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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2012年04月05日 イイね!

数字の裏にあるもの(1)

数字の裏にあるもの(1)唐突な話ですが・・・花屋さんが「赤い花」と「白い花」を店頭に並べていたとします。そして、そのお店の先月の売上げの9割以上を、「白い花」が占めたとしましょう。

では、その結果から、

「世の中の9割以上の人が白い花を好み、赤い花を好む人はほとんどいない」

と簡単に結論付けられるでしょうか?
・・・答えは「NO」ですよね。

大きな疑問は、お客さんにとって「赤い花」と「白い花」の買いやすさは同等だったかということ。

店頭に並べた花の本数、種類、価格帯、展示の方法、セールストークなど・・・全ての条件が同等であったなら、先の結論もある程度は的を得ているでしょうが、条件が揃っていなかったとすれば、売上げ結果は何らかの偏りを含んでいて、お客さんの嗜好を正しく反映したものではない可能性があります。
例えば、「白い花」のラインナップが、マーガレットやチューリップ、カスミソウからユリ、バラ、コチョウランまで、幅広い種類・価格帯のものが揃っていたのに、「赤い花」の方は稀少な品種のバラだけだったとか、あるいは超安価なパンジーだけだったとか、品揃えに明らかな不均衡があったら、どうでしょう?
たとえ「赤い花」を買いにきた人であっても、選択肢のあまりの少なさに不承不承、用途や予算に見合った「白い花」で代用するケースもあったでしょうし、さっさと諦めて別のお店に行くケースだってあったでしょう。

また、先ほど「ある程度的を得ている」と表現したのは、特定のお店で得られた結果が、必ずしも花屋全体の傾向を代表しているとも言い切れないためです。
例えば、高級百貨店内のお店と、郊外のホームセンターに隣接するお店とでは客層が違うでしょうし、そもそも、(ここ重要ですが)お店の特色をどこに置いているかによっても、訪れるお客さんは異なってくるでしょう。

ということで、私がまず言いたかったのは、『表面的な数字だけで全体を判断せず、時にはその背景や置かれた状況を正しく考慮してモノを見ましょう』ということ。

次に、そうした現実を踏まえ、お店を今後どう運営していくべきか考えるとしましょう。

ここで何より大切なポイントは、どんなお客さんにどんな花を売っていきたいのかという、お店の今後の営業方針に他ならないと思うわけです。
例えば、お客さんを特定せずにとにかく花を一本でも多く売りさばきたいという場合と、顧客を絞り込み、そのニーズに確実に応える商売をしたい場合とでは、自ずと店頭に置く花の品揃えや仕入れ量も違ってくるはず。
それは即ち、お店の特色や存在感をどう創出していくか、ということでもあります。

もしそのお店が「人々の生活に彩りを加えたい」とするのなら、仮に「赤い花」のニーズが本当に1割以下しかなかったとしても、お店の特色、ひいては存在価値を確固たるものにしていくため、戦略的に「赤い花」の品揃えを充実させていく必要性はあるわけです。
それは同時にメインストリームを外す決断にもなるので、その分、強い信念を持ち、辛抱強く継続していくことが大切になるでしょう。当然そのアプローチでは、売上高や売上げ本数などの規模の拡大を最優先にすることは難しくなるでしょうから。

つまり、次に私が言いたかったのは、『同じ外部環境下にあっても、目指すべきものが違い、かつ、確かな戦略があれば、次の一手が違ってきて当然』という話。

いやぁ、こんな思い付きの空想事でも十分悩ましいわけですから、商売の計画、ひいては経営の舵取りってホントに難しいんだろうなと思います。
おまけに、長年の熱烈な支持者や、やたら声の大きい常連客がいたりすると、経営と現場との狭間での葛藤もいろいろ生じてくるかもしれませんしね・・・。

でも、ひとつの拠り所となると思うのは、「やっぱり、このお店でないとね」と、足繁く買いに来てくれる固定客がいてくれること。
私たちのお店はなぜ、贔屓のお客さんを得ることができたのか、その要因を自ら正しく認識していれば、そんな上客の期待に応え続けるための方策を最優先に考え、そして、地道にでもその輪を広げていくことは、お店の進む道としては十分アリだと思うわけです。

(つづく)
Posted at 2012/04/05 21:40:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の走り | 日記
2011年01月05日 イイね!

