ澄ませながらレース中継に集中(笑)。
遂に記録が塗り替わった歴史的瞬間をリアルタイムで見届けられたことを、我ながら秘かに喜んでいたりします(^O^)。

「え、ル・マン? 昔はよくTVで観てたけど、もう興味なんてないよ」

そんな残念なオッサンになってなくて、ホントに良かった(爆)
ブログ一覧 | 隠れ家発のWW2(レースレポート) | 日記
Posted at 2018/06/18 00:01:08

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この記事へのコメント

2018年6月18日 6:56
とうとう、この日が来ましたね。
喜ばしい反面、少しだけ切ないマツダファンがここにいます。
コメントへの返答
2018年6月18日 9:05
いつかは来ると思ってましたし、順当にいえば数年前に実現すべきでしたね。

ただ、ゴール直前の実況で「もっといいクルマを」云々、クルマづくりへの企業姿勢も絡めた営業的発言が解説者から出たのは、台本通り?の盛り上げとはいえ、耳障りでした(-_-;)。
2018年6月18日 8:14
おはようございます。

TOYOTAの総合優勝、素晴らしい快挙ですね。

うちのブログでも、ジャガーさんを見習って、TOYOTAさんの偉業を称えております。
コメントへの返答
2018年6月18日 8:58
おはようございます。

さすが。ジャガージャパンさんの粋な計らい「マツダおめでとう」全面広告のことですね(^^)。

私は・・・正直、その戦い方やスタンスにずっと疑問を呈してきましたので、全面的に「おめでとう」な心境ではありませんが、良かったとは思っています。
2018年6月18日 10:17
おはようございます。

日本チーム、日本車、日本人ドライバー、ワンツーフィニッシュ。
素晴らしい快挙だと思います。

これからは「挑戦者求む!!」くらいの気概で続けてほしいですね(^^♪

コメントへの返答
2018年6月18日 10:42
おはようございます。

誇れるリザルトですよね。 
長いブランクを補って余りあるほどの十分な付加価値が付きました(^^)。

優勝した翌年にどんな関わり方や姿勢を見せるか、世界中が注目していると思います。
2018年6月18日 12:31
こんにちは。
長かったですね。
あとはやっぱり正直言って「去年勝っておいてくれよ」、ということぐらいです。
これで思惑通り?開発宣言したばかりのスーパースポーツカーも出せるし、来年も出場するしかないですね☆
あ、ちょっと毒っぽかったですね。。失礼いたしました。
コメントへの返答
2018年6月18日 22:00
こんばんは。
そうですよね。運命の悪戯というべきなのか、なにもこんな孤独なエントリー状況の年に巡ってこなくても良いのにとは思います(^_^;)。

毒といえば・・・実をいうと私は「伝統のレースに勝って世界一になりたい!」というピュアな気持ちが感じられないのに大きな違和感を感じていたのですが、考えてもみれば、あれだけ勝利の女神に見放されたような不運なリザルトが続いてしまうと、最早ピュアな理由だけでは不十分で、チャレンジ自体を正当化するあらゆる理由探しを強いられたのでしょう(^_^;)。そう理解すれば「もっといいクルマづくりのためにル・マンに・・・」との迷解説にも合点がいくのです。
2018年6月19日 16:40
素直におめでとう、と言いたいです。
小河さんもきっと喜んでくれているかな...。
コメントへの返答
2018年6月19日 21:15
92年の2位表彰台で関谷氏が抱えた遺影を思い出します。小河氏がいたら・・・27年ものブランクは空かなかったかもしれませんね。
2018年6月29日 23:13
やはり、継続は力なり、なのだと思います。
2年前は形容しがたい悲劇を味わいましたし。
91年当時、地元プジョーがマツダの優勝を
我がことのように喜んでくれたことを考えると、
「私たちルマンファンは長年トヨタが参戦して
苦労したことを知っている。トヨタこそ
チャンピオンにふさわしい」と祝ってあげる
番ではないかと思います。
コメントへの返答
2018年6月30日 11:13
そうですね。
参戦を継続することが如何にパワーを必要とするものかは、マツダを含めた幾多のメーカーの動静が物語ってますし、開発に莫大な費用のかかる超高性能マシンを擁していれば尚更大変だったと思います。
ただ、これがせめて2年前だったら、並み居るメーカー系ライバルに打ち勝ったという箔がきっちり付いたのに・・・まぁ、運命の女神はなんとも意地悪ですね(爆)。

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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