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先週、マツダデミオに小規模な商品改良が施され、同時に2種類の「13-SKYACTIV SHOOTING STAR」の特別仕様車が新たにリリースされました。

ハロゲンヘッドランプしか選べなかった初期型SKYACTIV車のオーナーにとって、HIDのさらに先を行くLEDヘッドランプを与えられた「SHOOTING STAR」自体、とても羨ましく思える存在だったのに、今回は「SPORT」と「GRACE」という２つの新コンセプトに沿って、さらに個性的な演出が追加されていますね。

こうして、デミオのSKYACTIVグレードに魅力的な装備が加わり、ユーザーの選択肢が増えていけばいくほど、初期型のいわば”素のSKYACTIVモデル”が相対的に陳腐化し、存在感が次第に薄れていくのは致し方ないところ。
シルバー色のリアオーナメントや黒地のセンターミニキャップ、高輝度塗装の純正アルミホイールも誇らしげな最新のSKYACTIVグレード勢を街で見掛けるたびに、ついつい羨望の眼差しを向けてしまうわけです。
今回の「SHOOTING STAR GRACE」も、レイザーブルーの再来と思わせる専用色・ブルーリフレックスマイカ、ベリーサの上質な内装を想起させるピアノブラック調のべゼル、シックな茶色の専用シートなど、私たち夫婦のツボにかなりハマる特別装備が目白押し・・・^_^;。

でも、今回はあえてSKYACTIVの初期モデルを持ち上げてみたいと思います。

2011年の夏、マツダは新世代技術”SKYACTIV TECHNOLOGY”のイメージキャラクター（正しくは”アンバサダー”）として、サッカー日本代表の長友佑都選手を起用。
「できるはず！」のCMメッセージとともに、まずは直噴SKYACTIV-G 1.3エンジンを得たデミオが、『リッター30キロ』という強烈なインパクトを携え華々しくデビュー。
以降、マツダのSKYACTIV技術搭載車は、2013年5月発売のビアンテで第6弾まで展開済み。中でも第3弾のCX-5と第4弾のアテンザは、パワートレイン系だけでなく、車体系やシャシー系までSKYACTIV技術で刷新された”フルSKYACTIV”モデル。先日発表された新型アクセラもこのフルバージョンに該当するわけですから、ホントここ最近のSKYACTIVモデルの増殖ぶりには目を見張るものがあります。

"第3のエコカー"というコトバがまだ生まれていなかった2年前。
環境に優しい新世代のクルマとしてHV/EVばかりが注目され、税制上の厚遇を受ける中、あえて既存の内燃機関の限界に挑むという、まさにアンチテーゼの如く聞こえたマツダ独自の視点や戦略、その意気込み（開き直り？）にすっかり私が心を打たれてしまい、「今応援しないでどうする！」とばかり、半ば衝動的にSKYACTIVデミオの購入に至りました。
先行きが全く不透明な中、自らの革新技術を信じて背水の陣で臨んだマツダが、その後の日本でのクリーンディーゼル旋風に代表されるように、各国で一定の存在感を示すことに成功し、徐々に以前の勢いを取り戻しつつある現状はファンとして素直に嬉しいし、暗黒からの脱却劇には胸のすくような思いさえします。

反転攻勢に転じたマツダがやがて完全復活を果たし、随分後になってその歴史を振り返ろうとした時、SKYACTIV技術を核とした一連の起死回生劇のターニングポイントになったクルマが第一弾のデミオか、あるいは第三弾のCX-5か、議論が分かれることになるかもしれません。
おそらく、販売規模や収益性を考慮すれば、マツダ再建の実質的な立役者（車）は、すでに全世界で20万台以上を売り上げたフルSKYACTIV車・CX-5であることは論を待たないでしょう。
しかし私は、SKYACTIV技術の集大成・CX-5が登場する半年も前に、既存車体へのエンジン移植だけで燃費を3割改善して「30km/L」を実現。"SKYACTIV恐るべし"の強いインパクトを与え、その後のアクセラ、CX-5と続く道を切り開いたSKYACTIVデミオこそ、ターニングポイントの主役に推したいと思うのです。

