
先週と今週の2段階で実施した、Mazda3のタイヤ&ホイール交換。純正の黒塗装アルミをMAZDASPEED MS-06 へ、純正タイヤのトーヨーPROXESをダンロップSP SPORT MAXX 050+ に一新したのがその内容です。
納車から約4ヶ月、走行僅か2,000kmでダブル交換に踏み切った訳は、ただ単にメインカーの足元を贔屓のブランドで固めたかったからで、決して純正のパフォーマンスに不満があったわけではありません。むしろ、静粛性や燃費性能とうまくバランスさせた懐の深いハンドリングはとても印象的ですらありました。
それだけに、見た目やブランドの自己満足と引き換えに、走りのバランスがどの程度変化したのかは、大いに気になるところでした。
ところが、広島でタイヤ交換した直後の帰途は、過去殆んど経験のないウェット走行だったので、評価は一旦お預けに。
そこで今朝は、目覚まし時計を5時にセットし、比較検証のための早朝プチドライブを企てたわけです。
・・・が、なぜか今ひとつ気分が盛り上がらず、ベッドで横になったまま暫くアイドリング(苦笑)。この失態ですっかり出遅れてしまったので、近郊の幹線道を流して帰るだけの"プチ"・プチドライブに変更^^;。
そんなわけで、三桁国道のワインディングでここ一発の走りを試すことは叶わなかったものの、郊外巡航での乗り心地や静粛性に関してはあらかた目星が。
ちょうどタイヤの皮向きも済んだ距離なので、注釈を付けずにズバリ評価すると・・・
乗り心地は概ね問題を感じなかったのに対し、
静粛性は
許容値ギリギリ(苦笑)。
スポーツタイヤのような耳障りなノイズこそなかったものの、平滑路で静かさに感動するような瞬間は、ついに一度も訪れませんでした(-_-;)。コレ、純正のPROXESでは結構あったシーンなんですけどねぇ。
MAXXではタイヤの横溝に起因する?パターンノイズが常に無視できないレベルにあって、粗粒路ではそれにロードノイズも加わり一層賑やかになる感じです。悪いことに、Mazda3のX搭載車はエンジン騒音が入念に抑え込まれているだけに、タイヤが発するノイズが余計に際立つ展開となってしまいました。もちろん、完全停止した瞬間には抜群の静けさが戻ってくるんですけどね(笑)。
というわけで、今回は自ら蒔いた種とはいえ、「客人を乗せた快適ロングツーリング」用途からはまた一歩、私のMazda3は後退したかもしれません・・・。
(あれ? 嫁さんとのデートカーじゃなかったっけ??)
その代わりに
燃費性能に関しては、意外にも顕著な悪化傾向は見られませんでした。
今回のプチドライブ中に表示された平均燃費は19km/L台。
巡航モードに入った時の区間燃費の伸び方といい、少々頑張ってもトータル20km/Lに届かない奥ゆかしさといい、以前とほぼ遜色ないパフォーマンスだといえます。
納車直後の4月~5月と比べ、外気温もエアコン稼動率も上昇傾向にあることや、タイヤ空気圧を高めにせず標準値にセットしたことを思えば、これは御の字でしょう。
もっとも、ドライバー自身も多少は進化を遂げていて(笑)、燃費を意識した場合の踏み加減(=SPCCI)や抜き加減(=SI)を色々と右足で模索しているので、それらの後押しもあったかもしれません。
さらには
ステアリング操作への応答に関しては、総じて節度感が増していて、これはかなりの好印象と捉えています。
右に左にじわっと舵を与えていく際、純正の美点だった「絶妙なバランス上の稜線をなぞっていくような独特の快感(笑)」こそ薄れましたが、操作に対するレスポンスの明確さや軽快さが適度に強まった結果、以前よりも肩の力を抜いて自然にハンドリング性能を味わえるようになった気がします。ここは何よりも、軽量な鍛造ホイールへの換装が大きく寄与している部分だと思われます。幸いにも、秘かに心配していたバネ下のドタバタ感も出てないようですし。
前述の通り、本格的なワインディング走行は次回以降に持ち越しとなりましたが、タイヤのグリップ性能は向上しているはずなので、軽く流す範囲ではまず破綻することはないでしょうし、一線を超えた走りを積極的に楽しむのであれば、もう1台のメインカーを担ぎ出すまでですから(^^)、きっと悪い印象を抱くことはないでしょうね。
(やや安堵・・・)
Posted at 2020/07/27 03:16:14 | |
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隠れ家のMazda3 | 日記