走り初め、敢行

走り初め、敢行正月連休の最終日は広島県のTSタカタサーキットへ。
予め冬タイヤ規制がないことを確認してから高速道路に進入したのですが、山陽自動車道から中国自動車道に入ると、見る見るうちに周囲の景色が一変。
走行路面はドライながらも道路の両脇には分厚い雪が残っており、SA/PAの駐車場の一角にはどこもうず高い雪の固まりが出現していました。

サーキットの新年の営業開始日が今日ということで、正真正銘の「走り初め」だったわけですが、なんと午前中はコースの一部が凍結していて走行不能・・・。
その凍結部分が融け、ハーフウェット状態になった午後の走行枠が実質的なスタートとなりました。

天候は曇りで気温は数℃、しかも一部ウェットとあってタイヤのグリップ感は希薄・・・。
そんな中でも68、67、66秒台と順調にタイムを上げ、昨年猛暑の中で記録した自己ベストに肉薄するタイムまで到達したのが10周目のこと。
この調子でいけば少なくとも、最低限の目標だった65秒台突入はまず確実に思えました。

ここで、とりあえず喉が渇いたため(笑)、空気圧のチェックも兼ねてピットへ帰還。
しかし、結果的にはこれが命取りとなってしまいました・・・。

このタイミングを境に、走行開始時からフロントウィンドウにまとわりついていた霧雨の量が増し、間欠ワイパーが必要な状態になってしまったのです。当然ながら、乾き始めていたレコードラインも再びウェットに逆戻り。
その後も一時雨が止みかけたことはあったものの、路面状況は一向に好転せず、しまいにはワイパーを連続作動させるほどの雨量となり、ジ・エンド。今日のタカタでタイムを出すなら、午後の最初の20分間が勝負だったわけです・・・。

でも、そんな悪条件に終始した今回の走り初めも、半年前にサーキットに復帰したばかりの私にとっては格好のリハビリステージ(^_^)v。
もとより油温や水温を気にする必要がないほどの低温で、エンジンのパワー感は十分。
また、タイヤの負担も少なく、グリップも低レベルながら安定していたので、何度か減衰力バランスを変更しながら、思いっきりドライビングに集中して、(雨の中)スイスイと連続周回を重ねることができました。
これでまた、十年来の相棒である赤CHARGE号との一体感を深めることができたような気がします。

ちなみに本日の走行車は、RX-7、RX-8、NAロードスターの3車種計4台。
マツダのスポーツカーが新年初のTSタカタを駆け抜けた一日(いや、半日)でした。
Posted at 2011/01/05 19:53:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の走り | 日記
2010年11月25日 イイね!

TAKATAデビュー

TAKATAデビューかつて富士K4-GPに参戦していたキャロルターボを関東で掘り起こし、約1000kmの自走の旅を経て広島へ持ち帰ったのが、今年の9月のことでした。

以降、懇意の廿日市のショップさんの協力を仰ぎながら、着々と復活走行への準備を進めてきた結果、ついに本日、メンバー5名でマシンをTSタカタサーキットに持ち込み、初の練習走行を実施するところまで漕ぎ着けました(^^)v。
茨城の某所で土に返りかけていた状態から一転、奇跡の復活を果たしたわけです。

ということで、とにもかくにも今回のスポーツ走行の目的は、5年ぶりに全開走行を試みるこのマシンと、私達メンバーのそれぞれのポテンシャルをじっくり把握すること。

なので、マシンは直前にブレーキのメンテナンスを受けた以外は、基本的に5年前の仕様のまま(油脂類は除く)。とくに、最後の6時間耐久を激走したタイヤ(Sタイヤ)は完全に賞味期限切れで、まともなグリップは期待できない状態でしたが、むしろ手探りでマシンの感触を確かめるにはそのレベルで十分との判断でした。

結果としては、午前と午後のフリー走行枠をフルに活用し、賞味5時間で計120LAP以上の周回をこなし、マシントラブルは全く発生せず。
マシンオーナーも含め、参加メンバー全員がマシンとサーキットへの習熟を進めることができました。

ラップタイムは当初かなりバラ付いていましたが、タカタマイスターであるゲストの指導を適宜賜りながら、最終的にはメンバー4名が安定して74秒~75秒のタイムを刻めるようになりました。
これは将来的に、レースの組み立てをする上できっと有利に働くことでしょう。

