
先日少しだけ話題にした、アクセラのルーフを叩く「雨音」。
昨晩は雨脚が少し強かったものだから、そりゃあもう・・・
トトトトンッ!
ってな具合いの大騒ぎで、雨粒の落下を斯くも大袈裟にドライバーに教えてくれました。
・・・たぶんコレ、気持ち良く車内で仮眠をとっていても確実に目が覚めるレベルではないでしょうかね(苦笑)。
天候の状況をきっちりドライバーに伝えてくれるのは確かに有難いことではあるんですが、別にトタン屋根じゃないんだし、もう少しお上品な音でもイイのになぁ・・・というのが本音。
ちなみに我が家のマイカーの中では、このアクセラとデミオが、ルーフを叩く雨音の大きさでは双璧(^^;)。
ビアンテに関しては、おそらく発生する雨音の大きさ自体に差はないものの、ルーフ位置が高くて頭上空間にゆとりがあるため、さほど煩く感じないものと思われます。
その点、デミオもアクセラも、ドライバーの頭上空間は・・・似たり寄ったり。
しかしながら、サンルーフ(ガラス)付きのCカーが、ノーマルルーフ(鉄板オンリー)のBカーと同レベルの賑やかさに感じるというのは、ちょっと意外な事実。
ガラスを叩く雨音は鉄板とは根本的に音質が違うので、アクセラが雨音の聞こえ方では有利なはず。実際、耳を澄ませて検証すれば、予想した通りの傾向の一端は感じ取れるのですが、いかんせんサンルーフを取り囲む鉄板部分の雨音が相当大きいのか、トータルとしては優位差を感じないのです・・・。
ま、そうはいっても私自身、ルーフの雨音がきっちり遮断されたプレミアムな車なんぞ所有したことがないので、ある意味、昔から聞き慣れた「ホッとする音」ではあるし、そんな雨音を聞きながらのドライブも決して嫌いでないことは、先日の回想シーンで述べた通り。
でもつい先日、この雨音の件で「オヤッ?」と意外に思った別の事例がありまして・・・
それは、ここまで話題に上っていないRX-7。
基本、雨降りに担ぎ出すことのないファーストカーのはずなのですが、例によって精度の悪いスポット天気予報に騙されて、運悪く出先で突然の豪雨に見舞われてしまったのです(-_-;)。
結果的に、一体いつ以来だか想像がつかないほど「久々の」雨中ドライブを強いられたので、ルーフの雨音に注目してみたら、なんとRX-7は恐ろしく静かだったのですよ。
むしろ、ルーフよりもフロントウィンドウ越しの雨音の方が遥かに大きくて、二重にビックリしてしまったくらい。
「え? FDってそうだったっけ??」
私はまるで狐につままれたような心境で、必死にⅣ型RX-7時代からの18年間を振り返ってみましたが、ルーフの静粛性を感じたシーンなんて、全く思い当たりません。
そもそも、RX-7のルーフ位置なんてアクセラやデミオよりも遥かにドライバーに近いわけだし、ゼロ作戦で徹底的に軽量化を図ったFD3Sに、運動性能に直結しない遮音材が他車並みに投入されているはずもなく、普通に考えて静かになる要素などないのです。
となると、他に考えられる要因は?
ルーフ面積が極端に小さく、かつ、うねりの強い曲面形状をしていることや、ミグ溶接なんて凝った接合法でBピラー~リアフェンダーまで一体化されたボディ構造などが影響して、振動特性や音響特性が他車と大きく異なっているとか??
何れにしても、過去に私自身が静かだと実感した記憶がないことが最後まで引っ掛かります。
うーん・・・
タブレットPC用のウィルス対策ソフトを買いに来た大型家電店の屋外駐車場で、私はフロントウィンドウ越しの雨音を聞きながら暫し考え込んでしまいました。
残念ながらその場で結論は出ず、諦めて店内に向かうことに。
ところが、RX-7を降りたその瞬間、モヤモヤさせられた疑問が氷解するとは・・・夢にも思いませんでしたよ^^;
なんだよ~もう!
バリバリに遮音してたじゃん!(爆)
Posted at 2015/07/01 22:40:32 | |
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