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2024年08月12日

試練の夏も、堂々と

試練の夏も、堂々と 元々、真夏の季節は厳しいと予想していたので、別に驚きはないのですが、回を重ねるたびに数字が下がっていくのは…決して愉快じゃないですよねぇ(^_^;)。

一体何の話かといいますと、我が家のMX-30 Rotary-EVの満充電における残EVレンジ表示のこと。

昨晩実施した通算20回目の自宅充電では76kmがやっと。これまで、カタログ値(WLTCモード)の107kmには遠く及ばないながらもしぶとく80km台を堅持してきたのに、遂に大台を割る事態に。カタログ値の達成率は71%まで低下しました。
そして
これと呼応するように、RE発電併用のHV走行分を合算した総残レンジの表示も、今回は527km止まりでした。つい2ヵ月前には過去最長の640km到達を喜んだというのに、そこから110km以上も後退しています。

我が家のRotary-EVは、納車から3ヶ月間は充電を封印したHV運行を行い、4ヶ月目となる今年3月から、外部充電メインの本格EV運行に切り替えました。実は、今回の527kmというのは…その3月に初の"満充電&満タン"状態で表示された数字と同値。総残レンジの表示としては過去最低のタイ記録なのです(苦笑)。

これほどまでの急下降、その要因をユーザー目線で探るならば、猛暑によるエアコンの使用頻度の急上昇を置いて他にありません。
日頃は近距離走行オンリーな我が家のRotary-EV。南西向きのカーポート下で温められた車内をAUTO設定のエアコンがMAX風量で急冷しているうちに片道分の走行が終了してしまうのです^^;。この繰り返しのせいで、平均電費表示は画像の通り、3km台という体たらくであります(-_-;)。

ま、エアコンの使用過多でEV走行以外の電力消費が確実に増加しているので、電費の低下を招くのは当然といえば当然の話。
ただ、我が家の場合は、真冬に本格的なEV運行をしないまま先に真夏を迎えたので、ヒーターも含めた暖房と冷房のどちらがより電費に影響を与えるのかは、感覚的にまだ明確でなく、この調子だと丸々1年かかりそうな雰囲気です^^;。周囲温度の高低による駆動用バッテリーの性能低下は、酷暑期よりも厳冬期の方が大きいのでしょうけど。

いずれにしても、電費や燃費を稼ぐために快適性を犠牲にする気など毛頭ないこの私。今後もエアコンやヒーターの使用を一切我慢することなく、e-SKYACTIV R-EVの嚆矢たるこのクルマの実力と真正面から向き合っていくつもりですよ(^^)。
そもそも、走る・曲がる・止まるの基本性能は高いレベルでバランス良くまとまっているし、目的や用途に合わせた走行モードの選択肢も興味深い仕掛け。なにより、EVという新しい世界だけでなく、ロータリーエンジンの可能性まで感じ取れるわけですからね。


でも、やっぱり・・・

特定の試験条件での申請値であるEVレンジ"107km"や、その値に"カタログ燃費×タンク容量"を加算しただけの総レンジ"877km"など、あまり現実味のない机上の数字を、少なくともマツダサイドは安易に用いるべきではないと私は強く感じます。

なぜって、従来のエンジン車であれば、カタログ燃費値の扱いには十ニ分に留意してきた("リッター30キロ"のSKYACTIVデミオでさえ、実力値としては言及しなかった)はずなのに、何故かこのRotary-EVでは「大半の人は一日の走行距離が100km未満(なので大丈夫)」などと、EVレンジ107km達成を前提にした雑な説明が散見され、個人的には大きな違和感を覚えるのです…。

・作る側も売る側もEV経験に乏しい

というのがマツダサイドの実情なのかもしれませんが、仮にも500万円近いプライスタグを付けて販売しているわけですからね。この1月、思わず我が目を疑った「SOC:27%で残EVレンジ表示:1km」なんてトンデモ体験を「でも、緊急発電機付きだから大丈夫」などと、クレー厶ひとつ付けず笑い語にしてくれる好意的なユーザー、そんなにいないと思いますから(・・;)。
ブログ一覧 | 隠れ家のRotary-EV運行 | 日記
Posted at 2024/08/12 00:09:03

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この記事へのコメント

2024年8月12日 18:59
こんばんは

やっぱり猛暑の影響なんでしょうか?
短い春秋くらいしか燃費のよい、気持ちのいいドライブできなくなる?
冬は冬でバッテリーには優しくないですしね
コメントへの返答
2024年8月12日 21:57
こんばんは。

もはやEVもエネルギーの効率で選ぶ時代だとすると、その領域ではMX-30(EV Model/Rotary-EV)に特筆すべき部分はたぶんないのでしょうね…。
仰る通り、現在は電費や燃費に厳しい季節であるのは間違いなさそうですが、厳冬期のバッテリー性能の低下分を考えると、真冬よりは真夏の方がまだマシなのかも?
2024年8月14日 18:27
こんにちは

R-EV PHEVは次期自家用車の候補だったので、興味深く読ませて頂いております。(特に燃費関係)

新CX-30にこの心臓が搭載されていれば迷わずに新CX-30を待ったものを・・・。
と恨み節ですが、燃費は私的にはイマイチのようですね。

次のこのシステムを搭載するマツダ車がどんな改良をしてくるのか、それに興味があります。
(^_^;)
コメントへの返答
2024年8月14日 19:43
こんにちは。

なるほど、検討されていたのですね〜。
燃費が弱点のロータリーエンジンですから、発電専用になったところで形勢が逆転するはずはありません。レシプロの発電用エンジンだって精一杯発電効率を追求しているわけですしね。

マツダが世に問うたばかりのこのシステムを今買う理由は効率ではなく、将来的なCN燃料適合の優位性への期待や、独自の技術資産やDNAを重視する企業姿勢ではないかと思います(^^)。もちろん、地道な改良も続けてもらわないといけませんけど。

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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