打者一巡の猛攻劇で大逆転を果たした決定的イニングであっても、もし先頭バッターの出塁がなかったら、塁上で相手バッテリーに揺さぶりを仕掛けなかったら、試合の流れを引き寄せることもなく三者凡退・・・というケースだって十分にあり得るわけですからね。
とかく、試合を決定付けたクリーンナップの殊勲打に目が行きがちですが、そこへ繋ぐ打者がいかに価値ある攻撃を仕掛け、形勢逆転に向けた突破口を開いていたかも見逃せないポイントだし、それまで試合の主導権が相手側にあったのであれば、なおさら意義深いと思うんですよね。

そんな想いを巡らせながら、我が家のSKYACTIV号を見つめていると、ブルーリング入りの昼行燈なハロゲンランプも、今となってはド派手で浮き気味な青いエンジンカバーも、そう遠くない将来に無意味となるであろう「SKYACTIV専用カラー」のアクアティックブルーマイカも、それはそれとして、あの歴史的瞬間にクリーンヒットを放った殊勲の先頭バッターの"生き様"として記録に留めておきたい・・・そんな想いに駆られてくるから、不思議なものです。
（半分は自己弁護っぽいですけどね　笑）


さてさて、先日、やがて登場するであろう次世代デミオへの代替を匂わせたところ、家族から思わぬ猛反発を喰らった青いSKYACTIV号(^_^;)。
移り気な私の買替え構想がお蔵入りすることになり、このまま青デミオが我が家で長く生き長らえていくとしたら、最新のSKYACTIVモデルの魅力的なアイテムを部分導入しながら梃入れを図っていくよりも、あくまで初期型のフルオリジナルを貫いていった方が、私の購入動機にも忠実で、むしろ色褪せぬ輝きを放ってくれる道ではないかと思います。

そんな青デミオに待ち受けている次の（数少ない）モディファイ計画といえば、それは夏タイヤの交換。
昨年導入した超軽量アルミホイール「ROZEST DE-01」に続き、タイヤもダンロップの「エナセーブ premium」あたりと組み合わせ、贔屓のブランドでお揃いにしておきたいところ。

え？それではフルオリジナルから乖離する方向だって？
いえいえ、ポイントはお役御免となった純正タイヤ（YH ASPEC blueEarth）の後処理。
これを廃棄せずに、オリジナルの純正アルミホイールと再び組み合わせておけば、いつでも簡単に納車当時の姿にカムバック可能、というシナリオなのです(^o^)。

ま、何だかんだいっても、実際のところ、青デミオの長期所有に立ちはだかる差し迫った課題は、私とCVTとの相性改善でしょう(苦笑)。
というわけで、本日も、私の流儀に全く合わない「ガバッと踏み込む」メリハリを付けた意識的なアクセルワークを、デミオをドライブする時に限定して適用するという、高度な意識改革に励んでいるところです(涙)。

今朝は少し早起きをして、SKYACTIVデミオで自宅を出発。

いつもならそのままクリーニング店に直行するところですが(笑)、今回は経由地を設定。
遠回りルートの折り返し地点に選定したのは、市西部の福川地区にある「長田海浜公園」。
この海水浴場周辺でキス釣りのスポットを探してくる・・・という名目で、久々に（燃費稼ぎの）プチドライブを敢行したのでした(^o^)。

・・・とはいえ、僅か往復25kmという短い距離では、"超"プチドライブと形容した方がよさそうなレベル。
すでにデミオのマイレージが200㎞を超えていたこともあって、出発前のMIDの平均燃費値「11.4km/L」の上昇ペースは鈍く、小一時間のドライブ後、「11.9km/L」まで上昇したにとどまりました。
机上で計算した本日の区間燃費も「19.10km/L」で、残念ながら、いつもの"20km/L超"は達成できず。