とはいえ、絶対的なタイムは目標の68秒台には遠く及びませんでした・・・。
ベストタイムがオーナーで73秒台、TAKATAマイスターの腕をもってしても72秒台後半がやっとという状況では、マシンのポテンシャル的に、軽耐レース参戦はまだまだ時期尚早と言わざるを得ません。
私は午後からの参加でしたが、走行台数の多かった午前中はコース上でかなり迷惑をかけていたかもしれませんね・・・^^;。

タイムが伸び悩んだ原因は、タイヤのグリップ不足と、立ち上がりのトラクション不足に尽きるのですが、なにも、軽耐レースに出場することだけが私達がこのキャロルを復活させた目的ではありません。
メンバー全員が"Zoom-Zoom"の世界を体感しながら、自身の運転技術向上を図り、走りのメカニズムを理解していくことも大切な目的なので、焦らずに一歩一歩ステップを踏みながら、身の丈(と、財布の中身)に合った戦闘力向上プランを練り、ポテンシャルアップの過程も楽しんでいきたいと思います。
Posted at 2010/11/27 00:17:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の走り | 日記
2010年10月10日 イイね!

贅沢な移動車

贅沢な移動車三連休の中日は見事な秋晴れとなりました。
絶好の行楽日和、またF1日本GPの決勝生中継もあり、インドアでもアウトドアでもお楽しみ満載といった感じでしたが、実際には午後から家族を置き去りにして一人でお出掛け^_^;。
軽耐久レースへの出場を目指して先日廿日市のショップへ入庫したキャロルのメンテナンスに関する打ち合わせのためでした。

我が家からは片道1時間のごく単純な高速道路往復ですが、こんな一人ドライブの時にこそ担ぎ出したいのが、我が家のファーストカー・RX-7。

そんなわけで、昼食後すぐの出発に向けて、午前中からアタフタと準備を開始。
最初にボディーカバーを外す段階で、昨日までの雨がまだ乾き切っていないことが判明したので、陽の当たる位置までカバーをめくっておいて、乾燥を待つ間にベリーサを洗車することに。
ちょうど昨日のビアンテの撥水効果に気を良くしていたことので、こちらはボディーコーティングの専用リンスを使った水洗い。
大した汚れもないのに突然ケアしてもらえたベリーサはなんともラッキーですが、夏頃には1ヶ月以上放置状態にしていた時期もあったので、せめてもの埋め合わせ、ですかね・・・。

さて、打ち合わせの方は短時間で終了し、再び快晴の山陽自動車道をひた走り、夕方には自宅へ帰還。
僅か1時間の打ち合わせのため、半日掛かりの準備と往復2000円の高速代を費やすのは傍目にも効率的ではありませんが(苦笑)、ひとまず、気持ちよくRX-7との対話を楽しめたのは収穫。
先日エンジンオイルを交換して以降、全体的に回転がスムーズになっていることも、ゴキゲンなドライブに一役かってますね。

とりあえずキャロルの方は、メンテナンスショップの紹介までで一定の道筋を付けることはできたので、今後は広島在住メンバーに徐々に活動をバトンタッチしていきたいと思っています。





Posted at 2010/10/11 03:41:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家の走り | 日記
2010年09月20日 イイね!

課外活動のはじまり

課外活動のはじまりその昔、何かの自動車雑誌で見た記憶が・・・

富士のK4-GPに参戦していたマシンがこのたび長い眠りから目覚め、新たな活動の場を求めて広島にやってきました。
今日は夕方からその入庫立会いがあったので、家族を置いて一人、広島までやってきたというわけでした。

眠りから覚めるや否や、猛暑の中で約1000kmの耐久レースに挑み、無事に完走。
私がマリーナホップで202号車のアクセルターンをハラハラしながら見守っていた間も、キャロルはオーナーの手によって地道な西進を続けていたというわけです。
マシンの到着直後、ちょっとだけ運転させてもらった印象は「なんか、とても楽しそう」。

当面は、仲間内のメンバーの運転訓練用に活用しながら、マシンのリフレッシュと戦闘力向上を図り、近い将来に軽自動車の耐久レースに復活参戦できたら・・・と思っています。
(ヒストリックカーレースじゃありませんよ)

さて、まずはどんなカラーリングにしましょうかね(^^ゞ。

Posted at 2010/09/21 00:24:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家の走り | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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