
先週末に整備手帳をアップした通り、我が家のMX-30が二度目の6ヶ月点検を終えました。すなわち、Rotary-EVの納車からほぼ1年半が経過したことになります。
これまでの17ヶ月+10日での積算走行距離は…5,900km余り。基本的には嫁さん専用車という位置付けのマイカーで、用途が近距離メインの買い物もしくは隣県の実家帰省に限定されたことから、マイレージの伸びは4,000km/年とゆるやか。歴代の嫁さん専用車4台と比べても最少レベルの距離に留まったのは、子供たちの離郷や介護の終了など、我が家の生活ステージの変化が大きく影響したものですね(ウ~ン、しみじみ…)。
こうして辿り着いた
6,000km。この間の給油回数は
計19回(平均1.1回/月)、自宅充電回数は
計42回(同2.4回/月)との実績が残りました。
そこであらためて、Rotary-EVという新種(珍種?)の電動車について、正直な感想を述べさせていただくならば・・・
まずは、このレベルのPITイン頻度なので、給油や充電の作業を煩わしく感じたことは一度もありません。しかもコレ、私の性格上、空になる遥か前に予防的に燃料や電力の補給をしてしまった結果なので、神経が図太い人ならこの半分くらいの頻度でも十分イケたはず^^;。
そして充電に関しては、たかだか17.8kWhのバッテリー容量なので、0→100%のフル充電でさえ、家庭用の3kW充電器でも一晩(6H)あれば余裕で事足ります。通常は深夜0時に充電を開始しても、早朝には間違いなく終了している感じですかね。
惜しむらくは現状、我が家ではインナーガレージ内に充電器が設置してあるので、MX-30の定位置であるカーポート下から都度10メートル前後の車両移動が発生することになりますが、まぁ、それとて決して苦になる程ではありません。
一方の給油に関しては特別な印象はなくて、レギュラーガソリン仕様であるのが有難いことと、給油口のロック解除ボタンを押してから反応するまで数秒のタイムラグがあるので、せっかちなGS店員さんに当たると「開けてください」と指摘気味に催促され、多少カチンとくることがあるくらいで(笑)。
そんなわけで、幸いにも特段の不具合や変調もなく、平穏にRotary-EVと過ごしてきた1年半。
そもそもが、両手を挙げて11年ぶりのRE復活を歓迎し、決して万人受けしないクルマの素性(やマツダの主張 笑)を十二分に理解して納得づくで迎え入れた私としては、極めて満足度の高い18ヶ月間だったといえます。
あっ
あえてつまらない小言を言わせてもらうなら、1年目はエコカー減税で75%軽減された自動車税が、2年目からはきっちり定額(30,500円)に戻されてしまいました。こちとら、いつでもEVとして振舞えるモーター駆動車なのに、単なる1.5Lエンジン車と同じ扱いを受けるとは!・・・ま、現状のPHEVカテゴリーでは仕方のない話なんですが^^;。
そんな些細な不満なんかよりもですねぇ・・・
頻繁な充電ができない状況であれば、定期的な給油を軸にしたHV運行をすれば良いし、逆に給油をなるべく回避したければ、小まめな充電を軸にしたEV運行をすれば良いわけで、こうした幅の広いフレキシブルさと、そのことが取り払ってくれる様々な心理的負担(電欠/充電難/給油難などの心配)を考えると、前述したようなREやマツダに対する好意とセットにはなりますが、ハマる人にはとことんハマるスイートスポットの狭い電動車であるとの思いを強くします。
と同時に、自らのライフスタイルをこのRotary-EVに寄せていくことができれば、さらなる高みを目指すことだって可能なわけで(笑)。
そんな私のボヤキが通じたのか、なんとここ数ヶ月で、知人の中から2名ものRotary-EVユーザーが新たに誕生することになったのです(@_@)。
いやまさか、足掛け3年にわたって続けてきた孤独で壮大な独り言が、二人言や三人言に発展する道が開けるとは、夢にも思いませんでしたよ。無論、自称・マツダ版アーリーアダプター(笑)として嬉しくないはずはありません。
こうなったら、毒を食らわば皿まで・・・いや違う違う、三者三様のRotary-EVライフの追求を通じて、さらなる可能性の拡がりや満足感の向上が実現できたら素晴らしいなぁ…と切に思います。
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隠れ家のRotary-EV運行
Posted at
2025/05/19 20:22:01