それよりも何よりも、完全にアテが外れてしまったのは・・・肝心の釣り人の姿が全く見えなかったこと(^_^;)。

つい先日、午前中に訪れたときは、潮干狩りや水遊びなどに興じる家族もいて、砂浜や護岸はごった返していたというのに、少々時間が早過ぎたとはいえ、辺りはひっそりと静まり返っていたのです・・・。
たしかに、ほぼ満潮の時刻で釣りには不適なタイミングではあったのですが、太公望に一人も会えないとなると、今回は収穫ゼロといわざるを得ませんね(^_^;)。

もしや、このスポットではキスの季節は終わってしまったのかも？？？・・・ネットや釣具店でしっかりリサーチしてみることにします。

毎朝、出勤前の恒例作業となっているのが、マイカーの窓拭き(^_^;)。
昨晩は偶々私が駅から徒歩で帰宅したので、玄関先に実家のアテンザワゴンの姿はなく、対象となるのはSKYACTIVデミオのみ。

普段であれば、アテンザ→デミオの順に作業をするので、時間に余裕がない朝はついついデミオのリアドアガラスを省略してしまうこともあるのですが、今朝はそんな心配もなく、正規のフルコースメニュー(＾＾)。
とはいっても、デミオのガラス面は全部でもたった6面しかなく、その面積もコンパクト。アテンザやビアンテ（何れも10面）に比べれば遥かに楽チンで、むしろ、リアドアガラスだけ省く方が不自然なくらいです(苦笑)。

そんなわけで、6つのガラス面に加え、前後ドアのアクリルバイザーやドアミラー鏡面もキレイにして、あっという間に作業は完了。

少なくとも私の場合、ガラス面に残った汚れで運転視界が遮られるのは、極めて不快で堪え難い事態。
何より、周囲の安全確認や危険予知の大きな妨げにもなり兼ねないので、たった数分間の作業でそうした危険かつ忌わしいシチュエーションが少しでも回避できるならば、まさにおやすい御用。
しかも、濡れたクロスを持つ手が凍りつくような冬場の辛さはもうとっくにありません。
ハンドルを握る自分自身や家族の安全を思えば、ここで労力を惜しむ理由など皆無ですよね(^^)。

そういえば、今朝はいつもより多めに茶色い粉がクロスに付着しましたが・・・
ここ数日、また遠方からの飛散物が勢力を拡大してきているのでしょうか？

いよいよGW連休の第2ステージ、待ちに待った平日休みの部がスタート(^o^)。
なにせ、朝の子供たちの登校サポートが終われば完全な自由時間がやってくるのですから、先送りになっていたタスクの消化に充てるも良し、新たな悪巧みの決行に充てるも良し、です。

で、本日は月末の用事をアレコレ片付けながら、我が家のデミオ、ビアンテ、RX-7を少しずつメンテナンス。

先頭バッターのデミオは、外装の樹脂部分にクレポリメイト（保護つや出し剤）を塗り込み。
黒い樹脂部分が多かったベリーサではわりと定期的に行っていたこの作業も、このSKYACTIVデミオでは1年9ヶ月目にして初めての実施。
といっても、フロント周りではグリルバーとフォグランプべゼルのみであまり効果が目立つものではありませんが、新車時のような黒々としたツヤが復元し、さり気ないリフレッシュが完了(^^)v。
これはもう自己満足の世界という感じですね。

さてさて、掲題のクローン騒ぎは・・・昨日の夕方に起こりました。

家族で市西部のショッピングモールに向かっていた時、街道沿いのとあるパチンコ店の駐車場に、アクアティックブルーのSKYACTIVデミオを発見したのです。
実は最近、周南市内ではこの色のデミオがジワジワ増殖しているようで、外出するたびに遭遇する確率が高くなってきていたのです。
「やっぱ、確実に増えたよなぁ・・・」
あらためてそう感じつつ、その傍をゆっくり通過しようとしていた私は、そのデミオの足元にふと目が止まりました。

