
それは…実家に帰省する嫁さんに途中まで同行した、木曜夕方の出来事でした。
自宅を出発し、山陽自動車道を東進している最中、MX-30の車内後方から数回、聞き慣れない音がしていたのです。
グワッ グワッ グワッ・・・
昔から、やれカタカタ虫だのやれブルブル虫だの、車内の細かな異音をイチイチ気にしてきた私が、その怪し気な音を聞き逃すはずはありません。
そして高速を降り、国道2号線バイパスに合流してからもまた数回。しかもこの時は"EVモード"で静かに走行していただけに、助手席の嫁さんにもハッキリわかる音量でした。
しかしながら
ラゲッジに詰め込んだ荷物同士が擦れる音にしては明らかに異質だったし、何より、車体の揺れと連動して音が出ていたわけでもないのです。
そこで思わず私の口を付いて出た一言が
「まるで蛙がいるみたいだね」
無論、私も嫁さんも120%冗談のつもりでした。
ところが
翌金曜日の夕方、所用を済ませた嫁さんと広島市内で合流して周南へ向かう帰途、またも車内の後方から突如、
グワッ グワッ グワッ・・・
と聞こえたものだから、夫婦揃って驚いてしまったわけです。
発信源と思しきラゲッジの荷物は…前日とは様変わりしているにもかかわらず、ですよ。ここに至り、本気で生き物の存在を意識せざるを得ない状況となったのです。
まぁ、考えてもみれば…
山間部に位置する嫁さんの実家周辺はこの時期、夜になると蛙の大合唱。つまり、帰省している最中なら、何かの拍子に車内に生き物が侵入してくる可能性はゼロではないのです。でも現実は、実家に向かう道中で既に発生していたわけで、これが何とも不可解。
ためしに金曜の昼間、義母を乗せて走行した時の様子を嫁さんに尋ねてみると…「会話に夢中で気にしてなかった」そうで(苦笑)。
とにもかくにも、カタカタ虫、ブルブル虫に続く、
"ケロケロ虫"登場の公算が俄に高まってきたわけです。
これはカーペットを引っ剥がして徹底捜索かぁ・・・
と覚悟して帰宅するも、闇夜のカーポート下では全く要領を得ず、断念。加えて翌土曜日は私が終日不在となったため、作業開始は日曜日まで持ち越し。最初に音を認識してから二日半以上経過してからの大捜索となったのです・・・
果たして結果は如何に?!
なんて書いてしまうと、皆さんその先が気になりますよね。
それがですねぇ・・・
意を決して朝から捜索を開始してみたものの、未だ異音の原因特定には至っていません。
"車内後方"が思い込みである可能性も考慮し、ラゲッジのみならず車室内全体を隅々までチェックしたんですけどね…。ただし、ラゲッジ奥側底面の高電圧ケーブルを配したユニット周りは目視だけに留めました。
そんなわけで、音の主は依然不明のまま。
少なくとも金曜日以降は一度も異音を聞いていないため、このまま暫く様子見をするしかなさそうです。
唯一の懸念といえば、帰省中の娘がカエルを大の苦手としていること。もしも久々の運転練習中に突如姿を現したら、パニックに陥ってしまうかも・・・というのは、その昔狭いRX-7の車内で大嫌いなアシダカグモが目の前に現れたという忘れ難い
恐怖体験を持つ私だからこその余計な心配でした。
あっ、
たかたん7さんちのケロやケロ美ちゃんとは無関係だと思われますので念の為(笑)。
ブログ一覧 |
隠れ家のMX-30 | 日記
Posted at
2025/06/08 14:40:49