
紆余曲折の末、かつて我が家にいたCX-3を再び迎え入れることになった次期マイカー選び。私が同型車の再購入に走るのは…過去にRX-7(FD3S)の事例がありますが、間にブランクを挟むのは今回が初めてです。
2年前まで嫁さん専用車を務めた1台目のCX-3は、2017年にシリーズに追加された2.0Lのガソリン車「20S」。そう、CX-3は発売当初、1.5Lディーゼルエンジンのみのラインナップだったんですよね…。
時は巡り、このスタイリッシュなコンパクトSUVがデビュー11年目を迎えた現在、搭載エンジンのラインナップは、2018年に置き換わった1.8Lディーゼルと、2020年に追加された1.5Lガソリンの2種類。
二度目のCX-3購入となる今回は、冬期の実家帰省やレジャー用途に備え、我が家初のAWDモデルに挑戦することにしたので、重量増をカバーする余裕のトルク性能を期待し、ディーゼル車の「XD」をチョイス。昨秋に放出したアクセラXD(2.2L)は亡き父から名義変更したものだったので、私にとっては正真正銘"人生初"のディーゼル車購入です。
候補車両がMAZDA2からCX-3に替わり、早々と機種選定が確定した一方で、最後まで揺れ動いたのは
ボディ色選びでした。
そもそも20Sを所有していた頃、クルマの周囲を取り囲む樹脂モール類のメンテナンス作業にほとほと手を焼いていた私。現在でも、MX-30のサイドシル下部へのツヤ出し剤の塗込みなどは、思い浮かべるだけで腰痛を発症してしまいそう^^;。そんな苦行の対象がまた1台プラスされてしまうのを嫌い、塗装仕様のモール類を切望していたことから、グレードは特別仕様車「Vivid Monotone」に確定。
この瞬間、外観はブラックキャビンのツートーン仕様となり、ロアカラーの選択肢は…ソウルレッド/プラチナクォーツ/エアログレーのメタリック系3色に。
ここで当初私たちが選んでいたのが
プラチナクォーツ。(冒頭の画像です)
実はここ何年か、ブラウン系のカラーに興味を示しているのが嫁さんでして。現に20Sの購入検討時にはチタニウムフラッシュマイカが第1候補で、偶々同色マツダ車での現物確認が叶わなかったため、大事をとってセラミックメタリックに落ち着いた経緯があります。かくいう私も、かつて実家に導入したユーノス800のシルキーパールマイカを彷彿とさせる上品さを好感していて、MAZDA2の購入検討時には上位候補に挙げていたほど。
偶々夫婦でCX-3のボディ色を話題にしていた時、スーパーの屋上駐車場で同色・同グレードのCX-3に遭遇する幸運もあり、プラチナクォーツでほぼ当確な状況にあったのです。
しかし
ふと我が家のマイカー全体を見渡してみれば、このままでは図らずも暖色系統だらけの4台になることに気が付いたのです。ヴィンテージレッドにチリオレンジ、そしてジルコンサンドが居並ぶ中、唯一の寒色系だったポリメタルグレーに代わってプラチナクォーツが入るわけですからね。これは…私自身のクルマ趣味の「幅」を誇示する上ではいかにも
都合が悪過ぎます(笑)。
(いやいや、マツダ車だらけな時点で十分「幅は狭い」のですが 爆)
こうして突如、最新カタログの主役を務める新色の
エアログレーが私のイチ推しボディ色に昇格。土壇場で寒色どころかまさかの無彩色に鞍替えです^^;。ま、かつての代表色・セラミックメタリックを上回る勢いの"凛"とした佇まいは、大いに魅力的に映るところではあります。
唯一気になるのは、もちろん嫁さんの意向・・・
でしたが、なんと二つ返事で「イイんじゃない?」との意外な反応が。おそらくこれには…MX-30へのダメ出しが苦渋のMAZDA3放出を招く結果になった負い目も多少はあったものと推測しますが^^;、他方、現車のプラチナクォーツが思いのほか地味に映ってしまったのも事実のようです(実は私もカタログやWEB画像と比べるとそう感じた…)。
そんなわけで、満場一致であっさり方向転換。エアログレーメタリックのブラックツートーンが晴れて当選を果たしたのです(^o^)。
ん?
それはイイとして・・・
「プラスチックモール類のツヤ出しメンテ作業については負担増を阻止できたようだけど、埃が目立つ黒ルーフ車がきっちり倍増するのでは??」
ハイ、たしかに。
それは百も承知のうえで、ここでも私の負担低減(手間省き?)を狙って秘策を繰り出す計画なんですよね♪
(実行の目処がついたら明らかにします 笑)
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隠れ家のマツダ
Posted at
2025/09/05 21:42:22