それは、SKYACTIVデミオ用の軽量14インチアルミでもなく、現在の標準仕様である純正ホイールキャップ（スチールホイール）でもなかったのです。
この界隈で見掛ける青緑デミオは、十中八九「純正仕様」なので、この事実だけでも注目に値しますが、驚いたのはそのホイールデザイン。
遠目に見る限りでは、リムやスポークの一部がやや控え目に光沢を放つ様子といい、その不均等なスポークデザインといい、我が家のデミオが履く「ROZEST DE-01」とソックリだったのです！

マツダのお膝元の広島でも防府でもないここ周南で、我が家のSKYACTIVデミオと瓜二つの外観仕様が真っ先に拝めるとは、なんとも感慨深い出来事。
これは、キレイな外観と引き締まった足元でさり気なくSKYACTIVデミオをアピールしてきた甲斐があったというものです・・・
いや、待てよ
私が「マツダレンタカー（※当時）のデミオに間違われないように」差別化計画を発動したのが、購入から数ヶ月後。それから紆余曲折があって、最終的にDE-01ホイールを装着したのはさらに数ヶ月後なので、案外、我が家の方がクローンだったりして(爆)。

いやー、街で青緑デミオとすれ違うのが今後ますます楽しみになってきました(^o^)。

最近、あまり話題に上らない我が家の青デミオ・・・。

2013年の目標を「SKYACTIVらしい燃費！」と掲げ、大きなプレッシャー・・・もとい、さらなるデミオの奮起を促す私との心の距離感は一進一退といった感じですが、当然ながら、我が家のガレージの大切な一員であることには変わりありません。
決して放置されているわけではなく、いつものように日々の嫁さんの足として活躍し、いつものように週末に小まめな洗車ケアを受けております(^O^)。

そんなデミオに先週末、2つの「初めて」の出来事が起こりました。

一つ目の「初めて」は・・・画像に示した通り、『ツヤ・撥水強化剤』なるものを塗ったこと。

我が家のデミオ、納車時に「MG-1ボディーコーティング」というガラス系コーティングを施工していますが、その効果維持をディーラーが保証するサポート期間（1年）は昨夏をもって終了。
最近では、カーポート先頭での露払い役が祟ったのか、広いボンネット面の水弾き性能の低下が目に付くようになったので、ようやく、付属メンテナンスキットの溶剤を用いて対策を講じてみる気になったというわけ。
で、今回その「ツヤ・撥水強化剤」を塗ってみたのは、ボンネット面と「左フロントドア」。
実は、昨年8月に左リアドアとサイドシルのキズ修理をした際、色合わせのためフロントドア一面にも塗料を噴いていたらしく、隣り合うフロントフェンダーと比べて著しく撥水効果が劣っている事実に、最近になってやっと気が付いたのです(笑)。
作業の方は専用クロスでただ溶剤を塗り広げるだけという単純なものだったので、これでどれくらい水弾き性能が復活するか、注目です。

そして、二つ目の「初めて」は・・・直近の満タン給油で、MIDの平均燃費値（＝12.9km/L）と実測値（＝12.86km/L）が、ほぼピタリと一致したこと。
購入から1年8ヶ月、通算30回目の満タン給油で初めて起きた現象です。
ではその要因は何かと尋ねられたら・・・正直なところ不明(苦笑)。
強いていえば、私が過去に燃費稼ぎのプチドライブでMIDの表示値を嵩上げした時は決まって、実燃費との乖離が大きくなる傾向にあったので、今回はそんな裏工作が一切なかったことが奏功したのかも？

そんなデミオの「初めて」報告２つ。
お次はぜひ、「初のリッター●●キロ突破！」といきたいところですねぇ・・・(^_^;)。