シルバーコントレイルのアテンザスポーツワゴンの時代、街で見かけた紺色の欧州製ステーションワゴンのシックな佇まいにすっかり感化されてしまった私。
それまで15年間、ブルー系のボディカラーを全く選択肢に加えてこなかったのがホント不思議に思えるほどの「再発見」でした。
その出来事以来、我が家で最初のボディーカラー選びとなったのは、アテンザからの代替のベリーサでした。
実はこのベリーサには、以前から私がとても気に入っていた
レイザーブルーという青がありました。
渋くて落ち着きがあり、ベリーサのコンセプトにピッタリの良い色だったのですが、あろうことか直前のマイナーチェンジで廃色になるというまさかの展開が・・・(-_-;)。
こうして「イチ押し」のブルーを失った私は、その反動からか、最新カタログの中で独自の存在感を放っていた
パッションオレンジに強く惹かれることに。
時を同じくしてストラトブルーと入れ替わった
ストーミーブルーは、ディーラーの試乗車がズバリその色だったにも関わらず、なぜか印象が薄くて、完全に蚊帳の外へ。
代わりに、タイミング良く発売された限定車「T-style」専用の
ハイランドグリーンが急上昇。
コレ、かつて理想形に掲げた「ブリティッシュグリーン」+「外装メッキ」に最も近い組み合わせで、俄然最有力候補になるかと思えたのですが、我が家では必須装備と考えるサイドエアバッグのメーカーオプション設定が省かれていたために、無念の対象外に(T_T)。
結局、パッションオレンジと
ラディアントエボニーの一騎打ちとなり、最終的には嫁さんの意向を尊重して、後者を選ぶことになったわけです。
その次、翌年に購入したビアンテでは、ストーミーブルーと
チリオレンジが真っ向勝負。
これでやっと青が決勝進出を果たしたわけですが、ここではベリーサで諦めたオレンジへの未練が強かったことや、完全なニューモデル・ビアンテの認知度向上にも貢献しなければとの思いがあったことから、かなりの接戦ながら惜しくも敗退。
おりしも、我が家初のダークカラー車となったベリーサのあまりの汚れの目立ち方に辟易していた頃で、そうしたイメージも悪い方向に作用したかもしれません。
そして、やっと今回のデミオで・・・とくる前に、もうひとつの伏線が。
実は、私はSKYACTIVデミオに出会う直前まで、次のマイカーはRX-8を購入するつもりでした。
理由はあえて言う必要もないので割愛しますが(笑)、そのボディカラーには当初、2008年のマイナーチェンジ時のイメージカラーであった
オーロラブルーを想定していました。
しかし、このスポーツカーらしい鮮やかで上品なブルーが、何の前触れもなく2010年に突然、ストーミーブルーに入れ替わってしまったのです。
こうして、ストーミーブルーにとってはまさに「三度目の正直」ともいうべき巡り合わせに。
しかし、なにぶん前者のブルーの鮮やかさを気に入っていただけに、紺色に近くて落ち着いた感じが強いストーミーブルーでは相対的なワクワク感不足が否めず、固く心に決めたはずのRX-8購入にも微妙に影を落とし始めていました・・・。
そんなときに目の前に現れたのが、マツダが社運をかけて送り出したSKYACTIVデミオであり、
アクアティックブルーだったというわけです。
よって、もし仮に今とは少々色味が違ったブルーだったとしても、余程常軌を逸したものでない限り、私は迷わず選んでいたというのが正直なところ。
幸い、この眩いマイカ色は新鮮さも十分で、私が重視しているワクワク、ドキドキ感は全く問題なし。
ブルーに対する積年の思いもやっと果たせたし、母親も大変気に入ってくれているので、いろんな意味で選んで良かったと断言できますね。
さぁて、次のテーマカラーは何にしますかねぇ・・・。
Posted at 2011/09/18 00:00:27 | |
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隠れ家のマツダ | 日記